部屋までテレビ線が来ていなかったり、アンテナが無くても、光回線を契約すれば、テレビサービスオプションを付けて地デジを見ることができるのは、実は光回線のうちのほんの一部。
auひかりにもテレビサービスがありますが、地デジを見ることはできません。
そのため、フレッツ光や光コラボのひかりTVを使っていたような人が、auひかりに乗り換えるときは要注意です。
ただ、auひかりを契約している人が地デジを見る方法はあるので、今回はその代替案について詳しく解説していきます。
地デジを視聴するために必要な費用もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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なぜauひかりのテレビサービスでは地デジを見れないのか?
auひかりのテレビサービス詳細ページには、以下の記載があります。
地上波デジタル放送、BS/CS放送はご視聴いただけません。
(引用:auひかりテレビサービス)
フレッツ光や光コラボレーションの「ひかりTV」では地デジが見れるのに、なぜauひかりのテレビサービスでは見れないのか疑問を感じる人もいるでしょう。
そもそも、NTT東日本・西日本とauひかりでは、使っている回線に違いがあるため、auひかりがひかりTVなどNTTのサービスを使うことできません。
それに加えてauひかりは、テレビ映像を配信するサービスを提供していないことが大きな要因です。
現在、auひかりのテレビサービスでは、映画やアニメ、スポーツなどのジャンルから好きなチャンネルを選べる「ジャンルパック」、チャンネルを網羅している「オールジャンルパック」や、動画配信サービス「TELASA(テラサ)」などを取り扱っています。
このような理由から、auひかりでは地デジを見ることができないというわけです。
参考:auひかりのテレビサービスの内容や料金は?YouTubeは見れてもBSは見れないって本当?
auひかりでも地デジを見るための方法はある!
auひかりが提供するサービスだけでは地デジを見ることはできませんが、他の手段を使えば、auひかりを契約していても地デジを見ることは可能です。
- アンテナ工事をする
- スカパー!やケーブルテレビをauひかりとは別に契約
詳しく見ていきましょう。
アンテナ工事をして地デジ・BS用のアンテナを設置する
「屋根やベランダにアンテナを付けたくなくて、ひかりTVを使っていた」という人は多いかもしれませんが、auひかりのテレビサービスを利用できない以上、手っ取り早いのは、地デジ・BS用のアンテナを設置することです。
地デジを視聴するために必要なアンテナ(UHFアンテナ)には、八木式やデザインアンテナ、室内アンテナの3つ種類があり、デザイン性や電波の受信感度に違いがあります。
(引用:auひかりアンテナ工事)
デザインアンテナであれば屋根の上に設置しなくても良いので、家の景観を重視している人は検討してみると良いでしょう。
ちなみに、アンテナ工事の依頼は、家電量販店や工事業者に頼めるほか、auひかりの公式サイトで紹介されている「棟梁ドットコム」に依頼することも可能です
棟梁ドットコムでは、auひかり利用者限定のキャンペーンを実施していて、約18,700円〜82,500円でアンテナの取り付けを行ってくれます。
アンテナの種類や施工内容によって費用は変わりますが、5年間の倒壊補償が付属するので、万が一のときも安心です。
一部の地域を除いて全国で無料見積もりが可能なので、アンテナ工事を考えている人は一度見積りを依頼してみても良いでしょう。
スカパー!やケーブルテレビをauひかりとは別に申し込む
auひかりのテレビサービスを利用するのもいいですが、地デジを見るためにスカパー!やケーブルテレビを申し込むのも一つの方法です。
スカパー!の基本プランは月4,389円
スカパー!で11ジャンル50チャンネルを視聴できる「基本プラン」を契約した場合、料金は以下の通りです。
基本料429円+基本プラン(月3,960円)=月額4,389円
アンテナ工事費=25,300円前後
毎月の料金と工事費を考えると、アンテナを設置したほうが安く済みそうですね。
ただ、スカパー!ではアンテナ工事費が半額以下になるキャンペーンを実施していることがあるので、1年以上契約する場合はスカパー!も検討してみると良いでしょう。
ケーブルテレビはテレビサービスだけでも月5,000円近くかかるので割高
一方、ケーブルテレビは契約する会社によって料金が異なりますが、一般的には5,000〜6,000円が月額料金の相場です。
そのため、auひかりの月額料金と合わせると、光回線とケーブルテレビ費で約1万円以上掛かることになります。
まあケーブルテレビを契約するなら、インターネットも同時契約したほうがお得になることもあるので、auひかりの契約にこだわる必要はなさそうですが…。
auひかりを継続利用するならアンテナを設置、しないなら乗り換え
auひかりを契約しながら地デジを見るなら、一番良いのはアンテナを設置する方法です。
工事費などの費用は掛かりますが、何年も使うことを考えると、毎月5,000円以上の料金を支払うよりは安く済みますよね。
また、auひかり以外の回線も契約できるのであれば、地デジが見れるひかりTVなどのサービスを利用できるような、ほかの光回線サービス(NTT東西・ドコモ光・NURO光など)に乗り換えることも考えてみましょう。
ただ、ひかりTVで地上デジタルテレビを見るためには、サービス対応エリアに住んでいる必要があるので、居住地がエリアに対応しているかを確認しておいてください。
まとめ|auひかりで地デジを見るならアンテナの設置が一番
auひかりで地デジを見ることができない理由や、auひかり以外のサービスを利用して地デジを見るための方法について紹介してきました。
結論としては、auひかりで地デジを見るなら、アンテナを設置するのが最もコスパが良いです。
スポーツや映画が好きならスカパー!を契約するのもいいですが、何しろ月額料金が何かと掛かってしまうのがネックになります。
コスパ重視ならアンテナの設置、チャンネル数重視ならスカパーやケーブルテレビの利用を検討してみてください。