eo光は関西エリアを中心に利用できる光回線の一つで、マイネオ(mineo)も扱っているケイ・オプティコム(オプテージ)が運営する回線です。
eo光の契約時に悩むのが、eo光多機能ルーターをレンタルすべきかということ。
結論から言えば、eo光で契約するなら多機能ルーターのレンタルサービスの利用をおすすめします。
本記事では、eo光多機能ルーターをおすすめする理由について、スペックやメリット・デメリット、評判等の観点から解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
eo光がおすすめの理由
- au・UQモバイル1回線あたり最大1,100円割引
- au・UQモバイル家族全員に割引適用
- 工事費無料
- キャッシュバック・月額料金割引あり
- 他社に比べて満足度◎
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- 5ギガ・10ギガコースが1年間月2,380円
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eo光の公式サイト
eo光多機能ルーターとは?
(引用:eo光多機能ルーターご利用ガイド基本編)
eo光多機能ルーターのスペックやレンタルする時の料金について確認していきましょう。
【eo光多機能ルーターとは?】
- 無線LANや光電話を契約するとその機能が使える機器
- 有線LAN接続だけの利用なら無料でレンタル可能
- 無線LAN機能は105円/月
- eo光ネット同時申し込みなら最大12カ月無料
- 回線終端装置やVDSLに接続するだけでネット接続可能
- eo光多機能ルーターの代替として市販ルーターを使うにも相性が悪い
- iPv6にも対応
公式:eo光
無線LANルーターとeo光電話機能が付いた機器
(引用:eo光多機能ルーターご利用ガイド基本編)
eo光多機能ルーターとは、eo光契約時にレンタルサービスを申し込むとeo光側から提供されるルーターのことです。
回線終端装置やVDSLモデムと接続することで、有線や無線によるインターネット接続が可能、さらにeo光電話を利用する場合も、多機能ルーターと電話機を接続するだけでOKです。
【図解】回線終端装置(onu)とは?ルータやモデムとは違うの?初心者でも分かるONU設定方法やネット接続方法
有線なら無料、無線機能付きの場合は月105円
eo光の多機能ルーターは、有線接続を使うだけなら無料でレンタル可能です。
ただ、有線さえあれば大丈夫なんて人は最近では少ないですよね。WiFiが飛ばせる無線ルーターで、スマホやタブレットなど様々な端末を気軽に繋げたいという人が大半でしょう。
その場合は「無線ルーター機能」のオプションが必要となります。料金は月105円、年間1,260円です。
ただ市販のルーターを買うと安くても4〜5,000円。iPv6対応のルーターであれば最低でも7,000円程度かかります。ルーターは古くなるほど性能が落ちるので定期的な交換が必要な機器であることも加味すると、市販品を購入するよりもお得であると言えます。
さらにeo光とeo光多機能ルーターを同時に申し込むと、レンタル月額料金が最大12カ月無料になるキャンペーンも実施されていますので、よりお得に利用することができます。
光電話機能を含むその他の料金については以下を参照してください。
利用機能 |
月額利用料金 |
有線接続 | 無料 |
無線接続 | 105円/月 |
eo光電話 アダプター |
314円/月 |
有線ルーター +光電話アダプター |
314円/月 |
無線接続 +光電話アダプター |
420円/月 |
光電話とは?メリットやデメリットを解説。通話料やFAX、ルーターレンタル料金もあわせて紹介
多機能ルーターなら接続するだけでOK、市販ルーターは自分で設定が必要
(引用:eo公式「eo光光多機能ルーター」)
eo光多機能ルーターには「つなぐだけネットスタート」と呼ばれる自動設定機能があります。
あらかじめルーターのシステムをeo光用セットアップされた状態で手元に来るため、回線終端装置やVDSLモデムに接続するだけでネットが使えるようになるという便利な機能です。
一方、eo光以外のルーターをONUやモデムに接続しようとすると自分で設定が必要。楽なのは圧倒的に多機能ルーターを使った場合です。
公式:eo光
eo光のiPv6にも対応し、高速通信が可能(市販ルーターではできない場合が多い)
iPv6は光回線が遅くなってしまう原因の回線混雑を回避し、高速通信が可能となる新たな通信方式で、現在主要な光回線のほとんどはこのiPv6に対応しています。
iPv6で高速通信を行うには、サイト側も対応しているので全てのサイトがこの方式で繋がることができるわけではないものの、GoogleやYoutube、Netflixなど主要なサイトは対応済みです。
特にある程度の回線速度が必要な動画配信サービスではiPv6の効果が発揮されます。元々速度がでないマンションタイプで特に夜回線速度が遅くなっていたり、戸建てタイプでも昼は速いけど夜遅くなるとった場合は絶対に導入すべきです。
そのiPv6ですが、eo光のiPv6はフレッツ光や光コラボなどと実は接続方式が異なります。
詳細な解説は省きますが、通常のiPv6はIPoE接続であるのに対し、eo光は従来からあるiPv4と同じPPPoE接続のままで、「デュアルスタック方式」という方法で接続できる形となっています。
その為、市販のルーターを使う場合はこの「デュアルスタック方式」に対応したものでなければiPv6での通信はできません。そしてこの方式に対応したルーターは数が少ないです。
ただ、eo光の多機能ルーターであればこの方式にも対応しており、iPv6を利用した高速通信が可能となっています。
eo光がおすすめの理由
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eo光多機能ルーター(eo-RT100)の性能やメリット
eo光多機能ルーター(eo-RT100)のスペックやメリットは以下の通りです。
【多機能ルータースペック】
- メーカー元はNECで、IPv6にも対応
- デュアルバンド使用で電波干渉対策可
- IEEE802.11acの通信規格に対応
【メリット】
- 専用アプリのダウンロードでスマホの子機利用可
- WPS対応でスマホやゲーム機、プリンタなどの接続可
- クイック設定webを使えばポート開放設定も可能
上記の詳細についてそれぞれ確認していきましょう。
項目 | 内容 |
規格 | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
サイズ | 41(W)/152(D)/183(H)mm |
質量 | 本体450g |
セキュ リティ |
SSID、WEP( 128/64bit) WPA-PSK(TKIP、AES) WPA2-PSK( TKIP、AES) 11ac、11nはWPA-PSK(AES)と WPA2-PSK(AES)のみの対応 |
アン テナ |
送信3×受信3 (内蔵アンテナ) |
(引用:eo光機種仕様「eo光多機能ルーター」)
メーカーはNECでIPv6も使える高性能なルーター
eo光多機能ルーターの製品名称「eo-RT100」は、NECプラットフォームズがオプテージに提供しているOEM製品で、IPv6にも対応している高性能なルーターです。
IPv4とIPv6によるネット接続に標準対応しているルーター
IPv6によるネット接続をする場合、申し込み手続きやルーターの交換が必要になるなど、回線業者やプロバイダによって対応は異なります。
eo光ではIPv6を使うにあたっての特別な手続きや追加料金は必要なく標準で提供しており、多機能ルーターを使っていれば機器交換も不要です。
eo光を利用していてIPv6非対応古いルーターを使っている人は、eo光多機能ルーターに替えることで速度が改善される可能性がありますので機器の交換をしてみてください。
なおeo光でIPv6を使う場合は、原則eo光の多機能ルーターを使用する必要があります。
2.4GHzと5.0Ghzのデュアルバンド使用で電波干渉対策ができる
eo-RT100は2.4GHzと5.0GHzの2種類の周波数帯を利用できるデュアルバンド仕様のルーターです。
集合住宅でのスマホやパソコンは5.0GHzを使う、プリンタなどは2.4GHzを使うなど周波数帯を使い分けることで、電波干渉対策ができるようになります。
周波数帯の切り替えで速度や繋がりやすさが変わることは多いので、シングルバンドデュアルバンドのルーターであればできるだけ後者を使いたいですね。
より高速な通信が可能であるIEEE802.11acの通信規格に対応している
ルーター選びに欠かせないのが、無線LAN通信規格の種類の確認です。
通信機器ではどの規格を使うかによって、使用する周波数帯や通信速度が異なります。
規格 | 周波数帯 | 最大通信速度 |
11ac | 5GHz | 1,300Mbps 867Mbps 433Mbps |
11n | 2.4GHz /5.0GHz |
[5GHz] 450Mbps 300Mbps[2.4GHz] 150Mbps |
11a | 2.4GHz | 54Mbps |
11g | 2.4GHz | 54Mbps |
11b | 2.4GHz | 11Mbps |
※機器によって最大通信スピードや周波数帯は異なる
(参考/引用:ELECOM公式サイト「一家に一台!家族で次世代11acWi-Fiをはじめよう!」)
最近では多くのスマホやパソコンが対応しているIEEE802.11acに対応しているルーターを選ぶことで、より高速な通信に近付けられるとされています。
eo-RT100に搭載されている無線LAN通信規格はIEEE802.11ac/n/a/g/bと、その規格に対応しているので速度もバッチリというわけです。
eo光多機能ルーター(eo-RT100)のメリット
eo光多機能ルーター(eo-RT100)を使うことによるメリットは次の通りです。
専用アプリ「AGEphone for eo」でスマホを子機として使うことも可能
(引用:AppStore公式)
自宅に居ても、電話機から遠い場所に居たために電話に間に合わなかった…という経験ありますよね。
専用アプリ「AGEphone for eo」をスマホにインストールしておけば、スマホをeo光電話の子機替わりに使うことが可能になります。
手元のスマホでも電話に出たり、スマホの電話帳を元にeo光電話を通して電話したりすることができるので便利です。
eo光電話を契約する場合はスマホに入れておくと良いでしょう。
なおAGEphone for eoは、AppStoreやGooglePlayから無料でダウンロードができます。
どちらのアプリストアでも評価が低いのは、新OSへの対応が遅いことや頻繁に落ちるといった動作の問題によるもの。
スマホのバージョンアップに対応しきれないことがあるので注意してください。
(参考:GooglePlay公式、AppStore公式)
WPS対応でスマホやゲーム機、プリンタなどの接続が簡単
(引用:eo公式「WPS対応」)
「ワンプッシュ無線スタート」とは、ルーターに付いている「WPS」ボタンを押すことで無線接続の設定がすぐにできる機能です。
SSIDに対応する文字列の打ち込みは何かと面倒ですよね。
この機能を使えば、スマホやゲーム機、プリンタなどの接続も簡単にできます。
クイック設定webを使ってポート開放設定ができてオンラインゲームも安心
(引用:eo公式)
IPv6に切り替えるとグローバルIPアドレスの関係からPS4等のオンラインゲームに接続できなくなる場合があります。
この現象に対してeo光では、「クイック設定WEB」からポートマッピング設定で対処することが可能です。
【ポートマッピング機能とは】
あらかじめ固定的に使用するポート番号と、本機器に接続した特定の端末(パソコンなど)を結びつける機能です。
本機能により、グローバルネットワーク側からの特定ポートの通信を指定した端末に送信することができます。
必要に応じてNATエントリ設定を行うことで、外部のサイトから特定の端末へ直接アクセスすることが可能です。(引用:「ポートマッピング機能とは」)
【ポートマッピング操作】
- クイック設定WEBを開く
- 「詳細設定」>「ポートマッピング設定」を選択
- 「追加」をクリックを選択
- 「設定」を選択
- 「保存」する
そこまで難しい操作をしなくてもポートマッピングが可能なので、オンラインゲームやWEBカメラ利用者でも安心してIPv6を使うことができますね。
(参考:eo光「ポートマッピング機能とは」)
eo光多機能ルーターのデメリット
対して、デメリットは次のような点にあります。
- レンタル時は事務手数料として2,200円発生
- 申し込みから到着まで1週間程度待つ
- 返却時の送料は自己負担
一つずつ確認していきましょう。
レンタル時は月額料金とは別に事務手数料2,200円が掛かる
eo光多機能ルーターを借りる際は、月額料金とは別に事務手数料として2,200円が発生します。
月額料金だけを見るとお得な気がしますが、事務手数料まで掛かることを考えると市販ルーターを選べば費用を抑えられる気がしますよね。
ただ、eo光電話を契約する場合はeo光多機能ルーターが必須になること、市販ルーターで代用するには複雑な設定を求められることを踏まえると、必然的にレンタルすることになります。
事務手数料の負担は潔く受け入れましょう。
申し込みから到着までは1週間程度掛かる
既にeo光ネットを契約していて追加でルーターを申し込んだ場合は、機器が到着するまで一週間程度掛かります。
一週間あれば自前でルーターを用意したりAmazonで購入したりしたほうが速いと思うかもしれません。
ここは速く届けばラッキーくらいの気持ちで届くまで辛抱して待ちましょう。
eo光多機能ルーターの口コミや評判は?
eo光多機能ルーターの口コミや評判を集めました。
速度がかなり改善されるなど高評価をしているユーザーがいる一方で、接続不良やiPv6の設定でセンターに何度も連絡しているユーザー、センターへの不満を露にしているユーザーなど様々です。
【高評価・良い評判・好感触】
ちょっと古いAirMac Time Capsule(無線LANステーション)からeo光の多機能ルーターに変更したら、メチャクチャ早くなった‼️
更にWiFiも2.5倍スピードアップした‼️
eo光多機能ルーターに変えて正解や🙆♂️ pic.twitter.com/DNOUgDQTqG
— 住吉めだか🦠御神田の水【公式】 (@howzit_Fujio) January 15, 2020
無線機能ONにして電波飛ばしたら速度もまあまあ速いし、コンセントも空いたしこれは助かる。
eo光遅いと思ってたけど多機能ルーターとケーブルを交換して中継器も設定したら何とかなりそうな予感。
eo光標準の多機能ルーター届いた、そんなに悪くないかも? pic.twitter.com/cFu4XPgSos
— じゃこまる@イフ鯖 (@kmaru3) November 25, 2018
【悪い評価や口コミ】
eo光、10Gコースに変更してルーターも多機能型に変わったので、無線ルーター機能を使うことにした。これでネットワーク機器が回線終端装置とルーターの2個になって、配線がスッキリしたー。
— NAO♈ (@theobald1794) December 16, 2019
このルーターを使うことでeo光でもIPv6が使えたことを知らないなど、ユーザー側が情報を収集しないとeo光の恩恵を受けられていないケースも見られました。
公式サイトの「よくある質問」でキーワード検索を掛けてみたり、カスタマーセンターに連絡して相談してみたりすると案外解決するものです。
eo光を解約してしまう前に、自分でもある程度調べてみると良いかもしれませんね。
設定が簡単で料金もお得なeo光多機能ルーターはレンタルがおすすめ
eo光の多機能ルーターについてスペックやメリット・デメリット、評判等について解説してきました。
eo光でインターネット契約をした場合、回線混雑等の影響を考えるとeo光でIPv6も使える多機能ルーターを契約しておいた方が速度の面から考えてもネットを快適に使えるでしょう。
このスペックがあっても有線接続なら無料、無線LAN機能を付けても毎月100円程度の負担で済みます。
設定や使い勝手の良さ、サポートのレスポンスの速さを踏まえれば、おすすめできるレンタルサービスです。
公式:eo光