Cひかりは、Cマーケティング株式会社が運営する光回線です。
数多くある光回線の中から選ぶのは、とても難しいですよね。
今回紹介するCひかりは、工事費無料や他社違約金の還元などキャンペーンも豊富でお得に利用できます。
しかし、Cひかりが導入できるのは戸建てもしくは7階建て以下の集合住宅のみで、それ以外のマンションは利用できません。
この記事では、Cひかりの料金やメリット、デメリットを解説します。
どこの光回線を契約しようか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
Cひかりってどんな光回線サービス?
まず、Cひかりの基本情報を紹介します。
公式:Cひかり
【特徴】NURO光の回線を利用しているのでエリアが同じ
Cひかりとは、Cマーケティング株式会社が運営するインターネット回線です。
Cひかりは、光ファイバー回線を利用していますが、NTT回線を使っているフレッツ光や光コラボレーションとは違う「NURO光」の回線を利用しています。
「光コラボ」は基本的に、NTT回線を借りてサービスを提供している場合にしか使いませんが、Cひかりは、いわゆる「NURO光の光コラボのようなもの」と言えるでしょう。
Cひかりの回線はNURO光なので、回線速度や提供エリアはNUROと同じです。
つまり、NURO光のサービスが提供されているエリア内であれば、Cひかりのサービスを利用できます。
【料金】月額5,478円で、工事費44,000円は実質無料
Cひかりは戸建てプランのみで、月額料金は一律5,478円なります。
費用 | |
月額料金 | 5,478円 |
基本工事費 | 44,000円 →実質無料 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
契約期間 | 2年間 |
契約解除料 (2年以内に解約の場合) |
22,000円 |
開通工事費が40,000円と少し高く設定されていますが、キャンペーンを適用すれば実質無料です。
【特典】回線の解約料を最大50,000円まで負担してくれる
他社からCひかりに乗り換えると、回線の解約料を最大50,000円まで負担してくれます。
インターネット回線は、解約時になにかと違約金が発生してしまうため、少しでもキャッシュバックの多い光回線を契約したい人にはいいかもしれませんね。
【オプション】NURO光でんわやひかりTVを利用可能
Cひかりでは、NURO光にもあるオプション「NURO光でんわ」や「ひかりTV for NURO」を契約することができます。
NURO光でんわは、光回線を利用したお得なIP電話サービスで、関東エリアでは月額550円、関西・東海エリアでは月額330円です。
ソフトバンクグループが提供している「BBフォン」をはじめとして、無料通話先が充実しています。
ひかりTVでは、光回線を使用して、自宅のテレビで80ch以上の専門チャンネルと約73,000本の見放題動画が楽しめます。
光回線をそのまま利用できるので、ひかりTVチューナーをテレビに接続すれば利用可能です。
ひかりTVの月額料金は、以下のようにプランによって異なります。
プラン | 月額料金 |
TVおすすめ | 2,750円 |
お値打ち | 3,850円 |
ビデオざんまい | 2,750円 |
基本放送プラン | 1,100円 |
公式:Cひかり
他の光回線と料金・工事費・キャッシュバック・契約期間比較
主要光回線との料金比較が以下の通りです。
光回線 | 戸建て料金 マンション料金 |
スマホ料金 割引 |
キャッシュ バック |
契約 期間 |
工事費用 (※1) |
詳細 情報 |
Cひかり | (戸)5,478円 | ソフトバンク ~月1,100円 |
なし | 2年 | 実質 無料 |
ー |
ドコモ光 | (戸)5,720円~ (マ)4,400円~ |
ドコモ ~月1,100円 |
最大20,000円 +dポイント 最大2000pt |
2年 | 無料 | 詳細 |
auひかり | (戸)5,390円~ (マ)4,180円~ |
au ~月1,100円 |
最大 52,000円 |
2年or 3年 |
実質 無料 |
詳細 |
ソフト バンク光 |
(戸)5,720円 (マ)4,180円 |
ソフトバンク ~月1,100円 |
最大 36,000円 |
2年 | 実質 無料 |
詳細 |
NURO光 |
(戸)5,217円 (マ)~5,217円 |
ソフトバンク ~月1,100円 |
45,000円 | 2年or 3年 |
実質 無料 |
詳細 |
So-net光 プラス |
(戸)3,828円~ (マ)2,728円~ |
au ~月1,100円 |
なし | 3年 | 実質 無料 |
詳細 |
おてがる光 | (戸)4,708円~ (マ)3,608円~ |
なし | なし | なし | 無料 (※2) |
詳細 |
(税込表示)
※1:「実質無料」では、工事費用の分割代金が毎月割引されることで負担額が0円となります。
Cひかりにはキャッシュバックがない代わりに最大50,000円の解約金負担があります。ただし特に乗り換え時の違約金が発生しない場合などは特典の恩恵を受けられないことになるので、他のより月額料金の安いところや、NURO光で十分でしょう。
下記記事ではおすすめ光回線を紹介していますので、光回線選びで迷っている方はチェックしてみてください。
Cひかりを契約するメリット
Cひかりを契約するメリットは以下の通りです。
- 他社回線から乗り換える時の違約金を負担してくれる
- Cひかりセット割でソフトバンクの携帯料金が最大1,100円引
- 開通から2ヶ月後にアフターコールでサポートをしてくれる
一つずつ見ていきましょう。
他社回線から乗り換える時の違約金を最大50,000円まで負担してくれる
契約の縛りがある固定回線は、解約のタイミングが合わないと必ず違約金が発生します。
乗り換えようと思っても、違約金を考えてやめてしまう人も多いでしょう。
しかし、Cひかりであれば、最大50,000円までキャッシュバックをもらうことができます。
Cひかりセット割でソフトバンクの携帯料金が最大1,100円引き
Cひかりは、ソフトバンクのおうち割が適用できるので、ソフトバンクユーザーであれば、携帯料金が最大1,100円割引となります。
NURO光でんわの加入が必須となりますが、Cひかりに加入することでスマホの代金が割引されるのはソフトバンクだけです。
また、最大10回線まで割引になるので、家族でソフトバンクのスマホを利用している場合はかなりお得となります。
年間最大13,200円割引が受けられるので、ソフトバンクユーザーは必見です。
開通から2か月後にアフターコールでサポートをしてくれる
Cひかりでは、契約の約2ヶ月後にアフターフォローとして電話が掛かってきます。
契約して使ってみないと、なかなか疑問に感じることをが出てこないので、2か月後にサポートがあるのはいいですね。
実際の利用環境や料金に関する質問など、困ったことや次にすべき手続きなどすぐに解決できます。
Cひかりのデメリット
Cひかりのデメリットは以下の5つが挙げられます。
- 途中で解約すると工事の残債を一括で支払わなければならない
- マンションタイプは契約できない
- 途中解約時の違約金は22,000円で高め
- カスペルスキーのセキュリティソフトは月額500円で有料
- 勧誘の電話が多いなど悪い評判や口コミが多い
一つずつ解説します。
途中で解約すると工事の残債を一括で支払わなければいけない
Cひかりに契約すると、開通工事費は実質無料となりますが、30ヶ月以内に解約すると工事の残債を一括で支払わなければなりません。
工事費は44,000円(1,467円×30ヶ月)のため、1年で解約してしまうと、17,604円(1,467円×12ヶ月)しか支払ってないことになります。
つまり、残りの26,396円は一括で支払わなければなりません。
工事費が実質無料となるには、30ヶ月契約し続ける必要があるため、引っ越しの予定がある人や期間限定で契約したい人にはデメリットとなってしまいます。
マンションタイプは契約できない
Cひかりは、マンションタイプに対応しておらず、戸建てプラン(戸建てもしくは7階建て以下の集合住宅)しかありません。
したがって、8階建て以上のマンションは利用できないため、他の光回線を利用する必要があります。
NURO光に対応しているマンションはそう多くなく、ほとんどがNTT東西の回線です。
マンションタイプで契約するなら、NTT回線を使っている光コラボの利用を検討しましょう。
途中解約時の違約金は22,000円で高め
Cひかりの最低契約年数は2年。それまでに解約してしまうと、違約金22,000円が発生します。
光回線の違約金の相場は、10,000〜15,000円ほどのため、Cひかりの違約金は、他社と比べても高めです。
また、30ヶ月以内に契約してしまうと、工事費の残債も合わせて請求されるため、2年以内に引っ越しを予定している人にはおすすめできません。
カスペルスキーのセキュリティソフトは月額550円で有料
カスペルスキーとは、パソコンやスマホなどのウイルス対策に必須なセキュリティソフトのことで、最大5台までインストールできるようになっています。
NURO光では料金に含まれているカスペルスキーのセキュリティソフト代金が、Cひかりでは月550円で有料対応です。
NURO光が月5,217円、Cひかりが月5,478円で、それに加えてカスペルスキーを付けると月550円の差があるため、年間で約10,000円の差が生まれてしまいます。
セキュリティソフトを必ず入れたい人にとっては、大きな支出となってしまうため、NURO光の方がおすすめです。
勧誘の電話が多いなど悪い評判や口コミが多い
公式サイトでは申込者数が22,000人を突破したと記載されていますが、口コミを調べて見ると、正直あまりいい評判を聞きません。
多いのは「勧誘の電話が多い」「社名を言わずに強引に勧誘してくる」といったもの。訪問販売で勧誘してくる場合もあるようです。
いろいろ調べたら「Cひかり」というのは、えらい怪しいので契約しない方がいいです。そもそも今日うちに来た奴は、Cひかりの勧誘だなんて一言も言わなかったし、あくまで回線が変わったからその工事だと言い張りましたから。指で隠した名札の会社名を強引に見なきゃ、ヤバいところだった。(Twitter)
勧誘電話がうざいCひかりの訪問きたわ~ ほぼ詐欺みたいなやり方でネット回線変わるとか言い始めたから15分位話を聞いて追い返したw (Twitter)
これ15日実家行った時ポスト覗いたら郵便物が溜まってて届いてたやつ。
何か勧誘の電話来たらしいが申込書とか書いてないらしく送られてきた模様、申込みありがとうございますって勝手に送ってきて何だ💢って父親ご立腹。
そして4枚目の文字サイズ爪と比較、米粒以下で私でも読めない🤣#Cひかり pic.twitter.com/XkEM6B9Ail— 結空(ゆいあ)🙌すっとぼけ赤色クズ😪 (@yuiami350) January 18, 2020
光回線は契約や工事費で以前からクレームは多く、どの回線でも不満を漏らしている人はいますが、訪問勧誘されると、よく分かっていないうちに契約を結んでしまうケースが後を絶ちません。
一人暮らしや高齢者の方は、一旦引き取ってもらったうえで、家族や知人に相談してみるようにしましょう。
Cひかりの契約方法と解約方法
最後に、Cひかりの契約方法と解約方法を紹介します。
契約方法
Cひかりの申し込みは公式サイトから行いますが、最初に必ずエリア確認をしておきましょう。
NURO光に対応していない地域では、申し込みをすることができません。
申し込みフォームから必要事項を入力し、回線工事が終われば、インターネットを使えるようになります。
ただしNURO光の工事は、屋外工事と宅内工事の2回する必要があるので、開通まで時間が掛かることも多いです。担当者に大体の目安を聞いておくことをおすすめします。
解約はサポートデスクへ連絡
Cひかりの解約方法は、サポートデスクに電話をして解約の手続きをします。
【サポートデスク】
電話番号:0570−099−026または03−6705−8972
受付時間:10:00〜18:00
解約のタイミングは、当月末もしくは翌月末での解約かを選べます。
更新月以外で解約した場合は、違約金として22,000円が請求されるので、急いで解約しなければならない時以外は、更新月に解約するようにしましょう。
初期契約解除を利用するなら8日以内に手続きを
Cひかりを契約してから8日以内であれば、「初期契約解除制度」が適用できます。
初期契約解除とは、事業者の合意なく解約時の違約金を支払わずに、契約を解除できる制度です。
契約の申し込み後に送られてくる「Cひかり契約内容のご案内」の表面に必要事項を記載し、郵送することで、初期契約解除が適用されます。
解約費は請求されませんが、契約事務手数料や工事費は支払う必要があるため、全てが無料になるわけではありません。
この初期契約解除制度は、他社のインターネット回線でも適用できるため、覚えておくと万が一の時に役立ちます。
まとめ:Cひかりを契約するならNURO光で十分
Cひかりの概要や料金、メリットやデメリットについて見てきました。
Cひかりの50,000円キャッシュバックは確かに魅力的です。NURO光でも公式は45,000円がキャッシュバックの最高額ですから。
ただ、Cひかりを契約するのであれば、セキュリティが最初からついていて、月5,217円で使えるNURO光で十分な気もします。
いずれにしても、工事費を実質無料にするには最低30ヶ月の契約が必要なこと、NURO光にあるマンションタイプのプランが、Cひかりにはないことには注意しておきましょう。
公式:Cひかり