home 5Gはモバイル回線ということもあり、速度や安定性で不満を感じている人も少なからずいるでしょう。
回線で言えば、速度・安定性ともにやはり光回線の方が優れている傾向にある為、光回線であるドコモ光への乗り換えはかなりおすすめです。
本記事ではhome 5Gからドコモ光への乗り換え方法やキャンペーン、注意点等を紹介するのでぜひチェックしてみてください。
home 5Gとドコモ光の違い比較
ドコモ光 | home 5G | |
回線 | 光回線 | モバイル通信 |
料金 | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 |
4,950円 |
工事費用 | 無料 | なし |
端末代 | なし | 71,280円 →実質無料 |
ドコモスマホ セット割 |
1,100円/月・台 | |
契約期間 | 2年間 | なし ※3年以内の解約は 端末の残債が発生 |
利用開始日 | 開通工事後 (申込から1〜2ヶ月程度) |
端末が届き次第 すぐ |
ドコモ光とhome5Gの最大の違いは回線の種類。
home 5Gはスマホと同様のモバイルデータ通信を利用しますが、ドコモ光は光回線です。
その為、ドコモ光は開通工事が必要となり、申込みから実際に利用できるまでには1〜2ヶ月間かかります。
home 5Gからドコモ光への乗り換え手順
ではさっそく、home5Gからドコモ光への乗り換え手順を見ていきましょう。
- home5Gでの残債の確認
- ドコモ光への申し込み
- 開通工事の日程調整
- 開通工事の実施、開通
- ルーターの設定
- home 5Gの解約
- キャッシュバックの受取
home 5G端末の残債を確認
まずは現在契約しているhome 5Gの端末の残債を確認しましょう。
home 5Gは端末代として71,280円かかりますが、1,980円×36ヶ月間の割引があるので実質無料となります。
ただ36ヶ月未満での解約となると、割引が途中でなくなり残債が発生。残債がなくなるまで今後も請求され続けるので注意が必要です(分割での支払いが継続)。
残債の計算方法は以下の通りです。
たとえば20ヶ月たったタイミングで解約する場合は16ヶ月×1,980円の31,680円が今後も請求されることになります。
ただ、ドコモ光へと乗り換え際にキャッシュバックとして最大40,000円もらえる為、残債があっても負担は少ない(もしくはプラス)となるでしょう。
ドコモ光への申し込み(キャンペーンあり)
続いてドコモ光への申し込み。
ドコモ光への申し込みは公式以外にもプロバイダや代理店がありますが、おすすめはNNコミュニケーションズという正規代理店経由。
キャッシュバックが最大40,000円、dポイント2000ptがもらえますし、さらにキャッシュバックについてはオプション等の条件なし、手続き不要で最短1ヶ月での振込とかなり優れています。
ただしNNコミュニケーションズでの申し込みはドコモの携帯電話回線(ahamo含む)が必要であり、他の携帯電話を使っている場合は利用できません。
他の携帯電話を使っている場合は、キャッシュバック最大35,000円の@nifty経由がおすすめです。
回線工事の日程を調整
ドコモ光の申し込みを行うと、申込時に書いた電話番号に確認の連絡が入ります。
その後に工事日程の調整。
ドコモ光を使う為には回線工事が必須です。なお工事日は最短で2週間以内の日程でできることもありますが、概ね2週間〜1ヶ月程度先。繁忙期だと2ヶ月後となってしまうケースもあるので注意が必要です。
回線工事の実施、開通
自宅の光回線の環境によっては、無派遣工事(自宅の工事は不要でNTT側の設定のみで完了)となる場合もありますが、基本的には立会が必要となります。
立会の必要有無については事前に連絡が来るので確認しましょう。
もし立会ができないと工事ができず、日程再調整となるとまた数週間後となってしまうので、注意してください。
なお工事の立会は概ね1〜2時間程度で終わります。
そして回線工事が完了すれば、光回線が開通です。
ルーターなどの設定
回線工事が終わったら、ルーターなどの設定ほを行います。設定方法は書類に同封されているので、それに従えば基本的には簡単に終わります。
ただ、ルーターのiPv6の設定には注意してください。
ここをうまく設定できないと、iPv6に対応したサイト(YoutubeやGoogleなど)には接続できるけど、iPv4にしか対応していないサイト(Yahooやその他ほとんどのサイト)には繋がらないということになってしまいます。
もしこのようなトラブルが起きたり、設定方法がわからない場合は以下の記事を参考にしてください。
home 5Gの解約
ドコモ光が開通したら、home 5Gの解約を行いましょう。
他の光コラボからドコモに乗り換えた場合は自動で解約となりますが、home5Gからの乗り換えではhome 5Gは自動で解約となりません。
もし解約手続きを行わないとhome 5Gはつながる状態が継続。料金もそのまま発生し続けるので注意してください。
なおhome 5Gの解約月は日割りとはならず、初月で解約手続きをしても月末までは回線がつながる状態が続きます。
キャッシュバックの受取
ドコモ光を契約した際にもらえるキャッシュバックについても、しっかり確認するようにしましょう。
NNコミュニケーションズ経由であれば手続き不要、1ヶ月の振込なので問題ないのですが、申込み先によっては手続きが必要(手続きできる期間に縛りあり)で、かつもらえるのは数ヶ月後というところもあるので、そういった場合は忘れないようスマホのカレンダー等にいれるなど忘れ防止を行うようにしてください。
home 5Gからドコモ光へ乗り換えるメリット
ではここからは、home 5Gからドコモ光へ乗り換えるメリットをまとめていきます。
キャッシュバックが受け取れてお得
home 5Gからドコモ光というドコモ同士での乗り換えであっても、申し込み先によってはキャッシュバックをもらうことが可能。
もらえるキャッシュバックも2万円以上と、home 5Gを使い続けるよりもお得に利用できます。
通信速度が速くなり、安定性も上がる
平均の通信速度はhome 5Gよりもドコモ光の方が上。
通信速度は環境により一概には言えないものの、home 5Gは100〜200Mbpsであるのに対し、ドコモ光なら200〜300Mbpsでます。
また通信の応答速度を表すPing値もモバイルデータ通信のhome 5Gよりも有線接続の光回線の方が圧倒的によく、オンラインゲームも快適にできます。
月額料金が安くなる場合がある
マンションで使う場合のドコモ光の料金は4,400円。home 5Gの4,950円よりも安いです。
工事費がかからない
光回線を導入する為には回線工事が必須で、工事代として15,000円〜20,000円程度かかるのが一般的です。
しかしドコモ光の場合はこの工事費が無料となっている為、大きな負担なくhome 5Gから乗り換えることができます。
home 5Gからドコモ光へ乗り換えるデメリット、注意点
続いてhome 5Gから乗り換えるデメリットや注意点です。
端末の残債が請求され続ける可能性がある
home 5Gは71,280円の端末代が、36ヶ月使うことで無料となる仕組み(月1,980円の割引)。
36ヶ月で解約した場合はそこで割引がストップする為、残債として自分で払っていかなければなりません。
ドコモ光に乗り換えることでキャッシュバックを貰えるとは言え、home 5Gの利用期間が短い場合はキャッシュバック以上の残債がかかる場合があります。
月額料金が高くなる場合がある
マンションでhome 5Gからドコモ光に乗り換える場合は月額料金が安くなりますが、戸建てでhiome 5Gからドコモ光に乗り換えると料金は高くなります。
home 5Gは4,950円であるのに対し戸建てのドコモ光は5,720円。月に770円アップということで少なくないアップです。
通信速度が光回線の方が遅いというケースも
基本的にはhome 5Gよりもドコモ光の方が通信速度は速いです。
ただ環境によってはドコモ光に乗り換えて遅くなるというケースもあり。
特にマンションの場合は回線が混雑して遅くなることがありますし、VDSL方式(マンション内が電話線で使っている、古いマンションに多い)のマンションだと通信速度が最大100Mbpsに制限される為、home 5Gよりも遅くなるかもしれません。
ドコモ光開通まで手間と時間がかかる
ドコモ光に限らず、光回線には回線工事が必要。
回線工事までには1ヶ月程度かかりますし、基本的には立ち会いが必要なので手間と時間がかかります。
home 5Gは申し込むとすぐに端末が届いて、コンセントに差せばすぐに使えるようになるので光回線は少々面倒です。
まとめ
home 5Gからドコモ光への乗り換えは、そう難しくはないものの端末の残債やキャッシュバックなどいくつか注意しなければいけない点があります。
ただ光回線に乗りかえることで通信速度が安定性が向上する可能性は高いので、home 5Gに不満を感じている人はぜひ乗り換えをすすめてみましょう。