格安SIM

【新規受付終了】OCNモバイルONEの制限時速度200kbpsってどれくらい?できること・できないことやバースト転送を詳しく解説

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格安SIMのOCNモバイルONEでは、容量を使い切った後での速度が最大200kbpsに制限されます。

キャリアの制限時速度である128kbpsに比べると若干速い速度となっていますが、具体的には何ができるのでしょうか。

本記事ではOCNモバイルONEの速度制限時にできること、できないこと、そして低速通信時にはありがたいバースト機能について解説してきます。

OCNモバイルONEで通信速度が最大200kbpsに制限されるケース

まずはOCNモバイルONEで通信速度が最大200kbpsに制限されるケースを確認していきましょう。

データ容量を使い切った場合

OCNモバイルONEでは、あらかじめ契約した容量を使い切ると、通信速度が最大200kbpsに制限されます。

速度制限は月末まで続き、翌月1日に解除されまた高速通信が可能となります。

節約モードに切り替えた場合

OCNモバイルONEでは容量を使い切っていない状態であっても、低速状態でデータ消費をなしとすることができる節約モードがあります。

この節約モードに切り替えた場合の最大通信速度も最大200kbpsです。

OCNモバイルONEにはバースト転送ある為、最初の読み込みは速い

OCNモバイルONEでは、低速通信時の快適性を保つ為の機能として「バースト転送」というものがあります。

このバースト転送とは、低速通信状態(最大通信速度200kbps)であっても、通信開始から150KB分については高速状態と同じ速度で通信をしてくれる機能です。

回数に制限はなく、新たにWebページを読み込んだり、SNSのタイムラインを読み込んだり、LINEのメッセージを受信・送信するたびに毎回最初は高速での通信をしてくれます。

この機能のおかげで、ある程度の部分まではすぐに表示してくれる為、速度が制限されている状態でも快適に使えるわけです。

他の格安SIMでもこのバースト転送機能があるところはいくつかありますが、概ね通信開始から75KB分までとなっています。

OCNモバイルONEでは他社の2倍の容量まで表示してくれるので、より一層快適に使うことができるようになっています。

OCNモバイルONEの最大200kbpsの通信速度でできること、できないこと

ではここからは、具体的にOCNモバイルONEの制限時最大通信速度である200kbpsでできること、できないことを紹介していきます。

用途 利用可否 
メッセージ、LINEトーク
LINE音声通話
LINEビデオ通話
音楽ストリーミング再生
Webページ閲覧
地図アプリ
SNS(Twitter、Facebook)
SNS(Instagram) ×
Youtube(高画質) ×
Youtube(標準画質) ×
Youtube(低画質) ×
動画配信サービス(高画質) ×
動画配信サービス(標準画質) ×
動画配信サービス(低画質) ×
ビデオ会議(大人数) ×
ビデオ会議(少人数) ×
バーコード決済
オンラインゲーム
(パズルなどデータ通信が少ないもの)
オンラインゲーム
(FPSなどデータ通信が多いもの)
×
漫画アプリ ×
アプリダウンロード ×

問題なく利用できること

  • LINEのトーク
  • LINEの音声通話
  • バーコード決済
  • オンラインゲーム(パズルなど)

LINEのトークは問題なく利用可能です。スタンプも送信・受信ができます。ただ画像や動画の送受信は時間がかかってしまうので注意が必要です。

またLINEでの音声通話についても途切れることなく使うことができます。音質についても問題を感じるレベルではありません。

バーコード決済は支払いの為にページを開く必要がありますが、各社軽いデータ量で表示できるようにしてくれており、さらにOCNモバイルONEにはバースト転送機能もあるので、基本的には支払いに困らないレベルですぐに表示してくれます。

オンラインゲームは種類にもよりますが、パズルなどたくさんの通信を伴わないものであれば使うことができます。

遅さは感じるがなんとか利用できること

  • LINEのビデオ通話
  • 音楽ストリーミング再生
  • Webページ閲覧
  • 地図アプリ
  • SNS(Twitter、Facebook)

ビデオ通話は全く使えないというわけではないものの、画質はあらくさらにカクついてしまうので正直快適とはほど遠いです。

音楽ストリーミング再生は低音質であれば途切れることなく再生することができます。ただ再生の開始や曲の切り替えには普段よりも時間がかかってしまいます。アプリにもよりますが、再生まで30秒程度かかってしまうでしょう。

Webページ閲覧や地図アプリは待てばなんとか使えるかなというレベル。TwitterやFacebookなどテキストがあるSNSはテキスト部分はすぐに表示されます。ただ画像の表示には時間がかかります。

利用できないこと

  • SNS(Instagram)
  • Youtube等の動画
  • ビデオ会議
  • オンラインゲーム(FPSゲーム等)
  • 漫画アプリ
  • アプリのダウンロード

データ量が多いサービスの利用は基本的に不可。画像が多いインスタも使えませんし、動画も無理です。

Youtubeは最低画質(144p)に設定すればなんとか再生はできるものの、画質がかなり粗い上にそれでも止まりますし、そもそも最初に再生するまでにかなり時間がかかってしまうので実用的とは言えません。

よく速度が制限される・節約モードを使う場合はmineoがおすすめ

OCNモバイルONEは容量を使い切った場合や節約モードを使う場合に通信速度が最大200kbpsに制限されます。

バースト転送機能があるとはいえ、動画の視聴はできない、SNSやWebページ閲覧も遅くて厳しいなどできることには限界があります。

そこで、もしよく低速状態になるのであれば、ぜひmineoを使うことを検討してみてください。

なぜならmineoには「パケット放題Plus」という非常に便利なオプションがあるからです、

パケット放題Plusでは、容量を使い切った状態や節約モードに切り替えた状態でも最大通信速度は1.5Mbpsです。この速度は標準画質の動画であれば視聴可能、インスタやビデオ通話も利用できます。

オプション料金も月385円と安い上、10GB以上のコースであれば無料で利用可能となっていますから、低速状態での利用が多い人には特におすすめします。

以下はmineoとOCNモバイルONEの比較です。

  mineo OCNモバイルONE
料金 5GB:1,903円
10GB:1,958円
20GB:2,178円
※パケット放題Plus
込みの料金
3GB:990円
6GB:1,320円
10GB:1,760円
制限時
最大通信速度
1.5Mbps 200kbps
節約モード あり あり
バースト機能 あり
(75KBまで)
あり
(150KBまで)

料金だけで見ればOCNモバイルONEの方が安いですが差はわずか。使い勝手はかなり良いのでぜひ検討してみてください。

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まとめ

OCNモバイルONEにはバースト転送機能があるので速度が制限されてもLINEなどのいくつかのサービスであればストレスなく使うことができます。

ただそれでも200kbpsという速度だと限界があり、やはり使えないサービスも多数ある点には注意しなければなりません。

mineoではパケット放題Plusなど便利なオプションも揃っていますから、うまく活用してできるだけ快適に使っていきましょう。

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