ニンテンドースイッチでは、オンライン対戦や交流ができたり、ネット経由でアイテムをゲットできるソフトが多いですよね。
ただスマホのテザリングを使ってネット接続を行う場合にはいくつか注意しなければいけない点があります。
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Switch（スイッチ）でテザリングを使ってネットに接続する手順
まずはスイッチでネットに接続する方法・手順を解説します。比較的簡単に接続できます。
スマホでテザリングをONにする
まずはスマホのテザリングをONにする必要があります。
iPhoneの場合
iPhoneでテザリングをONにする手順は以下の通り。
- 設定→モバイル通信→インターネット共有の順にタップ
- 他の人の接続を許可をタップしONにする
インターネット共有設定の画面にはWi-Fiのパスワードが表示されています（好きな文字列に変更も可）が、スイッチ側設定時に必要なので開いておきましょう。
アンドロイドの場合
アンドロイドの場合、機種によって多少の違いがありますが概ね以下の手順となります。
- 設定→ネットワークとインターネット→アクセスポイントとテザリングの順にタップ
- WiFiアクセスポイントをONにする
テザリングにはWiFi接続以外にもBluetooth接続がありますが、スイッチで使う場合にはWiFiしか使えない為、WiFiのテザリング（アクセスポイント）をONにしなければなりません。
Switch(スイッチ）でWiFiに接続
スマホ側でテザリングをONにした後は、光回線のWiFiと接続する場合の設定方法と変わりありません。
- 設定→インターネット→インターネット設定の順に進む
- スマホのWiFi（名称はスマホに表示）を選択
- パスワードを入力（文字列はスマホに表示）
これで接続は完了。最後に接続テストを行うと、しっかり接続されているか確認することができます。
Switch（スイッチ）でスマホのテザリングを利用するメリット
スマホのテザリングを利用するメリットは以下の通りです。
自宅に光回線がない人もネット接続が可能
光回線を使うとなるとその分通信費は上がりますし、導入には工事が必要（工事費も発生）など手間もあります。また学生の場合だと自宅に光回線の契約を自由にすることができません。
ただ光回線がなくても、テザリングを使えば普段使っているスマホの回線でスイッチのネット接続が可能。スマホさえあれば、誰でも手軽に利用できるというメリットがあります。
外出時でも好きな場所でネット接続が可能
外出時でも、好きな場所でスイッチをネットに接続できるというのもテザリングのメリット。
手軽に持ち運びできるスイッチですから、どこでもネットに接続できるというのは大きいです。
Switch（スイッチ）でスマホのテザリングを利用するデメリット
続いてデメリット。
オンラインゲームをする上で、テザリングの利用はかなりデメリットが多いので注意が必要です。
光回線に比べて通信速度が遅く、安定性が低い
光回線の通信速度は50〜500Mbps程度であるのに対し、スマホは10〜50Mbps程度。さらにモバイルデータ通信は安定性も低いです。
そのため、ゲーム中にラグや切断が起こりやすく、ゲームによっては快適な利用ができません。
光回線に比べてPing値が高い
オンラインゲームのうち、特にFPSや格闘ゲームなど反応の速さが必要なゲームは、Ping値という応答速度（データ送受信にかかる時間）がかなり重要となります。
ただテザリングの場合はこのPing値もかなり高いです（Ping値は低いほうがよい）。
スマホの通信量を消費（通信制限にかかる可能性がある）
光回線と違い、スマホは1ヶ月あたりに使えるデータ通信量が決まっています。
スイッチで消費する通信量はゲームによっては、かなり大きくなる為、そうそうに通信制限となってしまうおそれがあります。
通信制限にかかってしまうとテザリングでのスイッチだけでなく、普段のスマホ利用にも影響する為、かなり注意しなければいけません。
スマホのバッテリー劣化を早める
テザリングはスマホのバッテリー消費が激しいです。それに伴い、バッテリー劣化を早める要因となります。
長時間の利用だと充電しながらの利用になるかもしれませんが、そうなるとさらにバッテリーには悪影響です。
5Gならテザリングでもオンラインゲームは可能？
スマホでも5Gに接続できれば、通信速度は光回線並となる場合があります。
その為、テザリングでも快適にゲームが利用できると思ってしまうかもしれません。
しかし、5Gに接続できても光回線ほどの安定性はなく、なによりPing値は高めとなる為、光回線と同等にとはいかないのが実際のところです。
Switch（スイッチ）でテザリングを利用する場合の注意点
上記のデメリットを含め、スイッチでテザリングを利用する場合には以下に注意しましょう。
無制限プランでない限り、ソフトのダウンロードやアップデートはNG
ソフトのダウンロードやアップデートはかなりのデータ通信量が必要となる場合がある為、スマホの無制限プランに入っていない限りは避けるべき。
アップデートに関しては自動更新しない（設定→本体から設定可）ようにしておきましょう。
なお、無制限プランであってもauやソフトバンクはテザリング月30GBという制限があります（楽天モバイル、ドコモには制限なし）。
また無制限プランであっても、通信速度が光回線に比べて遅く時間がかかるでしょう。
楽天モバイルの特徴
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オンラインゲームはラグ・切断を覚悟、まともにできない場合も
テザリングは不安定でPing値も高いです。
その為、ゲームによってはラグやゲーム中での切断も覚悟しておくことも必要。
快適にできるかできないかはゲームによって大きく異なりますが、実際にやってみてまともにできない場合もあることは覚えておきましょう。
通信速度が重視されないオンラインゲームなら問題なし、ただ通信量には要注意
通信速度や反応速度が重視されないオンラインゲーム、単にアイテムなどをダウンロードしたり、ちょっとした交流をするだけであれば、テザリングでも問題ありません。
ただ、その場合でも通信量だけは注意してください。
ソフトのダウンロードやアップロードをしなくても、思った以上に通信量を消費してしまう可能性があります。
まとめ：テザリングを使ってスイッチをネット接続は可能だが、快適性には注意
スイッチのネット接続はスマホのテザリングでも利用可能です。
ただ光回線に比べると通信速度・Ping値・安定性に劣る為、快適性は下がりますし、ゲームよってはまともにできない場合もあります。
また通信量消費による速度制限の可能性もある為、使いすぎには注意、ソフトのダウンロードやアップロードは行わないようにしましょう。
