読み込みが遅くてWiMAXの画面を見たら、アンテナが1本立ったり消えたりしているという経験はありませんか。
アンテナの本数を増やすためにできること、実はたくさんあるんです。
本記事では、WiMAXの電波を改善する方法、自宅で使う場合の為のアンテナ自作方法を紹介します。
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WiMAXの最新電波事情
現在WiMAXは、「WiMAX+5G」という名称に代わりauの5GB回線や一部の4GLTE回線が使えるようになったとともに、基地局も増えたので以前に比べてエリアが格段に広くなりました。
ただ大部分がWiMAX回線を使っている為、周波数などの都合から建物内や地下などは弱い傾向にあることに代わり有りません。
WiMAX 2+を使っている場合は乗り換え推奨
もしまだ以前の「WiMAX 2+」を利用しているのであれば乗り換えを推奨します。その理由は以下の通りです。
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WiMAXのアンテナが立たないのはなぜ?
WiMAXのアンテナが立たない原因は、主に3つに分けて考えることができます。
- WiMAXを使う環境の問題
- WiMAXの端末の問題
- WiMAXの基地局の問題
では、一つずつ見ていきましょう。
WiMAXを使う環境に問題がある
WiMAXのアンテナがほとんど立たない時の多くは、通信している場所に問題があります。
検証していきましょう。
高周波数帯の電波は障害物に弱い
WiMAXの電波は、スマホなどで使われる電波よりも高い周波数です。
高周波数帯は、コンクリートの壁や高い建物などの障害物を透過することが難しいため、場所によっては電波が届きにくくなってしまいます。
地下やビル、ショッピングセンターなどはそういった障害物が多く、自宅でも窓際よりも奥まった部屋は電波が拾いにくい環境と言えるでしょう。
そもそもWiMAXのエリア外で通信している
以前、山へキャンプに行った時は移動中にアンテナが1本になり、最終的に圏外になりました。
WiMAXのエリアは全国的にカバーされていますし、au回線の一部を使えるようになったこともありかなり広くなりましたが、ま地方や一部地域では対応していないところもあります。
旅行先で使いたくてもエリア外であれば残念ながら使えません。
遠出前には公式サイトであらかじめサービスエリアを確認しておくと良いですね。
WiMAXの端末に問題がある
奥まった部屋やエリア外で使っているわけではないのにアンテナ立たない時は、端末側に問題がないかを疑ってみましょう。
UIMカード(SIMカード)が入っていない
スマホもWiMAXも、通信するために小さなカードが入っています。
WiMAXではUIMカードという、SIMカードと同じようなカードが入っていて、これがないと端末だけでは通信ができません。
使い始める時や中古で端末を手に入れた時にアンテナが全く立たない場合は、UIMカードが入っていない可能性が高いです。
UIMカード(SIMカード)の接触不良
UIMカードが入っているのにアンテナが立たない場合は、カードの接触不良の疑いがあります。
端末によって対応するUIMカードの大きさは違うので、種類や向きに注意して再挿入してみましょう。
なお、故障の可能性があるため、挿入時は金属のIC部分には触れないように気を付けてください。
検証していきましょう。
電波を送受信する基地局に問題がある
使用環境にも端末にも問題が見つからない時は、基地局側に問題があるのかもしれません。
通信障害が起きている
「OSのアップデートで急激に通信量過多になった」「台風による影響」など様々な理由で通信障害や通信遅延が発生することがあります。
数時間で解消されることもあれば、復旧に数日掛かるということもあるので、通信障害が疑われる場合はニュースや公式サイトを確認してみましょう。
(参考:UQ WiMAX公式HP「障害情報」)
工事などのメンテナンス中である
自宅の最寄りの基地局が長時間メンテナンス中であった場合は、アンテナが突然立たなくなることがあります。
工事は平日に限らず土日に行われることもあり、場所によっては数日工事する箇所もあるようです。
いつもよりもアンテナが立たないという時は、基地局のメンテナンス中かどうか確認してみてください。
(画像引用:UQ WiMAX公式HP「工事のお知らせ」)
WiMAXのアンテナが立っているのに繋がらない場合
WiMAXのアンテナがばっちり4本立っているのにWifiが繋がらない場合、端末までの電波は受信できている状態であるため、スマホやパソコンなどの受信端末側に何か問題があると考えられます。
端末を再起動する、Wifiを再接続するなどの方法で改善されない時に試した方法もいくつか別記事で解説しているので、参考にしてみてください。
WiMAXのアンテナの本数を増やす方法には何があるの?
それでは、WiMAXのアンテナを増やす方法をいくつか見ていきましょう。
電波増強のためにWiMAXを改造することは絶対にしてはいけない
絶対にしてはいけないこととして、WiMAXの改造行為が挙げられます。
メカに強い人が電波増強のためにWiMAXを改造していることもありますが、改造した端末には保証がききません。
軽い気持ちで端末をいじって故障したとしても、WiMAX側は修理や交換をしてくれなくなってしまいます。
電波感度を上げる方法は他にいくつもあるので、無理せずにできるものから導入していきましょう。
WiMAXの置き場所を見直す
WiMAXは使っている周波数の都合上、障害物に弱いです。
その為、端末を置く場所によって電波がかなり変わります。
WiMAXを窓際に置くようにする
基地局から電波を受信しやすいように、可能な限り窓際にWiMAXを置いて使ってみましょう。
天気の悪い日に窓を開けたままにして雨ざらしにならないように気を付ける必要はありますが、テーブルなどに置くよりは電波を受信しやすくなるはずです。
WiMAX本体の向きを少し変えるだけでも受信のしやすさが変わるので、色々な向きに傾けながらアンテナが立ちやすいところを探してみましょう。
Wifi干渉しないようにする
周囲にWifiを使っている機器があれば、互いの周波数が干渉してしまい電波が届きにくくなっているということもあります。
最近はBluetooth接続を利用した製品も多く、我が家ではコーヒーやイヤホンなどを同時に使い、固定回線の無線LANを飛ばしているため、たまに機器接続がうまくいかないことも。
WiMAXは2.4GHz帯域と5.0GHz帯域とを切り替えて使うことができるため、無線LANや家電での使用が少ない5.0GHz帯域に切り替えることで、アンテナが立ちやすくなる場合もあります。
アンテナを自作してWiMAXの電波を強くする。220円で4倍速度が上がる!!
置き場所を変えたけれど、そこまで変わらない。
でも電波法に縛られたくない…。
自作アンテナを作ってみようよ!
お金を掛けずに電波感度を高める方法に、自作アンテナを作るという手があります。
実際に自作アンテナを使うことでどれほど感度が良くなるのか、見ていきましょう。
100均(Seria)のステンレスボウルとハンカチスタンドで自作アンテナが作れる
私の自宅はWiMAXとの相性がかなり悪く、普段からアンテナが1本しか立ちません。
できるだけ費用を抑えてこの状態を改善できないかと思い、100均に行ってみました。
自作アンテナの材料として購入したのは、以下の4品です。
- ハンカチスタンド
- ステンレスボウル(口径18cm)
- ざる
- アルミホイル
パラボラアンテナに構造を近づけるために、おわん型の大きな容器を2つ購入。
その中央にWiMAXを安定して置けそうなハンカチスタンドは縦にして使います。
ざるにはアルミホイルを3重にして巻きました。
なお、実測にあたって使用したのは、回線速度などを測定できる「SPEEDTEST」の無料アプリです。
【実測条件】
- WiMAX:W01
- スマホ:iPhone SE
- 天気:晴れ
- 時間帯:平日22時半~23時
まずはアンテナが1~2本にふらつく普段の状態で速度を計測しました。
3度計測したところ、下り速度は1~2Mbps前後、上りは0.2Mbpsほど。
正直、この速度で通信するのはつらいです。
では、購入した材料を使って試してみましょう。
【ステンレスボウルとハンカチスタンドの自作アンテナ】
ボウルとハンカチスタンドを組み合わせて、ボウルの中心にWiMAXがくる高さにセットして実測してみました。。
テープなどで特に固定しなくても、スタンドにボウルとWiMAXがちょうどハマってくれます。
部屋の色々な場所に置いたところ、アンテナが4本立つ場所がいくつも出てきました。
自宅で4本立つのを見るのは、以前のアパートに住んでいた時以来です。
電波状況の良い場所で測定したところ、結果は次のようになりました。
自作アンテナを使わない時と比べて、下り速度と上り速度やジッターも全て上がっています。
元々の数字が悪かったというのはありますが、ボウルを使っただけで下り速度は約4倍、上り速度は約10倍です。
確かに、以前よりもLINEの画像の読み込みが速く、ネットもサクサク使えました。
電波をキャッチするにはアルミが良い、という話も聞いたことがあったので、次はアルミホイルを巻いたざるを使って実測してみます。
【ざるにアルミホイルを巻いた自作アンテナ】
この状態で窓際に設置すると、アンテナはやはり3~4本立ちます。
速度は下り8Mbps前後、上りで1Mbps前後出ました。
先ほどよりは少し落ちましたが、0.1Mbpsで推移することの多い我が家の上り速度が安定して1Mbps以上出るのは嬉しいですね。
アンテナの受け皿が広く、できればアルミ製の方が電波を受信しやすくなるので、自宅に大きめのアルミ製ボウルがある人は、それで試してみてもいいかもしれません。
アンテナは設置する場所や向きがポイント。部屋のあちこちで試してみよう
WiMAXを窓際に置いてもアンテナがふらふらとしている我が家でも、たったの220円で通信環境を改善することができました。
今回一番安定して速度が出たのは、窓際に自作アンテナセットにWiMAXを逆さに置いた状態で、建物が少ない方向に置いた時です。
部屋の中央や、建物が多い窓際に置いて試してみましたが、普段よりもほんの少し速い程度の速度しか出ませんでした。
アンテナの向きや場所を少し変えるだけでもかなり変わってくるため、自作アンテナを作っても大して速度が変わらなかったという人は、部屋のあちこちで試してみると電波の入りがいい場所が見つかりますよ。
まとめ
アンテナの本数を増やす方法として、自作アンテナを使う方法を紹介しました。
自作アンテナには、大型パラソルにアルミホイルを貼るなどの方法も他にありますが、あまり大きいと部屋に置きづらいですよね。
自作アンテナは少し見た目にインパクトがあるので、他の方法を検討しているのであれば、WiMAXよりも電波感度が高い置くだけホームルーターを検討してみても良いかもしれません。