本記事では楽天モバイルとY!mobileを徹底比較。
それぞれにどんな特徴があり、そしてどちらを選ぶべきなのかについて解説していますので参考にしてみてください。
楽天モバイルの特徴
- 3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円
- 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
- 通話料も無料
- ワンストップMNP対応(予約番号不要でMNP可)
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楽天モバイルとY!mobileを比較
様々な項目で楽天モバイルとY!mobileを比較していきましょう。
楽天モバイル | Y!mobile | |
通信速度 | ◯ | ◎ |
容量 | 無制限 | 4GB・20GB ・30GB |
料金 | 〜3GB:1,078円 3〜20GB:2,178円 20GB〜:3,278円 |
4GB:2,365円 20GB:4,015円 30GB:5,115円 |
家族割 適用後料金 |
– | 4GB:1,078円 20GB:2,728円 30GB:3,828円 |
光回線セット割 適用後料金 |
– | 4GB:1,078円 20GB:2,178円 30GB:3,278円 |
端末割引 | あり (楽天ポイント還元) |
あり (PayPay還元) |
通話料 | 無料 ※専用アプリ利用時 |
30秒22円 |
通話定額 | 15分以内:1,100円 ※標準アプリ利用時 |
10分以内:880円 無制限:1,980円 |
留守電 | 無料 | 無料 |
データ繰越 | なし | 翌月まで可 |
キャリア メール |
無料 (@rakumail.jp) |
無料 (@ymobile.ne.jp) |
月額料金 支払方法 |
クレジットカード 口座振替 |
クレジットカード 口座振替 |
回線品質(通信速度・エリア)はY!mobileの方が優れている
回線自体は楽天モバイルよりもY!mobileの方が優れています。
Y!mobileはソフトバンクのサブブランドであり、回線もソフトバンクと同じ。通信速度・エリアともに申し分ありません。
格安SIMだと回線が混雑する時間帯(昼や夕方など)に極端な速度低下がおきてしまうことがありますが、Y!mobileではそういったこともなく快適に使うことが可能です。
エリアもソフトバンクと同じで田舎や地下等でも圏外で使えないということはかなり稀です。
一方で楽天モバイルは最初こそエリアが狭いといったデメリットがありましたが、現在はエリアが拡大したとともにパートナー回線(au回線)も無制限に使えるようになったので使い勝手はかなり向上しています。
ただ両者を比較するとまだY!mobileの方が回線品質としては良いでしょう。
楽天モバイルの方がたくさんの容量が使える
楽天モバイルはデータ量に制限なく、無制限に使うことが可能となっています。ただし料金は一律ではなく、データ利用量が3GB、20GBを超えた場合に料金がアップします(3段階の料金制)。
一方でY!mobileは4GB・20GB・30GBの3つのプランしかありません。
月550円の増量オプションを利用するとそれぞれ6GB・25GB・35GBまで使うことが可能ですが、それ以上のデータ量を使うことができません。
ただし、Y!mobileの20GB以上プランでは容量を使い切って速度が制限されても最大1Mbpsで通信することが可能なので、Youtubeで標準画質の動画を視聴する程度のことは可能です。
基本料金は楽天モバイルの方が圧倒的に安い
基本料金を比較すると、圧倒的に楽天モバイルの方が安いことがわかりますね。
楽天モバイルは20GB以内が2,178円というのもY!mobile以外の他のスマホと比べても安いですが(たとえばahamoは20GBの2,970円)、20GBの以上なら何GB使ってもたった3,278円というのも大きいですね。
データ容量が無制限のプランがあるのはドコモ、au、ソフトバンク、そして楽天モバイルだけですが、楽天モバイルの料金は他の3つの半分以下です。
Y!mobileは家族割・光回線セット割で安くなる
楽天モバイル | Y!mobile | |
家族割 適用後料金 |
〜3GB:1,078円 3〜20GB:2,178円 20GB〜:3,278円 |
4GB:1,078円 20GB:2,728円 30GB:3,828円 (1回線目は割引なしの基本料金) |
光回線セット割 適用後料金 |
4GB:1,078円 20GB:2,178円 30GB:3,278円 |
基本料金だけ見るとY!mobileは高いですが、Y!mobileには家族割や光回線とのセット割(対象:ソフトバンク光)があります。
特に光回線とのセット割による割引はかなり大きく、楽天モバイルと同程度の料金となります。
端末割引はどちらにもあるが、最新のiPhoneを安く買えるのは楽天モバイル
端末購入では、楽天モバイルは端末代の割引に加え楽天ポイントでの還元、Y!mobileは端末代の割引に加えPayPayポイントの還元があり、どちらもスマホを安く買うことができます。
割引額が大きくより安く購入できるのはY!mobileです。2万円以上割引されているアンドロイド端末もあります。
ただY!mobileでは最新のiPhoneの端末がなく、2世代前のものしか新規購入できません。その為、Y!mobileで最新のiPhoneを使いたいのであればAppleストア等で割引なしで購入する必要があります。
一方、楽天モバイルでは最新iPhoneの購入が可能となっており、さらに楽天ポイントの大幅還元もあります。
楽天モバイルは通話料無料(アプリ利用時)
楽天モバイルは「Rakuten Link」を利用して電話をかけた場合の通話料が無料となっています(相手はアプリを利用していなくてOK、固定電話への発信も可)。
ただし、Rakuten Linkは通常の音声回線を使うのではなく、パケット通信を使った通話となっており、通話品質が通常の音声通話に比べると悪いというデメリットがあります。
なお楽天モバイルでも、標準の通話アプリを使えば音声回線を使った高品質の通話はもちろん可能です。その場合は30秒ごとに22円が発生しますが、通話定額オプションを利用すれば15分以内の通話が1,100円でかけ放題となります。
一方でY!mobileには、通話料が無料となる通話アプリなどはありません。その為、もし通話を頻繁にするのであれば定額オプションに加入する必要があるでしょう。
Y!mobileの通話定額オプションは10分以内かけ放題が770円、完全かけ放題が1,870円となっています。
留守電はどちらも利用可
格安SIMでは留守電は有料のオプションであったり、そもそもオプションもなく使うこと自体ができない場合もあります。
しかし楽天モバイル、Y!mobileはともに無料で使うことができるので心配ありません。
仕事でも使うなら、留守電や割込電話は絶対にあった方が良い機能でしょう。
※1:割込電話:通話中に違う人から着信があった時、通話中の電話を保留して、後からかけてきた人と通話ができるサービス
Y!mobileはデータ繰り越しが可能
楽天モバイルは元々利用できる容量が決まってなく、その月々で使った容量で料金が変動するのでそもそもデータを繰り越すという考えがありません。
料金は三段階性(〜3GB、3〜20GB、20GB〜)で、5GB使っても19GB使っても料金は同じ。料金が上がる手前まで使った方がお得です。
一方でY!mobileはプランごとに毎月の容量が決まっており、使い切らずに残った分は翌月に繰り越しされて優先的に使われます。
なお増量オプションで2〜5GB増量した部分についても翌月に繰り越しされます。
キャリアメールはどちらも無料で利用可能
格安SIMの多くではキャリアメールがありませんが、楽天モバイル・Y!mobileではともにキャリアメールがあり無料で使うことができます。
ドメインは以下の通りです。
支払い方法はどちらもクレカ・口座振替の2つ
月額料金の支払い方法はともにクレジットカードだけでなく、口座振替も可能です。
ただし端末代についてはどちらも口座振替の利用はできず、代わりに代引きでの支払いが可能となっています(クレカ払いは可)。
ソフトバンクのサブブランドY!mobileは格安SIM人気No.1
- 4GB・20GB・30GBの3つの容量から選べる
- ソフトバンク光とセット利用で最大△1,650円/回線
- 家族割で2回線目以降は△1,100円/回線
- キャリア並みに通信速度は速く、回線混雑時の速度低下なし
- 事務手数料・送料無料
- 他社乗り換えで最大20,000円分のPayPayポイント
- 端末割引大、1円スマホもあり
- 2GB〜5GB容量が増えるデータ増量オプション(550円)が6ヶ月無料
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楽天モバイルとY!mobileのどちらを選ぶべきかを整理
回線自体が優れているのはY!mobileだけど、安いのは圧倒的に楽天モバイル。だけど割引が適用できればY!mobileも安い。というように、それぞれ一長一短があるのでどちらを選べばよいかわかりませんよね。
そこでここでは、あらためて状況別にどちらを選ぶべきなのか整理していきます。
ネットをストレスなく使いたいなら絶対Y!mobile
もしネットをストレスなく使うことを最重要視するのであれば、絶対にY!mobileをおすすめします。
楽天モバイルはエリアが狭く、地下や建物内で繋がらなくなる頻度が高いので、ある程度使えない時があることも了承の上で使わなければなりません。
正直、繋がらない・遅いといった点でストレスは感じます。実際SNSでも「楽天モバイル 繋がらない」と調べると他のスマホと比べられないぐらいに口コミがでてきます。
それに対してY!mobileの回線は問題なし。ソフトバンクのサブブランドなので、ソフトバンクと同等です。建物内や地下でも使えます。
そのことからもしネットをストレスなく使いたいのであれば、Y!mobileです。
30GBで足りない場合は楽天モバイル
Y!mobileの最も容量が大きいプランは30GBです。
一方で楽天モバイルは容量に制限がありません。しかも20GB以降は料金が定額、いくら使っても3,278円しかかかりません。
もし30GB以上のデータ通信を使うヘビーユーザーは楽天モバイルです。
光回線とセットで使うならY!mobile
自宅で光回線を使う、もしくは使っているならY!mobileがおすすめです。
光回線をソフトバンク光に乗り換えてセットで使えば、Y!mobileの料金はかなり安くなります(割引は家族で使っている全回線に適用)。
Y!mobileは電波品質が良い反面、基本料金が高いというデメリットがありましたが、セット割を適用することでそのデメリットがなくなるので、迷う必要はないでしょう。
ちなみに他の光コラボからソフトバンク光への乗り換えは工事等も必要なく、簡単に乗り換えることが可能で、しかもキャッシュバックや解約違約金の全額負担といった特典もあります。
家族で使う場合もY!mobile
Y!mobileは光回線とのセット割が適用できなくても、家族で複数回線使っていれば家族割が適用できる為、2回線目以降の全回線が非常に安い料金で使えるようになります。
家族で使うなら、回線品質の良いY!mobileが安く使えるので圧倒的におすすめです。
最新のiPhoneを安く購入したいなら楽天モバイル
最新のiPhoneはY!mobileで扱っていません。Appleストアで端末を購入すれば使うことがもちろん可能ですが、乗り換えや新規契約の端末割引特典といったものを受けることができないです。
その為、もし最新のiPhoneをできるだけ安く購入して使いたいなら楽天モバイルがおすすめということになります。
最大12,000円分の楽天ポイントを貰うことができるのでお得です。
ちなみにiPhoneの端末代はキャリアごとで異なりますが、楽天モバイルは最安となっています。
楽天経済圏を利用しているなら楽天モバイル
楽天モバイルはSPU(スーパーポイントアップ)の対象となっており、楽天市場等での買い物時に貰えるポイントが+4倍となります。
また、楽天モバイル自体の料金も楽天ポイントで支払うことが可能です。
楽天経済圏を活用している人は楽天モバイルがさらにお得に使えることでしょう。
まとめ:回線品質を求めるか、安さと求めるかが選ぶ基準
楽天モバイルとY!mobileはそれぞれに一長一短がある為、一概にどちらの方が良いとは言えません。
ただ基本的にはネットをストレスなく使いたいのであれば回線品質が良いY!mobile、安く大容量使いたいなら楽天モバイルを選ぶというのが基準です。
ぜひ本記事を参考に、あなたの使い方によって最適なものを選んでみてください。