未成年者本人が携帯電話に契約できるがどうかは、各携帯電話会社によって異なります。
大手キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)といった大手キャリアでは保護者の同意を条件に未成年者(18歳未満)でも契約することが可能となっていますが、その他格安SIMの場合は契約自体ができないという場合も多いので注意が必要です。
本記事では未成年者が格安SIMを契約できる条件や必要なもの、事業者ごとの詳細について解説します。
楽天モバイルの特徴
- 3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円
- 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
- 通話料も無料
- ワンストップMNP対応(予約番号不要でMNP可)
- 今だけ!初めて申し込みで10,000ポイントプレゼント!
- iPhone15シリーズ20,000円割引
- MNPで最大12,000ポイントプレゼント(実質1年無料)
- iPhoneの実質価格が全キャリア最安、AppleStoreよりも安い
- 楽天市場でのポイント還元率UP
- 楽天市場で10,000円買い物すれば実質678円〜、25,000円買い物すればほぼ無料
\申し込みはこちら/
楽天モバイルの公式サイト
未成年者が格安SIMで本人契約することは可能?必要なものや条件を解説
冒頭でも紹介した通り、大手キャリアでは未成年であっても保護者の同意があれば本人契約することが可能です。
では格安SIMの場合はどうでしょうか。状況や契約する場合は必要なものや条件を解説していきます。
18歳以上であれば成年となり保護者の同意なしで本人契約が可能
以前までは成年年齢が20歳であった為、20歳未満が携帯電話に契約する場合には保護者・親権者の同意が必要でした。
しかし2022年4月1日に民法が改正、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
それにより、現在は大手キャリア、格安SIMともに18歳以上が成年とみなされるようになり、保護者の同意なし、本人のみで契約できるようになっています。
18歳未満の本人契約できない(親権者名義で契約し、子を利用者登録)
18歳未満の未成年の場合、以下の格安SIMは18歳未満の本人名義で契約することはできません。
ただしどの格安SIMでも親権者名義で契約し、子供を利用者登録することができます(利用者登録については下記で紹介)。
【一部格安SIMのみ】18歳未満は保護者の同意が必要、さらに条件あり
一部の格安SIMでは、18歳未満であっても条件付きで本人契約が可能となっています。
申し込みの際、以下のものが必要となります。
- 契約者の本人確認書類
- 親権者の本人確認書類
- 親権者の同意
- 月額料金の支払いに使用する銀行口座の通帳もしくはクレジットカード
- 印鑑
本人確認書類は運転免許証や健康保険証などが有効ですが、記載されている住所と現在の居住地が異なる場合は、発行から3カ月以内の公共料金領収書もしくは住民票が必要です。
親権者の同意に関しては、事業者の公式サイトから指定のフォームをダウンロードして記入するのが一般的ですが、単に保護者の同意があることを示すだけで良い場合もあります。
また、未成年者の名義で契約する場合はフィルタリングサービス」の使用が義務付けられています(有害サイトアクセス制限サービス)。
ただし、保護者の監督の下で安全に使用できる場合は、事業者が指定する「フィルタリング不要申出書」を提出することでフィルタリングが不要とすることも可能です。
利用者登録制度で18歳未満の利用が可能
未成年者の本人名義での契約ができない格安SIMであっても、ほとんどの格安SIMでは子供の名前で「利用者登録」することができます。
これにより、小学生であってもスマホを持つことができますし、またたとえ親名義での契約であっても学割や親子割といった割引が適用可能となります。
未成年がスマホを利用する場合におすすめなのは格安SIM「利用者登録」
大手キャリアであれば未成年者でも本人名義でスマホの契約をすることが可能です。ただキャリアは高いし、やはり格安SIMを使いたいところ。
だからこそ、未成年者がスマホを利用する場合におすすめなのが親名義で契約し、子供は「利用者登録」することです。
利用者登録には以下のメリットがあります。
どの格安SIMでも利用できる
上記で紹介したように、未成年者が契約できる格安SIMはかなり限られています。
しかし利用者登録の形をとればどの格安SIMでも利用可能。選択肢が広がります。
安くて自分にあったものから選べますね。
手間が少ない(オンラインで契約可)
一部の格安SIMでは未成年者でも契約可能ですし、キャリアでも契約できます。
ただ基本的には親権者と来店して契約する必要があり、オンラインでの契約はできません。
一方で利用者登録でいいのであればオンラインで完結可能です。
手間が少ないのはもちろんですし、オンライン限定のキャンペーン等を利用できるのも大きいです。
各格安SIMの未成年者での利用方法まとめ
ではここからは各格安SIMの未成年者での利用方法をまとめます。
格安SIM | 未成年 (18歳未満) の本人契約 |
利用者 登録 |
支払い 方法 |
ahamo | 不可 | ◯ | クレカ 口座振替 |
LINEMO | 不可 | ◯ | クレカ 口座振替 |
povo | 不可 | ◯ | クレカ |
UQ モバイル |
中学生(進学2か月前) から可 |
◯ | クレカ 口座振替 |
Y!mobile | 12歳以上で可 | ◯ | クレカ 口座振替 |
BIGLOBEモバイル | 不可 | ◯ | クレカ 口座振替 |
IIJmio | 不可 | ◯ | クレカ |
mineo | 不可 | ◯ | クレカ |
楽天 モバイル |
可 | – | クレカ デビット 口座振替 楽天ポイント |
イオン モバイル |
不可 | ◯ | クレカ |
nuro モバイル |
不可 | ◯ | クレカ |
UQモバイル
UQモバイル | |
年齢 | 中学生(進学2か月前) |
必要 書類 |
・契約者の本人確認書類 ・親権者の本人確認書類 ・親権者の同意 |
決済 方法 |
・クレジットカード ・口座振替 |
条件 | 親権者同伴での来店 |
UQモバイルでは、中学校に進学する2か月前から本人契約が可能です。
ただし、オンライン上では契約できず、親権者同伴での来店が必要となります。
契約時に「契約者の本人確認書類」「親権者の本人確認書類」「親権者同意書」を提出してください。
契約者と親権者の苗字や住所が異なる場合、続柄を証明するための「住民票」もしくは「戸籍謄本」が必要になります。
なお、親権者同意書には「フィルタリングサービス不要同意」も含まれているので、記入していればフィルタリングサービスの登録は必要ありません。
Y!mobile(ワイモバイル)
Y!mobile | |
年齢 | 12歳以上 |
必要 書類 |
・契約者の本人確認書類 ・親権者の本人確認書類 ・指定の親権者同意書(同意書) |
決済 方法 |
・クレジットカード ・口座振替 |
条件 | 親権者同伴での来店が必要だが、 「どこでも同意書」を作成すれば同意書なしで契約可能 |
ワイモバイルでは、「契約者の本人確認書類」「親権者の本人確認書類」「親権者同意書」を提出することで、12歳以上で本人契約が可能です。
18歳未満ではクレジットカードでの決済が不可能なため、銀行口座の預金通帳も持参して決済登録をしましょう。
なお、ワイモバイルでは原則として契約時には保護者同伴が必要ですが、「どこでも同意書」を作成することで同伴なしでも契約できます。
契約時に保護者が同伴できない場合は下記のサイトにアクセスして、次の手順で作業を進めてどこでも同意書を作成しましょう。
<同意者が作成する場合>
- (1)「どこでも同意書」専用サイトにアクセスして、必要事項を入力して作成
- (2)作成が完了すると「認証ID」が発行される
- (3)契約時に店舗より同意者に確認の電話があるので、発行した認証IDを伝える
- (4)必要書類を提出して契約手続きを完了する
<契約者本人が作成する場合>
- (1)「どこでも同意書」専用サイトにて必要事項を入力して作成
- (2)作成後に同意者へ内容確認メールが送信されるため、発行されるログインパスワードを同意者へ伝える
- (3)契約時に店舗より同意者へ電話して、本人確認と同意内容の確認を行う
- (4)必要書類を提出して契約手続きを進める
楽天モバイル
楽天モバイル | |
必要 書類 |
・契約者の本人確認書類 |
決済 方法 |
・クレジットカード |
条件 |
保護者の同意書 |
楽天モバイルは、特に年齢制限なく未成年でも申込み可能です(保護者の同意書は必要)。
また他が来店を必要としている中、楽天モバイルはWebで申し込みできるというのも大きなポイントです。
決済方法は口座振替、クレジットカードともに可能。本人のみならず保護者の名義でも可能です。
未成年でも本人契約できる格安SIMもあるが少ない、できれば利用者登録を利用しよう
未成年でも本人契約できる格安SIMはいくつかあります。
ただ数が少ないので、わざわざ本人名義で契約するのではなく、親名義で契約し子供を利用者登録するのがおすすめです。
その方がたくさんの種類から選べますし、手間も少ないですからね。