光回線はスマホとセットで申し込むことで割引を受けられることが多いです。
しかし、UQモバイルのセット割は割引額が少ないため、セット割のある光回線を選ぶよりも高額キャッシュバックをもらえる光回線を選んだほうがお得に利用できます。
そのため結論を言うと、UQモバイルユーザーが申し込むべき光回線はソフトバンク光、NURO光、auひかりです。
本記事ではUQモバイルのセット割内容と、なぜソフトバンク光やNURO光がおすすめなのかについて解説していきます。
UQモバイルとセット割のある光回線(enひかり・ビッグローブ光)
そもそも、UQモバイルとセットで使うことで割引を受けられる光回線はenひかりと、ビッグローブ光くらいです。
月額料金 戸建て マンション |
割引額 | 対応 プラン |
詳細 | |
enひかり | (戸)4,730円 (マ)3,630円 |
毎月 110円割引 |
くりこし○ スマホ○ |
詳細 |
ビッグ ローブ光 (3年) |
(戸)5,478円 (マ)4,378円 |
毎月 550円割引 |
くりこし× スマホ○ |
詳細 |
※税込表記
しかし、両者とも割引額がそこまで大きいわけではないので、セット割を理由に選ぶ必要は正直ありません。
それにビッグローブ光に関しては、UQモバイルのくりこしプランでセット割を使うことができないため、プランを変更すると割引が適用されなくなってしまいます。
ですから、UQモバイルユーザーは、セット割のある光回線ではなく、本当に安く使える光回線を選ぶことが大切です。
まずはUQモバイルとセットで使うことで受けられる割引の内容と、光回線の詳細について簡単にチェックしておきます。
enひかり|「勝手に割り」で光回線料金から毎月110円割引
enひかりは、UQモバイルを使ってれば、enひかりが「勝手に割り」でenひかりの料金から毎月110円(税込)を割り引いてくれます。
割引後の料金は、戸建てで月4,620円、マンションタイプで月3,420円です。
主要な他社回線と比べても、enひかりの月額料金は比較的安いことが分かります。
光回線 | 戸建て料金 マンション料金 |
スマホ料金 割引 |
キャッシュ バック |
契約 期間 |
工事費用 (※1) |
詳細 情報 |
enひかり | (戸)4,730円~ (マ)3,630円~ |
UQmobile 月110円 ahamo 月110円 |
なし | なし | 必要に 応じて |
ー |
ドコモ光 | (戸)5,720円~ (マ)4,400円~ |
ドコモ ~月1,100円 |
最大20,000円 +dポイント 最大2000pt |
2年 | 無料 | 詳細 |
auひかり | (戸)5,390円~ (マ)4,180円~ |
au ~月1,100円 |
最大 52,000円 |
2年or 3年 |
実質 無料 |
詳細 |
ソフト バンク光 |
(戸)5,720円 (マ)4,180円 |
ソフトバンク ~月1,100円 |
最大 36,000円 |
2年 | 実質 無料 |
詳細 |
NURO光 |
(戸)5,217円 (マ)~5,217円 |
ソフトバンク ~月1,100円 |
45,000円 | 2年or 3年 |
実質 無料 |
詳細 |
So-net光 プラス |
(戸)3,780円~ (マ)2,728円~ |
au ~月1,100円 |
なし | 3年 | 実質 無料 |
詳細 |
おてがる光 | (戸)4,708円~ (マ)3,608円~ |
なし | なし | なし | 無料 (※2) |
詳細 |
※税込表記
たたし、enひかりは新規契約時や転用・事業者変更時の工事費用は自己負担です。
それにキャッシュバックもないため、総額費用を徹底的に比較した場合は、そこまでお得にはなりません。
月額料金が安くても、費用全体で考えてより安い光回線があれば、そちらを契約したほうがいいですよね。
詳しくは【2021年最新】インターネット光回線のおすすめランキングで紹介していますが、おすすめできるのは、高額キャッシュバックがもらえるソフトバンク光とNURO光です。
それぞれの詳細ページでその理由を詳しく解説しています。
⇒ ソフトバンク光
⇒ NURO光
⇒ auひかり
ビッグローブ光|旧スマホプランはギガMAX月割で毎月550円割引
ビッグローブ光は「スマホプラン」(旧)で、光回線と光電話、UQモバイルをセットで使うことで毎月最大550円の割引を受けられる「ギガMAX月割」があります。
しかし、ビッグローブ光でギガMAX月割を受けるには、月550円の光電話を契約しなければいけません。
割引があっても、費用負担としては最終的にプラスマイナスゼロとなります。
光回線 | 戸建て料金 マンション料金 |
スマホ料金 割引 |
キャッシュ バック |
契約 期間 |
工事費用 (※1) |
詳細 情報 |
ビッグ ローブ光 |
(戸)5,478円~ (マ)4,378円~ |
UQモバイル 月550円 |
最大 50,000円 |
2年or 3年 |
実質 無料 ※2 |
ー |
ドコモ光 | (戸)5,720円~ (マ)4,400円~ |
ドコモ ~月1,100円 |
最大20,000円 +dポイント 最大2000pt |
2年 | 無料 | 詳細 |
auひかり | (戸)5,390円~ (マ)4,180円~ |
au ~月1,100円 |
最大 52,000円 |
2年or 3年 |
実質 無料 |
詳細 |
ソフト バンク光 |
(戸)5,720円 (マ)4,180円 |
ソフトバンク ~月1,100円 |
最大 36,000円 |
2年 | 実質 無料 |
詳細 |
NURO光 |
(戸)5,217円 (マ)~5,217円 |
ソフトバンク ~月1,100円 |
45,000円 | 2年or 3年 |
実質 無料 |
詳細 |
So-net光 プラス |
(戸)3,780円~ (マ)2,728円~ |
au ~月1,100円 |
なし | 3年 | 実質 無料 |
詳細 |
おてがる光 | (戸)4,708円~ (マ)3,608円~ |
なし | なし | なし | 無料 (※2) |
詳細 |
※税込表記
※1:「実質無料」では、工事費用の分割代金が毎月割引されることで負担額が0円となります。
※2:2年契約の場合は配線設備工事費が発生
それに加え、2021年2月から新しく始まった「くりこしプラン」はギガMAX月割非対応。
そうなるとUQモバイルユーザーは、契約しているのが「スマホプラン」である場合以外は、ビッグローブ光にこだわらなくても良くなります。
プラン変更やセット割で悩むくらいなら、高額キャッシュバックをもらえる光回線の利用を検討してみてください。
UQモバイルユーザーにおすすめなのはキャッシュバックのある光回線
セット割のある光回線を選んでも大した割引は受けられないので、一番おすすめなのはキャッシュバックを多くもらえて、総額料金が安くなる光回線です。
本サイトでは、次の項目と条件をもとに総額料金を徹底的に比較。
- 初期手数料
- 月額利用料
- 工事費用
- キャッシュバック
- 解約時の工事費用残債
- 解約時の違約金(契約年数以外での解約時)
- 設備撤去料
計算は以下の条件で実施しました。
・オプションは解約可能なタイミングで解約する
・enひかりは「勝手に割り」(月110円割引)を適用
こうした緻密な計算の結果、UQモバイルユーザーに本当におすすめできる光回線は、高額キャッシュバックがあってお得に使えるソフトバンク光、NURO光、auひかりでした。
※詳しくは別記事【2021年最新】インターネット光回線のおすすめランキングで解説しています。
enひかりで割引が使えても、割引額は110円×12ヶ月で年間1,320円程度ですが、ソフトバンク光やNURO光、auひかりなら最大5万円前後のキャッシュバックがもらえますし、工事費も実質無料。
特に総額費用で見ればソフトバンク光やNURO光が安いので、セット割にこだわらず少しでも安く使える光回線を選びましょう。
ソフトバンク光|高額キャッシュバックでお得に使える!
(引用:ソフトバンク光)
ソフトバンク光は、代理店を経由して申し込むと、最大36,000円のキャッシュバックを受けることができます。
工事費も毎月割引があるので、2年使えば実質無料です。
なお、ソフトバンク光でIPv6方式による通信を考えている場合は、専用の光BBユニットの利用が推奨されていますので、忘れずに申し込むようにしましょう。
NURO光|対応マンションなら格安で使える!
NURO光は、高速通信が可能になる特殊な方式「G-PON」を導入した独自の設備を用いることで、下り速度2Gbpsに標準対応しています。
一般的な光回線は1Gbpsなので、理論上約2倍の速度での通信が可能です。
ちなみに新規で申し込むと、工事費実質無料であるうえに、最大45,000円のキャッシュバックをもらえるので、高速通信ができて総額費用も抑えられるのはありがたいですね。
ただし、エリアが関東・東海・関西・九州・北海道の一部地域に限られていることや、マンションタイプはNURO光を導入している対応マンションでなければ申し込むことはできません。
まずはエリア検索で該当地域になっているか確認してみてください。
auひかり
ソフトバンク光やNURO光には総額費用でやや及びませんが、auひかりもキャッシュバックが多く、お得に使える光回線です。
NTT回線ではないため、転用や事業者変更はできず、基本は新規契約。
集合住宅でauひかりの設備が導入されている場合は、自動的にauひかりで契約することになります。
なお、auスマホを使っていれば最大月1,100円の割引を受けられますが、auとUQモバイルの料金で考えれば、わざわざUQモバイルからauに代える必要はないでしょう。
格安スマホとのセット割がある光回線には他に何がある?
UQモバイルで光回線とのセット割がないなら、もっと割引を受けられるような格安スマホがないか検討するのも一つです。
格安スマホ | 光回線 | 割引 (税込) |
Y!mobile | ソフトバンク光 | 月1,188円割引 |
OCN モバイル ONE |
OCN光 | 月220円割引 (5回線まで) |
IIJmio | IIJmioひかり | 月660円割引 |
もっとも、セット割があったところで、割引額ではUQモバイルよりも少ないものもあるため、総費用としてはあまり変わりません。
セット割にはこだわらなくても、自分が納得できるサービスや料金で使える組み合わせを探すのが賢明と言えるでしょう。
なお、キャリアの新料金プラン「ahamo」「povo」「LINEMO」にぴったりの光回線についてまとめた記事もあるので、こちらも一緒にチェックしてみてください。
まとめ|格安スマホユーザーはセット割よりも総額費用で選ぶのが吉
UQモバイルで使えるセット割には、enひかりの「勝手に割り」やビッグローブ光の「ギガMAX月割」があります。
ただし、enひかりの「勝手に割り」は、enひかりの料金から月110円割り引かれるだけなので、年間割引額は1,320円。10年使っても、13,200円分の割引しかしてもらえません。
また、ビッグローブ光の「ギガMAX月割」が適用できるUQモバイルのプランは「スマホプラン」だけで、新プラン「くりこしプラン」では適用できないようになっています。
たとえスマホプランでギガMAX月割を適用したとしても、月550円で光電話のオプションをつける必要が出てきます。
したがって、UQモバイルユーザーに関しては、ソフトバンク光やNURO光、auひかりのように、高額キャッシュバックのある光回線を選んだほうがお得です。
キャリアスマホの場合や、家族回線数に応じた料金比較などもしているので、とにかく通信費を節約したい人は、おすすめランキングの記事をチェックしてみてください。