月額料金の安さがうりのBroad WiMAX。
WiMAX自体が以前に比べてエリアが改善し、3日で10GBという通信容量の上限が撤廃となったことでかなり使い勝手もよくなりました。
本記事では、そんなBroad WiMAXの料金やメリット・デメリットを実際の口コミも含めて解説していきます。
料金 | 通信 速度 |
エリア | |
楽天モバイル | ◎ 無制限 3,278円 |
◯ | ◯ |
GMOとくとく BB WiMAX |
△ 無制限 3,762円〜 |
◎ | ◯ |
ZEUS WiFi | ◯ 100GB 3,212円〜 |
△ | ◎ |
Point
- 楽天モバイル・・・コスパ◎、総合点No.1
- GMOとくとくBB WiMAX・・・通信速度◎
- ZEUS WiFi・・・エリアの広さ、繋がりやすさNo.1
Broad WIMAXの詳細(料金、キャッシュバック、プランなど)
BroadWiMAXの概要について早速確認していきましょう。
プラン | ギガ放題 コスパDX |
ギガ放題 縛りなしDX |
契約期間 | 2年 | なし |
初月 | 1,397円 | 1,397円 |
1〜36ヶ月目 | 3,773円 | 3,960円 |
37ヶ月目〜 | 4,818円 | 4,950円 |
キャッシュ バック |
なし (他社違約金負担あり) |
|
容量制限 | なし (3日で15GBの制限も廃止) |
|
下り最大 通信速度 |
4.2Gbps | |
通信容量 | なし | |
契約期間 | 2年 (違約金4,818円) |
なし |
端末代 | 31,680円 (880円×36回払い) モバイル端末・ホームルーター端末共通 |
|
オプション | プラスエリアモード 1,100円 (利用した月のみ請求) |
|
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
月額料金はWiMAXの中で安いが、長く使うと高くなっていくので注意
プラン | ギガ放題 コスパDX |
ギガ放題 縛りなしDX |
契約期間 | 2年 | なし |
初月 | 1,397円 | 1,397円 |
1〜36ヶ月目 | 3,773円 | 3,960円 |
37ヶ月目〜 | 4,818円 | 4,950円 |
月額料金はWiMAXの中でもトップクラスに安いです。
ただ利用期間に応じて料金が高くなっていく点には注意が必要です。他のWiMAXでもよくある料金体系ですが、長く使えば使うほどに損することになる為、WiMAXは3年おきに乗り換えることを前提としておいた方が良いでしょう。
キャッシュバックはないが、他社違約金負担あり
BroadWiMAXではキャッシュバックがありません。
しかしモバイルWiFiの中では珍しく他社から乗り換えた際にかかる解約違約金が最大19,000円まで負担して貰える特典が行われています。
月間容量は無制限
Broad WiMAXに限らず、現在のWiMAXは5Gにも対応し、月間のデータ容量は無制限となっています。
以前までのWiMAXは無制限と言いながら3日で10GBを超えると翌日に速度が制限されるという難点がありましたが、現在はその3日制限も廃止となり使い勝手はかなり良くなったと言えるでしょう。
端末代、端末スペック
どのWiMAXでも端末を購入する必要がありますが、Broad WiMAXの端末代は31,680円、880円×36ヶ月間の分割で支払うという形になります。
なお、現在扱われている端末は以下の通りです。
モバイルルーター | ホームルーター | |
端末 | ||
Speed Wi-Fi 5G X12 |
ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
|
端末代 | 31,680円 (880円×36回払い) |
|
最大 受信速度 |
3.9Mbps | 4,2Gbps |
連続 通信時間 |
9時間 | – (電源使用) |
同時 接続台数 |
16台 | 32台 |
重量 | 174g | 635g |
WiMAXは場所を問わずに使うことができるモバイルルーターと、自宅用のホームルーター(電源につなぐ分、WiFiが強く同時接続台数も多い)があります。
ただ端末代は同じですから、利用用途に応じて申し込み画面から選びましょう。
契約期間は2年またはなし
Broad WiMAXは2年契約と契約期間に縛りがないプランが選べます。
解約違約金が4,818円と安いこともあり、両者のプランに料金差はそこまでありませんが、基本的には2年契約を選ぶのが良いでしょう。
そもそもBroad WiMAXに限らずWiMAXは端末代がそこそこ高く、分割払いとなっていますから、短期間の利用とわかっているのであれば他のモバイルWiFiを選ぶことをおすすめします。
プラスエリアモード
プラスエリアモードとは、WiMAXの回線が繋がらないエリアでau回線が30GBまで利用できるオプションです。
月1,100円のオプションですが、申込みは不要でプラスエリアモードに切り替えた月のみ料金が請求される形で、使わなかった月はかかりません。
なお通常モードとプラスエリアモードは端末にて切り替えることができます。
以前までのプラスエリアモードは月間7GBまでしか使える、かつ7GBを超えるとWiMAX回線利用時も月末まで128kbpsに制限されるというかなり使いにくいものでした。
ただ現在は容量が30GBにアップした上、使い切っても通常モードは速度が制限されずに快適に使うことができるのでかなり使い勝手は良くなったと言えるでしょう。
支払い方法
Broad WiMAXの支払方法はクレジットカードと口座振替対応しています。
ただ口座振替を選択した場合、後述する「初期費用無料キャンペーン」の適用を受けることができず、余計に20,743円かかります。
その為、実質的にはクレカ払いのみだと言えるでしょう。
もし口座振替やコンビニ払いが良いなら、ZEUS WiFiがおすすめです。
初期費用無料キャンペーンについて
Broad WiMAXでは、事務手数料の3,300円や端末代の31,680円とは別に、初期費用として20,743円が設定されています。
ただこの初期費用は以下の条件を満たせば無料となります。
- Webフォームからお申込み
- お好きなプランでお申込み
- クレジットカード払いを選択
- 安心サポートプラス・My Broadサポートの2つのオプションに初回加入 (即解約可)
初期費用はかなり高額であり、条件が満たすしかありません。オプション加入は即解約できますから大きな問題ないですが、支払い方法に関しては実質的に口座振替を選択できず、クレカ払いを選ぶしか無いということです。
ちなみにこの初期費用というのは他のWiMAXにはそもそもないもので、無料になるからといって他社よりもお得になるわけではありません。
WIMAXの特徴、プロバイダによる違い、他のモバイルWiFiとの違い
では一旦ここで、WiMAX自体の特徴やプロバイダごとで何が違うのか、そしてWiMAX以外のモバイルWiFiとの違いについて紹介します。
WiMAXの特徴(プロバイダ共通)
WiMAXはUQコミュニケーションズ株式会社が提供しているモバイルデータ通信サービスです。
同会社は「UQ WiMAX」という名称で販売しています。
またWiMAXは、UQコミュニケーションズ以外の多くのプロバイダ(販売代理店)から異なる名称(GMOとくとくBB WiMAXなど)で販売されています。
ただプロバイダが異なっていても使用する回線、通信速度、データ容量など通信に関する部分は共通しており、どこで契約しても同じです。
回線の種類、エリア
WiMAXは現在「WiMAX+5G」というサービス名称に、以前のWiMAX 2+から利用できる回線が増加、それに伴い回線品質がかなり向上しました。
【WiMAX+5Gで利用できる回線】
- WiMAX 2+回線
- au5G回線
- 一部のau4G LTE回線
従来のWiMAX回線に加え、au回線も使えるようになった為、エリアは拡大しています。
「WiMAX 2+」の時はエリアが狭かったり、地下や建物内でで繋がりにくいといったデメリットがあり、実際に「繋がりにくい」という口コミは多かったのは事実ですが、現在はかなり改善されたので使い勝手は間違いなく良くなっています。
通信速度
WiMAXは端末が優秀で最大3.9〜4.2Mbpsまで対応しています。ただ実測値はそこまで速くはありません。
以下はUQ WiMAXが公表しているWiMAXの速度結果です。
エリア | 平均下り 速度(Mbps) |
平均上り 速度(Mbps) |
|
モバイル ルーター |
東京 | 96.03 | 14.85 |
大阪 | 68.48 | 8.0 | |
ホーム ルーター |
東京 | 64.46 | 10.84 |
大阪 | 117.46 | 42.144 |
引用:https://shop.uqwimax.jp/shop/guide/speed/
実測値で比較すると、光回線>キャリアのスマホ>WiMAX>他のモバイルWiFi。
モバイルWiFiというくくりではかなり優秀です。
ちなみに高画質の動画視聴に必要な速度は5〜10Mbpsですから、十分な速度です。
データ容量は無制限
「WiMAX 2+」から「WiMAX +5G」へ切り替わったことで、データ容量は以下の通りと変更されています。
- 月間データ容量・・・無制限
- 3日総量制限・・・なし(以前は3日で10GB)
- プラスエリアモード・・・au回線30GBまで(以前は7GB)
3日総量制限がなくなったのはかなり大きなメリット、容量を気にせずに使うことができるようになったので使い勝手はかなりましています。
ただし、「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。」という文言がある為、あまりに過剰に使った場合は速度制限される場合もある点には注意が必要です。
auスマートバリューやUQモバイル自宅割セットの適用
WiMAXはどのプロバイダで契約してもauスマホとのセット割(スマートバリュー)やUQモバイルとのセット割(自宅セット割)が適用されます。
- スマートバリュー(au×WiMAX)・・・最大月1,100円/回線
- 自宅セット割(UQモバイル×WiMAX)・・・最大月1,100円/回線
割引はWiMAX一つで家族の回線全てに適用(スマホ4回線で最大4,400円の割引)。かなり大きいので、WiMAXを使うのであれば合わせてスマホもauもしくはWiMAXに乗り換えを検討してみましょう。
プロバイダ(販売代理店)によって異なる点
WiMAXはさまざまなプロバイダから販売されており名称も異なります。
なおWiMAXのプロバイダは販売代理店のことを指す言葉であり、光回線で使われるプロバイダとは意味が異なります。
プロバイダによって異なる点は以下の通りです。
プロバイダごとでの差 | |
回線 | 同じ |
エリア | 同じ |
通信速度 | 同じ |
月額料金 | 異なる |
特典 (キャッシュバック等) |
異なる |
契約期間 | 異なる |
解約違約金 | 異なる |
端末代 | 異なる |
料金に関する部分が異なるというのは主な特徴です。
使う回線自体は同じなので、WiMAXは安くキャッシュバックが多いところを選ぶことをおすすめします。
他のモバイルWiFi、ホームルーターとの違い
モバイルWiFiにはWiMAXのとクラウドSIM型モバイルWiFiがあります。
回線 | WiMAX | クラウドSIM |
月額 料金 |
無制限で 4,000円台 |
〇100GBで 3,000円台 |
速度 | ◎ |
○ |
エリア | ○ au回線も利用可 |
◎ 3大キャリア |
制限 | ◎ 無制限 (au回線は15GB) |
○ 20~100GB |
クラウドSIMは3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線を借りて通信サービスを提供しているモバイルWiFiで、主要なものにはTHE WiFi、ZEUS WiFi。があります。
WiMAXに比べると、容量が選べて料金が安く(100GBでも3,000円代)、エリアも広いというメリットがありますが、通信速度が遅い傾向にあり安定性も低い(時々極端に遅くなる)というデメリットがあります。
またホームルーターはWiMAX以外にドコモ回線を使う「ドコモ home 5G」やソフトバンク回線を使う「モバレコAir」があります。
ホームルーターとの違いは以下の記事で紹介しています。
他の主要WiMAXプロバイダと比較
3年実質 料金 |
月額料金 | キャッシュ バック |
端末 | 契約 期間 |
詳細 | |
Broad WiMAX |
4,587円 | 初月:1,397円 1〜36ヶ月:3,773円 37ヶ月〜:4,818円 |
なし (違約金負担あり) |
31,680円 | 2年 | 公式 |
GMOとくとく BB WiMAX |
4,049円 | 初月:1,375円 1〜35ヶ月:3,762円 36ヶ月〜:4,807円 |
15,000円 | 27,720円 | 実質 なし |
公式 |
カシモ WiMAX |
4,295円 | 初月:1,408円 2ヶ月~:4,378円 |
なし | 実質無料 (型落ち) |
なし | 公式 |
UQ WiMAX |
4,703円 | ~13ヶ月:4,268円 14ヶ月~:4,950円 |
なし | 19,800円 | なし | 公式 |
Broad WiMAXは3年というスパンで考えた場合の料金は割高。
月額料金こそ安いですが、キャッシュバックがなく端末代が高いことが原因で最も安いGMOとくとくBBに比べて1ヶ月平均400円以上(3年で1万2,000円以上)も高くなります。
他の人気モバイルWiFiと比較
モバイル WiFi |
タイプ | 月額料金 | 2年 実質料金 (※) |
特典 | 端末代 | 公式 |
Broad WiMAX |
WiMAX | 初月:1,397円 1〜36ヶ月:3,773円 37ヶ月〜:4,818円 |
5,131円 | なし | 31,680円 | 公式 |
GMO とくとく BB WiMAX |
4,049円 | 初月:1,375円 1〜35ヶ月:3,762円 36ヶ月〜:4,807円 |
15,000円 | 27,720円 | 実質 なし |
公式 |
THE WiFi | クラウド | 100GB:3,828円 | 100GB:3,036円 | キャッシュバック 19,000円 (ポイント) |
0円 | 公式 |
ZEUS WiFi |
クラウド | 【〜24ヶ月】 30GB:2,361円 50GB:3,106円 100GB:3,212円 【25ヶ月〜】 30GB:2,508円 50GB:3,278円 100GB:3,828円 |
30GB:2,326円 50GB:3,040円 100GB:3,196円 |
3ヶ月割引 | 0円 | 公式 |
料金だけで見ればTHE WiFiやZEUS WiFiが安く使えます。
ただWiMAXとしてのメリットは大きい(無制限・通信速度が速い)ので、利用用途に応じて選ぶのが良いでしょう。
Broad WiMAXのキャンペーン詳細
ここでは、Broad WiMAXのキャンペーンについて申請方法等を解説します。
他社からの乗り換え時、最大で19,000円の違約金負担キャンペーン
BroadWiMAXの「違約金負担キャンペーン」は、すでに光回線やモバイルWiFiを利用している人を対象に、契約期間内での解除にかかる解約金を最大19,000円まで負担してくれるサービスです。
モバイルWiFiにしろ光回線にしろ、解約金は1~2万円程度かかることもあるのでほぼほぼ負担してくれるので、今の回線に不満を持っている人にとってはありがたい制度だと思います。
違約金負担キャンペーンの注意点
お得な違約金負担キャンペーンですが、以下の条件を満たさなくては利用することができません。
- クレジットカード払い
- 安心サポートプラス、MyBroadサポート加入(初月無料、即解除可)
また以下の場合にはキャンペーンが適用されないため注意が必要です。
- すでにBroad WiMAXに登録済の場合
- 負担金振り込み前の解約、初期契約解除制度適用の場合
- 端末代金の未払い分は対象外
他のWiMAXの端末代や光回線の工事費用は分割料金をを月々割引していく「実質無料」という形になっているケースが多いです。
そのため途中解約すると、割引されなかった分の端末残債が請求されてしまいます。
違約金負担キャンペーンでは、たとえ19,000円以内の残債であったとしても、端末代金分は支払われないため注意が必要です。
違約金負担キャンペーンの手順
違約金負担キャンペーンは、請求された違約金額をBroad WiMAXに提出し、負担金を振り込んでもらいます。
手続きは以下の流れで行いましょう。
- 公式から申し込み
- 他社を解約
- 違約金を立て替えで支払い
- 請求、支払いした金額がわかる書類をメールで送付(shop@wimax-broad.jp宛)
- 返信が来たら案内に従って口座を伝える
- 指定口座にキャッシュバック
1と2は前後しても問題ありません。
違約金の金額がわかる書類は、解約したプロバイダからメールやpdfデータ、郵送で送られてくるケースが多いです。
基本的に再発行などはしてもらえないため、送られてきたら消してしまわないようにしましょう。
書類(メール文面の場合はスクリーンショットなど)が来たら「shop@wimax-broad.jp」宛にメールを送ります。件名や本文に「違約金負担キャンペーン申請について」などと明記しておくとわかりやすいですね。
書類を送り、不備等がなければ口座指定のための返事が届きます。案内に従って口座情報を連絡しましょう。
もし不備があった場合はBroad WiMAXから電話が来ます。
書類が足りない、などということもあり得るので、解約したプロバイダの違約金に関するメールやデータはすべて捨てないでとっておいた方がいいでしょう。
申請から負担金受け取りまでは個人差がありますが、だいたい1カ月前後で違約金分の金額が指定口座に振り込まれます。
違約金0で固定回線に乗り換えられるいつでも解約サポート
契約してみたものの、WiMAXじゃ物足りなかったときに便利なのが、固定回線や他のモバイル回線に違約金なしで乗り換えが可能な「いつでも解約サポート」です。
BroadWiMAX指定の回線への乗り換えであれば、違約金をかけずにWiMAXを解約することができます。
申し込みは電話もしくはWEBのお客様サポートページから受け付けています。
電話番号 | 0120-187-727(通話無料) 11:00~18:00(月~金) |
|||
WEB | お客様サポートページ ページ下部の 「WEBからのお問い合わせ」を選択 |
連絡をすると解約、契約の手続きなどはBroad WiMAX側がすべて行ってくれます。
新しい回線が開通するまでは手持ちのWiMAX端末を使うことが可能なので、ネットが使えない期間がないのもうれしいですね。
万が一先にBroad WiMAXを解約した場合でも、いったん違約金を払い、後からキャッシュバックで返金してもらえます。
いつでも解約サポートの注意点は以下の通りです。
- 1年間は再度同サービス適用不可
- 乗り換え先での初期契約解除不可
- 乗り換え先での初期費用(工事費、事務手数料など)は必要
Broad WiMAXのメリット
ではあらためて、BroadWiMAXのメリットを他社との比較も踏まえて確認していきましょう。
BroadWiMAXで契約するメリットは次の通りです。
- auスマートバリューが適用可能
- 口座振替での支払いが一応可能
- 最短当日受け取りができる
注意点もあるため一つずつ確認しましょう。
auスマートバリューが適用可能
auスマホを利用している場合、月額料金を最大1,100円割引できる「auスマートバリュー」も適用が可能です。
またUQモバイルでも自宅セット割の適用が可能でau同様最大1,100円の割引を受けることができます。
口座振替での支払いが可能
BroadWiMAXはWiMAXプロバイダの中でも珍しい口座振替が可能なプロバイダです。
しかしいくつか欠点があるため、正直あまりおすすめはできません。
- 手数料220円がかかる
- 初期費用割引キャンペーン(Web割)が使えない
- 違約金負担キャンペーンが使えない
特に2つめの初期費用が割引されないのが最も大きなデメリット。18,857円の負担はかなり大きいです。
どうしてもという場合を除いてはクレジット払いにすることをおすすめしますし、どうしても口座振替が良いならZEUS WiFiをおすすめします。
最短即日発送なのですぐに使える
BroadWiMAXは13時までの申し込みで最短即日発送。早ければ契約した翌日には端末が届きます。
3~4月の新生活シーズンや新端末の発売直後で在庫がない場合など、発送まで数日かかることもありますが、他プロバイダのように何週間も音沙汰なしなんてことはありません。
Broad WiMAXのデメリット
BroadWiMAXの契約にはデメリットもあります。
- クラウドSIMのモバイルWiFiよりも繋がりにくい
- 契約時にオプション加入が必須
- キャッシュバックもなく3年間の利用なら特ではない
気を付けていないと大きく損をしてしまうこともあるためよく確認しましょう。
クラウドSIMに比べると繋がやすさは劣る
以前に比べるとWiMAXでもかなり繋がりやすくなりました。
しかし3大キャリアの回線を使うクラウドSIM型モバイルWiFiに比べると、繋がりにくく特に地下は弱い稀有以降にあります。
プラスエリアモードオプションでau回線に切り替えて使えば問題ないのですが、このオプションは月1,100円の有料オプション。
時々なら良いですが、毎月使わざるを得ないような状況ならクラウドSIM型モバイルWiFiの方が良いでしょう。
割引適用にはオプション加入必須
Broad WiMAXの初期費用無料のキャンペーンを適用させるにはクレジットカード払い、WEB申し込みの他に、2つのオプション加入が条件となっています。
オプション | 内容 | 料金 | ||
安心 サポート プラス |
端末が故障した際に、無料で修理が行える サービス。故意、紛失、盗難の場合は対象外。 |
605円 | ||
MyBroad サポート |
パソコン周辺機器の操作がわからなかった時など に電話などでサポートを受けられるサービス。 ほか、Broadメールやセキュリティなど。 |
997円 (2カ月無料) |
不必要な人にとっては無駄に月額料金がかかる邪魔な存在です。
MyBroadサポートは2カ月以内に解約すれば月額料金を支払う必要はありませんが、安心サポートプラスは初月が無料にならないため、すぐに解約しても605円がかかってしまいます。
オプションは会員ページから無料で解約が可能。
少々面倒ではありますが、手続き自体は簡単なので端末が届いたらすぐに解約してしまいましょう。
キャッシュバックがなく、最初の3年間は他社より高い
BroadWiMAXが進化を発揮するのは4年目以降の料金。他社が4年目から大きく月額料金をあげるのに対してBroadWiMAXは変わらず使えるので、37ヶ月目からは他社に比べてかなり安いです。
ただ端末代の分割払いが終わる3年間だけ使おうというのであれば、正直おすすめできないというのも事実。
キャッシュバックがないだけではなく、月額料金も他社より100円ほど高いので、メリットがありません。
Broad WiMAXの契約方法と解約方法
Broad WiMAXの契約や解約の方法は、以下の通りです。
Broad WiMAXの契約方法
Broad WiMAXは公式WEBページか電話で申込みが可能とありますが、WEB申し込みをしないとキャンペーン適用外となってしまいます。
契約前に電話で契約内容を確認することは可能ですが、申し込み自体はWEBから行うようにしましょう。
契約に必要なのは基本的に「クレジットカード」のみです。
申し込みの前にピンポイントエリア判定でエリアをチェックするのも忘れずに。
手順1)「お申込みする」ボタンを選択。わからないことがあるときは「チャットで質問」。
まずは公式サイトの「お申込みする」ボタンを選択します。
ここから基本は流れに沿って回答していくだけ。難しい箇所はありませんが、もしわからないことがあったらチャットで質問することも可能です。
手順2)「申し込みフォーム」で希望商品を選択
まずは申し込み台数。ほとんどの人は1台でしょうからノータッチでOKですが、もし2台以上申し込みたい場合はそのように選択しましょう。
選択肢は3台まで選ぶことができます。
手順3)料金プランを選択
2年契約のプラン、縛りなしのプラン、いずれにするかを選びましょう。
手順4)端末、セット商品・オプションを選択
端末はモバイルWiFiとホームルーターから選ぶことができます。
どちらを選んでも料金は同じなので、希望にあったものを選びましょう。
手順5)お客様情報の入力
氏名や住所などを入力します。
メールアドレスはgmailなどのフリーメールでも問題ありませんが、「info@wimax-broad.jp」、「shop@wimax-broad.jp」からのメールを受け取れるように設定しておきましょう。
クレジット払いの場合本人確認はクレジットカードで行うため別途書類等は必要ありません。
口座振替の場合は、後日別途本人確認のため連絡が来ます。
最後に重要事項等を確認し、チェックを入れたら申し込みは完了です。
申し込みが完了すると「shop@wimax-broad.jp」から申し込み完了メールが自動送信されます。
その後審査などが終了すると「お申込完了のお知らせ」というタイトルの契約完了メールが「info@wimax-broad.jp」から届くので両方確認しましょう。
その後発送準備が整うと「端末発送のお知らせ」、店舗受取の場合は「お渡し準備完了」のメールが届き、端末を受け取れる状態になります。
Broad WiMAXの解約方法
Broad WiMAXの解約方法を確認しましょう。
オプションの解約と、回線契約の解約では窓口が異なるため注意が必要です。
回線の解約は25日までに解約受付窓口へ連絡しよう
回線の解約は電話もしくはWEBの契約解除申請フォームで受け付けています。
おすすめは通話料金のかからないWEBからの解約です。
さらに、Broad WiMAXでは違約金なしで解約できるのは、更新月の1日~25日まで。
26日~月末は解約手続き申請を受け付けていない点に注意しましょう。
電話番号 | 050-5212-7322 | |||
受付時間 | 11:00~18:00(月~土/年末年始除く) |
サポートセンターの連絡先は上記の通り。
しかし受付時間が短いため、日中働いている場合はなかなか連絡できないといった懸念も。
さらに、口コミでは「電話がつながらない」「待たされた」といった意見もあります。
月の始め1日~3日や、解約締め切りぎりぎりの20~25日はやはり混雑するようです。
フォームからの解約には2種類。Broadお客様サポートから利用する方法と、マイページからアクセスする方法があります。
どちらも手間はさほど変わらないでしょう。普段からマイページを利用する人はマイページからログインした方がわかりやすいかもしれませんね。
申請 フォーム |
Broadお客様サポートご契約解除申請フォーム | |||
会員 ページ |
会員ページスマホ版/PC版 |
申請フォームから解約する場合は、契約者名などを入力し簡単なアンケートに答えましょう。
注意事項をすべて確認し、送信するとすぐに完了メールが届きます。これで契約解除が完了です。
会員ページからの場合、ログインIDとパスワードで「Broadサービスお客様ページ」に入ります。
IDとパスワードは契約書の裏面に記載されているものを使用しましょう。
ログイン出来たら「ご登録内容の変更」>「Broad WiMAX」>「契約解除申請フォーム」と進みます。
さらに「解約・キャンセルをご希望の場合」というページから、下の方にある「解約手順を確認する」>「契約解除申請フォーム」を選択するとアンケートなどが表示されます。
以降の流れは申請フォームの場合と同じです。
オプションの解約はWEBの会員ページから可能
Broad WiMAXを契約すると、たいていの場合「安心サポートプラス」と「MyBroadサポート」の2つのオプションに加入している状態になります。
オプションが必要な人はそのままで問題ありませんが、もし不必要な場合はそのまま放置すると月に約1,500円の無駄な出費となってしまうことに。
Broad WiMAXのオプションは違約金などかからずに解約できるので、端末が届いたら忘れないうちに解約してしまいましょう。
解約は電話もしくはWEBの会員ページから可能です。
初期契約解除制度なら8日以内に返却で違約金は掛からない
モバイルWiFiを契約する時に知っておいてほしい制度に、初期契約解除制度があります。
いわゆるクーリングオフです。
BroadWiMAXでは、配達された日から8日以内に電話もしくは書面郵送にて申請し、かつ同封物全てを指定の住所に送り返せば、違約金なしで契約をキャンセルすることが可能です。
電話 の場合 |
050-5212-7322に連絡し、 商品到着から8日以内に商品一式を返送 |
|||
書面郵送 の場合 |
初期契約解除申請書を印刷し、記入のうえ 商品一式とともに返送 |
自宅にいなかったなどの理由で受け取りが遅くなった場合でも、最初に配達があった日からカウントされているので、不在表の日にちから8日以内に届くように返却しましょう。
BroadWiMAXの初期契約解除申請連絡先と、商品一式の送付先は以下です。
電話番号 | 050-5212-7322 | |||
受付時間 | 11:00~18:00(月~土/年末年始除く) | |||
返却物 | 端末本体、SIMカード、保証書、ケーブル類を 端末配送時の箱に入れた状態のもの |
|||
返送先 | 〒289-1608 千葉県山武郡芝山町岩山2313-4 丸全昭和運輸㈱ D棟3F 株式会社LinkLife Broad WiMAX2+受付窓口 |
配送料などは自己負担ですが、約2万円の違約金が掛かるよりはマシですよね。
ちなみに同時購入したノートPCやタブレットは初期契約解除制度の対象外となっています。
(参考:BroadWiMAX公式サイト初期契約解除について)
モバイルWifiはクーリングオフできる?初期契約解除との違いは?固定回線やWiMAXを契約後すぐに解約する時に注意したいこと
解約手数料の支払い方法
解約手数料は、登録してあるクレジットカード、または口座から引き落とされます。
まとめ
BroadWiMAXは特典こそあまりよくないものの、月額料金は他社に比べて安く、また違約金還元もある為、乗り換える場合にはそれなりにメリットのあるWiMAXとなっています。
最後のBroad WiMAXのメリット、デメリットをまとめておきます。
【メリット】
- auスマートバリューが適用可能
- 口座振替での支払いが一応可能
- 最短当日受け取りができる
【デメリット】
- クラウドSIMのモバイルWiFiよりも繋がりにくい
- 契約時にオプション加入が必須
- キャッシュバックもなく3年間の利用なら特ではない
料金 | 通信 速度 |
エリア | |
楽天モバイル | ◎ 無制限 3,278円 |
◯ | ◯ |
GMOとくとく BB WiMAX |
△ 無制限 3,762円〜 |
◎ | ◯ |
ZEUS WiFi | ◯ 100GB 3,212円〜 |
△ | ◎ |
Point
- 楽天モバイル・・・コスパ◎、総合点No.1
- GMOとくとくBB WiMAX・・・通信速度◎
- ZEUS WiFi・・・エリアの広さ、繋がりやすさNo.1