ドコモの「ahamo」に追従する形で出したsoftbankの格安プランである「LINEMO」。
これまであった格安SIMとはもちろん、ahamoやauのpovo2.0とも実は意外と違いもあるので、気になっている人はチェックしてみてください。
格安SIMならLINEMOがおすすめ!
- 3GBが990円、20GBが2,728円
- 通信速度は速く、LINE利用時のギガ消費もなし
- キャンペーンもお得!
- 最大15,000PayPayポイント還元
- 5分以内の通話定額オプションが7ヶ月間無料
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LINEMOの公式サイト
LINEMOとは?料金プランやsoftbankとの違い
LINEMOとは3大キャリアのsoftbankが出している格安SIM。キャリアに比べて非常に安い料金で利用できるサービスです。
LINEMO | |
料金/通信量 | ・990円/3GB ・2,728円/20GB |
事務手数料 | 0円 |
送料 | 0円 |
回線 | softbank |
回線品質 | ◎ |
通話定額 | 5分以内無料:550円 かけ放題:1,650円 |
オプション | 1GB追加:550円 |
割引等 | ー |
キャンペーン | 3GBプラン契約で最大10,940PayPayポイント 20GBプラン契約で最大20,000PayPayポイント 通話定額オプション(5分以内)7ヶ月無料 |
その他 | LINEギガフリー |
公式 | LINEMO |
LINEMOの特徴、softbankとの違い
LINEMOは3大キャリアの一つであるsoftbankが出している格安プランの一つという位置づけです。同じ会社のY!mobileやauのUQモバイルのようなサブブランドではなく、あくまでsoftbankの中間的な位置づけのプランとなっています。
softbankとの違いを見てみましょう。
LINEMO | softbank | |
料金 | 3GB:990円(ミニプラン) 20GB:2,728円(スマホプラン) |
1GB以内:3,278円 3GB以内:5,478円 無制限:7,238円 |
通話定額 オプション |
5分以内無料:550円 かけ放題:1,650円 |
5分以内無料:880円 かけ放題:1,980円 |
割引 | なし | みんな家族割 おうち割光セット |
割引フル 適用後料金 |
3GB:990円 20GB:2,728円 |
1GB以内:2,178円 3GB以内:4,378円 無制限:4,928円 |
キャリアメール | softbankからの乗り換え時のみ可 (年3,300円) |
あり |
申し込み | オンラインのみ | ドコモショップ 家電量販店 オンラインショップ |
格安プランというだけあって、基本料金や通話定額オプションの料金はsoftbankに比べてかなり安くなっています。
LINEMOは3GBで990円であるのに対し、softbankだと3GBで5,478円。
LINEMOはsoftbankのように家族割や光回線とのセット割を適用することができないものの、割引をフルに適用したとしても4,378円で3,000円以上も差があります。
回線を借りて通信を行うMVNOタイプの格安SIM(IIJmioやmineo)のように通信速度が遅いといったこともありませんから、メリットはかなり大きいと言えるでしょう。
ただし、基本的にはキャリアメールが使えない(softbankからの乗り換え時のみ年3,300円で利用可能)、契約はオンラインのみで窓口で相談等もできないといったデメリットがあります。
LINEMOの料金・プラン詳細
ではあらためて、LINEMOの料金・プランの詳細を見ていきましょう。
料金/通信量 | ・990円/3GB(ミニプラン) ・2,728円/20GB(スマホプラン) |
事務手数料 | 0円 |
送料 | 0円 |
通話定額 | 5分以内無料:550円 かけ放題:1,650円 |
オプション | 1GB追加:550円 |
容量繰り越し | 不可 |
LINEMOにあるのは3GB(ミニプラン)と20GB(スマホプラン)の2つのプラン。その2つのプランに通話定額のオプションを希望に応じて追加することができます。
通信量が足りなくなった場合に550円で1GB追加することもできますが、あくまでそれは緊急時と考えましょう。1GBあたりの料金がかなり高いので、毎回追加していてはもったいないですからね。
また選べる容量が2つしかないというのは、少々デメリットと言えるでしょう。一般的な消費量である10GB程度使う人にとっては、3GBでは全然足りないけど20GBでは多すぎます。
大半を持て余してしまうのであれば、適切な通信量を選ぶことができる他の格SIMを選んだ方が通信量を下げることができるでしょう。
LINEMOの通話定額オプション
LINEMOの通話定額オプションは以下の2つです。
- 5分以内かけ放題・・・550円
- かけ放題・・・1.650円
料金的には平均的であり、もちろん通話しない・LINE通話しかしないといった人であればこのオプションをつけないという選択も可能です。
LINEMOは後述するようにLINEを利用する場合だと通信量が消費されないという特徴を持っていますから、わざわざつけなくても良いという人は多いかもしれませんね。
LINEMOのキャンペーン
LINEMOでは、以下のキャンペーンが行われています。
- 最大12,000PayPayポイント還元
- 5分以内の通話定額オプションが7ヶ月間無料
LINEMOは格安SIMという位置づけではあるものの、キャンペーンが充実しているのも一つの特徴です。
LINEギガフリー
LINEMOでは、LINE利用でのデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」というサービスが備わっています。
これにより、LINEでのトークはもちろん、音声通話、ビデオ通話も通信量を気にせず利用することができます。
普通のトークや音声通話であればそこまでデータ通信量を必要としませんが、写真や動画を送る場合やビデオ通話する場合はそれなりに使うことになりますから、それらがフリーで使えるというのはかなり大きなメリットでしょう。
ちなみにその月でのデータ通信量を使い切ってしまって速度制限がかかったとしても、LINEに関しては速度が低下しません。すなわち、トークや音声通話、ビデオ通話も心配せず使うことができます。
※LINEMOマンガやゲーム、ニュース等は対象外
LINEMOと他社格安SIMを徹底比較
ここからは、LINEMOと他の格安SIMについて比較した結果を確認してみましょう。
(横にスクロールできます)
LINEMO | ahamo |
povo2.0 | 楽天モバイル | Y!mobile | UQモバイル | IIJmio | mineo | BIGLOBEモバイル |
|
料金 | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
3GB:990円 20GB:2,700円 |
〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 無制限:3,278円 |
4GB:1,078円〜 20GB:2,178円〜 30GB:3,278円〜 |
4GB:1,078〜円 15GB:2,178〜円 20GB:3,278円(※2) |
2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
1GB:1,078円 3GB:1,320円 6GB:1,870円 12GB:3,470円 20GB:5,720円 |
使用 回線 |
softbank | docomo | au | 楽天 | softbank | au | docomo au |
docomo au softbank |
docomo au |
タイプ | キャリア | キャリア | キャリア | キャリア | サブ ブランド |
サブ ブランド |
MVNO | MVNO | MVNO |
割引 | – | – | – | – | 光回線セット割 家族割 |
光回線セット割 家族割 (最大△1,100円) |
– | 複数回線割 (55円/台) |
光回線セット割 家族割 (△200円) |
通話 定額 |
5分:550円 | 5分:0円 | 5分:550円 | 15分:1,100円 | 10分:880円 | 10分:880円 | 5分:500円 10分:700円 |
10分:550円 | 3分:660円 10分:913円 |
かけ 放題 |
1,650円 | 1,100円 | 1,650円 | -(※1) | 1,980円 | 1,980円 | 1,400円 | 1,210円 | – |
※1:専用アプリを利用しての通話は無料
※2:UQモバイルの20GBプラン(コミコミプラン)は10分以内の通話定額込みの料金、光回線とのセット割は適用外
プラン・料金の比較
LINEMOの料金・プランの特徴を挙げると以下の通りとなります。
- 3GB、20GBともに回線品質が良いことを考えるとかなりお得
- キャンペーンによる特典がかなり大きなメリット
- データ通信量は3GB or 20GB 。選択肢が少ないので自分に合わない場合も。
3GBで他社と比較
まずは3GBの料金比較を見てみましょう。
どこの会社も約1,000円と大きくは変わりませんが、IIJmioは5GBと2GB多く使えて他と同じ料金なので若干お得ではありますね。
20GBで他社と比較
続いて20GBプランに5分以内の定額通話オプションを含めた場合です。
- LINEMO(20GB+5分以内の通話無料):3,278円
- ahamo(20GB+5分以内の通話無料):2,970円
- IIJmio(20GB+5分以内の通話無料):2,500円
- mineo(20GB+10分以内の通話無料):2,728円
- 楽天モバイル(20GB+10分以内の通話無料):3,278円
料金だけを見れば、MVNO(docomoやauから回線を借りて通信)の格安SIMであるIIJmioやmineoの方が安く利用できます。ただしLINEMOはそれらよりも後述する通信品質という点でかなり優れていますから、この差額があっても十分お得だと言えるでしょう。
また同じようにキャリアが運営していて回線品質が良いahamo(docomo)と比較した場合だと、ahamoの方が300円程度安くなっています。
しかしながらahamoは通話定額オプションが外せない、キャンペーンの面でLINEMOがかなり優れているという点も考慮するとLINEMOは十分おすすめできるサービスです。
通信速度の比較
スマホを使う上でかなり重要となるのが通信速度。特にLINEMOのように20GB使うのであれば動画等も見るでしょうから、安定して速いというのはかなり大事です。
ではLINEMOの通信速度はどうかというと、他と比べてかなり速く、そして安定性も高いです。
これはahamoやpovoにも言えることなのですが、3大キャリアの回線をそのまま利用できるこの3つの格安SIMは、他に比べてかなり優れています。
通信速度で言うと、次に優れているのはY!mobileやUQモバイル。これらはsoftbankやauと同じ会社がサブブランドとして出しているだけあってかなり良いです。
IIJmioやmineoといったMVNO(docomoやauから回線を借りて通信)の格安SIMは上記2つのタイプに比べるとどうしても劣ってしまいます。特に顕著なのが12時台や18時台など回線が混雑する時間帯。普段は動画等も難なく見れますが、この時間帯は動画が見れないくらいに極端に速度が低下してしまうことがあります。
LINEMO、ahamo、povoの比較まとめ
スマホの通信量を安くしたいけど、通信速度が悪くなるのが嫌だという人にとって選択肢としてあがるのは、キャリアが運営しているLINEMO、ahamo、povoの3つでしょう。
ここではその3つについてもう少し詳しく比較してみます。
LINEMO (softbank) |
ahamo (docomo) |
povo2.0 (au) |
|
3GB | 990円 | – | 990円 |
3GB + 5分通話定額 |
1,540円 | – | 1,540円 |
20GB | 2,728円 | – | 2,700円 |
20GB + 5分通話定額 |
3,278円 | 2,970円 | 3,250円 |
100GB + 5分通話定額 |
– | 4,950円 | – |
キャンペーン 特典 |
PayPayポイント還元 | – | – |
3GBはahamoに設定なし、LINEMOとpovoは同じ料金です。
20GBの場合、docomoは通話定額オプションを外すことができない代わりに他社から300円程度安くなっています。
ただ、LINEMOにはキャンペーンがかなりお得というメリットがあります。20GBのプランなら最大16,600円、3GBのプランでも12,540円もお得。
300円程度の差であれば、このキャンペーンがあるうちはLINEMOが一番だと言えるでしょう。
LINEアプリの利用はデータ消費量がかからないLINEギガフリーというのも以外と大きいですしね。
LINEMOのメリット・デメリット
ここからは、他の格安SIMと比べてどういった点でメリットやデメリットがあるかについてまとめていきます。
LINEMOのメリット
まずはLINEMOのメリットです。
回線品質がトップクラス
元々格安SIMといえばキャリアから回線を借りて通信を行う分、回線品質が悪くて通信速度が遅い(特に回線が混雑する時間帯)というデメリットがありました。それ故に高くてもキャリアのスマホを選択していたという人も多いでしょう。
しかしLINEMOはこれまでの格安SIMとは違い、softbankが運営していて回線も自社の回線。回線を借りるMVNOに比べて通信速度や安定性はかなり優れています。
これまで遅いのが嫌だという理由からキャリアを選んでいた人にとっても十分満足できますから、純粋に通信費を下げることができるでしょう。
キャンペーン込みで考えるとかなりお得
LINEMOはその時々で多少キャンペーン内容が変わるものの、たいていお得なキャンペーンが開催されています。
たとえばスマホプランであれば4ヶ月分のPayPayポイント還元。約10,000円分です。
他社より月額料金が500円高かったとしても、この分を考えたら十分お得ですね。
LINEが使い放題で速度制限も関係なし
LINEMOにはLINEギガフリーというLINEアプリ使用時のデータ消費量が0になるサービスが備わっています。
写真を送ったり、通話(特にビデオ通話)など以外とデータを消費するLINEですが、これが通信量を気にすることなく使えるのはかなり大きいです。
また、その月でデータ通信量を使い切ってしまって速度制限がかかったとしても、LINEに関しては速度が低下しないというのも大きなメリット。通話等で途切れる心配がなくなりますからね。
LINEMOのデメリット
では続いてLINEMOのデメリットです。
選べるプランが少ない
LINEMOで選ぶことができるプランは3GBのミニプランか20GBのスマホプランのみ。
3GB以上使いたいけど20GBもいらない人や、20GB以上使いたい人だと適切なプランがありません。
データ消費量が5GB〜10GBという人はおそらくかなり多いのではないでしょうか。
こういう人たちが使おうと思っても20GBプランを選ぶしかなく、割高感が強くなります。
たとえばIIJmioなら8GBが1,500円、15GBが1,800円というように1,000円安く使えてしまいますからね。
契約はオンラインのみ、窓口でのサポートはなし
LINEMOは料金を下げる代わりに、サービスの部分として窓口での契約ができなくなったり、サポートも電話ではなくチャットを利用するという形になります。
docomoやsoftbank、auといったキャリアや、UQモバイルやY!mobileといったサブブランドはショップや家電量販店での契約が可能ですから、相談することもできますし、設定等も行ってくれます。
しかしLINEMOは全て自分でやらなければなりません。
難しいことはないので心配する必要はありませんが、これまで全てを窓口でやってもらった人はちょっと戸惑うかもしれません。
最安料金がいいなら他社の方が良い
LINEMOは回線品質が優れているというメリットがあるものの、料金だけでみると最安とはなりません。
もしとにかく料金が安い方が良い、通信速度がちょっと遅くても気にならないというのであればIIJmioの方がお得に使うことができます。
LINEMOの優れたキャンペーンを加味しても、これらの方が結果的には安いです。
遅いといっても動画を見る分には全く困ることがない速度はでますからね。
LINEMOをおすすめしたい人
ここまでをまとめ、どういった人にLINEMOが向いているのか、どういった人におすすめできるのかということをまとめていきます。
現在、softbank系列のスマホ以外を使っている人
softobank、Y!mobileからLINEMOの乗り換える場合はPayPayポイント還元キャンペーンの対象外となります。
ただそれ以外からの乗り換えであれば、キャンペーンが適用となりかなりお得に利用できるのでおすすめです。
格安SIMでも通信速度は妥協できない人
LINEMOがとにかくすぐれているのは回線品質。通信速度や安定性はMVNOタイプに比べてかなり優れています。
もちろん安いのはMVNOタイプの格安SIM。ただ料金差はわずか。
安く使いたいけど、通信速度で妥協したくないという人はLINEMOを選ぶのが満足度が高いでしょう。
LINEをよく使う人(トーク・音声・ビデオ通話)
LINEMOの大きな特徴であるLINEギガフリー。
LINEをよく使う人、特にデータ消費量が大きい写真やビデオの送付やビデオ通話をよく使うという人にはかなり大きな恩恵があるサービスとなっています。
たとえばビデオ通話だと3時間で1GB程度消費することになります。他社で3GBのプランだと、LINEが大きな割合を占めてしまうでしょう。
しかしLINEMOであればいくら使ってもその分は0となりデータが消費されませんから、気にせず使うことができます。
LINEMOはキャンペーンでかなりお得!LINE使い放題も実はかなり大きい
LINEMOの特徴をまとめると以下の通りです。
- 3GB、20GBともに回線品質が良いことを考えるとかなりお得
- キャンペーンによる特典がかなり大きなメリット
- LINEギガフリーでLINEは使い放題
- データ通信量は3GB or 20GB 。選択肢が少ないので自分に合わない場合も。
キャンペーンを使えば他社と比較してかなりお得、通信速度も速くLINEも使い放題ですので、かなりおすすめのサービスだと言えるでしょう。
ぜひ活用してみてください。