ドコモ光はNTTドコモが提供する光回線で、光電話や光テレビにも対応している光回線サービスです。
ドコモのスマホと同時に利用すると、スマホの料金が割引されてお得になるという特徴を持っており、さらに契約時にはキャッシュバックを貰えたり、回線自体の品質も良く人気の高い光回線サービスとなっています。
本記事ではそんなドコモ光の詳しい料金やキャッシュバック等の特典、口コミや評判、お得な契約方法をまとめて紹介していきます。
使ってるスマホで選ぶ
セットで使うとスマホ代が毎月最大1,100円/1回線割引
ドコモ光はどんな人が使うべき?
ドコモ光を使うべき人
- ドコモのスマホを利用している人(自分・家族含め)
早速結論ですが、ドコモ光にするか他の光回線にするかを選ぶポイントは簡単。
「ドコモのスマホを使っているかどうか」です。
月額料金やキャッシュバック等の特典だけをみるとauひかりやビッグローブ光などもっとお得な光回線がありますが、ドコモユーザーの場合はその差を埋めるセット割があるのでトータルで考えた場合はドコモ光が最もお得な光回線となります。
本記事ではこの点をさらに掘り下げて解説していきます。
ドコモ光はどんな光回線?概要や特徴まとめ
ドコモ光は、NTTドコモが運営する光回線サービスです。
まずは簡単にドコモ光ってどんな光回線か、特徴等を紹介していきます。
回線種類は光コラボレーション
ドコモ光はNTT東日本やNTT西日本が提供しているフレッツ光の光回線を借り受けて販売する「光コラボ」の一種。
回線自体はフレッツ光と同じものを使うため、回線の品質(安定性や回線速度)は高いという特徴を持っています。それでいてフレッツ光に比べて料金が格段に安く、消費者にはメリットが大きい光回線であると言えるでしょう。
ちなみに光回線サービスは大きく分けて4つの種類があります。
- フレッツ光・・・NTTが提供する光回線サービス
- 光コラボレーション・・・NTTの光回線をレンタルして別事業者が提供する光回線サービス(ドコモ光、ソフトバンク光等)
- ダークファイバー系・・・NTTが引いたが使っていない光回線を利用し独自にシステムを構築し提供している光回線サービス(auひかり、NURO光)
- 電力会社系・・・電力会社が引いて提供する光回線サービス(eo光、コミュファ光)
このうち、光コラボは最も事業者が多くなっており、最も広く使われている光回線サービスです。
対応エリアは全国、対応しているマンションも多い
光回線はサービスによってエリアが限定しており、エリア外だと利用できないケースが多々あります(例えばauひかりは関西・中部地方で利用不可)。
しかし、ドコモ光を含めた光コラボのエリアはフレッツ光のエリアに準じており全国対応。どこでも利用可能となっていてエリア外で使えないという心配がありません。
またマンションやアパートといった集合住宅の場合だと、エリア内であっても各光回線サービスの設備が導入されているかによって利用できるかできないかが変わります。
ただ光コラボで利用するフレッツ光の回線は多くのマンションで導入されている為、問題なく利用できる場合がほとんどです。
ドコモとのセット割あり、セット利用でスマホが安くなる
光回線を選ぶ上で最も重要なのは「光回線×スマホ」でセット割があるかどうかです。
対応したものを選ぶことで、スマホ代が非常に安くなる(台数ごとに応じてなので家族で同じスマホキャリアを使っている場合は特に大きい)というメリットがある為、基本的にはセット割の有無で選ぶのがベストです。
利用スマホ | 光回線 |
ドコモ | ドコモ光(光コラボ) |
au UQモバイル |
auひかり(独自回線) ビッグローブ光、So-net光プラス(光コラボ) eo光、コミュファ光、ピカラ光(電力) |
ソフトバンク | ソフトバンク光(光コラボ) NURO光(独自回線) |
Y!mobile | ソフトバンク光(光コラボ) |
楽天モバイル | 楽天ひかり(光コラボ) |
そしてドコモ光はドコモに対応。契約者本人及び家族(三親等以内なら別居でも可)の回線を最大20回線までセット割の適用を受けることができます(セット割の金額等詳細は下記で紹介しています)。
キャッシュバックや工事費無料などコスパが良い光回線
ドコモ光では、新規契約時にキャッシュバックが貰える、高性能のWiFiルーターが無料でレンタルできるといった特典があります。
またキャンペーンにより工事費も無料。
通常新規開通の際は16,500円〜19,800円の工事費用が自己負担となりますが、ドコモ光はこれが無料です。
月額料金は他の光コラボに比べて決して高い訳ではなく、それでいて特典は豊富なのでコスパは良い光回線であると言えるでしょう。
大手なのでサービス面も安心して利用できる
光コラボは参入障壁が非常に低く、現在は600社以上が光回線サービスを提供しています。ただその中にはサービスの質があまり良くない事業者があるのも事実です。
ただドコモ光は大手なだけあってサービス面は安心して利用できます。口コミ・評判も良く多くの人に利用されているのはそれなりの理由がありますからね。
もちろん知名度が低くても質の高いサービスを提供してくれている事業者もありますが、たくさんある中から選ぶのはかなり困難。失敗したからと乗り換えするのも困難な光回線(工事費用や違約金がかかる、時間もかかる)だからこそ、大手から選ぶのが失敗しない選び方だといえるでしょう。
ドコモ光の基本情報まとめ
ではここからは、ドコモ光について料金やキャッシュバックの額、中途解約金等を詳しく紹介していきます。
サービス名 | ドコモ光 | |
形態 | 光コラボレーション | |
基本料金 | 【戸建て】 月5,720円 |
【マンション】 月4,400円 |
工事費 | 【新規】 無料 |
【新規】 無料 |
光電話 | 月550円 | |
違約金 | 5,500円 | 4,180円 |
IPv6対応 | ○ | |
契約期間 | 2年 | |
エリア | 全国対応 |
戸建タイプ、マンションタイプの月額料金
ドコモ光 | ||
基本料金 | 【戸建て】 月5,720円 |
【マンション】 月4,400円 |
ドコモ光は戸建タイプとマンションタイプで上記の通り料金が異なります。
それぞれプロバイダ込みの料金となっており、プロバイダ料がさらにかかってしまうことはありません。
なお選ぶプロバイダ(※1)によって、料金が高くなる(戸建:5,940円、マンション:4,620円)となるので注意しましょう。
※1:OCN、@TCOM、AsahiNet、ちゃんぷるネット等、詳しくは下記「選べるプロバイダ」欄参考
ちなみにキャッシュバックの額やその他特典、月額料金の観点からおすすめはGMOとくとくBBです。
工事費用:キャンペーンで完全無料
ドコモ光では公式で工事費が無料のキャンペーンが行われています(プロバイダ経由の申し込みでも適用)。
多くの光回線サービスでも工事費無料特典はありますが、そのほとんどが「実質無料」。
「実質無料」の場合、工事費が24〜36ヶ月の分割払いとなり、毎月その分割費用と同じ料金を割引されるという形をとっています。
その為、万が一工事費の分割払いが終わる前に解約してしまうと、工事費の残債として一括請求されてしまうというリスクがあります(24回分割払いで12ヶ月で解約すると半額が一括請求)。
しかしドコモ光は実質無料ではなく、最初から0円となる「完全無料」。初回に全て割引してくれるので、残債の一括請求を心配する必要がありません。
※1:土日・祝日工事の追加工事料、工事内容によって発生する追加料金は特典値引きの適用外
※2:7ヶ月以上の利用が条件。7ヶ月未満で解約の場合は工事費が請求されるので注意。
キャッシュバックは最大65,000円
ドコモ光はNTTドコモのサイトだけではなく、各プロバイダから申し込むことも可能となっています。
そのうちおすすめなのは、各プロバイダから申し込む方法。なぜなら各プロバイダごとで公式にはないキャッシュバックなどの特典が準備されている為です。
さらプロバイダの中でも最もおすすめなのがGMOとくとくBBです。他のプロバイダに比べてキャッシュバックが多く、かつ貰えるまでの期間が短いのが特徴です。
キャッシュバック詳細
- 契約から5ヶ月目末に振り込み
- 加入オプションに応じてキャッシュバック額が変動
- 振り込み加入後のオプション解約は問題なし
ドコモ光のキャッシュバックは利用開始から4ヶ月目に案内メールが来て、登録すると翌月末(ようするに5ヶ月目の末)に振り込まれます。比較的早期にキャッシュバックを受け取ることができるのがメリットの一つです。
ただしキャッシュバック額は以下の通り加入オプションに応じて料金が変わります。
特典金額 | 適用条件 |
---|---|
65,000円 | Lemino+ ひかりTV+DAZN for docomo |
35,000円 | ひかりTV+DAZN for docomo |
18,000円 | ひかりTV |
15,000円 | DAZN for docomo またはスカパー! (1,800円以上の商品) |
12,000円 | dTVまたはdアニメストア |
10,000円 | なし |
ドコモ光公式から申し込むより圧倒的にお得なので、おすすめです。
オプション(光電話、光テレビなど)費用
オプション | 料金 |
光電話 | 550円 |
ひかりTV | 1,100円〜2,750円 (視聴可能チャンネル数による) |
dTV | 550円 |
dアニメ | 440円 |
契約期間及び中途解約金
ドコモ光 | ||
契約期間 | 2年 | |
中途解約金 | 【戸建て】 5,500円 |
【マンション】 月4,180円 |
以前まで、ほとんどの光回線は中途解約金として1〜2万円程度とそこそこ高額の料金が設定されていました。
しかし電気通信事業法の改正により、解約時に請求できる上限金額が「月額利用料相当額」に変更。ようするに違約金の上限は1ヵ月分の利用料が上限となり、どこの会社も月額料金の4,000〜6,000円へと変更されています。
ドコモ光も同様に中途解約金はかなり低くなったので、そこまで契約期間を気にする必要は無くなったと言えるでしょう。
ドコモ光についてさらに詳細をチェック
ここまでドコモ光の基本情報について整理してきましたが、ここからはさらに突っ込んで利用する上で重要となる詳細情報を整理していきます。
ドコモスマホとのセット割内容
ドコモ光は同じNTTドコモが運営しているスマホのドコモと合わせて利用することで、プランに応じて以下の通りスマホの料金が安くなります。(契約者本人及び家族の回線を最大20回線まで適用可、三親等以内なら別居でも可)
割引額は以下の通りです。
【旧プラン】
プラン | 割引 |
5Gギガホ | 1,100円割引/台 |
5Gギガライト (3GB以上) |
1,100円割引/台 |
5Gギガライト (1GB以上) |
550円割引/台 |
【新プラン】
プラン | 割引 |
eximo | 1,100円割引/台 |
irumo (3GB・6GB・9GB) |
1,100円割引/台 |
irumo(0.5GB) ahamo |
なし |
もし4人家族で、対象プランを契約している場合だとスマホ代が最大4,400円引き(1台1,100円割引)となり、ドコモ光自体の料金分がほぼまるまるされることになりますから、使わない理由はないでしょう。
ドコモの新料金プラン「irumo」
- 3GB、6GB、9GBから選べるドコモの少容量プラン「irumo」
- キャリアなのに料金が他社サブブランド並み
- ドコモ光とのセット割でさらにお得、格安SIMよりも安くなる。
- 格安SIMでは不安という人はドコモ一択
プラン | 基本料金 | 割引後 |
3GB | 2,167円 | 880円 |
6GB | 2,827円 | 1,540円 |
9GB | 3,377円 | 2,090円 |
通信速度:最大1Gbps
最大通信速度(理論上の数値)
- 下り(データ受信):1Gbps
- 上り(データ送信):1Gbps
ドコモ光の最大通信速度は下り、上り共に1Gbpsです。ただしこの数値はあくまで理論上の最大値であり、実測値は200Mbps〜400Mbpsになる場合が多いです。
ちなみにインターネットを快適に使うことができる通信速度はSNS・Web閲覧で1〜10Mbps、動画視聴(高画質)が10〜20Mbps、オンラインゲームが10〜50Mbps程度となっていますから、ドコモ光の速度は十分であると言えるでしょう。
ただし光回線の通信速度は、ドコモ光に限らず環境面に大きく左右されるので注意が必要です。
回線速度が遅くなる原因
- WiFiルーターやケーブルが古い、スペックが低い
- マンション等の回線が混雑
- マンション等の設備が古い
- スマホやパソコンなどの不具合
もし速度が10Mbps程度しか出ない場合は、これらの原因であると考えるのが良いでしょう。
iPv6対応
従来のiPv4に比べ、回線混雑が起こりにくく安定したインターネットができるようになったiPv6。iPv4だからと言って極端に不便という訳ではありませんが、やはり快適性で上回るiPv6対応を選ぶのが良いでしょう。
そしてそのiPv6ですが、ドコモ光で無料で利用できるようになっています(一部プロバイダは未対応)。
なおiPv6を利用する為には、それに対応したWiFiルーターが必要です。ルーター自体は比較的高くなってしまうものの、プロバイダのGMOとくとくBB経由であれば無料でずっとレンタルできるのでおすすめです。
なおiPv6についての詳しい内容は下記記事で解説しています。
選べるプロバイダ
ドコモ光では以下のプロバイダから選ぶことができます。
ドコモ光プロバイダ【タイプA】
OCNインターネット、GMOとくとくBB、andline、@nifty、SIS、ic-net、hi-ho、BB.excite、BIGLOBE、Tigers-net.com、エディオンネット、SYNAPSE、楽天ブロードバンド、SYNAPSE、DTI、@ネスク、TiKiTiKi
【タイプB】
@Tcom、AsahiNet、@ちゃんぷるネット、WAKWAK、TNC
タイプBはタイプAに比べて月額料金が220円高くなってしまう為、基本的にはタイプAの中から選ぶのがおすすめ。
またプロバイダごとでキャッシュバック等の特典が大きく異なります(全くないプロバイダもあり)。その為、どのプロバイダを選ぶかは実はかなり重要です。
現在のところおすすめなのが「GMOとくとくBB」。上記で紹介したようにキャッシュバックが大きく、さらにルーターレンタル無料といった特典があります。
3つの支払い方法
ドコモ光は以下の支払い方法に対応しています。
- クレジットカード払い
- 口座振替
- 請求書払い(コンビニ・金融機関)
高速通信プランについて
通常のドコモ光は最大通信速度が1Gbpsですが、最大通信速度10Gbpsの高速プランもでています。
一部エリアの戸建タイプのみで、料金は以下の通りです。
ドコモ光 | ||
10Gbpsプラン 料金 |
【戸建て】 月5,720円 |
【マンション】 対応なし |
正直現時点ではオーバースペック(ほとんどの人は最大通信速度1Gbpsで十分)で、料金が高くなる点からも基本的にはおすすめしませんが、法人で大人数で使う場合等は検討してみて良いかもしれません。
dカード GOLDならポイント付与率が1,100円につき10%たまってお得
dカードとは、ドコモの共通ポイントであるdポイントを貯めることのできるカードのこと。
このdカードにはレギュラーカードの上のランクとして「dポイントGOLD」があり、GOLDになると次のような特典があります。
- 毎月のドコモのケータイ/「ドコモ光」利用料金1,100円ごとに税抜金額の10%ポイント還元
- ケータイ補償3年間で最大10万円
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用無料
つまり、dカード GOLDを持っていれば、スマホの料金だけでなくドコモ光の利用料金についても、1,100円ごとに10%のポイント還元が受けられるというわけです。
これは例えば、月33,000円の支払いがあれば3,000ポイント、年間で36,000ポイント(36,000円分)が貯まる計算です。ポイントは通信費の支払いにも充てられるので、1ヶ月分浮くことになります。
スマホの料金だけでなくドコモ光の料金についてもポイントが貯まると、通信費節約に繋がって良さそうですね。
ドコモ光と他社で料金やキャッシュバックを比較
ここではドコモ光と他社光回線で料金やキャッシュバックを比較していきます。
なお詳しい比較記事及びそれに基づくおすすめ光回線は以下の記事で紹介しています。
戸建タイプの場合
(横にスクロールできます)
ドコモ光 | auひかり | ビッグローブ光 |
ソフトバンク光 | NURO光 | eo光 | コミュファ光 | ピカラ光 | おてがる光 | BB.excite光Fit | ||
回線種類 | 光コラボ | 独自 | 光コラボ | 光コラボ | 独自 | 電力 | 電力 | 電力 | 光コラボ | 光コラボ | |
料金 |
戸建 | 5,720円 | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目:5,390円 |
5,478円 | 5,720円 | 5,200円 | 1年目:3,280円 2年目〜:5,448円 |
1年目:2,980円 2年目〜:5,170円 |
1〜2年目:4,950円 3〜4年目:4,840円 5〜6年目:4,730円 7年目〜:4,620円 |
4,708円 | 〜30GB:3,520円 〜200GB:4,290円 〜500GB:5,060円 500GB〜:5,830円 |
セット割 対応スマホ |
ドコモ | au UQmobile |
au UQmobile |
ソフトバンク Y!mobile |
ソフトバンク | au UQmobile |
au UQmobile |
au UQmobile |
なし | なし | |
工事費用 (新規工事) |
戸建 | 無料 | 実質無料 | 28,680円 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 無料 |
最大 キャッシュバック |
65,000円 + dポイント 2,000pt |
72,000円 | 90,000円 | 37,000円 | 45,000円 | 5,000円 | 最大45,000円 | 30,000円 | なし | なし | |
対応 エリア |
全国 | 全国 (東海・関西 ・沖縄を除く) |
全国 | 全国 | 一部地域のみ | 関西 | 東海 | 四国 | 全国 | 全国 |
※各光回線の月額料金は戸建・マンションのタイプによて若干異なります。ここでは比較的利用者が多い料金を掲載しています。
※工事費用は通常工事(新規開通工事)のみの料金で、土日祝日工事の追加工事料等は含まれていません。
月額料金としては標準的であるものの、工事費用が無料でキャッシュバックもそれなりに貰えるというのがドコモ光のメリットです。
なおドコモユーザーの場合はスマホとのセット割があるので、もし割引を受けることができるならドコモ光が圧倒的におすすめとなります。
セット割は家族の台数分受けることができるので、もし2回線あれば月2,200円、2年間で52,800円もの割引、4回線あれば月4,400円、2年間で105,600円にもなります。
キャッシュバックだけを見るのではなく、トータルでどちらがお得になるかで決めるのが良いでしょう。
マンションタイプの場合
(横にスクロールできます)
ドコモ光 | auひかり | ビッグローブ光 |
ソフトバンク光 | NURO光 | eo光 | コミュファ光 | ピカラ光 | おてがる光 | So-net光プラス | 楽天ひかり | BB.excite光Fit | ||
回線種類 | 光コラボ | 独自 | 光コラボ | 光コラボ | 独自 | 電力 | 電力 | 電力 | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ | |
料金 |
マンション | 4,400円 | 4,180円 | 4,378円 | 4,180円 | 2,750円 | 1〜2年目:3,326円〜 3年目〜:3,876円〜 |
1年目:2,450円 2年目〜:4,070円 |
1〜4年:3,740円 5年目〜:3,608円 |
3,608円 | 4,928円 | 4,180円 | 〜30GB:2,640円 〜200GB:3,410円 200GB〜:4,180円 |
セット割 対応スマホ |
ドコモ | au UQmobile |
au UQmobile |
ソフトバンク Y!mobile |
ソフトバンク | au UQmobile |
au UQmobile |
au UQmobile |
なし | au UQmobile |
なし | なし | |
工事費用 (新規工事) |
マンション | 無料 | 実質無料 | 28,680円 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 16,500円 | 無料 |
最大 キャッシュバック |
65,000円 + dポイント 2,000pt |
72,000円 | 90,000円 | 37,000円 | 45,000円 | 3,000円 | 最大45,000円 | 30,000円 | なし | 50,000円 | なし | なし | |
対応 エリア |
全国 | 全国 (東海・関西 ・沖縄を除く) |
全国 | 全国 | 一部地域のみ | 関西 | 東海 | 四国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
※各光回線の月額料金は戸建・マンションのタイプによて若干異なります。ここでは比較的利用者が多い料金を掲載しています。
※工事費用は通常工事(新規開通工事)のみの料金で、土日祝日工事の追加工事料等は含まれていません。
ドコモユーザーであればその差を簡単に埋めるくらいのセット割を受けることができるのでおすすめですが、他のスマホを使っている場合は他社を選ぶのが良いでしょう。
ドコモ光の口コミ・評判
ドコモ光について、通信速度については良い意見と悪い意見の両方があります。
ドコモ光1ギガで最大速度を上回る結果出たぞwwwpic.twitter.com/0uyxR0WhOe (Twitter)
↑画像参考:下り1.1Gbps、上り360Mbps
ドコモ光の回線悪い。悪いから回線NURO光に変えようと思ったのに、なんかマンションが対応してくれん笑笑 一人だけ変えるのは良くないらしい笑緊急事態宣言はいって休みになるまで回線悪くなかったのに急に悪くなった。しかもルーターの調子も悪くなった(゚∀゚)
終わったうわぁぁぁぁぁ (Twitter)
速度については賛否両論、といったところですね。
ただ光回線の速度については、マンションでの設備や混雑状況であったり、WiFiルーターやケーブルのスペックによるところが大きくなります。
iPv6対応のプロバイダを選んでおけばドコモ光でスペックとして十分であり、もし速度が遅い場合は光回線自体ではなく他の要因を考えた方が良いでしょう。
ちなみにプロバイダは、WiFiルーターが無料でレンタルできるGMOとくとくBBを選ぶ人が傾向として多いようです。
どのプロバイダを使うかは通信速度にそれなりの影響がある為、わりと重要です。
GMOは現在のところ(今後変わるかもしれないが)、評判が最も良いので現時点では最もおすすめできるプロバイダです。
4年前、引っ越ししてドコモ光&楽天プロバイダに
先月、速度が遅いことに気付き、ルーターを新しく変更
(10年前くらいから変えてなかった)
光で1GBうたってるのに、ダウンロードで3~18MB💢速度が変わらず
プロバイダをGMOに変更
ルーターは無料レンタルに速度が10倍以上に!快適すぎる😆 (Twitter)
ドコモ光のメリット・デメリット
ここからは、これまでの話をまとめてドコモ光のメリット・デメリットについて紹介していきます。
ドコモ光のメリット
まずはドコモ光のメリットから。
キャッシュバック・工事費無料・WiFiルーター無料等の特典がある
ドコモ光でも特にプロバイダをGMOとくとくBBを選んだ場合、キャッシュバック最大65,000円、工事費無料、ハイスペックのWiFiルーターが無料といった特典がつきます。
光回線の中では月額料金が安いわけでもないのにキャッシュバックなし、工事費負担もなしというところも多い中で、ドコモ光はかなりコスト面で優遇されている光回線であると言えるでしょう。
ドコモのスマホとセットでスマホ代の割引を受けることができる
ドコモ光はスマホのドコモと同時利用することでセット割引を受けることができます(最大1,100円割引/1回線)。
契約者本人はもちろんですが、家族分(三親等以内なら別居でも可)も含めて最大20回線まで適用可能。
割引を受けられるのが一人でも十分お得ですが、家族でドコモを使っている人が多ければ多いほどお得度は高くなります。もし5人使っていれば最大月5,500円。光回線でかかる費用とほぼ同額もしくはそれ以上の割引を受けることができるので、使わない理由はないですね。
工事が簡潔ですぐに利用開始できる場合も多い
光回線はスマホやホームルーター、モバイルWiFiと違って有線で接続する必要がある為、初めて利用する場合には開通工事(電柱から室内までケーブルを引き込み開通させる工事)が必要です。
その為、申込から利用できるようになるまでにはある程度の時間を要し、通常であれば1ヶ月、繁忙期(3〜5月など新生活開始のタイミング)だと2〜3ヶ月かかってしまうこともあります。
ただドコモ光のような光コラボの場合、マンションだとすでに設備が導入されている場合が多く、「光コンセント」に自分で繋ぐだけで工事はなし、NTT側で設定するだけでOKとなって1〜2週間程度ですぐできるようになることが多いです。
※光コラボでも、新築の家に回線を引き込む場合やマンションに設備がない場合は工事が必要である程度の時間がかかります。
他の光コラボに乗り換えが簡単
ドコモ光のような光コラボは、他の光コラボへの乗り換えが非常に簡単。
なぜなら光コラボの事業者自体は変わっても、回線設備自体はフレッツ光のままで変わらない為、これまで使っていた回線をそのまま使うことが可能だからです。
開通工事はもちろん不要で、数日で乗り換え可能。光電話利用者はその番号を引き継ぐことも可能です。
光回線は最初の契約時にキャッシュバックや割引などの特典がある為、2〜3年置きに乗り換えるのが最もお得な使い方。光コラボ同士で乗り換える場合は工事など面倒なことがなく簡単に済ませられるので、常に良いコスパで使い続けることができます。
ドコモ光のデメリット
続いてドコモ光のデメリットから。
ドコモユーザー以外だともっとお得な光回線がある
ドコモ光のキャッシュバック・工事費用負担等をみると、全体的には上位のお得度があるものの、大手の中にはさらにお得な光回線があるのが事実。
ドコモユーザーにはセット割があるのでその差を埋めて最もお得な光回線となりますが、他社のスマホを使っていてセット割を受けることができない人は他の光回線を選ぶのがおすすめです。
基本的に光回線はそれぞれのスマホに応じてセット割を受けることができるものを選ぶべきで、ソフトバンクであればソフトバンク光やNURO光、auであればauひかりやビッグローブ光を選ぶのが良いでしょう。
マンションによっては導入ができない場合も
フレッツ光回線を利用する光コラボであるドコモ光は、全国対応で多くのマンション・アパートでも設備が導入されています。
ただ一部のマンションでは導入されていない場合があり(auひかりのみ可のマンションもちらほらある)、その場合はドコモ光を導入したくてもできません。
集合住宅に住んでいる人の場合、導入できる光回線は限られてしまうので注意が必要です。
回線速度が遅いという口コミもちらほら
ドコモ光の口コミ・評判を見ると「回線速度が遅い」という口コミがちらほら見られます。
最大1Gbpsという速度に加え、iPv6にも対応しているという点からスペック的に低い訳ではありませんが、マンション内や周辺のネット混雑状況によってどうしても遅くなってしまうことがあるのが光回線というもの。
これはドコモ光に限った話ではありません。
ただどうしても遅さが気になるという場合、常に高速でないという困る場合は最大通信速度が2GbpsのNURO光や独自回線のauひかり、ちょっと料金は上がりますがドコモ光の10Gbpsプランの利用を考えてみるのが良いでしょう(エリア・マンションの対応など条件はありますが)。
ドコモ光をおすすめする人
ドコモ光を使うべき人
- ドコモのスマホを利用している人(自分・家族含め)
冒頭でも述べましたが、ドコモ光にするか他の光回線にするかを選ぶポイントは簡単。「ドコモのスマホを使っているかどうか」です。
月額料金やキャッシュバック等の特典だけをみるとauひかりやビッグローブ光などもっとお得な光回線がありますが、ドコモユーザーの場合はその差を埋めるセット割があるのでトータルで考えた場合はドコモ光が最もお得な光回線となります。
特に家族(三親等)含めて2回線以上使っている人は絶対ドコモ光。セット割は回線ごとに適用される為、対象となる回線数が多ければ多いほどお得になります。
ドコモ光の契約方法
ドコモ光を申し込む上で最も注意すべき点は、ドコモ光の公式HPではなくプロバイダのHPで契約する必要があるということ。
なぜならそうしないと、各プロバイダで行われているキャンペーンが適用されず、3万円以上もらえるかもしれないキャッシュバックが貰えなくなってしまうからです。
また本サイトとしては、前半で挙げたGMOとくとくBBを選び、GMOのプロバイダサイトからドコモ光を申し込むのがおすすめです。
速度面の口コミが良く、さらに公式経由では貰えないキャッシュバックもある為です。
ドコモのポイント還元だけでなく、GMOのキャッシュバックの最大35,000円キャッシュバックも一緒にGETしましょう。
契約申し込みが正式に完了したら後日、工事や必要な機器についてNTTから連絡があります。
(契約窓口はドコモ光ですが、回線自体はNTTの管理)
新規回線工事や宅内工事がある場合は、ここで具体的な工事日時が決定。いよいよ当日になると、NTT東西から委託された業者によって工事が始まります。
光回線工事は立ち合いが必要なので、工事の間(1時間から半日程度)はずっと家にいなくてはいけません。まあ立ち合いと言っても、ずっと工事を見続けるようなことはなく、時折確認する程度です。
詳しい工事内容についてはこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
光回線の工事内容って?マンションと戸建てで工事の流れや料金、開通までの期間を丁寧に解説
なお、アパートやマンションで既に回線設備があったり、他の光コラボから事業者変更で乗り換えたりする場合、送られてきた機器を自分で交換する「無派遣工事」を行うことがあります。
マニュアルに沿って設置するだけでそう難しくはありませんので安心してください。
ドコモ光まとめ
ドコモ光の特徴をまとめると以下の通りです。
- キャッシュバックや工事費無料等の特典はそれなりによい
- ドコモユーザーはセット割があるので一番に選ぶべき
- プロバイダはGMOとくとくBBがおすすめ
- 申し込みはドコモ光のHPではなくプロバイダのHPから
セット割の恩恵を受けることができるドコモユーザーにとってはベストな選択となるドコモ光。
ドコモを使っている人はぜひ活用してください。