ドコモのオンライン専用プランであるahamoですが、ネットなどで調べると「デメリットだらけ」「デメリットしかない」といった文言が見受けられます。
ただ本当にahamoはデメリットだらけなのでしょうか?
楽天モバイルの特徴
- 3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円
- 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
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ahamo(アハモ)は本当にデメリットだらけ?
ahamoがデメリットだけというのは個人的には間違い、むしろ数多くある格安SIMの中でもおすすめ度はトップクラスです。
もちろん他社と比較するとデメリットはありますし、他の格安SIMの方が良い部分もありますから、全てにおいて優れているわけではありません。
ただahamoはいくつかのデメリットを補うほどの十分なメリットがあります。
一番大きいのが通信品質。以下はahamoの実際の通信速度です。
【4G接続時】
【5G接続時】
4G接続時で下り50Mbps超え、5G接続時は400Mbpsという光回線には劣らない速度がでており、快適性はかなり高いです。
ahamoは「格安プラン」であるにも関わらず、ドコモのメインブランドであるeximoと同品質の通信速度。
20GBで2,970円という料金帯でこの通信品質は、間違いなく大きなメリットだと言えます。
ahamo(アハモ)がデメリットばかりと言われる理由と実際のところ
では、そもそもahamoはなぜデメリットばかりだと言われるのか、よく挙げられているデメリットと実際のところを確認していきましょう、
速度が出ない
先ほど述べたように、ahamoはドコモのメインブランドであるeximoと同品質の通信速度で、速度も4G接続時に50〜100Mbps、5G接続時には200〜400Mbpsという快適な利用ができます(他社格安SIMだと10〜30Mbps程度が一般的)。
また最大手のドコモである為、5Gのエリアが広く、よく繋がります。
ただahamoを含めたドコモ回線は、東京・大阪。名古屋といった都市部の繁華街といった混雑スポットで「パケ詰まり」と言われる通信速度が極端に低下する問題が起きていました。
これがahamoは速度が出ないと言われてしまった理由でしょう。
ただ現在はこの問題が概ね改善されたと発表され、実際に速度は改善されており、ほぼ問題なく使えるようになっています。
また、トラブル等はなくても使う場所・時間帯などによって通信速度はばらつくもの。ahamoに限らず、速度がでないことがあるのも理解しておきましょう。
参考:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC01DDC0R00C24A2000000/(日経新聞)
他の格安SIMと比べると料金が安くない
大手キャリアと比較すると安いahamoですが、他の格安SIMと比較すると安いと言えないのは事実です。
3〜5GB | 20GB | 20GB超 | |
ahamo | – | 2,970円 (5分以内無料通話込) |
4,950円/100GB (5分以内無料通話込) |
LINEMO | 990円/3GB | 2,728円 | – |
楽天モバイル | 1,078円/3GB (国内通話無料) |
2,178円 (国内通話無料) |
3,278円/無制限 (国内通話無料) |
IIJmio | 990円/5GB | 2,000円 | 3,900円/50GB |
mineo | 1,518円/5GB | 2,178円 | – |
ただ、ahamoには基本料金に5分以内の無料通話が含まれており、なおかつ上記の通り通信速度が速いというメリットを持っています。
料金の安さだけで考える人は楽天モバイルがおすすめですが、通信速度も重視したい人にとってはahamoは十分選択肢に入ると言えるでしょう。
プランの選択肢が少なすぎる
ahamoには「20GB+5分以内の通話料無料」という一つだけしかプランがありません。
大盛りオプションを利用することで100GBとすることができますが、通話定額を外すことはできませんし、小容量のプランも選べません。
これは、月数GBしか使わないライトユーザーや、通話をしない人にとってみると大きなデメリットであることは間違いないと言えるでしょう。
IIJmioであれば5GBが1,000円以内で使えます。この容量帯ならそこまで速度を重視しなくても良いですし、ahamoを選んでしまうとただ高いだけになってしまいます。
ドコモに比べて使えない機能が多い
ahamoはドコモに比べて料金が安いかわりに、いくつか使えない機能があります。
具体的に上げると以下の通りです。
- 留守電、電話転送、割込通話(キャッチホン)
- キャリアメール(ドコモからの引き継ぎは月330円で可)
- dメニュー掲載コンテンツ決済サービス
- ドコモ電話帳
- ケータイデータお預かりサービス
- ドコモアプリデータバックアップ
- メロディコール
- マルチナンバー
家電量販店やドコモショップでの店舗サポートなども含め、ドコモと比較して使えるサービスを限定することでコストカットを行い、料金の安さを実現しているのでやむを得ない部分ではあるでしょう。
ただこの中でも特に留守電や電話転送、割込通話は仕事で使う場合には、必要不可欠な人も多いでしょうから利用ができないのは不便。
他の格安SIMだと有料オプションとして利用できるようにはなっているので、ahamoのデメリットです。
家族割やドコモ光とのセット割が適用できない
ドコモを含めた3大キャリアは、家族割や光回線とのセット割で適用することで大きな割引を受けられます。
一方、ahamoにはそういった割引はなく、家族で何人使っていようがドコモ光を使っていようが、決まった料金で使わなければなりません。
しかしこれはahamoのデメリットであるとは言えないでしょう。
ahamoは割引関係なく、基本料金自体が安いプラン。
ドコモのeximoやirumoで家族割・ドコモ光セット割を適用するよりも安く使うことができる為、割引がないからとahamoを避けてしまうのは間違いです。
そのため、
サポートが悪い
ahamoは電話(ドコモインフォメーションセンター)による利用ができません。そしてドコモショップの利用には1回3,300円もかかります。
無料でできるサポートはオンラインのチャットのみとなっている為、「サポートが悪い」と感じてしまう人もいるでしょう。
ただahamoに限らず格安SIMは、こういった部分でのコストを削減することで、安い月額料金を実現しているのでやむをえない部分です。
ahamo(アハモ)のメリットは?
いくつかahamoのデメリットを解説してきましたが、逆にメリットはどういったところがあるでしょうか。
- 格安SIMの中ではトップクラスの通信品質
- 高い通信品質での割に月額料金が安い(20GBで2,970円)
- 5Gにもよく繋がる
- 5分以内の通話無料が含まれている
- 海外でもそのまま使える(手数料なし、手続きなし)
- データ容量を使い切っても最大1Mbps(動画視聴可)
ahamoは決してデメリットだけではありません。
通信品質については同料金帯で比較してトップクラス。そもそもキャリアのメインブランドと同じです。
一見他社より高いように見えても5分以内の通話定額が含まれていることを考えればむしろ安いですし、海外でもそのまま使えたり、20GBを使った後でも動画視聴できるレベルの速度(最大1Mbps)での通信は可能といったメリットがあるので使い勝手はかなり良いです。
ahamo(アハモ)をおすすめする人・しない人
ではここまでの話をまとめ、ahamoをおすすめする人、しない人を整理します。
ahamoをおすすめする人
- 通信速度、快適性を重視する人
- 海外で使う機会がある人
ahamoの良さは通信速度、そしてそれに伴う快適性。
料金だけで見ればもっと安い格安SIMがあるのは事実ですが、キャリアに比べると通信速度が遅い(特に回線が混雑する平日昼は極端に速度が低下)為、快適性は落ちます。
しかしahamoはキャリア同等の通信品質、それでいて料金はキャリアに比べて大幅に安い為、通信速度が遅くなることが不安でキャリアから格安SIMに乗り換えることができずにいる人も安心して使うことができます。
また海外での利用機会がある人もahamoはおすすめ、
キャリアやサブブランドは海外で利用する際に手続きが必要で、かつ有料オプションとなっていて24時間で1,000円程度かかります。
一方、ahamoは特に手続きなくそのまま海外で利用可能。20GBの月間データ容量の範囲内であれば、追加料金なしで使うことができます。
ahamoをおすすめしない人
- 20GBも必要ないライトユーザー
- 通話定額が必要ない
- 店舗でのサポートが必要、店舗で契約したい人
- 留守電や電話転送、割込通話を使う必要がある人
- 料金の安さを最も重視する人
ahamoは20GBのプランしかない為、月数GBしか使わないライトユーザーだとかなり割高になってしまいます。
加えて通話定額を外すことができない為、必要ない人も他社(ソフトバンクのオンライン専用ブランドであるLINEMOがおすすめ)を選んだ方が良いでしょう。
また、ahamoはいくつか使えない機能・サービスがある点にも注意が必要。
留守電が必要であったり、店舗や電話でのサポートが必要な場合は違う格安SIMを選んだ方がよいです。
まとめ
ahamoはドコモと比べると使えない機能があったり、店舗でのサポートが有料となるなどのデメリットがありますし、格安SIMと比較すると多少高いというデメリットもあります。
ただ通信品質と料金の総合力で考えるとトップクラス。
おすすめ度としてはかなり高く、決してデメリットばかりではありません。