格安SIM

格安SIMの低速モードを徹底比較、低速モードの詳細、バースト転送についても詳しく解説。

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キャリアよりも料金がお得な格安SIMですが、使い方によってはさらに通信費を節約することが可能です。

「低速モード」もその機能の一つ。(格安SIMによっては「節約モード」などの名称の場合もあります)

今回は単に速度が遅くなるだけではない、「低速モード」のサービスについて詳細や便利な使い方、各格安SIMの通信速度について紹介していきます。

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格安SIMの低速モードサービス比較

  低速モード時
最大通信速度
切替方法 バースト
転送
容量制限
mineo 200kbps アプリ なし
mineo
(パケット放題Plus)
1.5Mbps アプリ 3日10GB
IIJmio 300kbps アプリ 3日366MB
nuroモバイル
(バリュープラス)
200kbps アプリ なし
nuroモバイル
(NEO)
1Mbps アプリ なし
UQモバイル
(ミニミニプラン)
300kbps アプリ × なし
イオンモバイル 200kbps アプリ 3日366MB
エキサイト
モバイル
200kbps アプリ 3日366MB
楽天モバイル パートナー回線でも無制限で利用可

低速モードへの切り替えが可能な格安SIMはいくつかありますが、通信速度が異なります。

モードの切替が簡単にできるかどうかはかなり重要ですからアプリでの切替が可能を選ぶべき。ただ以前までウェブ経由のところもありましたが、現在はほぼアプリで利用できるようになっています。

一番おすすめなのはmineo(最大1.5Mbps)

mineo
料金 【マイピタ】
1GB:1,298円
5GB:1,518円
10GB:1,958円
20GB:2,178円
【マイそく】
スーパーライト(最大32kbps)・・・250円
ライト(最大300kbps)・・・660円
スタンダード(最大1.5Mbps)・・・990円
プレミアム(最大3Mbps)・・・2,200円
通話オプション 10分以内無料:550円
かけ放題:1,210円
使用回線 docomo、au、softbank
タイプ MVNO
特徴・キャンペーン情報
  • パケット放題Plus(月額385円もしくは無料)で容量消費後も1.5Mbpsで通信可
  • 通信速度が制限される代わりに無制限で使えるマイそくは音声専用端末にベスト
  • 今ならどの容量でも6ヶ月間990円で利用できる
  • 他社にはない便利なサービスが豊富

低速モードを使いたい人に圧倒的におすすめなのはmineo

パケット放題Plusというオプションを利用することで、低速モードとしてはトップの最大1.5Mbpsでの通信が可能となり、インスタなどのSNSや動画の視聴もできます。

しかもパケット放題Plusは10GB以上のプランであれば無料、5GB以下のプランでも月385円と格安です。

低速モード時に3日で10GBを超えると翌日に速度が制限(200kbps)という条件はありますが、そもそも1.5Mbpsという速度で制限されている状態で10GBを超えるのは相当使わないと超えないので気にする必要もありません(Youtubeなら20時間)。

頭ひとつ飛び抜けていると言えるでしょう。

mineoの公式サイト

楽天モバイルはパートナー回線でも無制限に使えるようになったので、低速モードが廃止

楽天モバイル
料金 〜3GB:1,078円
〜20GB:2,178円
〜無制限:3,278円
通話オプション 15分以内無料:1,100円(標準アプリ)
※専用アプリ利用時はオプションなしで無料
使用回線 楽天
タイプ キャリア
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楽天モバイルは、以前までパートナー回線(au回線)の利用が月5GBまでという制限がありました。

そしてその制限を防ぐ手段として低速モード(最大1Mbps)への切替が可能となっていました。

しかし現在はパートナー回線(au回線)の上限が5GBから無制限となった為、低速モード自体も不要となり廃止されています。

楽天モバイルは以前に比べてエリアもかなり広がり、さらにパートナー回線の上限も無くなったので大容量使いたいユーザーにはおすすめです。

楽天モバイルの公式サイト

UQモバイルは1Mbpsの低速モードが使えなくなった

  制限時速度 低速モード
新プラン
ミニミニプラン(4GB) 300kbps
トクトクプラン(15GB) 1Mbps ×
コミコミプラン(20GB) 1Mbps ×
旧プラン
くりこしプラン+5G S(3GB) 300kbps
くりこしプラン+5G M(15GB) 1Mbps
くりこしプラン+5G L(25GB) 1Mbps

UQモバイルは以前までどのプランでも低速モードを使うことができました。

しかしプランが改定されたタイミングで、制限時速度が1Mbpsのプラン(トクトクプラン、コミコミプラン)では低速モードの利用ができなくなっています。

くりこしプランを継続中の既存ユーザーは継続して1Mbpsの低速モードが使えますが、これから新規で契約する場合はミニミニプランでしか低速モードが利用できない(速度も300kbps)点に注意しましょう。

低速モードは使えないが、データを使い切った後でも最大1Mbpsで通信可能な格安SIM

ahamoやLINEMOといったキャリアのオンライン専用プランなどは低速モードへの利用ができません。

ただデータ容量を使い切った後でも最大1Mbpsでの通信が可能となっています。

格安SIM 速度制限時
最大通信速度
月額料金
ahamo
ドコモの格安プラン
1Mbps 20GB:2,970円
LINEMO
(20GBプラン)
ソフトバンクの格安プラン
1Mbps 20GB:2,728円
Y!mobile
(20GB以上のプラン)
1Mbps 20GB:4,015円
30GB:5,115円
家族割or光セット割適用後
20GB:2,178円〜
30GB:3,278円〜
UQモバイル
(15GBのプラン)
1Mbps 15GB:3,465円
光セット割適用後
15GB:2,178円

格安SIMの低速モード(節約モード)やバースト転送、容量制限とは?

ここでは、低速モードについて詳しく解説していきましょう。

低速モードとは

低速モードとは、通信速度が制限され高速での通信ができなくなる代わりに、データ容量の消費がなくなるというモード。

携帯電話会社によっては、「節約モード」という名称を使っている場合もあります。

この機能があれば、比較的軽いWebページやSNSなど高速通信が不要な時に活用することで、データ消費を抑えられることができます。

なお低速モード時の速度はデータ容量を消費した時に制限される速度と同じで、格安SIMによって200kbpsから動画視聴も可能な最大1.5Mpbpsで通信できるものもあるので使い方によってはかなり便利な機能です。

バースト転送とは

バースト転送とは、低速通信状態であっても、通信開始から一定量は制限されていない状態と同じ速度で通信をしてくれる機能です。

新たにWebページを読み込んだり、SNSのタイムラインを読み込んだり、LINEのメッセージを受信・送信するたびに毎回最初は高速で通信をしてくれるので快適に使えるようになります。

ただ動画視聴など大容量の通信を継続して行う用途ではあまり意味がありません。

低速モード時のデータ容量制限

低速モードに切り替えた状態でのデータ容量を制限されています。

たとえばmineoは3日で10GBを超えると翌日は最大200kbpsに制限されます。

ただ最大1.5Mbpsという速度が制限されて状態でこの容量を超えることはほぼありません(音楽ストリーミングなら約115時間、動画再生なら約20時間)。

一方でIIJmioやイオンモバイルは3日で366MBで、それを超えると使いものにならないくらいさらに速度が制限されます。

低速モード時の速度が200〜300kbpsと遅いとは言え、366MBというのは比較的すぐ引っかかるので使う場合は気にする必要があります。

格安SIMの低速モード、実際何ができる?

ではここからは低速モードを利用している状態でどういったことができるかについて紹介していきます。

200kbpsの場合

用途 利用可否 
メッセージ、LINEトーク
LINE音声通話
LINEビデオ通話
音楽ストリーミング再生
Webページ閲覧
地図アプリ
SNS(Twitter、Facebook)
SNS(Instagram) ×
Youtube(高画質) ×
Youtube(標準画質) ×
Youtube(低画質) ×
動画配信サービス(高画質) ×
動画配信サービス(標準画質) ×
動画配信サービス(低画質) ×
ビデオ会議(大人数) ×
ビデオ会議(少人数) ×
バーコード決済
オンラインゲーム
(パズルなどデータ通信が少ないもの)
オンラインゲーム
(FPSなどデータ通信が多いもの)
×
漫画アプリ ×
アプリダウンロード ×

LINEのトークは問題なく利用可能です。スタンプも送信・受信ができます。ただ画像や動画の送受信は時間がかかってしまうので注意が必要です。

またLINEでの音声通話についても途切れることなく使うことができます。音質についても問題を感じるレベルではありません。

バーコード決済は支払いの為にページを開く必要がありますが、各社軽いデータ量で表示できるようにしてくれており、さらにバースト転送機能もあるので、基本的には支払いに困らないレベルですぐに表示してくれます。

300kbpsの場合

用途 利用可否 
メッセージ、LINEトーク
LINE音声通話
LINEビデオ通話
音楽ストリーミング再生
Webページ閲覧
地図アプリ
SNS(Twitter)
SNS(Instagram) ×
Youtube(高画質) ×
Youtube(標準画質) ×
Youtube(低画質)
動画配信サービス(高画質) ×
動画配信サービス(標準画質) ×
動画配信サービス(低画質) ×
ビデオ会議(大人数) ×
ビデオ会議(少人数) ×
バーコード決済
オンラインゲーム
(パズルなどデータ通信が少ないもの)
オンラインゲーム
(FPSなどデータ通信が多いもの)
×
漫画アプリ ×
アプリダウンロード ×

200kbpsとできることは大きく変わりません。

ただ実際に使っていると表示の速さなどで多少速いと感じます。

1〜1.5Mbpsの場合

用途 利用可否 
メッセージ、LINEトーク
LINE音声通話
LINEビデオ通話
音楽ストリーミング再生
SNS(Twitter)
SNS(Instagram)
Youtube(高画質) ×
Youtube(標準画質)
Youtube(低画質)
動画配信サービス(高画質) ×
動画配信サービス(標準画質) ×〜◯
動画配信サービス(低画質) △〜◯
ビデオ会議(大人数)
ビデオ会議(少人数)
バーコード決済
オンラインゲーム
(パズルなどデータ通信が少ないもの)
オンラインゲーム
(FPSなどデータ通信が多いもの)
×
漫画アプリ
アプリダウンロード

1Mbpsを超えるとできることはかなり多くなり、動画視聴も標準画質なら十分視聴可能。

mineoの最大1.5Mbpsは特に快適に使うことができます。

使い道にもよりますが、基本的な用途としての能力は十分で、人によってはずっと低速モードにしていても大きな不便さは感じないでしょう。

mineoは他にはない便利な機能が満載!!

mineoが格安SIMの中で人気がある理由

  • 10GBが1,958円、20GBでも2,178円と安い
  • 今ならどの容量でも6ヶ月間990円で利用できる
  • 最大通信速度(32kbps〜3Mbps)で選ぶデータ無制限プランも人気
  • 月たった250円の音声通話向けプランあり(マイそくスーパーライト)
  • 通話定額も他社より安い(10分以内:550円)
  • 他社にはない豊富なサービス
mineoだからこその人気サービス

  • パケット放題Plus:最大1,5Mbpsの節約モードが使い放題(10GB以上のプランなら無料)
  • 広告フリー:広告によるパケット消費なし(無料)
  • フリータンク:全国のmineoユーザー同士でパケットをシェア(無料)

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mineoの公式サイト

【まとめ】格安SIMの低速モードならmineoがおすすめ

格安SIMの低速モードは、使い方によっては通信費を節約できるサービス。

特に、自由に通常の速度と低速状態を切り替えできる「切り替え機能」や、低速状態でも一定のデータ量までは高速で通信ができる「バースト機能」がある格安SIMは使い勝手がいいのでおすすめです。

特にmineoは最大1.5Mbpsという他社よりも速い通信速度となっていますから、ぜひ活用してみてください。

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