auのスマホ代は割と高額。少量プランで割引を適用してもたった3GB使うだけで4,000円以上かかります。
人によってはそれこそ5,000円以上、1万円以上かかってしまっている人もいるでしょう。
ではどうすればこのスマホ代を安くできるでしょうか。
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auのスマホ代を下げるには?
auの高いスマホ代を下げる為に、まずau使い続けたいのか、それとも格安SIM等への乗り換えも可能なのかを考える必要があります。
auを使い続ける場合は手間等が少ないですが、そこまで大幅なスマホ代節約にはなりません(全く下がらない場合も)。
一方で格安SIM等への乗り換えは若干の手間がありますが、確実に、そして大幅なスマホ代節約が可能です。
その為、結論から言うと料金を下げたいなら格安SIMに乗り換えが手っ取り早いです。
今はソフトバンクからLINEMOという格安プランが出ています。家族割や光回線とのセット割などは関係なく3GBが990円、20GBが2,728円とauに比べると格段に安いです。
通信速度も他の格安SIMのように遅いといった問題もなく、スマホ代を下げたいと考えているなら乗り換えをおすすめします。
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auを使い続けたままスマホ代を節約する方法
ではまずはauを使い続けることを前提としてスマホ代を節約する方法を紹介します。
プランの見直し
まずはプランの確認、そして見直しをしましょう。
プランの確認はMy auから、見直し時の料金シュミレーションはauホームページからできます。
現在、auではスマホミニプラン(4GBまでの段階制定額)と使い放題MAX為(データ料無制限)の2つあります。
ただ長くauを使っている人の中には、この2つ以外の旧プランのままで無駄に月額料金を支払ってしまっている場合があるので、確認し、もし安くなるならプランを変えましょう。
ちなみについ最近までは7GBまでの段階制料金プランとして「ピタットプラン」がありました(現在は新規受付終了)が、最新のスマホミニプランへの変更は逆に値上げとなってしまう可能性があるので注意してください。
auスマートバリュー対象の光回線やホームルーターに変える
auユーザーは特定の光回線やホームルーターを使うことで「auスマートバリュー」というセット割が適用されます。
スマートバリュー対象サービス
スマートバリューを利用するとauスマホは最大1台1,100円、しかも家族分全回線が割引となるので4回線あれば最大4,400円も安くなります。
光回線が不要であればわざわざ使う必要がありませんが、もし現在違う光回線を使っているのであれば上記の光回線等に乗り換えましょう。
なおauひかり、ビッグローブ光やキャッシュバックがあるので違約金が発生しても相殺できますし、ドコモ光やソフトバンク光といった光コラボからの場合は工事不要で簡単に乗り換えることができます。
モバイルWiFi(WiMAX)を利用する
スマートバリューはモバイルWiFiであるWiMAXを利用することでも適用できます。
WiMAXは以前まで3日間で10GBを超えると速度制限されるというデメリットがありましたが、現在はそのデータ容量上限が撤廃され、さらにau回線の一部が使えるようになってエリアが格段に広くなったので使い勝手はかなり良くなっています。
特にauで使い放題MAXプランを使っている人にはおすすめ。
以下はauスマホのみ(使い放題MAX)の場合と、auスマホ(スマホミニプラン)+WiMAXで使った場合の料金比較です。
auスマホのみ (使い放題MAX) |
auスマホ(ミニスマホプラン) + WiMAX |
|
auスマホ料金 | 7,238円 | 3,465円(〜1GB) |
WiMAX料金 | – | 3,784円(※1) |
スマートバリュー | – | △550円 |
利用可能データ量 | 無制限 | 無制限 |
合計金額 | 7,238円 | 6,699円 |
※1:3〜35ヶ月目までの料金、1〜2ヶ月目は1,474円、36ヶ月目以降は4,444円
どちらも同じ無制限で使うことができますが、料金はWiMAXと併用した方が539円安く利用できることになります。
またWiMAXを1台持っていれば、家族分のスマホも同様に割引されるということもメリットの一つです。
不要な有料オプションを解約
初月無料、端末代割引の条件などで、契約時に特別使わない有料オプションに加入する場合がありますが、もし加入したまま放置されているものがあるならば解約しましょう。
どんなオプションに加入しているかは、My auから確認できます。
以外と有料オプションに加入したままで月1,000円以上損してしまっていることがあるんですよね。
定額通話オプションを利用
auでは通話オプションとして以下の2つがあります。
- 通話定額・・・1,870円、国内通話かけ放題
- 通話定額ライト・・・770円、国内通話5分以内が無料
通常であれば通話料は30秒22円。月20分通話で880円、月1時間通話で2,640円かかります。
My auで通話料を確認し、もし通話時間が多いのであればこれらの定額通話オプションを利用しましょう。
データ量追加オプションを使わない
ミニスマホプランは最大で月3GB、ピタットプランは最大で7GBまでしか使うことができず、その容量を超えると速度が128kbpsに制限されます。
128kbpsという速度は正直何もできない速度。その為、ついついデータ量追加オプションを使っている人もいますよね。
ただ1GBで1,100円もかかるデータ量追加オプションは、はっきり言ってコスパが非常に悪いです。その為、緊急時でも無い限り使うのはやめましょう。
無駄を徹底的に省いても、やっぱりauを使い続けるのはもったいない
上記で上げたことをチェックすれば、人によって多少はauのスマホ代を安くできることができるかもしれません。
ただできたとしてもそこまで安くはなりません。
やはり正直言って、いくら無駄を省いたとしてもauを使い続けること自体もったいないです。
格安プラン・格安SIMとの料金差がやばい
以下はau、UQモバイル、LINEMO(ソフトバンクの格安プラン)の料金比較です。
au | UQモバイル | LINEMO | |
基本料金 | 〜1GB:3,465円 〜2GB:4,565円 〜3GB:5,665円 〜4GB:6,215円 無制限:7,238円 |
4GB:2,365円 15GB:3,465円 |
3GB:990円 20GB:2,728円 |
割引 | 家族割 光回線セット割 auPAY支払い割 |
自宅セット割 家族セット割 auPayカード支払割 |
なし |
割引後料金 (※) |
〜1GB:2,178円 〜2GB:3,278円 〜3GB:4,378円 〜4GB:4,928円 無制限:4,928円 |
4GB:1,078円 15GB:2,178円 |
3GB:990円 20GB:2,728円 |
※:家族割3人以上、スマートバリューを適用
見てわかるように、auに比べてサブブランドのUQモバイル、格安プランのLINEMOに比べるとかなり高く、同じ3GB同士で比較すると5倍近く。
これらに乗り換えるだけでスマホ代は大幅に節約できます。
回線品質の良い格安SIMもある
格安SIMは回線品質が悪い、通信速度が遅いと言った理由から避けている人もいるかもしれません。
ただ実はキャリア並に回線品質が良い格安SIMもあるのです。
そもそも通信速度が遅いと言われているのはMVNO(キャリアから回線をレンタルして通信サービスを提供)の格安SIM(IIJmioやmineoなど)。
UQモバイル(auのサブブランド)、LINEMO(ソフトバンクの格安プランという位置づけ)、は違う会社の回線を借りてるわけではないので、回線品質も良いです。
実際、回線が混雑する時間遅いと不満を感じたことはありませんし、キャリアとの差を感じたこともありません。
ようするにauだけのメリットというものがないわけです。
乗り換え自体が簡単
auから他社に乗り換えるのは面倒と思っている人がいるかもしれませんが、実際やってみる全然たいしたことありません。
MNP番号取得もすぐできるし、そのMNP番号を使って格安SIMに申し込み、SIMが届いたら挿して使うだけです。
さらに言うと、UQモバイルであればMNP番号すら必要なく、My auも引き継げます。
店舗で申し込み手続きや相談はサブブランドでもできる
auであれば店舗での申し込み手続きや相談、契約後のサポートが可能というのはもちろんメリットの一つ。
格安SIMはオンラインのみで店舗自体がないというところも多く、基本的には自分一人で進めなければなりません。
ただUQモバイルといったサブブランドに関しては店舗があり、当然申し込みや相談も可能。キャリアと変わりません。
回線品質、サポートはキャリアと大きな差はなく、ただ料金が安いのですからauを使い続けるのはもったいないですよね。
auを使い続けるより、乗り換えてスマホ代節約がやっぱりベスト
上記理由から、スマホ代を安くしたいと考えているのであればやはり乗り換えがベストだと考えます。
ただ乗り換えるだけでスマホ代が下手したら毎月数千円安くなるわけです。1年間にしたら数万円。やらない理由はないでしょう。
光回線とのセット割があってお得だから、家族で使っていて家族割でお得になっているからというのは間違いなのです。割引を全て適用しても格安SIMの方が安いのです。
ここではいくつかパターン別おすすめの格安SIMを紹介しましょう。
パターン | おすすめ |
光回線利用 | UQモバイル(セット割有り) |
WiMAXを利用 | UQモバイル(セット割有り) |
家族で複数回線利用 | UQモバイル(家族割有り) |
光回線なし・1回線のみ | LINEMO |
大容量使いたい | ahamo(乗り換え楽、100GBプランあり) |
とにかく安く | IIJmio(基本料金が安い) |
もし自宅で光回線やWiMAXとを使っているならUQモバイル。auのスマートバリュー対象の光回線(auひかりやビッグローブ光など)やWiMAXであればUQモバイルでもそのままセット割(自宅セット割)が使えるのでかなり安く使えます。
特に光回線を使っておらず、かつ1回線のみで利用するならLINEMO。ソフトバンクの格安プランで料金が安く、3GBと20GBがプランが選べます。
auの格安プランであるpovo2.0という選択肢もありますが、LINEMOなら他社乗り換えの特典(PayPayポイント10,000円分プレゼント)があるのでおすすめです。
大容量使いたい人はドコモの格安プランであるahamo。格安SIMの欠点は大容量使えない点。最大でも20〜25GBまでのプランしかありません。しかしahamoであれば増量オプションを利用することで100GBまで使えるようになるのでヘビーユーザーにはおすすめです。
最後にとにかく安くという人におすすめなのはIIJmio。MVNOタイプで回線品質は上3つに劣りますが変わりに料金が一番安くなっています。
どれにするにしても、auからの乗り換えであればかなりのスマホ代節約になるでしょう。
【例外】auを使い続けて良い人
ではauは全くだめだというと決してそんなことはありません。一部ユーザーにはauがベストとなる場合もあるでしょう。
auには無制限で使うことができるプランがありますが、格安プランにはありません。
一応格安SIMの最安プランとWiMAXを併用すれば、auよりも安い料金で無制限に使うことができます。ただ回線品質で考えるとauが勝っています。
※WiMAXは「独自回線+一部のau回線」を利用してサービス提供。エリアはauに比べると狭く(田舎だと繋がらない場所もある)、回線速度もauに比べると遅いです。
よって、「大容量(100GB以上)使いたい」「回線速度は速ければ速いほうが良い」というユーザーにとってはauがベストだと言えるでしょう。
まとめ:スマホ代を下げたいならやはり乗り換えがおすすめ
auを使い続けたままスマホ代を下げるのには限界があり、もし節約するならやはりもっと安いUQモバイルなどに乗り換えることをおすすめします。
ただし人によってはauの方が都合が良い場合もあるので、自分にあった形をあらためてよく検討してみるとよいでしょう。