キャリアのスマホより安く通信ができる「格安SIM」。キャリアに比べて非常に安く利用できます。
しかし格安SIMは安かろう悪かろうのイメージがいまだ根強く、格安SIMを利用しない人の約1/4。その理由は「通信品質に不安がある」からです。(総務省アンケートより)
そこで今回は、格安SIMは本当に遅いのか、格安SIMが遅くなる原因と対策方法や速度が速いおすすめのSIMをまとめました。
格安SIMって本当に遅い?
使ってない理由の「通信品質に不安がある」という点は実際その通りで、実際に計測してみてもキャリアで契約しているスマホより、格安SIMを挿しているスマホは速度が遅いというのは確かです。
下記表はキャリアと格安SIMの実際の速度比較データです。
キャリア(au)と格安SIM(mineo) 速度比較 |
||||
12:30 | 16:00 | 20:00 | ||
キャリア | 下り | 28.38Mbps | 75.66Mbps | 54.46Mbps |
上り | 12.54Mbps | 21.77Mbps | 18.49Mbps | |
格安 SIM |
下り | 1.56Mbps | 23.21Mbps | 4.35Mbps |
上り | 8.03Mbps | 9.86Mbps | 10.47Mbps |
※Mbps=通信速度の単位。1秒間にどれだけデータをやりとりできるかを示した数値。数字が大きければ大きいほど速い。下りがダウンロード/受信時、上りがアップロード/送信時の速度。
キャリアに比べれば明らかに遅いことがわかります。特にお昼や夜の時間帯は格安SIMの速度がかなり低下しています。
一般的が通常の検索程度なら3~5Mbps、動画など大きなデータを扱う場合でも10Mbpsが快適な回線速度。
しかし格安SIMは昼の時間帯だと1Mbps台であり、LINEやTwitterなどテキストメインのSNSや標準画質の動画なら問題なく使用できるものの、Instagramのような高画質の画像、動画は読み込みに時間がかかっているのを感じてしまう速度で、ストレスを感じてしまう人が少なくないでしょう。
決して常に遅いわけではありません。快適に使うことができる時間帯もあります。ただキャリアのようにいつでも快適な速度で使えるかというとそうではないのが格安SIMというわけです。
少しでも速度を上げる対策を読みたい方はこちら→格安SIMでできる範囲の対処法
安く快適に利用できる方法(代替案)を知りたい方はこちら→速度が遅いのは許せないけど、キャリアは高すぎるという場合の代替策
格安SIMの回線速度が遅い理由は?
ある特定の時間帯に限ると、キャリアに比べて極度におちる格安SIMの通信速度ですが、なぜこんなにも遅くなってしまうのでしょうか。
格安SIMが遅い理由は、キャリアの回線をレンタルしているから
格安SIM事業者(MVNO)の大半データ容量をあらかじめ予測しはキャリア(MNO)から回線をレンタルしています。
ただそのレンタルするデータ容量は余裕があるとは言えません。
低価格の料金で提供される格安SIMは、いついかなる時も快適な速度での通信を可能とさせることができるほど余裕を持たせることができないのです。
そのため、普段の回線速度は十分使えるレベルであっても、回線が混雑する時間は急激に速度が低下してしまうという現象が起きてしまいます。
朝の通勤時間、昼休み、夜間の時間帯に速度の低下が著しくなる
朝7時~9時の通勤・通学時間、お昼休みの12時~13時、帰宅してから寝る前までの19時~21時。
中でもお昼の1時間が最も顕著に速度の低下が見られます。
これが利用者が増えて回線が混雑する時間帯というわけです。
みんなが使いたいと思っている時間帯は基本的に混み合うため、この時間をずらして使用すれば良いのですが、使いたいときに使えないのはかなりストレスがたまりますよね。
契約者が増えると速度が遅くなる
格安SIM事業者の契約者数が増えると、その分回線はさらに混雑することになります。
もちろん事業者側はそれに対して回線の増強などを行うのですが、増強が追いついていない場合や適切な増強を行っていない場合、ただでさえ遅い通信速度がさらに遅くなってしまいます。
最初はそこそこ快適に使うことができていたMVNOでも、急に速度が落ちて使えなくなってしまったというケースはこれが原因。
同じ格安SIMでも、事業者によって実は速度に大きな違いがでるのはこのためです。
格安SIMの回線速度が遅い場合にできることは?ポテンシャルを引き出すための対策法や代替策
格安SIMが遅くなる原因は利用者ではなく、MVNOの回線の問題であることが多いため、ユーザー側で対処しようにもなかなか厳しいのが現状です。
特に上記のような「利用者が多く混雑している時間帯」はどうあがいても速度が劇的に改善することは見込めないでしょう。
ただし根本的な解決には至らずとも、通信環境を整えることは速度向上にそこそこの効果があります。
まずは以下の対処法を試し、それでも無理なら代替策を検討しましょう。
格安SIMでできる範囲の対処法
格安SIMのままできることは以下の通り。簡単にできるものから試してみましょう。
- 通信している場所を変える
- 不要なアプリを閉じる
- スマホやアプリを再起動する
- OSやアプリをアップデートする
- スマホ内の不要なデータやキャッシュを削除する
- 契約する回線を変える
通信している場所を変える
電波状況の良い場所、人が少ない場所であることはもちろんのこと、スマホの通信は基地局によって状況が変化します。
そのため、少し移動すると速度が改善することがたまにあるのです。
通信場所にこだわりがなければ、まず試してみましょう。
スマホやアプリを再起動する、不要なアプリを閉じる
場合によってはスマホやアプリ自体に不具合が起こり、通信速度が遅くなってしまっているケースもあります。
まずは一度アプリを閉じて再度開くことから始めましょう。
また、アプリやウインドウを何個も開いている状態は、スマホのCPUを圧迫することにつながり、通信速度にも少なからず影響します。
最低限必要なもののみを起動させるよう注意が必要です。
OSやアプリをアップデートする
使用しているOSやアプリのバージョンが古い場合、それが原因でつながりにくくなっていたり、不具合を起こすことも考えられます。
速度向上のアップデートもあるため、もし使用中のOSやアプリが最新でない場合はアップデートをしておきましょう。
スマホ内の不要なデータやキャッシュを削除する
スマホの中の画像やアプリなど不要なデータがたまって空き容量が少なくなっていると、動作が重くなり、通信速度に影響が出ることもあります。
データはバックアップをとるなどして常に余裕を持たせた状態であることが望ましいです。
だいたい最低でも2GB程度は開けておくようにしましょう。
空き容量確認方法 | ||
iPhone | 「設定>一般>iPhoneストレージ」 | |
Android | 「設定>ストレージとメモリ> 内部共有ストレージ」 |
また画像などデータを整理していても、忘れがちなのがスマホのキャッシュ。
キャッシュとは、デバイス内に一時的に蓄積されたデータの履歴のことです。
たとえばスマホやパソコンで通信する際、一度表示したサイトなどを記憶しておくことで、再度同じページを開いた場合に速やかに表示させることが可能になります。
しかしこのキャッシュは定期的に削除しないとどんどん増え続け、デバイスを圧迫する原因に。
以下の方法でキャッシュを削除しましょう。
キャッシュ削除方法 | ||
iPhone | 「設定>Safari>詳細> webサイトデータ」から 全WEBサイトデータを削除を選択 |
|
Android | 「設定>ストレージ※> キャッシュされているデータ」から 「消去しますか?」のOKを選択 |
※端末により「SDカードと端末容量」、「端末容量」などと記載が異なります。
契約する回線を変える
MVNOによってはドコモ、au、ソフトバンクのうち、複数の回線に対応しているものがあります。
同じMVNOから提供されているとしても速度はその回線ごとに異なるため、家族で利用していて一人だけ契約先を変えることができない場合などは、回線を変更してみるのもひとつの手です。
たとえばmineoのau回線(aプラン)は昼12時付近に1Mbpsしかでませんでしたが、docomo回線のdプランでは昼でも3Mbps出ることがあります。
通信障害が起こっていたり、通信制限を受けていたというケースも
普段は通信できていたのに急に通信できなくなったという場合には、回線の通信障害が起こっていることも考えられます。
現にmineoやSoftbank、楽天モバイルなどでは大規模な通信障害が起こりました。
通信障害の場合は、自分だけではなく同じ回線で契約している全員が同様の状態になるため、SNSなどの口コミや、公式サイトでの発表を確認しましょう。
また通信障害とまではいかなくとも、回線のメンテナンス等のため一時的に不具合や速度低下が起こりやすくなっている場合もあります。
そのケースも公式サイトの告知などで確認が可能です。
また、速度低下が自分にしか起こっていないようであれば、通信制限を受けているかもしれません。
契約した容量以上に通信を行っていないか確認し、オーバーしていればデータ容量を追加購入することで制限を解除することができます。
最終的には速度の速い格安SIMに乗り換える
上記のことも試しても改善しない場合、利用者の増加に回線の整備が追いついておらず、MVNOが何らかの対策をうたない限りはお手上げの状態です。
それならば別の格安SIMに乗り換えるのが実際のところ、もっとも手っ取り早い方法。
幸い格安SIMは契約期間に縛りがないか、あっても短い場合がほとんどなので、フットワーク軽くよりよい格安SIMへと移行することを考えましょう。
速度が遅いのは許せないけど、キャリアは高すぎるという場合の代替策
通信時にストレスがかかるのは嫌だけど、キャリアのプランは高いと悩んでいる場合には、一般的な格安SIMではなく、大容量のデータSIMやポケットWiFiを検討しましょう。
どちらも通話機能を持つSIMを別途契約する必要がありますが、キャリアで契約するよりお得で、なおかつ格安SIMより安定した速度で通信が可能です。
大容量データSIMを利用
ChatWiFiなどの大容量データSIMは低価格でソフトバンクのLTE回線を利用することが可能です(ChatWifiのデータSIMなら20GBで2,100円、50GBで3,180円)。
これらのデータSIMはキャリアの回線をレンタルするわけではなく、キャリアの回線自体を利用するため、混雑する時間帯でも大きく通信速度は落ちません。
たとえばChatWifiは昼の時間帯でも10Mbps以上でます。
音声通話つきのプランがないため、スマホで利用する場合はデュアルSIM端末を持つか2台持ちする必要がありますが、キャリアを利用するよりもずっと安くすることができます。
たとえばドコモで5Gギガライト(~7GB)のプランは6,765円ですが、格安SIMのIIJmio(2GB音声付で858円)とChatWifiの50GB(3,180円)で契約すれば大容量でありながら合計4,038円。
その差約約2,700円。快適な速度でかつ安く利用するにはもってこいです。
ただし、どの大容量データSIMも回線はソフトバンクなので、ソフトバンクの端末もしくはSIMフリー端末(SIMロック解除済端末)が必要な点に注意しましょう。
ポケットWiFiを利用
デュアルSIM端末を持ってないし新たに買うには高すぎる、かと言ってスマホの2台持ちは嫌だという場合はポケットWiFi。
大容量データSIMよりは高くなるものの、それでも十分安く使うことができます。そしてなにより自分で端末を準備する必要がありません。
たとえばChat WiFiの20GBは2,280円、ZEUS WiFiなら100GBプランが3,828円(3ヶ月目まで3,278円)で利用できます。
回線もキャリアのものを使っているので、エリアや速度に関しても問題ありません。
これらでもキャリアで使うよりはずっと安く使うことができますね。
速度の速いおすすめ格安SIM、ポケットWiFi
速度の速い格安SIMはいくつかありますが、その中でもおすすめなものを紹介します。
月の通話頻度や通信量から、自分に最適なプランを探しましょう。
月のデータ 使用量 |
通話頻度 | 通話ナシ | |
多い | 少ない | ||
10GB以下 | Y!mobile | UQモバイル | Chat Wifi |
10GB以上 100GB以下 |
(通話SIM+)Chat WiFi | Chat Wifi | |
複数端末で 利用 |
(通話SIM+)ポケットWiFi | ポケット WiFi |
10GB以下の通話SIMならサブブランドのUQモバイルかY!mobile
いくら格安SIMと言えど安かろう、悪かろうでは困るという場合には、サブブランドのSIMがおすすめです。
UQモバイルはauの、Y!mobileはSoftbankのサブブランドのため、他のMVNOよりは格段に高品質な通信を提供していると言えます。
筆者は実際UQモバイルを利用していますが、昼休みなども特に不都合を感じたことはありません。(通信状況などによって差があります)
ただし通常プランは上限が25GBまでしかないため、たくさん通信を行いたいという場合は大容量データSIMの方がおすすめです。
UQmobileは安定した速度で通信が可能。任意で通話オプションがつけられる
UQモバイルのメインの料金プランは3GB、15GB、25GBの3種類です。
くりこし プランS |
くりこし プランM |
くりこし プランL |
|
容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額 基本料金 (税込) |
1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
サブブランドという安心感やサービスの質などで選ぶ人は多いです。
キャリアの低料金プラン(ahamo・povo・LINEMO)とは違って、データ量を翌月に繰り越せるのが良いですね。
かけ放題等の通話オプションは任意となっています。
通話オプション | ||
月額 (税込) |
オプション内容 | |
かけ放題 | 1,870円 | 国内通話24時間 いつでもかけ放題 |
10分かけ放題 | 770円 | 1回ごとに10分までの 国内通話かけ放題 |
通話パック60 | 550円 | 総通話時間が60分までの 国内通話無料 |
家族割が無くてもお得に使えるので、安定した通信を安く使いたい人におすすめです。
Y!mobileは時間帯にかかわらず高速通信!2回線目以降は大幅割引あり
Y!mobileもUQモバイル同様プランは3つで、UQモバイルとデータ容量のタイプは全く同じです。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額 基本料金 |
2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
家族割適用時 (2回線目以降) |
990円 | 2,090円 | 2,970円 |
※税込表記
基本料金はやや高いですが、2回線目以降の料金はUQモバイルと比べてもかなり安いです。
もちろん回線はソフトバンクなので、安定した通信ができます。
以前は10分間の無料通信分がついていましたが、シンプルプランではオプションとなりました。
通話オプション | ||
月額 (税込) |
オプション内容 | |
だれとでも 定額 |
770円 | 10分以内の 国内通話無料 |
スーパー だれとでも 定額 |
1,870円 | 国内通話かけ放題 |
家族で2回線目や3回線目の利用を考えている人向けのサブブランドです。
10GB以上使うならChatWiFiなどの大容量データSIMがおすすめ
月に10GB以上ネットを利用するなら「Softbank回線の大容量データSIM」がおすすめです。
エリアや通信環境にもよりますが、安定して10~30Mbps程度の速度が出ます。
ただしこれらのSIMは電話番号を持たないため、通話をする場合は前述した通り、別途容量の小さな通話SIMを契約しておく必要がある点に注意しましょう。
Chat WiFi | |
容量・料金 | 【1年契約】 20GB:2,100円 50GB:3,180円 100GB:3,278円 【契約期間なし】 20GB:2,300円 50GB:3,480円 100GB:3,520円 |
回線 | 20GB:ドコモ 50GB・100GB:ソフトバンク |
契約期間 | 1年orなし |
中途解約金 | 3,300円 |
- 100GBプラン最安、50GBプランも安く大容量ならこれ!
- 20GBプランは他社の方が安い
- 契約期間なしのプランでも料金差は少ない
Chat WiFiは大容量データSIMの中で最もおすすめのサービス。
100GBプランは最安。50GBプランの最安はFUJI WiFiですが、在庫切れの状態が続いているので、50GB使いたいという人にとっても一番おすすめであると言えるでしょう。
契約期間は1年と縛りなしを選ぶことができます。
ただ1年契約でも中途解約金は3,300円しかかからないし、逆に縛りなしでもそこまで大きく料金があがるわけではありません。どちらが得ということはないので、目的にあったものを選ぶのが良いでしょう。
複数の端末で使いたいならポケットWiFiが便利
大変お得な大容量データSIMですが、実はiPhoneでテザリングができないという欠点があります。(Androidは対応しているものもありますが、サポート対象外のため推奨していません)
そのため複数の端末で使用する場合には、わざわざSIMを差し替えなければならず、とても面倒。
そんなときに便利なのがポケットWiFi。
ルーターを通して通信を行うので、5~15台(ルーターによる)の同時接続が可能です。
1位|GMOとくとくBBWiMAX
GMOとくとくBB WiMAX | |
月額料金 | ~2ヶ月:1,474円 ~36ヶ月:3,784円 37ヶ月~:4,444円 |
初期費用 | 3,300円 |
通信容量 | 上限無し |
キャッシュ バック |
23,000円 |
端末代 | 21,780円(605円×36回) |
契約期間 | 2年 |
少し前まではエリア・通信量の観点からおすすめできなかったWiMAXですが、現在は3日あたりの通信量上限も撤廃され制限なく利用できるようになったし、エリアもかなり拡大。さらにWiMAX圏外時のau回線利用が月7GBから月15GBにアップ(ハイプラスエリアモード)。通信速度面を考えてもベストな選択肢だと言えるでしょう。
そしてWiMAXの中でも特におすすめなのがGMOとくとくBB WiMAX。
月額料金自体が他のWiMAXに比べて安い上、高額キャッシュバックもあり。au回線を利用する為のハイプラスエリアモードオプションもずっと無料。
現在たくさんあるWiMAX代理店の中では最もお得だと言える商品です。
2位|ZEUS WiMAX
ZEUS WiMAX | |
月額料金 | ~2ヶ月:1,474円 ~36ヶ月:3,784円 37ヶ月~:4,708円 |
初期費用 | 3,300円 |
通信容量 | 上限無し |
キャッシュ バック |
21,780円 |
端末代 | 21,780円(605円×36回) |
契約期間 | 3年 |
WiMAXの中で、GMOなみにお得なのがZEUS WiMAX。
GMOとくとくBBWiMAXと違って端末を購入する必要がありますが(分割払いも可)、端末代と同額のキャッシュバックがあるので実質無料。
月額料金はWiMAXの中でも特に安いので、契約期間の3年間で総額料金を比較するとWiMAXの中ではトップクラスの安さでGMOとほぼ同等です。
3位|THE WiFi
THE WiFi | |
月額料金 | 3,828円(クラウドSIM) |
初期費用 | 3,300円 |
通信容量 | 100GB |
キャンペーン | 4ヶ月無料 |
端末代 | 0円(返却要) |
契約期間 | 2年契約 |
※税込表記
クラウドSIM型で最もおすすめなのが、THE WiFi。月額料金が3,818円と他から見ても安い上、現在は最初の4カ月間が無料というキャンペーンを行っている為、契約期間(2年)の実質月額料金が3,281円と最も安く利用できるようになっているのが特徴です。
WiMAXはやっぱりエリア面で不安、よく使う場所が地下やビルの中といった人やそこまで速度は気にせず動画を快適に見ることができれば十分だから安い方が良いという場合はこのTHE WiFiを選ぶのがおすすめです。
4位|MUGENWiFi
MUGENWiFi |
|
月額料金 |
3,718円 |
初期費用 | 3,300円 |
通信容量 | 100GB |
キャッシュ バック |
10,000円 |
端末代 | 0円(返却要) |
契約期間 |
2年 |
※税込表記
クラウドSIM型で次におすすめなのがMUGEN WiFi。
月額料金がもともと3,718円と安く、14ヶ月目と23カ月目に届くメールに申請をすることで、各5,000円ずつ、合計10,000円のキャッシュバックを受けとることができます。つまり、実質月額3,438円で使えるというわけです。
2年契約が基本となっていますが、解約金は3,300円、2年以降であれば違約金なしでいつでも解約可能であるというのも、ありがたいメリットの一つです。
【結論】格安SIMはキャリアに比べ遅くなる時間帯がある。通信環境を整えても改善しなければ、速度の速いSIMへの乗り換えがおすすめ
格安SIMがキャリアに比べて速度が遅いというのは事実です。
しかし、通信環境を整えることである程度改善することもあるため、速度低下に悩んでいる場合はまず試してみましょう。
- 通信している場所を変える
- スマホやアプリを再起動する、不要なアプリを閉じる
- OSやアプリをアップデートする
- スマホ内の不要なデータやキャッシュを削除する
- 契約する回線を変える
ただし利用者の多い昼や夕方の時間帯は、どれだけ工夫しても速度が劇的に改善することは考えにくいです。
その場合は契約先を変えてしまうのがもっとも簡単。
格安SIMの中にも速度が安定しているものはあるため、通信容量や通話頻度などから自分に最適なプランを選びましょう。
特におすすめなのは「大容量データSIM」と格安通話SIMを併用する方法。
大容量データSIMはキャリアのメイン回線を利用しているので速度も十分で、プランによってはキャリアより4,000円以上お得になることもあります。