WiMAXは「WiMAX+5G」へのに伴い、3日で10GBの制限が廃止、容量無制限に変更されています。
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ネットをよく使う人が恐れているのはこの「速度制限」ですよね。
でも、この会話から分かる通り、速度制限にもいくつか種類があるんです。
本記事では速度制限の種類や解除方法について解説していきます。
速度制限は何のためにあるの?
ガラケー時代には気にすることがなかった速度制限ですが、スマホになってからこの制限に悩まされる人をたくさん見てきました。
速度制限って、そもそも何のためにあるんでしょうか。
速度制限とは
速度制限は、一部の利用者のデータ通信によりネットワークに負担が出ると事業者側が判断した場合に、事業者側からその利用者のデータ通信を制限するという仕組みです。
- 動画コンテンツ(YouTube、hulu、NETFLIX等)の視聴
- パソコンやスマホなどのソフトウェアのアップデート
- クラウドストレージの利用(端末データの自動バックアップ等)
最近は上記のような要因が増加していることや、以前に比べてデータ通信量の多いヘビーユーザー自体も増えていることから、契約プランに最大通信容量を設けたり、短期的な通信制限を実施している事業者がほとんどです。
速度制限は全く通信ができなくなるというわけではないので、制限を掛けられた利用者でも低速で通信をすることが可能です。
(参考:「ネットワークの中立性に関する研究会」 第4回 ジュピターテレコム 説明資料)
Amazonプライムビデオの通信量は高画質だと1時間で約6GB!!外出先でのストリーミング再生は控えた方が良いかも。
速度が制限されるとどうなるの?
WiMAXの速度制限には主に3種類の制限があります。
- 7GB以上の最大通信容量を超過した場合
- 「3日で10GB以上」の大量データ通信をした場合
- ハイスピードプラスエリアモードで7GB以上通信した場合
【1番目】
7GBまでの定額プランに入っていたけれど、超えちゃったみたい!
【2番目】
3日で10GB以上使ったら、速度制限になった!
どちらも決められた通信量以上に使った場合に掛けられるのは同じですが、月間速度制限か短期速度制限かという違いがあります。
【3番目】
ハイスピードプラスエリアモードを使っていたら、ハイスピードモードも制限が掛けられちゃったよ!
3番目のこの制限はWiMAXを使うなら知っておきたいですね。
4G LTE通信を使うハイスピードプラスエリアモードの通信が7GB以上になると速度制限を掛けられますが、これはハイスピードモードを道連れにした速度制限です。
つまり、ハイスピードプラスエリアモードとハイスピードモードどちらのモードでも満足な通信ができなくなります。
7GBまでの通信プランを選んでいた場合は、ハイスピードプラスエリアモードとハイスピードモードを合わせて7GB以上使った場合でも速度制限を掛けられるので注意しましょう。
速度制限が例外になるauユーザー向けの契約方法は後で紹介します。
速度の目安
速度制限を掛けられると気になるのは、どれほど低速になるかということですよね。
WiMAXでは以下のように速度制限を決めています。
- 7GB以上の大量通信、ハイスピードプラスエリアモードで7GB以上の大量通信
→ 月末まで送受信時最大128kbps(0.128Mbps)以下 - 3日で10GB以上使った場合
→ 翌日18時~26時まで送受信時最大1Mpbs以下
Mbps(メガビット毎秒)は、データの転送速度を表す単位に使われていて、1Mbpsなら1秒間で1Mbit(メガビット)の大きさのデータ転送できるということを表しています。
1バイト=8bitなので、1MBのデータを1Mbpsで転送するのには8秒掛かるということですね。
128Kbpsってどのくらい?速度制限にかかってもできることってあるの?さすがに動画は無理?
YouTubeの5分間の動画を超高画質でみるには113MB必要だから、読み込むまで113秒掛かるってことね・・・。
5分間のために2分以上読み込むなんて割に合わないし、128kbpsだと14分も読み込みに掛かる計算だよ。
速度制限は、テキストのみをLINEで送る、SNSのタイムラインを眺めるくらいであれば我慢できる速度と言われますが、Instagramの画像やストーリーの読み込み、動画視聴は厳しいでしょう。
では次に、速度制限がいつから解除されるのかなどを確認していきます。
WiMAXの速度制限がいつまでも解除されない? 速度制限になった理由を確認しよう
速度制限が3日経っても解除されないんだけど、どうしてだろう?
それって月間速度制限に掛かっているんじゃない?
WiMAXの速度制限に掛かるというのは様々な要因があるはずです。
契約内容や通信量から把握したり、一定の通信量を超えるとメール通知がくるサービスなどを使ったりして、何が理由で速度制限に掛かってしまったのかを把握できるようにしておきましょう。
無制限プランか、7GBの上限のあるプランか
まず最初に自分の契約プランを把握しておきましょう。
データ通信量容量が7GBのプランの場合は、7GB超過で月末まで送受信時最大128Kbpsの速度制限に掛かりますよね。
UQ WiMAXやBroad WiMAXでは、契約後に通信容量のプランを変更しても違約金は掛からない(※)ので、契約後に7GBの速度制限に掛かるようであれば、プランの見直しをするとよいでしょう。
月間速度制限に掛かった場合は、月末翌日から順次速度制限が解除されていきます。
ただ、あくまでも順番に制限を解除していくため、月末翌日の0時になった瞬間に元の速度に戻るわけではないということに注意しましょう。
(※:契約年数を3年から2年に減らす場合は違約金が掛かります。)
3日で10GB以上使用したら、翌日夜間から8時間は1Mbpsに制限
UQ WiMAXの公式HPによると、PCでYouTubeを観たときの10GBの目安は以下の表のようになっています。
(引用:UQ WiMAX)
10GBなんてそんなすぐに使わないでしょ。
という方も多いと思いますが、huluやAmazon prime、ドラマの見逃し配信などを手軽に観られる現在では、3日で10GBという数字は人によってはすぐに使ってしまう通信量になってきているようです。
例えば、毎日1~2本の映画をYouTubeの超高画質で観た場合、3日目で10GBを超える可能性が大きいですよね。
(引用:UQ WiMAX)
3日間で10GB以上使った場合は、翌日(4日目)の18時から26時(翌々日午前2時)に送受信時最大1Mbpsの速度制限に掛かります。
通信速度1Mbpsってどれくらい使えるの?できること、できないことの目安を解説
速度制限が解除されたからといってたくさん使うと再度通信制限を掛けられることになるので、3日間でどのくらい使っているのかを端末の画面やマイページからも確認しておきましょう。
また、速度制限下でデータ通信している場合でもすぐにでも元の速度で通信したい時は、2時を目安に接続を繋ぎ直すことで速度制限が解除されますよ。
2時前より継続して利用している通信については、2時以降も最大で6時頃まで速度制限が継続することがあります。この場合、一旦、セッションを切断すると速度制限が解除されます。
(引用:UQ WiMAX)
4G LTEと合わせたデータ通信量が7GB超なら月末まで128Kbpsに制限
WiMAXを使うなら注意しておきたいことは、ハイスピードプラスエリアモード(4G LTEも使用できる)を使ったときのデータ通信量と、ハイスピードモード(WiMAX2+)を使ったときの通信量が7GB超になると、月末まで送受信時最大128Kbpsになることです。
念のため、速度制限に掛かるケースを×、掛からないケースを○で以下に示しましたので、不安な方は確認しておくと良いでしょう。
- 無制限の通信プラン:ハイスピードプラスエリアモードで7GB以上使ったとき
→× - 無制限の通信プラン:ハイスピードモード6GB+ハイスピードプラスエリアモード1GB
→○ - auスマートバリューmine加入、7GBまでの通信量プラン:ハイスピードプラスエリアモード7GB以上使用
→×
ハイスピードプラスエリアモード(WiMAXと4G LTEが両方使えるモード)を7GB以上使うと、どのような契約内容であっても速度制限に掛かるってことね!
ハイスピードプラスエリアモードを使いすぎてハイスピードモードまで道連れにしてしまわないように気を付けて使う必要がありそうです。
500Kbpsは回線速度として遅い?できることの目安と低速無制限プランSIMの使い道を紹介
速度制限になったか確認したい!確認方法を知りたいときは
速度制限になったかどうかを自分で確認する方法は、知っておきたいですよね。
以下では、プロバイダ別に確認先一覧を記載しておきます。
通信量は日付が変わったら前日分が確定
通信量は基本的に日付が変わった0時に前日分が確定します。
端末画面の通信量カウンターやマイページから昨日までの通信量は確認できるので、定期的にチェックしましょう。
無制限プランを契約している人でも毎月どれくらいの通信量を使っているのかを把握しておけば、Wi-Fiのレンタルや乗換えの際に、適切な契約プランを選ぶための目安になるかもしれませんよ。
(参考:UQ WiMAX「My UQ WiMAX」)
データ通信量と速度制限の確認方法
速度制限になったかどうかは、速度制限確定後のデータ量通知サービスの通知で確認する方法と、マイページや端末、アプリ上で通信量を確認する方法の2つがあります。
速度制限が確定した段階でメールを送信してくれるサービスは以下の通りです。
メール通知サービス
UQ WiMAXが提供する「データ通信量メールサービス」は、ほぼ全てのプロバイダで受けられます。
- 加入事業者を一覧から選ぶ
- ルーターの識別用番号を画面で確認し、入力
- UIMカードの裏面のコードを確認し、入力
- 配信希望のメールアドレスを2回入力
無料登録しておけば、通信制限の掛かる当日の13時に通知メールが来るので、「18時以降に速度制限が掛かると思っていなかった」ということも防ぐことができますね。
(引用:UQ WiMAX「データ量確認サービス」)
マイページや端末画面、アプリ上で確認
マイページや端末画面で通信量を確認するのがこれまで一般的でしたが、最近は製品と連動したアプリやプロバイダが提供するアプリによって確認できるものが増えてきました。
マイページで通信量を確認
各事業者には、ユーザーごとに通信量や契約プランを確認できるマイページがあります。
マイページを初めて利用するときは、契約時の書類を用意のうえ必要情報を入力して登録しましょう。
端末画面の通信量カウンターを有効利用
新しい端末であれば、端末のホーム画面に通信量を表示できるものがほとんどで、通信量表示は月間と3日とで変えることができます。
例えば人気端末のW06であれば、「ホーム画面表示設定」と「データ設定」の「カウント方式」を設定さえしておけば気軽に通信量を確認できるので、マイページにアクセスする必要もありません。
「データ通信量通知」や「強制通信停止」設定で使いすぎを防止できるため、購入後は自分の使い方に合わせて設定をカスタマイズしておきましょう。
アプリで通信量を確認
製品別や事業者別にアプリケーションを出していることが多いです。
スマホと連動させておけば、端末の画面で操作しなくてもスマホから確認することができます。
各プロバイダ別の通信量確認方法
WiMAXのなかでも代表的なプロバイダの確認方法を、以下に記載していきます。
Broad WiMAXの速度制限確認方法
- UQ WiMAXの提供のメール通知サービスに登録
(参考:Broad WiMAX「データ量通知確認サービスについて」) - マイページにログインして通信量を確認
(参考:Broad WiMAX「お客様向けポータルサイト」)
とくとくBB byGMOの速度制限確認方法
- UQ WiMAXの提供のメール通知サービスに登録
(参考:とくとくBB by GMO「データ量通知確認サービスについて」)
ご利用の端末に「UQ」のロゴがあるお客さまは、3日間のご利用データ量に応じて適用される通信速度制限がかかる当日13:00以降に、通信速度制限の実施をメールでお知らせするサービス「データ量通知サービス」がご利用いただけます。(UQ WiMAX提供)。
「au」のロゴがあるお客さまはご利用いただけませんので、予めご了承ください。(引用:とくとくBB byGMO「会員サポート」)
- マイページにログインして通信量を確認
(参考:とくとくBB by GMO「通信量の確認方法」)
BIC WiMAXの速度制限確認方法
- UQ WiMAXの提供のメール通知サービスに登録
(参考:BIC WiMAX「データ量通知確認サービスについて」) - マイページにログインして通信量を確認
(参考:BIC WiMAX「マイページ」)
BIGLOBEの速度制限確認方法
- UQ WiMAXの提供のメール通知サービスに登録
(参考:BIGLOBE WiMAX2+「データ量通知確認サービスについて」) - マイページにログインして通信量を確認
(参考:BICLOBE WiMAX2+「マイページ」) - 会員専用アプリをダウンロードして確認
(参考:BIGLOBE WiMAX2+「My BIGLOBEアプリ」
「普段あまり使わないから通知が来なくたっていい」という人ほど、急に速度制限が掛かるようなことがあると、端末が壊れてしまったのかと焦ることになるかもしれません。
メールを普段あまり見ないのであれば端末画面の通知で、端末もあまり見ないのであればスマホにアプリでなど、速度制限に対応できるようにしておきたいですね。
最後に
WiMAXの速度制限の種類と解除日についてまとめると、以下のようになります。
【最大通信容量が7GBのプランに契約していた場合】
- 7GB以上使用後から月末まで送受信時最大128Kbpsの速度制限
- 解除されるのは翌月1日0時以降順次
【ハイスピードプラスエリアモードで7GB以上通信した場合】
- 7GB以上使用後から月末まで送受信時最大128Kbpsの速度制限
- 解除されるのは翌月1日0時以降順次
- ハイスピードモードも一緒に速度制限が掛かる
128Kbpsってどのくらい?速度制限にかかってもできることってあるの?さすがに動画は無理?
【3日間で10GB以上通信した場合】
- 直近3日間の翌日18時から26時(翌々日午前2時)まで送受信時最大1Mbpsの速度制限
- 解除されるのは26時以降順次
- 3日間で10GB以上使用すれば、月に何度でも速度制限を受ける可能性がある
通信速度1Mbpsってどれくらい使えるの?できること、できないことの目安を解説
WiMAXはハイスピードプラスエリアモードの使いすぎに注意し、こまめに端末やアプリから通信量の確認をしておけば速度制限に悩まされる回数も減りそうです。
あまりにも頻繁に速度制限に掛かるようであれば、契約内容を見直してみたり、固定通信やホームルーターとの併用も考えてみてもいいかもしれませんね。