モバイルWiFi

モバイルWiFiの充電ができないときの原因や、バッテリーの寿命をできるだけ伸ばす方法。乗り換えした方が良い場合もあり。

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モバイルWiFiを充電しても、あれ?充電できてない…電池の持ちが悪い…ということはありませんか?

今回はモバイルWiFiが充電できないときの原因と対処法、バッテリーの持ちをよくする使い方などを紹介します。

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モバイルWiFiが充電できない原因

モバイルWiFiが充電できない原因は大きく分けて4つあります。

  • アダプタ、電源ケーブルの故障
  • 本体の故障
  • 電池パックがずれている
  • バッテリーの故障

アダプタ、電源ケーブルの故障

まず疑うべきはアダプタや電源ケーブルの故障。スマホで充電できない時にもよく起こる不具合です。

ケーブルは接続部分の断線が多くみられますが、持ち歩く際にきつく巻いたり巻取り式のものを使っていると、中間部分で断線することもあります。

他の機器にケーブルや電源アダプタを挿して使えなければ原因はモバイルWiFiではなくおそらくケーブル側にあるでしょう。

また、たまに相性的な問題なのかケーブルに問題がありモバイルWiFiでは充電できないが、他の端末では充電できるというケースもあります。

本体の故障(特に接続部)や接続部の汚れ

ケーブルが問題ない場合、次に疑うべきはモバイルWiFi本体が故障しているケースです。特に接続部で接触不良等が起きている可能性があります。

充電ケーブルを何度も抜き差しを行うと、経年劣化で接触不良が起きてしまう可能性があります。

また接続部がホコリ等で汚れていることにより、接触不良が起きている可能性も少なくありません。

電池パックがずれている

電池パックが取り外せるタイプのモバイルWiFiだと、落としたり衝撃が加わった際に意図せず電池パックが外れてしまうことがあります。

また電池パックの接続部分にゴミが入り込んでいることも充電ができない原因の一つ。

まずは一度電源を落として電池パックを取り除き、差込口や電池パック自体を綺麗にして挿し直してみましょう。

バッテリーの故障

バッテリーが膨らんでいたり、利用開始から2年以上経過している場合はバッテリーが故障、劣化している可能性が高いです。

モバイルWiFiの端末自体は10年ほど持つと言われていますが、中のバッテリーは2年程度で寿命を迎えてしまいます。

充電の減りが異常に早かったなどの予兆があった場合もこのパターンが多いでしょう。

モバイルWiFiの充電ができなくなったときの対処法

充電できなくなった時にできることをまとめていきます。

強制OFF、電池パックの挿し直し、再起動

まずは一番簡単にできる本体の強制OFF、電池パックの挿し直し(電池を交換できる場合)、再起動をこころみてみましょう。

電池パックを外した際には、電池パックをつける部分に汚れがないか確認し、ごみがあれば綿棒や布などで優しく拭き取ってください。

端末の種類にもよりますが、再起動するとなぜか直ったというケースは少なくありません。

本体の接続部を掃除する

モバイルWiFi本体の接続部の掃除も行いましょう。

綿棒などで差込口の周りをふき、差込口の奥は綿棒を潰して入れると良いです。

ちなみに100均では充電口を掃除する商品もあり、そちらもおすすめです。

アダプタ、ケーブルを他の端末に挿す、他のケーブルで試す

電池パックを挿し直しても充電ができない場合は、アダプタやケーブルを確認してみましょう。

パッと見断線しているように見えなくても、接触不良を起こしている可能性は無きにしも非ず。

同種のケーブルを持っている場合はそちらに差し替えてみたり、ない場合は同じケーブルで充電可能な別の機器に差し込むと、原因が何にあるのかはっきりします。

ケーブルに問題があるとわかった場合は新しく購入しましょう。

モバイルWiFiのUSBポートの規格はmicroUSBもしくはUSBtypeCが一般的です。

バッテリー交換、修理は費用次第

本体を再起動してもだめ、充電ケーブルやアダプタも問題なしという場合、個人でどこに問題があるかを特定することは困難です。

対策として、バッテリー交換や修理に出すという方法もありますが、正直あまりおすすめはできません。

バッテリーを交換するにしても、万が一交換して直らなかったら無駄だし、そもそも最近の端末は自分で交換できない場合がほとんどです。

故障として修理という方法もありますが、かなりのお金がかかってしまう可能性があります。修理に出すくらいなら、中古の端末を購入するか、違うモバイルWiFiに乗り換えた方が安く済みます。

※補償サービスに入っている場合は修理にだす

基本的に修理やバッテリーの交換をすべきではないと言いましたが、補償サービスのオプションに加入している場合は修理にだしましょう。

モバイルWiFiによっては補償内容が制限されている場合がもありますが、「充電ができない」というケースは自然故障に該当する可能性が高いので対応可能なはずです。

わざわざお金を払っているのですから、活用しましょう。

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充電できなくて使えなくなった場合は乗り換えもしくは中古端末購入がおすすめ

再起動や電池パックの挿し直し、ケーブルの交換等で直らなかった場合、修理に出すよりも中古端末を購入することをおすすめします。

利用期間が短くキャッシュバックを貰えていなければ中古端末購入

現在契約しているモバイルWiFiの特典としてキャッシュバックがあり、そのキャッシュバックをまだ貰えるタイミングになっていない場合は中古端末を購入するのがおすすめです。

なおクラウドSIMの端末であるGlocalMe U2やU3は中古で出回っていない為、基本的には下記の乗り換えがおすすめです。

違うモバイルWiFiに乗り換え

違うモバイルWiFiに乗り換えれば、それと同時に新しい端末を入手可能。

さらに乗り換えタイミングではキャッシュバックがあったり、月額料金の割引があったりと特典があるので、よりお得です。

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モバイルWiFiのバッテリーの寿命を延ばすには?

モバイルWiFiの契約期間は2から3年。少なくともその期間は使い続ける必要があります。またもっと長く使い続ける人もいるでしょう。

MUGEN WiFiだと2年で最新端末に無料で交換して貰える制度がありますが、他のモバイルWiFiは自分で購入するか、乗り換えなければ同じ端末、同じバッテリーで使い続けなければなりません。

だからこそ大事なのはバッテリーの劣化をできるだけ減らすこと。ここではその方法を紹介します。

過充電、過放電に注意

モバイルWiFiの電池パックに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは充電と放電を繰り返すことにより劣化していきます。種類や使い方にもよりますが、だいたい500回前後が目安です。

そのため電池がいっぱいなのに充電を続けたり、まだ電池が残っている状態で充電を始めたり、使っていないのに電源をつけっぱなしにしていると寿命が縮まってしまいます。

電池は少なくなってから、使っていないときは電源を落とすことを心掛け「充電する回数」自体を減らすと自然にバッテリーは長持ちします。

ただし、バッテリーが完全にゼロになるのも劣化の要因。特にゼロの状態が長く続くと充電ができなくなる可能性が高くなるので注意しましょう。

使わない時は電源を切る

自宅などで光回線のWiFiを使う、夜寝る時など、長時間モバイルWiFiを使わない場合は電源を切りましょう。

モバイルWiFiは電源が入っていると常に通信状態を維持し、どんどん電池は減っていきます。使わなかったとしても電池は当然減っていくので、その分充電回数が増える要因となります。

充電しながら使わない

充電しながらの利用はバッテリーの負担が大きくなり、劣化を招く原因になるのでおすすめできません。発熱の要因にもなります。

絶対とは言いませんが、充電する際はできる限り電源をOFFとすることが理想です。

高温な場所に置かない

リチウムイオンバッテリーは高温に弱いため、直射日光を当てたり、夏場に車内などに放置すると劣化が激しく寿命が縮まってしまいます。

ほかにも、充電器を挿しっぱなしにして熱を持った状態にするのもバッテリーにとっては悪影響。

その結果持てないほど熱くなってしまったり、最悪発火したなんてケースもあるためモバイルWiFiを置く位置には十分気を付けましょう。

ソフトウェアのアップデートを忘れずに行う

モバイルWiFiはアップデートをすると通信の質が向上するほか、バッテリー消費に関しての機能が強化されることもあります。

現在は端末の画面操作でアップデートが可能なものが一般的です。多くは設定画面からアップデートを選択することができます。

更新は数分程度で終わりますが、中には30分以上かかったというケースも。

更新中はモバイルWiFiを使用することができないため、まとまった時間のある時に行いましょう。

また更新が途中で途切れてしまうと故障の原因にもなります。電池残量や電波状況にも注意が必要です。

省電力モードにする

WiMAXには省電力モードが備わっています。

また他のモバイルWiFiでも名称はエコモードなど様々ですが省電力モードが備わっている場合もあり、総じて通信中の電力消費を抑えることが可能です。

省電力モードにするとキャリアアグリゲーションなどの通信を高速にするための機能がオフとなり、速度が少し遅くなります。

キャリアアグリゲーションとは
複数の周波数帯の電波を束ねてデータ通信を行う技術。帯域幅を広げるとその分高速な通信が可能。またひとつの帯域で通信が行えなくても別の帯域を使用することができるため通信が安定するメリットもある。

キャリアアグリケーション

(引用:au公式サイト

逆に、ハイパフォーマンスモード(ハイパワーモード)などの速度の速いモードに設定されていると電池の消費が速くなります

省電力モードとハイパフォーマンスモードでは5~8時間も通信可能時間に差が出るため、必要な時以外は省電力モードか、標準モード(バランスモード)にしておきましょう。

まとめ

バッテリーの寿命を考えると2年以上使用しているモバイルWiFiは買い替え時です。

乗り換えることでキャッシュバックを貰えるなどの特典もありますから、無理に同じものを利用し続けずにうまく乗り換えながら、お得に使っていきましょう。

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