※OCN光はOCNのNTTドコモとの合併に伴い、サービス受付が終了しています。
他の光回線については以下の記事を参照してください。
使ってるスマホで選ぶ
セットで使うとスマホ代が毎月最大1,100円/1回線割引
OCN光はネット関連を広く手掛けるNTTレゾナントが提供する光回線で、光電話や光テレビにも対応している光回線サービスです。
格安SIMのOCNモバイルONEと合わせて利用すると、スマホの料金が割引されるという特徴を持っていて、回線自体の品質も良い回線サービスとなっています。
本記事ではそんなOCN光の詳しい料金やキャッシュバック等の特典、口コミや評判、お得な契約方法をまとめて紹介していきます。
OCN光はどんな光回線?概要や特徴まとめ
OCN光は、NTTレゾナントが運営する光回線サービスです。
まずは簡単にOCN光がどんな光回線か、特徴等を紹介していきます。
回線種類は光コラボレーション
OCN光はNTT東日本やNTT西日本が提供しているフレッツ光の光回線を借り受けて販売する「光コラボ」の一種。
回線自体はフレッツ光と同じものを使うため、回線の品質(安定性や回線速度)は高いという特徴を持っています。それでいてフレッツ光に比べて料金が格段に安く、消費者にはメリットが大きい光回線であると言えるでしょう。
ちなみに光回線サービスは大きく分けて4つの種類があります。
- フレッツ光・・・NTTが提供する光回線サービス
- 光コラボレーション・・・NTTの光回線をレンタルして別事業者が提供する光回線サービス(ドコモ光、ソフトバンク光、OCN光等)
- ダークファイバー系・・・NTTが引いたが使っていない光回線を利用し独自にシステムを構築し提供している光回線サービス(auひかり、NURO光)
- 電力会社系・・・電力会社が引いて提供する光回線サービス(eo光、コミュファ光)
このうち、光コラボは最も事業者が多くなっており、最も広く使われている光回線サービスです。
対応エリアは全国、対応しているマンションも多い
光回線はサービスによってエリアが限定しており、エリア外だと利用できないケースが多々あります(例えばauひかりは関西・中部地方で利用不可)。
しかし、OCN光を含めた光コラボのエリアはフレッツ光のエリアに準じており全国対応。どこでも利用可能となっていてエリア外で使えないという心配がありません。
またマンションやアパートといった集合住宅の場合だと、エリア内であっても各光回線サービスの設備が導入されているかによって利用できるかできないかが変わります。
ただ光コラボで利用するフレッツ光の回線は多くのマンションで導入されている為、問題なく利用できる場合がほとんどです。
OCNモバイルONEとのセット割あり、セット利用でスマホが安くなる
光回線を選ぶ上で最も重要なのは「光回線×スマホ」でセット割があるかどうかです。
対応したものを選ぶことで、スマホ代が非常に安くなる(台数ごとに応じてなので家族で同じスマホキャリアを使っている場合は特に大きい)というメリットがある為、基本的にはセット割の有無で選ぶのがベストです。
ただOCN光の場合、セット割の対象は格安SIMのOCNモバイルONEのみとなっていて、また他のセット割に比べると割引額がかなり少ない(1台あたり220円)です。
OCNモバイルONE自体がキャリアに比べて少ない為仕方がないことですが、この程度の割引の場合は基本的にセット割よりも純粋にコスパが良い光回線(auひかり、ビッグローブ光など)を選ぶのがおすすめとなります。
詳しくは他社比較の項目で説明します。
利用スマホ | 光回線 |
ドコモ | ドコモ光(光コラボ) |
au UQモバイル |
auひかり(独自回線) ビッグローブ光、So-net光プラス(光コラボ) eo光、コミュファ光、ピカラ光(電力) |
ソフトバンク | ソフトバンク光(光コラボ) NURO光(独自回線) |
Y!mobile | ソフトバンク光(光コラボ) |
楽天モバイル | 楽天ひかり(光コラボ) |
OCNモバイルONE | OCN光(光コラボ) |
キャッシュバックや工事費無料といった特典なし
OCN光では、以前までは高額キャッシュバック等のキャンペーンが行われていました。
ただ現在は行われていません。
大手なのでサービス面も安心して利用できる
光コラボは参入障壁が非常に低く、現在は600社以上が光回線サービスを提供しています。ただその中にはサービスの質があまり良くない事業者があるのも事実です。
ただOCN光は大手なだけあってサービス面は安心して利用できます。多くの人に利用されているのはそれなりの理由がありますからね。
もちろん知名度が低くても質の高いサービスを提供してくれている事業者もありますが、たくさんある中から選ぶのはかなり困難。失敗したからと乗り換えするのも困難な光回線(工事費用や違約金がかかる、時間もかかる)だからこそ、大手から選ぶのが失敗しない選び方だといえるでしょう。
OCN光の基本情報まとめ
ではここからは、OCN光について料金やキャッシュバックの額、中途解約金等を詳しく紹介していきます。
サービス名 | OCN光 | |
形態 | 光コラボレーション | |
基本料金 | 【戸建て】 月5,610円 |
【マンション】 月3,960円 |
工事費 | 19,800円 | 16,500円 |
光電話 | 月550円 | |
光テレビ | 月825円 | |
違約金 | 3,600円 | 3,600円 |
IPv6対応 | ○ | |
契約期間 | 2年 | |
エリア | 全国対応 | |
HP | OCN光 |
戸建タイプ、マンションタイプの月額料金
OCN光 | ||
基本料金 | 【戸建て】 月5,610円 |
【マンション】 月3,960円 |
OCN光の月額料金は戸建が5千円台後半、マンションタイプで約4千円となっており、他社と比べて平均的な料金です。
なお、料金はプロバイダ込みの料金となっており、プロバイダ料がさらにかかってしまうことはありません。
ちなみにOCN光のプロバイダはOCNのみとなり、他の光回線(ドコモ光やauひかり)のように選ぶ必要がなく自動で決まります。
工事費用(20回の分割払い、実費負担)
光回線を開通する為には、電線から屋内へと光回線ケーブルを引く工事が必要となり、多くの光回線サービスでは工事費用として1〜3万円程度が発生します。
楽天でも同様に工事費用は発生し、新規開通工事の場合は戸建てで19,800円、マンション共に165,00円(土日工事による割り増しは除く)がかかります。
なおOCN光には他社のような工事費無料の特典はなく、実費で負担することになります。
工事費は20回の分割払いで、戸建ての場合は月990円、マンションの場合は月825円が月額料金に上乗せされます。
ただし、他社光コラボからの乗り換えやマンションですでに光コンセントがある場合は無派遣工事となり、工事費用は2,000円のみとなります。
キャッシュバックは特になし
OCN光の公式では、キャッシュバック等による特典が特に行われていません。
他社では高いところだと4万円から6万円程度のキャッシュバックがあるのに対し、OCN光は全くないので現時点でのコスパは良くないというのが正直なところです。
キャッシュバックも含めたおすすめ光回線は以下の記事から確認できます。
オプション(光電話、光テレビなど)費用
オプション | 料金 |
光電話 | 550円 |
ひかりテレビ | 月825円 |
契約期間及び中途解約金
OCN光 | ||
契約期間 | 2年 | |
中途解約金 | 【戸建て】 3,600円 |
【マンション】 3,600円 |
以前まで、ほとんどの光回線は中途解約金として1〜2万円程度とそこそこ高額の料金が設定されていました。
しかし電気通信事業法の改正により、解約時に請求できる上限金額が「月額利用料相当額」に変更。ようするに違約金の上限は1ヵ月分の利用料が上限となり、どこの会社も月額料金の3,000〜6,000円へと変更されています。
OCN光も同様に中途解約金はかなり低くなったので、そこまで契約期間を気にする必要は無くなったと言えるでしょう。
ちなみにOCN光はいつでも解約可能な契約期間なしのプランもあります。ただそのプランは月額料金が2年契約の場合に比べて1,210円アップしてしまう為、おすすめできません。
3ヶ月以上使えばたとえ中途解約金がかかっても2年契約のプランの方が安いですからね。
OCN光についてさらに詳細をチェック
ここまでOCN光の基本情報について整理してきましたが、ここからはさらに突っ込んで利用する上で重要となる詳細情報を整理していきます。
OCNモバイルONEとのセット割内容
OCN光はOCNモバイルONEOCNと合わせて利用することで、プランに応じて以下の通りスマホの料金が安くなります。
セット割詳細
対象スマホ:OCNモバイルONE
- 毎月220円の割引
- 1GB以上のプランが対象
- 最大5回線まで
キャリアのスマホと光回線のセット割の場合、割引額は1回線あたり1,100円、さらに家族分が適用可能でたとえば家族で5回線使っていれば5,500円もの割引を受けることができます(スマホ代から割引)。
しかしOCN光は対象が格安SIMのOCNモバイルONEで元々の料金が安いこともあり、割引額は1回線あたり220円です。ただ5回線まで適用可能なので最大1,100円の割引まで受けることが可能です。
通信速度:最大1Gbps
最大通信速度(理論上の数値)
- 下り(データ受信):1Gbps
- 上り(データ送信):1Gbps
OCN光の最大通信速度は下り、上り共に1Gbpsです。ただしこの数値はあくまで理論上の最大値であり、実測値は200Mbps〜400Mbpsになる場合が多いです。
ちなみにインターネットを快適に使うことができる通信速度はSNS・Web閲覧で1〜10Mbps、動画視聴(高画質)が10〜20Mbps、オンラインゲームが10〜50Mbps程度となっていますから、OCN光の速度は十分であると言えるでしょう。
ただし光回線の通信速度は、OCN光に限らず環境面に大きく左右されるので注意が必要です。
回線速度が遅くなる原因
- WiFiルーターやケーブルが古い、スペックが低い
- マンション等の回線が混雑
- マンション等の設備が古い
- スマホやパソコンなどの不具合
もし速度が10Mbps程度しか出ない場合は、これらの原因であると考えるのが良いでしょう。
iPv6対応
従来のiPv4に比べ、回線混雑が起こりにくく安定したインターネットができるようになったiPv6。iPv4だからと言って極端に不便という訳ではありませんが、やはり快適性で上回るiPv6対応を選ぶのが良いでしょう。
そしてそのiPv6ですが、OCN光では無料で利用できるようになっています。
なおiPv6についての詳しい内容は下記記事で解説しています。
プロバイダは1種類のみ
光回線の中ではプロバイダ(インターネットと回線を繋ぐ役割)を複数の中から選ぶことができる事業者もありますが、OCN光はOCN1社のみとなっており、選ぶ必要がありません。
プロバイダ選びに悩む必要がないというメリットはありますが、その反面でプロバイダによる不満があっても変更できないというデメリットがあります。
光回線の通信速度が遅くなる理由として、プロバイダの混雑が原因となっているケースがあります。複数あればその中から最も評判が良いプロバイダを選べば良いとなるものの、OCN光の場合は1社しかないのでそれができません。
3つの支払い方法
OCN光は以下の支払い方法に対応しています。
- クレジットカード払い
- 口座振替
- 請求書払い
OCN光と他社で料金やキャッシュバックを比較
ここではOCN光と他社光回線で料金やキャッシュバックを比較していきます。
戸建タイプの場合
(横にスクロールできます)
OCN光 | ドコモ光 | auひかり | ソフトバンク光 | NURO光 | So-net光プラス | ビッグローブ光 | 楽天ひかり | おてがる光 | |
回線種類 | 光コラボ | 光コラボ | 独自 | 光コラボ | 独自 | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ |
料金 |
5,610円 | 5,720円 | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目:5,390円 |
5,720円 | 5,200円 | 6,138円 | 5,478円 | 5,280円 | 4,708円 |
セット割 対応スマホ |
OCNモバイルONE (220円割引) |
ドコモ (最大1,100円引) |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) |
ソフトバンク (最大1,100円引) Y!mobile (1,650円割引) |
ソフトバンク (最大1,100円引) |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) BIGLOBEモバイル (330円割引) |
楽天モバイル (1年間無料) |
なし |
工事費用 (新規工事) |
19,800円 | 19,800円 | 41,250円 | 26,400円 | 43,000円 | 26,400円 | 19,800円 | 19,800円 | 19,800円 |
工事費用 負担額 |
割引なし (20ヶ月分割払い) |
無料 | 実質無料 (35ヶ月間割引) |
実質無料 (24ヶ月間割引) |
実質無料 (36ヶ月間割引) |
実質無料 (23ヶ月間割引) |
割引なし (36ヶ月分割払い) |
割引なし (24ヶ月分割払い) |
実質無料 (12ヶ月間割引) |
最大 キャッシュバック |
なし | 35,000円 + dポイント 2,000pt |
66,000円 | 37,000円 | 45,000円 (戸建) |
50,000円 | 62,000円 | なし | なし |
対応 エリア |
全国 | 全国 | 全国 (東海・関西 ・沖縄を除く) |
全国 | 一部地域のみ | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
OCN光の月額料金は他社と比較して平均程度です。
ただ他社では月額料金とは別に、高額なキャッシュバックがあったり、工事費が無料となる特典があったりと、月額料金以外の部分でのコスパが優れています。
OCN光にはそういった特典がない為、トータルで見た場合のコスパは正直良くありません(2年総額で6〜8万円ほど高くなってしまう)。
正直、単純にコスパだけを比較するとauひかりや光コラボの中ではビッグローブ光 の方が優れています。
もしOCNモバイルONEとのセット割を適用できたとしても、1回線だと月220円(年2,640円)、5回線でも13,200円。この程度であれば他社を選びキャッシュバックをもらった方がお得というのが現状です
マンションタイプの場合
(横にスクロールできます)
OCN光 |
ドコモ光 | auひかり | ソフトバンク光 | NURO光 | So-net光プラス | ビッグローブ光 | 楽天ひかり | おてがる光 | |
回線種類 | 光コラボ | 光コラボ | 独自 | 光コラボ | 独自 | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ |
料金 |
3,960円 | 4,400円 | 4,180円 | 4,180円 | 2,750円 | 4,928円 | 4,378円 | 4,180円 | 3,608円 |
セット割 対応スマホ |
OCNモバイルONE (220円割引) |
ドコモ (最大1,100円引) |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) |
ソフトバンク (最大1,100円引) Y!mobile (1,650円割引) |
ソフトバンク (最大1,100円引) |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) |
au (最大1,100円引) UQmobile (858円割引) BIGLOBEモバイル (330円割引) |
楽天モバイル (1年間無料) |
なし |
工事費用 (新規工事) |
16,500円 | 16,500円 | 33,000円 | 26,400円 | 43,000円 | 26,400円 | 16,500円 | 16,500円 | 16,500円 |
工事費用 負担額 |
割引なし (20ヶ月分割払い) |
無料 | 実質無料 (23ヶ月間割引) |
実質無料 (24ヶ月間割引) |
実質無料 (36ヶ月間割引) |
実質無料 (23ヶ月間割引) |
割引なし (36ヶ月分割払い) |
割引なし (24ヶ月分割払い) |
実質無料 (12ヶ月間割引) |
最大 キャッシュバック |
なし | 35,000円 + dポイント 2,000pt |
66,000円 | 37,000円 | 25,000円 (マンション) |
50,000円 | 62,000円 | なし | なし |
対応 エリア |
全国 | 全国 | 全国 (東海・関西 ・沖縄を除く) |
全国 | 一部地域のみ | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
マンションタイプは月額料金だけを比較すると他社よりも安い料金設定となっています。
ただトータルでのコスパは戸建同様でキャッシュバックや工事費無料の特典がない為、他社の方が優れているというのが現状です。
もしコスパを考えるならベストはauひかりや光コラボの中ではビッグローブ光 をおすすめします。
OCN光の口コミ・評判
OCN光の口コミや評判を集めました。
v6アルファを使うと速度が速くなったという評判が多い
「速度が速い」と言っている人に共通するのが、v6アルファを契約しているということ。
OCN v6アルファ開通したわ。めっちゃ速い (Twitter)
SNSや動画をネットで見るくらいなら、速度は10Mbps程度あればそれなりに見ることは可能です。
しかし、オンラインゲームや4K動画を見るという場合には、ちょっと速度としては物足りなさがあります。
そこでv6アルファを使っている人の速度を見てみると、ダウンロード(下り)速度が600Mbps以上出ているなど、かなり速い通信ができているようです。
v6アルファを使いたい人は、再開後に申し込むつもりでOCN光にするか、v6プラスなどを扱っている他の光回線サービスを利用するか、ちょっと考えたほうが良いかもしれません。
IPv4とIPv6の違いを分かりやすく解説、IPv6対応でも速度が速くなるとは限らないって本当?
OCN光のサポートセンターへの電話が繋がりにくいという話も
サポート対応については賛否両論といったところですが、どちらかと言うと電話が繋がらないという声が多い印象を受けました。
公式サイトにはチャットが設置されているので、そちらから問い合わせるのも良いでしょう。
OCN光のサポートセンターまじでつながらない (Twitter)
中には、他社と比べてサポートが手厚いイメージを持った人もいました。
どんなときもwifiからOCN光への切り替えがやっと完了。速度は大したことないが、サポートの質が驚くほど違う。(Twitter)
今後も口コミや評判が集まり次第、更新していく予定です。
OCN光のメリット・デメリット
ここからは、これまでの話をまとめてOCN光のメリット・デメリットについて紹介していきます。
OCN光のメリット
まずはOCN光のメリットから。
工事が簡潔ですぐに利用開始できる場合も多い
光回線はスマホやホームルーター、モバイルWiFiと違って有線で接続する必要がある為、初めて利用する場合には開通工事(電柱から室内までケーブルを引き込み開通させる工事)が必要です。
その為、申込から利用できるようになるまでにはある程度の時間を要し、通常であれば1ヶ月、繁忙期(3〜5月など新生活開始のタイミング)だと2〜3ヶ月かかってしまうこともあります。
ただOCN光ような光コラボの場合、マンションだとすでに設備が導入されている場合が多く、「光コンセント」に自分で繋ぐだけで工事はなし、NTT側で設定するだけでOKとなって1〜2週間程度ですぐできるようになることが多いです。
※光コラボでも、新築の家に回線を引き込む場合やマンションに設備がない場合は工事が必要である程度の時間がかかります。
他の光コラボに乗り換えが簡単
OCN光のような光コラボは、他の光コラボへの乗り換えが非常に簡単。
なぜなら光コラボの事業者自体は変わっても、回線設備自体はフレッツ光のままで変わらない為、これまで使っていた回線をそのまま使うことが可能だからです。
開通工事はもちろん不要で、数日で乗り換え可能。光電話利用者はその番号を引き継ぐことも可能です。
光回線は最初の契約時にキャッシュバックや割引などの特典がある為、2〜3年置きに乗り換えるのが最もお得な使い方。光コラボ同士で乗り換える場合は工事など面倒なことがなく簡単に済ませられるので、常に良いコスパで使い続けることができます。
OCN光のデメリット
続いてOCN光のデメリットから。
キャッシュバックや工事費無料特典がなく、コスパが悪い
他の光回線では高額なキャッシュバックや工事費無料の特典があり、トータルではかなり安く利用することができるようになっています。
しかしOCN光は現在特別なキャンペーンが行われておらず、キャッシュバックはありませんし工事費は自分で支払わなければなりません。
結果的に月額料金が高くなくてもコスパだけを見るろ他社よりもかなり高くなってしまっています。
マンションによっては導入ができない場合も
フレッツ光回線を利用する光コラボであるOCN光は、全国対応で多くのマンション・アパートでも設備が導入されています。
ただ一部のマンションでは導入されていない場合があり(auひかりのみ可のマンションもちらほらある)、その場合はOCN光を導入したくてもできません。
集合住宅に住んでいる人の場合、導入できる光回線は限られてしまうので注意が必要です。
回線速度が遅いという口コミもちらほら
OCN光の口コミ・評判を見ると「回線速度が遅い」という口コミがちらほら見られます。
最大1Gbpsという速度に加え、iPv6にも対応しているという点からスペック的に低い訳ではありませんが、マンション内や周辺のネット混雑状況によってどうしても遅くなってしまうことがあるのが光回線というもの。
これはOCN光に限った話ではありません。
ただどうしても遅さが気になるという場合、常に高速でないという困る場合は最大通信速度が2GbpsのNURO光や独自回線のauひかり、ちょっと料金は上がりますが他社の10Gbpsプランの利用を考えてみるのが良いでしょう(エリア・マンションの対応など条件はありますが)。
最大10Gbpsの高速通信プランがない
ドコモ光やauひかり、ソフトバンク光は高速通信プランとして月額料金が高めの最大10Gbpsのプランを用意しています(戸建のみ、エリアも一部地域のみだが)。
しかしOCN光にはありません。
ほとんどの人にとってはオーバースペックの速度で気にする必要がないものですが、法人で大人数で使う場合など必要な場合は他社で選ぶ必要があります。
OCN光まとめ
OCN光の特徴をまとめると以下の通りです。
- キャッシュバックや工事費無料などの特典がない(月額料金は普通)
- OCNモバイルONEとセット割あり(1回線で220円)
- サービスの質はよさげ
現時点では特別キャンペーンがやっていない為、他社と比較してトータルでは高くついてしまいます。
ただ特典はいずれまた行ってくれると思いますので、そのタイミングでの契約が望ましいでしょう。