光回線

ドコモ光ミニは実は高い!?セット割が適用できたとしてもドコモ光の通常プランや他社の光回線を選んだ方が良い理由

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〈PickUp〉選ぶべき光回線

使ってるスマホで選ぶ

セットで使うとスマホ代が毎月最大1,100円/1回線割引

  • ドコモユーザー・・・ドコモ光(光コラボ)
  • ソフトバンク、Y!mobile・・・ソフトバンク光(光コラボ)
  • au、UQモバイル・・・auひかり(独自回線)、ビッグローブ光(光コラボ)
  • その他・・・下記の「キャッシュバック+料金」でお得な光回線

キャッシュバック+料金で選ぶ

  • auひかり・・・最大72,000円のキャッシュバック
  • ビッグローブ光・・・最大90,000円のキャッシュバック
  • eo光(関西圏)・・・月額料金大幅割引+キャッシュバック
  • コミュファ光(東海圏)・・・最大93,000円のキャッシュバック

光回線では、利用できる通信容量がないプランで契約するケースが一般的ですが、ドコモ光ではネットをあまり使わない人向けに「ドコモ光ミニ」プランがあります。

通信量に応じて料金が変動するため、ネットを使わない人は費用を抑えることも可能です。

ただ、毎日でもWiFiにスマホを接続して使うようであれば、標準のタイプでの契約がおすすめ

今回は、ドコモ光ミニの概要やポイントについて確認していきます。

ドコモ光ミニとは?

ドコモ光ミニの特徴をまとめました。

  • 料金…最低2,970円から
  • 建物タイプ…戸建てのみ
  • 速度…最大100Mbps
  • 契約期間…2年の自動更新

【基本料金】最低2,970円から、最大6,270円まで

ドコモ光ミニの料金は、データ通信量に応じた二段階のプランです。

データ通信量 料金
(税込)
200MB未満 2,970円
200MB以上
1,200MB未満
2,970円
+33円/10MB
1,200MB以上 6,270円

200MB未満は月 2,970円で、200MBを超過すると10MBあたり33円ずつ課金されます。

1,200MB以上になると上限に達し、どれだけ使っても料金は月6,270円です。

上限に達すると通常のプラン(5,720円)より割高になってしまいます。ドコモ光ミニが通常のプランよりも安くなるのは1030MB(1.3GB)までと1GBちょっとしか使えません。

1GBの消費なんてあっという間です。

そもそもポケットWiFiの20GBプラン(Chat WiFiで2,280円)の方がドコモ光ミニの基本料よりも安いですし、1GB程度で十分ならスマホで1GB分をテザリングで使った方が良いです。

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またBB.excite光 Fitは同じ従量課金制ですが、以下の料金体系となっています。

【BB.excite光 Fitの料金(戸建てタイプ)】

  • ~30GB・・・3,520円/月
  • 30GB超~200GB・・・4,290円/月
  • 200GB超~500GB・・・5,060円/月
  • 500GB超・・・5,830円/月

基本量はドコモ光に比べて550円高いとは言え、わずか370MB使うだけ料金は逆転してBB.excite光 Fitの方が安くなり、1.2GB時点では2,750円もの料金差となります。

BB.excite光 Fitの詳細情報はこちら

ですので、あまりおすすめすることができないプランというのが正直な感想です。

【建物タイプ】戸建てのみ、マンションタイプは使えない

ドコモ光ミニを申し込むことができるのは戸建てタイプのみ

マンションタイプでの契約はできません。

【速度】最大100Mbpsなので遅い

ドコモ光ミニの最大通信速度は100Mbps。ドコモ光の通常プランや他の光回線での最大通信速度は1Gbps(1,000Mbps)なので、10分の1であり、ポケットWiFiよりも遅い速度です。

先ほど紹介したBB.excite光 Fitは1Gbps(1,000Mbps)、ポケットWiFiのChat WiFi(20GBで2,280円)でも150Mbpsですから、料金面でも速度面でも劣ってしまっています。

youtubeの視聴やサイト閲覧、SNS閲覧程度であればこの速度であっても問題なく快適に利用できますが、高画質の動画視聴やオンラインゲームにはちょっと向いていません。

まあ通信速度が求められる高画質の動画視聴やオンラインゲームをすれば200MBなんてあっという間に超えてしまい、そもそもドコモ光ミニの使い方とマッチしていないので問題ないといえば問題ないのかもしれませんね。

【契約期間・違約金】

ドコモ光ミニの契約期間は2年の自動更新

更新月以外に通常のプランへの変更などをする場合は、14,300円の違約金が掛かります。

更新月は契約満了月とその翌月・翌々月です。

やっぱり通信容量が少ないからプランを変えたいと思っても、かなり高額な違約金が発生するので契約時には慎重に検討しましょう。

ちなみに先ほど紹介したBB.excite光 Fitは契約期間に縛りがありませんし、ポケットWiFiのChatWiFiも契約期間に縛りのないプラン(20GBで2,600円)がありますので、まずはそちらで実際どれくらいの容量を使うのかをチェックした上で、ドコモ光ミニを利用するかどうかを決めることをおすすめします。

ドコモ光ミニのポイント

ドコモ光ミニの詳細情報をまとめました。

3つのポイントについて見ていきましょう。

  • YouTubeを1日2分以上見る人はやめたほうがいい
  • プロバイダ料金は別に支払いが必要
  • ドコモ光のセット割が適用できる

YouTubeなど動画を見る人はやめたほうがいい

基本料金で使えるのが200MBまで370MB以上使うのであればBB.excite光 Fitの方が安いです。よって動画を見るような場合はやめた方が良いです。すぐに上限に達して通常の光回線よりも結局高くついてしまいます。

ちなみに、YouTubeやNetflixの動画を1日1時間見ると、中画質でも500MB、低画質ですら200MBを消費します。

基本料金で使える200MBはあっという間に超えてしまうのです。

そもそも毎日ネットを利用する人はやめたほうがいい

容量を大きく消費する動画を見なかったとしても、サイト閲覧やSNS(twitterやInstagramなど)でも通信容量の消費は思いのほか大きいです。

ネットを毎日利用する人はもちろん、月の半分利用する場合であってもBB.excite光 Fitよりも安く済む360Mbps以内に収めることは少ないです。

ですので、別荘などで1ヶ月に数回しか使わない・全く使わない月もあるといった場合でないと基本料金は安くても支払う金額は高くなってしまいます。(その使い方であればChat WiFi(20GBで2,280円とドコモ光ミニの基本料金よりも安い)で十分な気がしますが・・・)

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プロバイダ料金は別に支払いが必要

ドコモ光のタイプAやタイプBは、プロバイダ料金込の価格ですが、ドコモ光ミニはプロバイダ利用料が含まれていないため、別途プロバイダへの申し込みや料金の支払いが必要です。

プロバイダ利用料は平均で月1,100円前後掛かることを考えると、実際にかかる月額料金は最低でも月4,070円になるということです。

ちなみにBB.excite光 FitChat WiFiはプロバイダ料がかかることはありません。

BB.excite光 Fitはプロバイダ料金込みで30GB以内なら3,520円、ChatWiFiはポケットWiFiなのでプロバイダ自体が不要で20GBで2,280円。

実はドコモ光ミニは200MB(0.2GB)以内の利用であっても、料金が高くなってしまうのです。

ますます、なぜこんなプランがあるのか正直かなり謎です。

ドコモ光のセット割は適用できる

一応ドコモ光ミニでも、スマホとのセット割を適用することは可能です。

対象の主要プランは以下の通り。

プラン 割引額
(税込)
5Gギガホ/ギガホ
5Gギガライト/ギガライト(3GB超~7GB)
データL/M/ベーシックパック※
ベーシックシェア/シェア/ウルトラパック※
550円
5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)
ベーシックパック(~3GB)※
220円
ベーシックパック(~1GB)※ 110円

※受付終了プラン

ただ最大550円の割引を受けることができたとしても、月の料金は2,200円で、これでは契約をおすすめできる理由にはなりませんね。

同じ光回線であるBB.excite光 Fitは30GBで3,520円なわけですから。

ドコモ光ミニとドコモ光タイプAやタイプBとの比較

一応ドコモ光ミニと、タイプA・タイプBの違いをまとめました。

プラン
(戸建て)
料金  速度 セット割 
ミニ 2,970円~6,270円
(+別途プロバイダ料金)
最大
100Mbps
1回線
最大550円
タイプA 5,720円 最大
1Gbps
1回線
最大1,100円
タイプB 5,940円 最大
1Gbps
1回線
最大1,100円

料金とは別にプロバイダとの契約が必要(プロバイダ料金が別途発生)である点や、6,270円に到達するデータ使用量が少なすぎる点において、あまり現実的ではありません。

例えば、ギガホを2回線契約していて、月1,200MB以上データ通信をする場合、ミニだと月6,270円+プロバイダ(約1,100円)ー1,100円(セット割550円×2回線)で6,270円。

200MB(0.2GB)以内の利用であってもミニだと月2,970円+プロバイダ(約1,100円)ー1,100円(セット割550円×2回線)で2,970円。

一方、タイプAなら月5,720円ー2,200円(セット割1,100円×2回線)で3,520円。
※セット割はスマホの料金から割引されますが、便宜上光回線の料金から引いて計算

200MBと無制限利用という使える容量があまりにも違うのに、たいして差がないのです。

複数回線でのセット割が適用されるのであれば、容量によってはプロバイダ料金を合わせてもBB.exciteFitなどよりも安くなることがありますが、それならドコモ光の通常のプランにした方が良さそうです。

ドコモ光の詳細情報はこちら

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あらためて考える、ドコモ光ミニはどんな時に契約するといいのか

料金や速度、セット割等を踏まえると、ドコモ光ミニを契約する意味はほとんどないように感じられます。

それほど容量を使わないとしても、プロバイダ料金を考えればBB.excite光 FitやポケットWiFiのChat WiFiの方がずっとお得。

複数回線でのセット割が適用されるのであればドコモ光の通常プランの方がお得。

では一体、ドコモ光ミニはどのような場合に契約すると良いのでしょうか。

唯一考えたのが以下の条件を想定したケース。

  • 使う容量は月に200MB以内しか使わない。
  • セット割が適用できるドコモスマホが2回線ある。
  • エリアもしくは固定電話(ネット電話)を契約したい等の理由からポケットWiFiはNG。

かなり限られた条件ですが、まあ全くないというわけではないのかもしれませんね。

【結論】ドコモ光ミニよりも通常のプラン

ドコモ光ミニの概要について解説してきました。

結論としては、基本的にドコモ光ミニを候補に入れる必要はありません。

ちなみに、ドコモスマホを持っている人でも、家族の回線契約数によっては、他の光回線を契約したほうがお得になる場合があります。

自分がお得に利用できる光回線サービスを知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。おすすめ光回線

 

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