テザリングとは、パソコンやタブレットをスマホに接続してインターネットを使う通信方法の一つ。
スマホのモバイル通信を利用することで、SIMがささっていないタブレットやパソコンなどでもインターネットを利用することができるようになります。
本記事ではそのテザリングについて、種類や設定方法を解説していきます。
楽天モバイルの特徴
- 3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円
- 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
- 通話料も無料
- ワンストップMNP対応(予約番号不要でMNP可)
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テザリングとは?
そもそもテザリングとは何なのかについて、最初に確認しておきましょう。
親機(スマホ・ケータイ)とパソコンやタブレット、ゲーム機を接続すること
テザリングとは、スマホ(ケータイ)とパソコン、タブレット、ゲーム機などを接続する機能のことです。
テザリングを飛ばす起点となる機器は「親機」と呼ばれ、親機と接続することで他の機器でもインターネットを使えたり、無線で音楽を飛ばしたりすることができます。
一度接続した機器はスマホ側に登録されるため、2回目以降はスムーズに使うことができます。
WiFi接続・Bluetooth接続・USB接続で繋げる方法がある
テザリングを使うといっても、実は接続方法には3つの種類があります。
たとえば身近な例で言えば、スピーカーやイヤフォン、カーナビ等とスマホを接続する際に使われる「Bluetooth(ブルートゥース)接続」はテザリングの一種。
他にもケーブルでスマホとパソコンを繋ぐ「USB接続」や、パスワードを打ち込んで無線接続する「WiFi接続」といった方法が利用されています。
接続方法 | 充電持ち | 通信速度 | 接続数 |
Bluetooth接続 | ◎ | △ | △ |
WiFi接続 | △ | ○ | ◎ |
USB接続 | ◎ | ◎ | △ |
1台しか接続できないUSB接続に対して、WiFi接続は複数機器との同時接続が可能です。
ただ、WiFi接続はバッテリー消費が多く、充電がすぐに無くなりやすいと言えます。
一方、Bluetooth接続はバッテリー消費が、WiFi接続の10分の1。
充電持ちはいいですが、通信速度が遅かったり、WiFi接続ほど通信が安定しないことがデメリットです。
以上のように、接続方式ごとにメリットとデメリットがあるため、用途に応じて使い分けるようにしましょう。
【設定方法】iPhoneとAndroidでやり方が異なる
iPhoneとAndroidスマホのテザリング設定方法は、以下の通りです。
iPhone|「テザリング」ではなく「インターネット共有」から設定する
iPhoneには「テザリング」という項目がありません。その代わり「インターネット共有」の項目から操作します。
- ホーム画面から「設定」をタップ
- 「インターネット共有」をタップ
- 「インターネット共有」のオン/オフ 切替ボタンを押す
- 「インターネット共有」がオンになることを確認
- テザリングしたい端末にパスワードを入力
- 画面上部が青色になり「インターネット共有:〇台接続中」が出る
- テザリング接続完了
Android|「設定」の「テザリング」から選択
Androidスマホは機種によって設定方法が異なりますが、基本的な流れについて確認しておきましょう。
- 「設定」を開く
- 「接続」の項目を選択
- 「テザリング」を選択すると設定画面が開く
- 「Wi-Fiテザリング」「Bluetoothテザリング」「Bluetoothテザリング」から選択
Wi-Fi接続は画面に表示されたパスワードの入力、Bluetooth接続は接続機器登録などへ進んでいきます。
テザリングを利用する為に申し込みは必要、料金は?
では次に、大手通信会社6社(ドコモ・au・ソフトバンク・UQ・Y!mobile・楽天モバイル)におけるテザリング(インターネット接続)の申し込み手続きの有無や、月額料金について確認していきましょう。
通信会社 | 申込み | 月額料金 |
ドコモ | 不要 | 無料 |
au | 必要 | 無料 旧プランは550円の場合あり |
ソフトバンク | 必要 | 無料 旧プランは550円の場合あり |
UQモバイル | 不要 | 無料 |
Y!mobile | 不要 | 無料 |
楽天モバイル | 不要 | 無料 |
ahamo | 不要 | 無料 |
LINEMO | 不要 | 無料 |
mineo | 不要 | 無料 |
IIJmio | 不要 | 無料 |
nuroモバイル | 不要 | 無料 |
ほとんどの携帯電話会社で無料かつ申し込み不要
以前まではテザリングの利用に申し込みが必要だったり、オプション料金が必要でしたが、現在はほとんどの携帯電話会社で無料かつ申し込み不要で使えるようになっています。
すなわち、特に手続きなくすぐに使うことも可能です。
au・ソフトバンクは申し込みが必要、旧プランは月550円かかる場合も
例外としてauとソフトバンクについては申し込みが必要となっています。
また現在申し込み可能なプランであれば無料で利用できますが、旧プランだと月550円がオプション料金としてかかる場合があります。
旧プランのままにするメリットはありませんから、これを機にプラン変更を行いましょう。
au|テザリング申し込み方法
auではネット、カスタマーセンター、ショップからテザリングの申し込み手続きができます。
- 「My au」(パソコン・スマホ)でau IDとパスワードを入力後手続き
- KDDIお客さまセンター「0077-7023」
- auショップで手続き(携帯端末本体、本人確認書類や印鑑を用意)
9時~20時の間の契約は5~10分後、20時以降は翌日9時に再起動することでテザリング設定が可能です。
ソフトバンク|テザリング申し込み方法
ソフトバンクではネット、カスタマーセンター、ショップからテザリングの申し込み手続きができます。
- 「My Softbank」(パソコン・ソフトバンク)でSoftbank IDとパスワードを入力後手続き
- チャットサポートで手続き(8時から24時)
- ソフトバンクショップで手続き(テザリングする携帯端末本体、本人確認書類や印鑑を用意)
ソフトバンクは電話での手続きの代わりにチャットサポートで対応してもらえますが、21時以降の手続きは翌日以降に反映される点に注意してください。
テザリングの利用上限
通信会社 | 上限 |
ドコモ | 60GB |
au | 30GB |
ソフトバンク | 30GB |
UQモバイル | 契約プランのデータ容量 |
Y!mobile | 契約プランのデータ容量 |
楽天モバイル | 不要 |
ahamo | 契約プランのデータ容量 |
LINEMO | 契約プランのデータ容量 |
mineo | 契約プランのデータ容量 |
IIJmio | 契約プランのデータ容量 |
nuroモバイル | 契約プランのデータ容量 |
無制限プランがあるドコモ、au、ソフトバンクはデータ容量の上限あり
ドコモ、au、ソフトバンクではそれぞれデータ容量が無制限となるプランがありますが、テザリングで使える容量にはそれぞれ上限が決まっています。
そしてその上限を超えるとテザリング利用時の通信速度が制限されます。
ドコモは60GBと比較的大きいものの、auやソフトバンクは30GBと少ない為、テザリングを多用する人は注意が必要です。
楽天モバイルならテザリングも無制限
いくら使っても3,278円という非常にコスパが優れた楽天モバイルは、テザリング利用時の上限も設定されていない為、テザリングを無制限で使うことができる唯一の携帯電話です。
新キャリアということで他のキャリアの回線を使っている格安SIMに比べるとエリアが狭く繋がりにくいといった悪い評判がかなり目立っていましたが、現在は大幅改善。
さらにパートナー回線(au回線)の上限が5GBから無制限となったので、使い勝手はかなり良くなりましたから、テザリングを多用する人にはおすすめです。
楽天モバイルの特徴
- 3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円
- 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
- 通話料も無料
- ワンストップMNP対応(予約番号不要でMNP可)
- 今だけ!初めて申し込みで10,000ポイントプレゼント!
- iPhone15シリーズ20,000円割引
- MNPで最大12,000ポイントプレゼント(実質1年無料)
- iPhoneの実質価格が全キャリア最安、AppleStoreよりも安い
- 楽天市場でのポイント還元率UP
- 楽天市場で10,000円買い物すれば実質678円〜、25,000円買い物すればほぼ無料
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格安SIMは契約しているプランの上限まで
他の格安SIMはテザリングとしての利用上限は設定されていません。
ただ無制限に使えるわけでなく、あくまで契約しているプランのデータ容量上限まで。テザリング関係なく合計の通信量が上限を超えると速度が制限されます。
mineoなら最大1.5Mbpsの通信が無制限
mineoにはパケット放題Plusという、申し込むとデータ容量を使い切った後、低速モード(速度が制限される代わりにデータ消費が0となるモード)時でも最大1.5Mbpsとなるオプションがあります。
10GB以上のプランであれば無料で利用できるオプション(5GB以下は月額385円)で、標準画質であれば動画視聴なども可能、もちろんテザリングでも使うことが可能です。
テザリングを含めて多少遅くても良いから安く、大容量使いたいという人にはおすすめです。
mineoが格安SIMの中で人気がある理由
- 10GBが1,958円、20GBでも2,178円と安い
- 今ならどの容量でも6ヶ月間990円で利用できる
- 最大通信速度(32kbps〜3Mbps)で選ぶデータ無制限プランも人気
- 月たった250円の音声通話向けプランあり(マイそくスーパーライト)
- 通話定額も他社より安い(10分以内:550円)
- 他社にはない豊富なサービス
- パケット放題Plus:最大1,5Mbpsの節約モードが使い放題(10GB以上のプランなら無料)
- 広告フリー:広告によるパケット消費なし(無料)
- フリータンク:全国のmineoユーザー同士でパケットをシェア(無料)
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テザリングの注意点は?
テザリングを利用する際の注意点は以下の通りです。
- ネットに接続して消費されるのはスマホのデータ通信量
- テザリングを飛ばしているスマホのバッテリー消費が激しい
では、一つずつ見ていきましょう。
インターネットに接続する際はスマホのデータ通信量が消費される
テザリングで通信する際に消費するデータ通信量は、スマホで契約している通信量と共有です。
たとえば、月6GBまでのプランに申し込んでいる場合は、スマホと合わせて月6GBまで。
普段スマホで5GB以上使っているような人がテザリング通信もすると、データ通信容量の上限を超えてしまい、月末まで速度制限に掛かってしまいます。
テザリングをするなら、より通信量の多いプランに変更するなど、プランの見直しが必要になるかもしれません。
テザリングを飛ばしているスマホのバッテリー消費が大きい
給電ができるUSB接続に比べると、消費電力の大きなWiFi接続は、親機(スマホ)のバッテリー消費が大きいです。
テザリングを飛ばす親機のバッテリーが無くなってしまえば、当然インターネット接続もできなくなります。
またスマホ自体が使えなくなるのも不便ですよね。
電源を取ることが難しい場所で長時間使うようなら、モバイルバッテリーの用意をしておくと良いでしょう。
まとめ
テザリングの注意点や料金、申込み方法、設定方法について見てきました。
テザリングを使えると、WiFiのある場所を探さなくもタブレットやパソコンでネットを使えるのでかなり便利です。
ただ、テザリングはスマホのバッテリー消費が大きくなり電池ぎれを起こしたり、データ消費量が大きくなり速度制限に引っかかる可能性が高くなる点は注意が必要です。