格安SIM

povo2.0とUQモバイルの違いを徹底比較、プラン・料金・データ繰り越し・学割等から選ぶべきものを判断しよう

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povo2.0とUQモバイル、どちらも安いスマホでどちらにしようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

両者は運営会社が同じであるものの、意外と違う点が多く、それぞれ使い方次第で選び方が異なります。

本記事ではpovo2.0とUQモバイルの違い、そして選び方をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

UQモバイルなら格安SIMでも高速・安定!!

auのサブブランドUQモバイルがおすすめな理由

  • 4GBが1,078円〜、15GBが2,178円〜
  • 自宅セット割、家族セット割利用で大幅値引
  • コミコミプラン(20GB+10分以内の国内通話かけ放題)なら割引なしでも3,278円と格安
  • キャリア並みに通信速度は速く、回線混雑時の速度低下なし
お得なキャンペーン

  • のりかえ(MNP)で10,000円相当(新規契約は3.000円相当)(不課税)のau PAY残高還元※SIMのみ購入の場合
  • 端末割引あり、1円スマホ
  • 2GB〜5GB容量が増える増量オプションⅡ(550円)が7ヶ月間無料(初めて加入の場合)

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【結論】povo2.0とUQモバイルの選び方

最初に簡単にどちらを選べば良いのか、まとめていきます。

  • 家族で複数回線使う場合→家族割で安くなるUQモバイル
  • 自宅で光回線を使う場合→セット割で安くなるUQモバイル
  • 上記以外でも月20GB使いたい場合→UQモバイルのコミコミプラン
  • 留守電やキャッチホンを使いたい場合→UQモバイル(povo2.0では使えない)
  • 上3つに該当しない場合(月3GBしか使わない、音声通話用に使う)→povo2.0

UQモバイルの公式サイト

povo2.0とUQモバイルは同じKDDIが運営、しかし内容は全く別物

povo2.0UQモバイルはどちらも同じKDDIが運営しています。

auも含めて、以下のように位置づけられています。

  • au・・・メインブランド
  • povo2.0・・・オンライン専用格安ブランド
  • UQモバイル・・・サブブランド

povo2.0もUQモバイルもどちらもメインブランドであるauと比較して料金がかなり安いという共通点があります。

ただ具体的なサービス内容はかなり違いがあり、使い方によってどちらを選ぶべきかが異なります。

povo2.0とUQモバイルの違い

では具体的にpovo2.0とUQモバイルの違いを細かく見ていきましょう。

  povo2.0 UQモバイル
料金体系 基本料金0円
トッピング制
月額固定
回線品質
容量、料金 使い放題:330円(24時間)
1GB:390円(7日間)
3GB:990円(30日間)
20GB:2,700円(30日間)
60GB:6,490円(90日間)
4GB:2,365円
15GB:3,465円
20GB(※1):3,278円
割引種類 なし 自宅セット割
家族セット割
auPay支払いカード割
割引後料金 使い放題:330円(24時間)
1GB:390円(7日間)
3GB:990円(30日間)
20GB:2,700円(30日間)
60GB:6,490円(90日間)
【自宅セット割】
4GB:1,078円
15GB:2,178円
20GB(※1):3,278円
【家族セット割】
4GB:1,628円
15GB:2,728円
20GB(※1):3,278円
※上記金額はauPay
支払カード割併用時
※コミコミプランは
auPay支払カード割対象外
国内通話かけ放題
オプション
1回5分以内:550円
24時間かけ放題:1,0円
1回10分以内:880円
24時間かけ放題:1,980円
データ繰り越し 不可 可(翌月)
留守番電話
着信お知らせ
着信転送
不可
制限時の速度 128kbps 4GBプラン:300kbps
15GBプラン:1mbps
20GB:1mbps
節約モード なし あり
(ミニミニプランのみ)
店舗 なし あり
キャリアメール なし @uqmobile.jp
(月220円)

※1:10分以内の通話定額込み、家族割等の割引は適用外

料金体系

UQモバイルは他の一般的な携帯電話同様、一定の容量(4〜20GB)に対して決まった月額料金が発生しまし。

一方でpovo2.0はトッピング制という特殊な料金体系をとっています。
基本料金が0円で、そこにデータ容量をトッピングするとデータ通信が可能になり、通話定額オプションをトッピングすると一定期間かけ放題が可能になるという形です。

その為、povo2.0は月額料金が固定されず、たくさんトッピングして使った月は高くなり、逆にあまりトッピングせずに使わなかった月は安くなります。

回線品質

回線品質はpovo2.0UQモバイルともに良好。30〜100mbps程度の通信速度がでます。

一般的な格安SIM(キャリアから回線を借りて通信サービスを提供しているSIM)は、通常時の通信速度が遅いだけでなく、昼休みや夕方など回線が混雑する時間帯に極端に速度が低下するというデメリットがあります。

しかしpovo2.0やUQモバイルはそういった心配なく、快適にインターネットを利用することができます。

容量、基本料金

UQモバイルは4GB、15GB、20GBの3つのプランがありそれぞれ月額料金が決まっています。

一方でpovo2.0は基本料金が0円。そして様々な容量のトッピングがあり、好きなものを好きなタイミングで追加していくことになります。

ただし各トッピングで使用期限がある点に注意が必要です。

UQモバイルはここから光回線とのセット割や家族割が適用されて安くなるのですが、単純に通常の料金だけで見るとpovo2.0の方が安く使うことができるのがわかりますね。

  povo2.0 UQモバイル
容量、料金 基本料金0円
【トッピング】
使い放題:330円(24時間)
1GB:390円(7日間)
3GB:990円(30日間)
20GB:2,700円(30日間)
60GB:6,490円(90日間)
150GB:12,980円(180日間)
SNS使い放題:990円(7日間)
4GB:2,365円
15GB:3,465円
20GB(※1):3,278円

※1:10分以内の通話定額込み、家族割等の割引は適用外

家族割・光回線とのセット割及び割引後料金

UQモバイルは特定の光回線と合わせて使うことで、家族分の回線全てが大幅に割引されるというメリットがあります。

また光回線を使っていない場合でも、家族で2回線以上使っている場合も割引を受けられます。

一方でpovo2.0に割引等はありません。

割引後の料金は以下の通りです。

  povo2.0 UQモバイル
容量、料金 基本料金0円
【トッピング】
使い放題:330円(24時間)
1GB:390円(7日間)
3GB:990円(30日間)
20GB:2,700円(30日間)
60GB:6,490円(90日間)
150GB:12,980円(180日間)
SNS使い放題:990円(7日間)
【自宅セット割】
4GB:1,078円
15GB:2,178円
20GB(※1):3,278円
【家族セット割】
4GB:1,628円
15GB:2,728円
20GB(※1):3,278円

※1:10分以内の通話定額込み、家族割等の割引は適用外

割引後の料金はどちらかと言えばUQモバイルの方が安いです。

ただpovo2.0で60GBや150GBなど大容量をまとめて購入するようにすれば、povo2.0の方が安く利用できます。

とはいえ大容量のトッピングはかなり計画性がないと容量を使いすぎて結局スマホ代が高くついてしまうことになりかねないので注意が必要です。

かけ放題オプション

  povo2.0 UQモバイル
かけ放題
オプション
1回5分以内:550円
24時間かけ放題:1,0円
1回10分以内:880円
24時間かけ放題:1,980円

通話オプションはpovo2.0が安いです。

ただ一定時間のかけ放題プランはpov02.0が5分以内であるのに対し、UQモバイルは10分以内と倍の時間無料で話せるようになっています。

またUQモバイルではかけ放題プランに加入すると、以下のサービスがセットになった電話きほんパック(V)が無料で利用できます(加入していない場合は440円)。

  • お電話留守番サービスEX
  • 割込通話
  • 三者通話サービス
  • 迷惑電話撃退サービス

なおpovo2.0は留守番電話、割り込み通話(キャッチホン)などはオプション自体もなく一切使用できません。

データ繰り越し

povo2.0にはそもそもトッピングしてデータを使うことになる為、データ繰り越しという概念はなく各容量で決められた使用期限(3GB・20GBは30日間など)がすぎると残った分は消滅、その後は追加でトッピングしない限り速度が制限されます。

一方でUQモバイルは翌月までデータ繰り越しが可能。4GBプランで2GBしか使わなければ、翌月6GB使うことができます。

データを節約しながら使う人にとっては繰り越しできるか否かはかなり大きいです。

制限時の速度

povo2.0はトッピングした容量を使い切ったもしくは期限が切れた場合、追加でトッピングするまで通信速度は最大128kbpsに制限されます。

128kbpsだとLINEでメッセージのやり取りができる程度で、動画視聴はもちろんWebページ閲覧もほぼできません。

一方UQモバイルの制限時速度は4GBプランだと最大300Kbps、15GB・20GBプランだと最大1Mbpsです。

300Kbpsあると低画質の動画が見れる程度ですが、1Mbpsだと標準画質の動画も視聴可能となります。

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節約モード

UQモバイルでは、制限時の速度で使う代わりにデータ容量の消費が0となる節約モードがあります。

節約モードへの切り替えは専用アプリで簡単に行うことができ、高速通信が必要無い時に上手く使えば容量を節約して上手く使うことができます。

なお節約モードが使えるのはミニミニプランのみとなっています。

店舗

povo2.0はオンラインのみに限定されたサービスの為、窓口自体がなくauショップ等で契約・相談することができません。

一方でUQモバイルは店舗がかなり多くあり、家電量販店の中にもブースが設置されています。契約自体はオンラインで行うことをおすすめしますが(オンラインの方が特典が良い為)、いざという時に窓口で相談や手助けをしてほしいという人はUQモバイルの方が向いています。

キャリアメール

UQモバイルでは「@uqmobile.jp」というキャリアメールを月220円で利用で使うことができます。一方でpovo2.0にはキャリアメールがありません。

ただどちらもキャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)で使っていたキャリアメールを月330円で継続利用できるオプション(メール持ち運びオプション)があります。

povo2.0とUQモバイルの違いをまとめると

ここまでpovo2.0とUQモバイルの違いについて詳細を解説してきましたが、一旦まとめてみましょう。

サービスが充実していて使い勝手が良いのはUQモバイル

データ繰り越し、節約モード、キャッチホン、窓口対応、キャリアメールなどはUQモバイルだけ、povo2.0にはありません。

その為、サービスが充実していて使い勝手が良いのはUQモバイルです。

また基本料金自体は高いものの、光回線とのセット割や学割を使うことができる場合だと安く使えるようになります。

割引関係なく安く使え、汎用性が高いのがpovo2.0

povo2.0は光回線とのセット割や学割など関係なく、そもそも安いというのが大きな特徴。

その為、誰でも安く使うことができます。

サービス面はUQモバイルに劣ってしまうものの、好きな時に好きなデータ容量をトッピングできるという点から汎用性が高いスマホでもあります。

povo2.0とUQモバイルはどちらがおすすめ?選び方まとめ

ではここからは、具体的にどんな人がpovo2.0が良いか、どんな人がUQモバイルが良いかについて解説していきます。

光回線も使っているならUQモバイル

自宅で光回線を使っているなら絶対UQモバイル光回線とのセット割で割引され、povo2.0と同等の料金が使えます。それでいてサービス面はUQモバイルの方が優れています。

UQモバイルのセット割対象となる光回線は以下の通り非常に多いです。

【自宅セット割適用条件】
対象インターネットサービス+電話※1 or WiMAX or auでんき利用)
※1:auひかり、So-net光、ビッグローブ光、コミュファ光、eo光、Pikara光、MEGAEGG、@nifty光、BBIQ、@Tcomヒカリ、エディオンネット、auひかりちゅら、ひかりゆいまーる、ひかりJ、J:COM等のケーブルテレビ他

サービス重視ならUQモバイル

光回線を使っておらず、多少高くてもサービスや使い勝手を重視するという場合もUQモバイルがおすすめです。

やはり充実しているのはUQモバイルですからね。

ただ基本的にpovo2.0でも困ることはありません。

留守電等は使わない人は使わないし、キャリアメールもフリーメールで十分、窓口がなくオンラインのみであってもそれほど不都合はありません。制限時速度が遅くてもpovo2.0の場合は追加トッピングすれば良いですしね.

自由度高く使いたいならpovo2.0

povo2.0には自分が好きなタイミングで容量を追加できるというメリットがあります。

3GB購入して20日間で使い切ったとしても再度購入すればOKなど、たくさん使う期間、あまり使わない期間に応じて自由度高く使うことができるわけです。

毎回トッピングを購入しなければいけないということに面倒さを感じる人には向いていませんが、使う容量が大きく変動する人にはもってこいのスマホでしょう。

仕事でも使うならUQモバイル

UQモバイル通話定額オプションを利用していれば、留守電、キャッチホン、割り込み通話といった着信オプションが無料で使えます(通話定額を利用していない場合は月440円)。

※コミコミプランの場合は通話放題オプションに加入した場合に電話きほんパック(V)が無料となります。

一方でpovo2.0では使えず、オプション自体もありません(2024年5月から留守電(月330円)が開始

仕事用で使うのであれば少なくとも留守電や割り込み通話はほしいところですから、UQモバイルの方が向いているでしょう。

サブ回線として持つならpovo2.0

povo2.0はサブ機として持つなら最適です。

基本料金がなく0円での運用が可能(180日間で1回のトッピングは必要)となっていますからね。

使いたい時にトッピング(1日だけの利用のトッピングもあり)すれば使えるので、サブ機としての使い勝手は抜群でしょう。

まとめ

povo2.0とUQモバイルは同じKDDIが運営している安いスマホという共通点はあるものの、中身は異なる部分が多いです。

光回線を使っているか、使い勝手を重視するかによって選ぶべきものはかわってくるので、あらためて自分はどちらが良いのか確認した上で契約しましょう。

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