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キャリア、格安SIMから楽天UN-LIMITへのMNPを解説!楽天MVNOや無料サポータープログラムからの切り替え・移行方法も合わせて紹介

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楽天モバイルの「UN-LIMIT Ⅵ(アンリミット6)」は、3か月基本料金が無料ということもあり、気になっているという人も多いのではないでしょうか。

申し込み方法は、新しく電話番号を取得する新規契約の他に、携帯電話番号を変更しない乗り換え、無料サポータープログラムからの移行など様々。

ただ、その申し込み窓口が分かりづらく、手続きが面倒になって申し込みを止めてしまう人も少なくありません。

正直、キャリア回線を3か月間も無料で使える機会なんて滅多に無いので、あきらめるのは勿体ないです。

そこで本記事では、乗り換えや移行の手順を以下のケースに分けて解説していきます。

  • キャリアや格安SIMから楽天モバイル(MNO)へのMNP
  • 楽天mobile(MVNO)から楽天モバイル(MNO)への切り替え
  • 楽天無料サポータープログラム→楽天モバイル(MNO)への移行

楽天モバイルの詳細については、こちらの記事を参考にしてください。

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MNP(携帯電話番号ポータビリティ)とは?

ではまず最初に、乗り換えの際に重要となるMNP制度について確認していきましょう。

携帯の契約先を変更しても電話番号をそのまま使える仕組み

携帯電話番号ポータビリティー(以下、MNP=Mobile Number Portability) とは、今使っている電話番号そのままに、他の携帯会社でも使えるサービスのことを言います。

契約先を替えても携帯電話番号が変わらないので、各所に連絡先変更を知らせる必要もありません。

MNP予約番号を発行し、期限内に手続きを済ませる必要がある

通常、MNPを使った手続きは大きく二段階に分けられます。

  1. 契約先にMNP予約番号を発行してもらう
  2. MNP予約番号を使って乗換え先へ申し込みをする

MNP手続きを済ませると、「MNP予約番号」という、数字やアルファベットで構成されたパスワードのようなものがもらえます。(電話の場合は口頭に加えて、番号が記載されたメールが送られてくる)

この予約番号は、転出先の申し込みをする際に必要になるので、大切に管理しておきましょう

契約先にMNP番号を発行してもらう。電話なら時間はさほど掛からない

MNP予約番号の取得自体に時間は掛かりません。キャリアであればMNP予約番号を取得するための専用カスタマーセンターがあるので、電話を掛けると5分から10分程度で発行してもらえます

ただ、ユーザーを手放したくないキャリアが、端末や料金の割引などを持ち掛けてくこともあるので、手短に済ませたい場合は乗り換える意思をはっきりと相手方に伝えましょう。

ドコモやau、ソフトバンクはショップ窓口でMNP番号を発行することも可能ですが、何度かMNPをしてきた私の経験上、ショップは電話口以上に引き留められやすいのであまりおすすめしません。

MNP予約番号の期限は15日以内だが、楽天回線手続きは10日以上の有効期限が必要

MNP予約番号の有効期限は15日以内と決まっていますが、楽天回線の申し込みは10日以上の有効期限を残しておく必要があります。

予約番号取得後は、なるべく早く乗換え先での手続きを済ませるようにしましょう。10日を切ってしまった場合は、MNP番号を再発行してください。

なお、MNP予約番号を発行して15日経ってしまった場合は、予約番号の効力はなくなり、解約手続きはキャンセル、MNP転出手数料も発生しません。

ちなみに、どこの通信会社においても、通常はMNPによる転出手続きの際に「転出手数料」(3,300円)が発生しますが、今回の楽天のようにMVNOからMNOへの移行に関してはこの限りではなく、切り替えによる手数料は発生しないとのことです。

キャリアや格安SIMからMNPで楽天UN-LIMITに乗り換える

それでは、ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアや格安SIMなどから楽天UN-LIMITへMNPで乗り換える方法について解説します。

Step1:対応端末を用意するor手持ちの端末のSIMロックを解除する

できれば乗り換え前に考えておいてほしいのが、楽天回線の対応製品の問題。楽天モバイル公式では動作確認済のiPhoneについて公表されています。

iPhoneXSから最新のiPhone12までは、動作確認済の機種として公表されています。

ただ、あくまでも「動作確認済」であって「動作保証済」ではないため、基本的にはAndroidスマホでの利用が推奨されているのは変わりません。

もし現時点で、キャリアで購入した楽天回線の対応製品を使用しているのであれば、MNP予約番号を取得する前にSIMロック解除手続きを済ませておきましょう。

【SIMロックとは】
特定のSIMカードを挿し込んだ時にだけ通信するようにした機能制限のこと。一定の条件を満たせばマイページやショップでSIMロック解除手続きができる。

なお、楽天回線をiPhoneで使わないにしても、いずれ別のSIMを入れて使う可能性があることを考えると、iPhoneのSIMロックもキャリアを解約する前に解除しておくことをおすすめします。

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Step2:MNP予約番号を取得する

電話やマイページ、ショップなど、各サービスごとに指定された方法でMNP予約番号を取得してください。参考までに3大キャリアの取得方法や連絡先を記載しておきます。

契約先 連絡先
ドコモ ・ドコモオンライン手続き(公式HP)
・携帯電話から「151」
・ショップ
au ・My au(公式HP)
・電話から「0077-75470」
・ショップ
ソフトバンク ・My ソフトバンク(公式HP)
・携帯電話から「5533」
・ショップ

前述の通り、予約番号には有効期限があるので、取得後はできるだけ速やかに乗り換え手続きをするようにしましょう。

Step3:楽天UN-LIMITを申し込む

MNP予約番号をGETしたら、早速楽天モバイルの公式サイトからUN-LIMITの申し込みをしましょう。

楽天モバイルの公式サイトはこちら

 

  1. 製品+プランセット、プラン(SIMのみ)ページにて申し込み
  2. 「新規電話番号/MNPを選択」でMNPを選択
  3. 正式契約の案内メールを受け取る
    この時点ではまだ仮契約なので、正式契約に進む
  4. メールもしくは申し込み完了画面から契約に正式契約に進む
  5. 正式契約完了
  6. 商品の受け取りや開通、Rakuten Linkの利用
  7. ポイントプレゼント受け取り

Step4:MNPの転入手続き

MNP転入手続きの手順は以下の通りです。

なお、この時点でまだ楽天回線は開通していないため、WiFi環境下での設定が必要となります。

  1. my楽天モバイルへアクセス
    (パンフレットのQRコードからもできる)
  2. 右上の三本線を選択
  3. 「my楽天モバイル」>「申し込み履歴」を選択
  4. 「申込番号」を選択
  5. 「転入を開始する」を選択
  6. 乗り換え前の回線が通話不可になれば手続き完了

楽天回線をMNPで開通するには、まず転入受付を済ませなければいけませんが、手続きした時間帯によって転入完了時間も変わってくるため注意が必要です。

受付時間 対応
9時~21時
受付完了
当日中にMNP完了
(受付後10分~30分で完了)
21:01~
翌日8:59受付完了
翌日9:00移行に
MNP転入完了

開通手続きを20時55分に始めたとしても、手続き完了が21時01分以降になってしまった場合、翌日の午前9時以降にならないと転入が完了しません。

ちなみに転入受付が完了するまでなら、乗り換え前の回線はまだ使える状態なので、安心してください。

Step5:SIMカードの挿入、必要があればAPN設定を完了する

転入手続きが完了したら、端末の電源を切って、SIMカードを挿入しましょう。

挿入したら端末の電源を入れ、初期設定を進めます。

楽天モバイルの対象端末になっていないAndroidスマホに関しては、各メーカーの公式サイト等を確認してください。

なお、iPhoneやiPadで利用する場合は、インターネット接続の際に下表のAPN設定が必要となりますので、「設定」>「モバイルデータ通信」>「モバイル通信ネットワーク」<「APN設定」から次のように打ち込みましょう。

iPhone/iPadの場合
モバイルデータ通信
APNの欄
rakuten.jp
インターネット共有
の欄
rakuten.jp
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旧楽天モバイル(MVNO)から楽天アンリミットに切り替える方法

旧楽天モバイル(ドコモ回線やau回線のMNO)ユーザーによる楽天UN-LIMITへの乗り換え手続きは、メンバーズステーションで行うことになります。

(参考:楽天モバイル「メンバーズステーションログイン画面」)

メンバーズステーションからの手続き完了後、早ければ2日ほどで楽天UN-LIMITのSIMが送られてくるので、対応端末を用意して回線開通作業(アクティベーション)をしてください。MNO回線での通信ができるようになっています。

ただ、楽天UN-LIMITへの切り替えができるのは通話SIMユーザーのみデータSIMユーザーは新規契約となりますので注意が必要です。

ちなみに、2019年9月以前の契約者に関しては、切り替えによる利用期間のリセットはありません。つまり、最低利用期間が引き継がれることには留意しておきましょう。

また、前述の通り楽天のMVNOからMNOへの切り替えによる事務手数料は発生せず、MNOに切り替えても、スーパーホーダイや組み合わせプランの利用は引き続き可能となっています。

(参考:楽天モバイル公式)

無料サポータープログラム利用者がUN-LIMITに移行する方法

楽天UN-LIMITが本格的にスタートする前に、地域限定で利用者を募り、試験的に行われてきた「無料サポートプログラム」。こちらも4月8日から既にUN-LIMITへの移行が始まっています。

当初の話では、楽天側は無料サポータープログラム利用者に対して、3月末までに新プランへ切り替えてもらう方向で調整していました。

それが3月中旬になり急遽変更。移行手続き期間は5月末までに変更されています

なお、無料サポータープログラムからUN-LIMITに変更する際の事務手数料は発生しません

サポーターの方は忘れないうちに手続きを済ませておきましょう。

【まとめ】メインの番号を移行するのは様子見がおすすめ

旧楽天モバイル(MVNO)からUN-LIMIT、キャリアからUN-LIMITへのMNP、無料サポータープログラムからの切り替えなどについて解説してきました。

MVNOや無料サポータープログラムからの切り替えについては、問題なくスムーズに進んでいきそうです。

ただ、楽天回線エリアが限定的で、大都市圏の中心部以外はほとんどau回線で月5GBまで(4/22から)あること、iPhoneが動作保証対象外であることから、キャリアからいきなり楽天回線にMNPで転入してくるのは結構ハードルが高いかもしれません。

もし心配であればキャリアから楽天へのMNPは様子見で、サブ回線として楽天を利用してみるのがおすすめです。

最近はスマホの2台持ちだけでなく、1台に2回線持てるDSDVスマホやeSIMの普及も進んできています。1人1台1回線にこだわらず、色々な格安SIMや回線を組み合わせて使ってみましょう。

 

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