auひかりとソフトバンク光はどちらも人気の光回線サービスです。どっちを選べばいいか迷っている方もいるかもしれません。
せっかくなら、月額料金や通信速度、割引キャンペーンがお得な光回線サービスを選びたいですよね。
そこで今回は、auひかりとソフトバンク光の月額料金や通信速度、割引キャンペーンなどを比較しながら解説していきます。
それぞれの契約するメリットも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
使ってるスマホで選ぶ
セットで使うとスマホ代が毎月最大1,100円/1回線割引
auひかりとソフトバンク光を比較
auひかりとソフトバンク光のどちらを契約がおすすめなのかと言うと、結論としては手持ちのスマホと同じキャリアの光回線を契約するのがお得です。
なぜなら、au・ソフトバンクともに、光回線とスマホの契約をセットにすることで割引になるキャンペーンがあるから。
細かな条件はありますが、スマホ1台あたり最大で1,100円の割引等を受けることが可能です。
項目 | auひかり | ソフトバンク光 |
回線種類 | 独自回線 | 光コラボ |
エリア | 関西・東海・沖縄以外 | ほぼ全国的に対応 |
マンションの 対応状況 |
対応している マンションが少ない |
対応している マンションは多い |
速度 | 1Gbps 5Gbps 10Gbps |
1Gbps 10Gbps |
月額料金 (1ギガプラン) |
【戸建て】 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目:5,390円 【マンション】 4,180円 |
【戸建て】 5,720円 【マンション】 4,180円 |
セット割 対象 |
au UQモバイル |
ソフトバンク Y!mobile |
プロ バイダ |
8社から選べる | 1社のみ |
キャッシュ バック |
代理店経由で 最大72,000円 |
代理店経由で 最大37,000円 |
それでは、詳しく見ていきましょう。
エリア|光コラボのソフトバンクは全国対応、auひかりは関西・東海がエリア外
対応エリアを比較すると、auひかりは限定的ですが、ソフトバンク光はほぼ全国に対応しています。
上表のように、auひかりは、戸建てタイプの場合、近畿・東海部エリアで利用できません。
一方、ソフトバンク光はNTTの回線を使用している光コラボであり、戸建て・マンションを問わず全国のほとんどのエリアで利用可能です。
マンションの対応状況
マンション等の集合住宅で光回線を使う場合、その建物で使いたい光回線の設備が導入されている必要があります。
ソフトバンクは光コラボでフレッツ光の回線設備が導入されていれば良いのですが、主要な光回線ということでかなり多くのマンションで導入されており、使うことができます。
一方でauひかりは独自回線で、光コラボに使える建物はかなり限られています。
速度|auひかりは5ギガと10ギガに対応、ソフトバンク光は10ギガに対応
現在提供されている光回線サービスは、通信速度が1Gbpsのものが多く、一般的な用途の利用であればそこまでストレスを感じることはありません。
しかしながら、1Gbpsより高速な通信速度を求めている方もいるでしょう。
auひかりとソフトバンク光では、1Gbpsプランだけでなく、さらに高速な通信プランを契約することができます。
auひかりは5ギガと10ギガに対応、ソフトバンク光も2020年4月から10ギガプランへの対応を開始しています。
auひかり・ソフトバンク光ともに、最大10ギガでの通信に対応しているのは一部エリアのみです。
参考:ソフトバンク光10ギガのエリア・料金や評判、申し込む前に確認しておきたいことまとめ、通信速度はどれくらい速い?
月額料金|基本的にはさほど変わらない
戸建てタイプで一般的なプランを契約した場合の比較は、以下の通りです。
※税込表記
建物のタイプにもよりますが、戸建てとマンションそれぞれで、auひかりとソフトバンク光の月額料金は、さほど変わりません。
そのため、基本的には次で解説する「スマホとのセット割」を基準に選ぶのがおすすめです。
セット割対象スマホ
auひかりはauとUQモバイル、ソフトバンク光はソフトバンクとY!mobileがそれぞれセット割の対象となっています。
スマホの割引は家族で持っている回線それぞれに適用される為、家族で4回線使っていれば合計で月4,400円の割引。
この割引があるので、光回線は使っているスマホに合わせて選ぶことが重要です。
プロバイダ|auひかりは8社、ソフトバンク光はYahoo!BBの1社のみ
auひかりは、8社(@nifty、@TCOM、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-net、GMOとくとくBB)からプロバイダを選ぶことが可能ですが、ソフトバンク光のプロバイダはYahoo!BBのみです。
たった一つしかないソフトバンク光に比べると選択肢が多くていいような気もしますが、たとえ7社のプロバイダから選べるといっても、そう体制に大きな違いはありません。
プロバイダごとに違うのは、おもにセキュリティ対策ソフトやスマホ・パソコンの遠隔サポートサービスの無料期間くらいです。
プロバイダ選びで慎重になったとしても速度や通信速度には何ら影響はないため、ソフトの無料期間が長いものや、サポートの手厚いところを選ぶようにしましょう。
工事費用|どっちも工事費が実質無料になる特典がある
初期費用については、auひかり・ソフトバンク光ともにキャンペーンの特典を受けられるため、工事費用が実質無料になります。
auひかりの工事費は、戸建てタイプで41,250円、マンションタイプで33,000円ですが、キャンペーンを適用すると月額利用料が割引され実質無料になります。
一方、ソフトバンク光の工事費は、26,400円、こちらも同様にキャンペーンを適用すると月額利用料が割引され実質無料になります。
参考:光回線の工事費用はどれくらい?実質無料は本当?工事費負担の目安や注意点を解説
キャッシュバック(代理店経由)
auひかりもソフトバンク光も、公式経由ではなく代理店経由で申し込むことで高額なキャッシュバックをもらうことができます。
それぞれキャッシュバックは以下の通りです。
- auひかりの代理店・・・最大72,000円
- ソフトバンク光の代理店・・・最大37,000円
キャッシュバックを見ると、auひかりはかなり大きいです。
auひかりとソフトバンク光、どっちを選ぶ?
ではここからは具体的にどっちを選ぶかについて解説していきます。
使える光回線をチェック
光コラボであるソフトバンク光はエリアは全国で、さらに対応しているマンションが多いです。
一方、auひかりは関西・東海圏はエリア外、エリア内の地域でもマンションだと対応していないことは少なくありません。
もしソフトバンク光しか使えないエリア・マンションであれば、使うのはソフトバンク光となります。
ただもしauやUQモバイルのスマホを使っているならソフトバンク光を使うのはもったいないので、セット割対象で同じ光コラボのビッグローブ光をおすすめします。
セット割対象で選ぶ
どちらも使えるエリアに住んでいるなら選ぶべきうはセット割対象のスマホです。
auやUQモバイルならauひかり、ソフトバンクやY!mobileならソフトバンク光を選びましょう。
それ以外のスマホの場合は基本的にはauひかり。auひかりの方がキャッシュバックが多く、お得ですから。
ただしドコモユーザーはセット割が適用できるドコモ光の方がお得に使えます。
使ってるスマホで選ぶ
セットで使うとスマホ代が毎月最大1,100円/1回線割引
ずっと使うならauひかり、引越しや乗り換えがあればソフトバンク光、セット割有無も重要
auひかりとソフトバンク光について、月額料金など様々な面から比較してきました。
項目 | auひかり | ソフトバンク光 |
回線種類 | 独自回線 | 光コラボ |
エリア | 関西・東海・沖縄以外 | ほぼ全国的に対応 |
マンションの 対応状況 |
対応している マンションが少ない |
対応している マンションは多い |
速度 | 1Gbps 5Gbps 10Gbps |
1Gbps 10Gbps |
月額料金 (1ギガプラン) |
【戸建て】 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目:5,390円 【マンション】 4,180円 |
【戸建て】 5,720円 【マンション】 4,180円 |
セット割 対象 |
au UQモバイル |
ソフトバンク Y!mobile |
プロ バイダ |
8社から選べる | 1社のみ |
キャッシュ バック |
代理店経由で 最大72,000円 |
代理店経由で 最大37,000円 |
最初にお伝えした通り、光回線は「スマホのセット割が適用できるほう」を選ぶのが鉄則です。
そのほうが月額料金の割引になったり、機器のレンタル料が無料になったりしてお得なことが多いからです。
ただ、スマホを基準に選ぼうとしても、数年以内に引越しや乗り換えの可能性があるなら、回線の撤去費用が掛かったり、エリアが限定的だったりするauひかりはあまりおすすめできません。
その場合はソフトバンク光を選ぶか、もしくはスマホのセット割を気にせずにとにかく月額料金の安い光回線サービスを選ぶかになるでしょう。