ソフトバンクのサブブランドであるY!mobileは、料金が安い上に回線品質も優れています。
その為、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアを除くと最も多い携帯電話会社です。
現在ドコモを使っている人も、通信費節約の為にY!mobileへ乗り換えるというのはかなりおすすめ。
本記事ではドコモからY!mobileへの乗り換え手順、そしてY!mobileへ乗り換えるメリット・デメリットをまとめました。
ソフトバンクのサブブランドY!mobileは格安SIM人気No.1
- 4GB・20GB・30GBの3つの容量から選べる
- ソフトバンク光とセット利用で最大△1,650円/回線
- 家族割で2回線目以降は△1,100円/回線
- キャリア並みに通信速度は速く、回線混雑時の速度低下なし
- 事務手数料・送料無料
- 他社乗り換えで最大20,000円分のPayPayポイント
- 端末割引大、1円スマホもあり
- 2GB〜5GB容量が増えるデータ増量オプション(550円)が6ヶ月無料
\申し込みはこちら/
Y!mobileの公式サイト
ドコモからY!mobileへの乗り換え手順や準備するもの
まずはどこもからY!mobileへの乗り換え手順・準備すべきものを紹介していきます。
SIMロックの解除(必要な場合)
2021年8月26日以前に発売された端末をドコモで購入した場合、端末にSIMロックがかかってしまっている場合があります(8月28日以降に購入した端末は全てSIMフリー)。
ドコモのSIMロックがかかっている端末ではドコモ回線しか使えない為、ソフトバンク回線を使うY!mobileを利用することができません。
ですので、もし現在の端末をY!mobile乗り換え後に使う場合はあらかじめSIMロックの解除を行っておきましょう。
なおドコモのSIMロック解除はMy docomoからオンラインのみで完了できます。
MNP予約番号の取得
電話番号を変えずにY!mobileへと乗り換える為には、ドコモでMNP予約番号を取得しておかなければなりません。
MNP番号はMydocomo⇒その他のお手続き⇒携帯電話番号ポータビリティ(MNP)と進んでいくとできます。
MNP予約番号は取得後Mydocomoでいつでも確認できますが、有効期限が15日という点には注意しましょう。
ちなみにMNP予約番号は以前まで、取得するだけで3,300円の手数料がかかっていました。
しかし総務省が「MNPガイドライン」を改正しMNP手数料の原則無料となった為、MNP2021年4月から全てドコモを含む3大キャリア全てで無料となりました。
支払い方法の準備」
Y!mobileではクレジットカードもしくは口座振替が支払いに利用できます。
あらためてY!mobileで使う支払い方法を準備しておきましょう。
SIMのみ契約(使っている端末をそのまま利用)、スマホのセット購入かを選び申し込み
公式の申し込みページに行き、端末を新規で購入するか否かを決定。
ドコモで使っていたいた端末の利用を継続したい人は以下の「SIMカード/eSIM」のいずれかを選択しましょう。
なおSIMカードとeSIMは以下の違いがあります。
- SIMカード(物理SIM)・・・ほとんどの端末で利用可能、SIMが届くのを待つ必要あり(最短2日)
- eSIM・・・利用可能端末が少ない、SIMの発送がなく最短1時間で利用可能
一方、新しいスマホに買い替えたい人は購入したい端末を選択してください。
以降は流れに沿って該当するものをを選択していくだけでOKです。
ドコモからの乗り換えであれば「今の電話番号をそのまま利用する」「他社携帯電話会社」を選択すればOKです。
あとはSIM(端末購入時は端末も)が届くのを待つだけです(eSIMの場合は完了メールが届きます)。
開通手続き
申し込み手続きが完了すると、数日で手元にSIMカードが届きます(eSIMの場合は当日にメール)。
申し込みが完了して翌日にはSIMカードが発送されるので、最短2日程度で届きます(配送状況により遅れる場合もありますが)
なお、申込みが完了しても実際にSIMカードを指して回線の切り替えを実施するまではドコモの利用が継続されます。すなわち、スマホが使えない空白時間はほぼありません。
SIMの設定は以下の手順で行います。簡単に終わります。
- 回線の切り替えを行う
- 新しいSIMカードを挿入
- 同封されているチラシの通りAPN設定等を行う
これでドコモからY!mobileへの乗り換えは完了です。
※ドコモの解約手続きは不要
Y!mobileが開通したタイミングで、ドコモは自動解約となります。
その為、ドコモからMNPでY!mobileに乗り換えた場合、ドコモで解約の手続きをする必要はありません。
あくまで解約はY!mobile開通のタイミングであり、契約が完了したタイミングではありませんから、SIMが届くまでスマホが使えなくなるといった心配は不要です。
ドコモからY!mobileへの乗り換えはかなりおすすめ!メリットまとめ
ではここからは、ドコモからY!mobileへ乗り換えるメリットやデメリットを見ていきましょう。
まずはメリットから。
月額料金が大幅に安くなる
以下はドコモとY!mobileの料金です。
ドコモ | Y!mobile | |
月額料金 (割引適用無し) |
【eximo】 〜1GB:4,565円 〜3GB:5,665円 無制限:7,315円 【irumo】 0.5GB:550円 3GB:2,167円 6GB:2,827円 9GB:3,377円 |
4GB:2,365円 20GB:4,015円 30GB:5,115円 |
月額料金 (割引適用有り) ※光回線セット割・ 家族割等 |
【eximo】 〜1GB:2,178円 〜3GB:3,278円 無制限:4,928円 【irumo】 0.5GB:550円 3GB:880円 6GB:1,540円 9GB:2,090円 |
4GB:1,078円〜 20GB:2,178円〜 30GB:3,278円〜 |
Y!mobileは割引前の料金も非常に安いです。
また光回線とのセット割(対象:ソフトバンク光)を使えないとしても、ドコモから家族で乗り換えると2回線目以降は割引適用後の料金で使えるのでコスパはかなり良いです。
乗り換え時のお得な特典を貰える
Y!mobileでは、乗り換え(MNP)時に以下のようなお得な特典を受けることができます(キャンペーンは変わっている場合があります)。
- 端末代大幅割引(1円端末あり)
- データ増量オプション7ヶ月無料
- iPhoneの認定中古品が格安で購入可
特に端末代の割引が大きく40,000円以上の割引となる場合もあり、現在の端末を使おうと思っている人も乗り換え時はとりあえず端末購入した方がよいですね。サブとして保管したり、中古ショップに売却ができますから。
速度制限時の速度が早い
ドコモ | Y!mobile | |
制限速度 | 128kbps | S(4GB):300Kbps M(20GB):1Mbps L(30GB):1Mbps |
Y!mobileであればSプランでも300Kbps、MとLプランについては最大1Mbpsで通信可能です。
1MbpsはLINE、画像の少ないSNSやWebページは問題なく見られるレベル。Youtubeも標準画質なら視聴可能です。
通話品質・通信品質の変化が気にならない
格安SIM(MVNO)は料金が安い代わりに通信品質が悪い(速度が遅い、回線混雑時はさらに速度が低下)というデメリットがあります。
しかしY!mobileはソフトバンクのサブブランドであり他社MVNOとは通信品質が全然違い、ソフトバンク並の品質です。
厳密に言うとキャリアのメインブランドとサブブランドで違いはあるようですが、実際に使ってみて遅い・使いにくいなんて感じたことは全くありません。
事務手数料が無料(オンラインストアで申し込む場合)
ドコモからY!mobileにMNPで乗り換える場合、契約手数料として通常であれば3,300円かかります。
しかしオンラインストアから申し込めばこの手数料が無料となります。オンラインストアであれば端末代割引とうのキャンペーンを受けることもできるので、Y!mobileに申し込むなら窓口ではなくネットから行いましょう。
ドコモでMNP番号を取得する場合も無料ですから、乗り換える費用がかかりません。
解約違約金がかからない
ドコモでは2021年10月から解約違約金が廃止されています。
新プランのみならず、旧プランでも廃止となっている為、Y!mobileに乗り換えることで無駄に解約違約金がかかることはありません。
キャリアメールが利用できる
多くの格安SIMではキャリアメールが使えませんが、Y!mobileでは無料で使うことができます。
アドレスは「〇〇@ymobile.ne.jp」となります。
端末代の分割払いは継続可能
ドコモで購入した端末の分割払いが終わっていない状態で解約となっても、端末の分割払いについては継続されます。
乗り換えることによって急に大きな出費が必要となるわけではありません。
ただもちろん一括で支払って完了させることも可能です。
ドコモからY!mobileへの乗り換えによるデメリット
一方でドコモからY!mobileに乗り換えるデメリットとしては以下の点が挙げられます。
Y!mobileの最大データ容量は30GB
ドコモは料金が高いもののデータ容量無制限の「eximo」があります。
一方でY!mobileの最もでデータ容量が大きいプランは30GBです。
毎月30GB以上のデータ容量を使うという人にとっては、選べるプランがないということになります。
家族間通話が有料
Y!mobileには家族割がありますが、この割引を適用しても家族間の通話が無料にはなりません。
その為、もし家族間での通話が多いなら通話定額オプション(10分以内の国内通話無料:880円)に加入する必要がでます。
キャリアメールのアドレスが変わる
ソフトバンクからY!mobileへ乗り換える場合だと月額330円かかるもののソフトバンクのキャリアメールを引き継ぐことができます。
しかしドコモからY!mobileへ乗り換える場合は会社が違うのでアドレスは絶対変わってしまいます。
現在はキャリアメールよりもLINEやフリーメールが主体となってきているのでキャリアメールがあっても使っていない人は多いかもしれません。
ただメインとして使っている人の場合はアドレスを登録しているサイト全てで変更手続きが必要だったり、知人に連絡したりと少なくない手間が発生します。
ドコモ光を使っている場合はセット割が使えなくなる
現在ドコモ光を使っている人はY!mobileに乗り換えることで光回線とのセット割が適用できなくなります。
Y!mobileでセット割を使う為には、ドコモ光からソフトバンク光へと乗り換えなければなりません。
ドコモ光もソフトバンク光もどちらも光コラボなので乗り換え自体は非常に楽。スマホの乗り換えにあわせて光回線を乗り換えるというのもありでしょう。
ただし、Y!mobileはセット割が適用できなくても家族割があり、2回線目以降であればセット割適用時と同じ料金で使うことができるので、セット割が適用できないことがそこまで大きな損をなるわけでもありません。
ドコモからY!mobileへの乗り換えにおすすめのタイミング
最後にドコモからY!mobileへ乗り換えるおすすめのタイミングを紹介しましょう。
ドコモからY!mobileへ乗り換える場合、料金はそれぞれ以下のように扱われます。
- ドコモ・・・月の何日に解約しても満額請求
- Y!mobile・・・開始した日に応じて日割り計算
もし月が変わったタイミング、たとえば1日に切り替えるとドコモ、Y!mobileどちらも丸々1ヶ月分の料金がかかります。
一方で月の最終日に切り替えると、ドコモは1ヶ月分ですがY!mobileは日割り計算なので1日分の料金だけですみます。
よって、お得に乗り換えるならば月末ということになります。
ただSIMカードが届くので最短でも2日、下手したらもう少し長くかかることもあります。また、Y!mobileはSIM到着から7日間内で自由にドコモからの切り替えタイミングを選べます(7日後は自動で切り替わる)。
よって、Y!mobileを申し込むタイミングとしては20〜25日程度が良いでしょう。
もちろん気にせず好きなタイミングで契約するのもありです。そこまで大きな損となるわけではないおし、遅らせることでキャンペーンが終了してしまったり、目当ての端末が売り切れたり割引が終了してしまうなんてこともありますから。
まとめ|Y!mobileにすればスマホ代は安くなる!申し込みはオンラインストア経由で
ソフトバンクのサブブランドであるY!mobileは回線品質が優秀である上に料金が非常に安いです。
最大でも30GBまでしか使えないとは言え、ドコモからY!mobileへの乗り換えはデメリットよりもメリットの方が圧倒的に多いでしょう、
ただ、申し込みの際は必ずオンラインから。窓口だとキャンペーンで損をしたり、事務手数料が3,300円かかってしまいますからね。