4GBはスマホの通信量としては少なく、ライトユーザー向けです。
本記事では具体的に4GBでネットがどれくらい使えるのかを詳しく解説します。
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思ってる以上にすぐなくなる?4GBで使えるネットサービス
4GBでできることを簡単にまとめると、以下の通りになります。
- Webページ閲覧・・・約1万ページ
- LINEトーク・・・約200万回
- LINE音声通話・・・約220時間
- LINEビデオ通話・・・約13時間
- SNS(X閲覧)・・・約16時間
- SNS(インスタ閲覧)・・・約4.4時間
- 音楽ストリーミング再生(標準音質)・・・約1,000曲
- Youtube(標準画質480p)・・・約6.8時間
- Youtube(高画質720p)・・・約4時間
- U-NEXT(高画質)・・・約2時間
- Zoom会議・・・約13時間
- 漫画アプリ・・・約400話
LINEのトークや音声通話であれば通信量が少ないのでそこまで気にする必要はありません。
しかし動画視聴やSNSの中でも特に画像の多いインスタは想像以上に通信量を消費する為。4GB程度しかないのであれば利用は控えた方が良いレベルです。
4GBでできることを用途別に詳しく解説
ではより具体的に、各ネットサービス別で必要な通信量及び4GBでできる範囲を紹介します。
LINEやメールなどの通信量
通信量 | 1GBあたり | 4GBあたり | |
メール | 約5KB/回 | 約20万回 | 約80万回 |
LINEトーク | 約2KB/回 | 約50万回 | 約200万回 |
LINEスタンプ | 5〜10KB/1回 | 10万〜20万回 | 40万〜80万回 |
LINE(写真) | 0.1〜0.5MB/1回 | 2,000〜1万回 | 8千〜4万回 |
LINE(音声通話) | 約0.3MB/分 | 約55時間 | 約220時間 |
LINE(ビデオ通話) | 約5MB/分 | 約3.3時間 | 約13時間 |
テキストのみの場合は通信量がほとんどかからない為、容量を全く気にせず使うことができます。またLINEスタンプについても必要なデータ通信量はわずかです。
写真を送付する場合は、写真のデータ量にもよりますがそこそこ消費します。
通話については音声のみであればデータ消費量は少ない為、毎日1時間通話しても1GBも消費しません。
一方でビデオ通話となると3.3時間で1GBでも消費。毎日1時間ビデオ通話すると13日で4GB消費することになってしまいます。
Webページ閲覧時の通信量
通信量 | 1GBあたり | 4GBあたり | |
Webページ | 0.3〜2MB | 500〜3,000ページ | 2,000〜1万ページ |
ニュースサイト | 0.3MB程度 | 3,000ページ程度 | 1万ページ程度 |
Webページは画像の量などにとって大きく異る為、通信量は大きく異なります。
ただテキストメインのニュースサイトであればデータ消費量は少なく、4GBあれば1万ページ程度見ることができる計算となり、基本的にはそこまで容量を気にする必要はありません。
XやインスタなどのSNS
通信量 | 1GBあたり | 4GBあたり | |
X (タイムライン閲覧) |
20MB/5分 | 約4時間 | 約16時間 |
インスタ (タイムライン閲覧) |
70MB/5分 | 約1.1時間 | 約4.4時間 |
インスタ (ストーリー) |
35MB/5分 | 約2.4時間 | 約9.6時間 |
インスタ (インスタライブ) |
30MB/5分 | 約2.8時間 | 約11時間 |
Xに比べ、画像・動画がメインのインスタはデータ消費量が大きいです。
1時間タイムラインを見ているだけでもおよそ1GBの消費、毎日1時間使うとインスタだけで1週間たたずに4GBを消費することになる為、意外とSNSの利用は注意が必要です。
インスタライブはタイムラインを見る場合に比べてデータ消費量は少ないものの、ライブはつい長時間見てしまいがちなのでやはり注意が必要です。
音楽を聞く場合の通信量(ストリーミング時)
通信量 | 1GBあたり | 4GBあたり | |
音楽 (低音質) |
約1MB/曲 | 約1,000曲 | 約4,000曲 |
音楽 (標準音質) |
約4MB/曲 | 約250曲 | 約1,000曲 |
音楽 (高音質) |
約6MB/曲 | 約170曲 | 約680曲 |
音楽はそこまで大きな容量を必要とせず、標準音質で1時間聞いても50MB(0.05GB)程度で済みます。
ただ、もし同じ曲を頻繁に聞くのであればダウンロードした上で聞いた方が良いでしょう。
Youtubeの通信量
通信量 | 1GBあたり | 4GBあたり | |
低画質 240p |
約15MB/5分 | 約5.5時間 | 約22時間 |
標準画質 360p |
約30MB/5分 | 約2.8時間 | 約11時間 |
標準画質 480p |
約50MB/5分 | 約1.7時間 | 約6.8時間 |
高画質 720p |
約90MB/5分 | 約1時間 | 約4時間 |
高画質 1080p |
約170MB/5分 | 約0.5時間 | 約2時間 |
Youtubeで画質を自動設定している状態でスマホのモバイルデータ通信を利用すると、画質は480pとなる場合が多いです。
その為、4GBだと7時間程度しか見ることができません。
Youtubeを使う場合はできるだけ画質を下げるようにしましょう。
Amazonプライムビデオ・Netflix・U-NEXTの通信量
通信量 | 1GBあたり | 4GBあたり | |
Amazonプライム 中画質 |
約0.6GB/1時間 | 約1.7時間 | 約6.8時間 |
Amazonプライム 高画質 |
約1.8GB/1時間 | 約0.55時間 | 約2.2時間 |
Netflix 低画質 |
約0.3GB/1時間 | 約3.3時間 | 約13時間 |
Netflix 中画質 |
約0.7GB/1時間 | 約1.4時間 | 約5.6時間 |
U-NEXT 低画質 |
約0.2GB/1時間 | 約4.5時間 | 約18時間 |
U-NEXT 高画質 |
約2GB/1時間 | 約0.5時間 | 約2時間 |
動画配信サービスはデータ容量の消費が大きく、4GBという小容量プランを利用する場合はあまり使わないようにする、使う場合は低画質に設定するようにしましょう。
ZoomやSkypeなどのテレビ会議・テレワークの通信量
通信量 | 1GBあたり | 4GBあたり | |
ZOOM | 約0.3GB/1時間 | 約3.3時間 | 約13時間 |
Skype | 約0.3GB/1時間 | 約3.3時間 | 約13時間 |
ZOOMなどのテレビ会議はデータ消費量が比較的大きい為、スマホのテザリングを使ってテレワークをする場合には注意が必要です。
思った以上にデータ通信量が大きく、頻繁に利用するなら4GBでは足りませんおそれが多いです。
漫画アプリ、電子書籍の通信量
通信量 | 1GBあたり | 4GBあたり | |
漫画アプリ | 5〜10MB/1話 | 100〜200話 | 400〜800話 |
Kindle (小説) |
5〜20MB/1冊 | 50〜200冊 | 200〜800話 |
Kindle (漫画) |
50〜150MB/1冊 | 7〜20冊 | 28〜80冊 |
Kindle (雑誌) |
50〜300MB/1冊 | 3〜20冊 | 12〜80冊 |
本は白黒なのかフルカラーなのかによってデータ消費量は大きく異なりますが、基本的に大きな消費量が必要です。
漫画は読みやすくついどんどん読んでしまう為、知らないうちに大容量使ってしまうことも。時間あたりのデータ消費量は1番と言ってもいいかもしれません。
アプリダウンロード・バックグラウンド更新の通信量
アプリのダウンロードやバックグラウンド更新はアプリの種類によって異なる為、一概には言えませんがかなり大きな容量を消費する可能性があります。
特にバックグラウンド更新は注意が必要。設定で自動にしていると、知らないうちに大きな容量が消費されてしまうことになる為、4GBプランの場合にはバックグラウンド更新をOFFにしておくことを推奨します。
データ容量は思ったよりも消費するので要注意
上述した4GBでできることは、あくまで一つのサービスだけを使った場合の数値。
実際にスマホを使う場合は、様々なサービスでデータ通信を使うため、当然1つあたりのサービスで使えるデータ容量は少なくなります。
また、SNSで意図せず動画が流れたり、Webページに動画が埋め込まれていたり、使っていないつもりでもバックグラウンドでデータ通信が行われていたりと、知らずに想定以上のデータ通信を行っている場合も多々あり、予想よりもデータ容量を使ってしまうケースが多いです。
そもそも4GB(4ギガ)とは
ここでは、4GBについてもう少し詳しく触れていきます。
GBは情報の大きさを表す単位
4GBは1ギガバイトと読みます。
重さを「グラム(g)」、長さを「メートル(m)」と表すように「バイト(B=byte)」は情報の大きさを表す単位。
情報の大きさと言われてもピンときませんが、たとえばSDカードの中に保存できる容量だったり、スマホで月に通信できるデータ量を表すときによく使います。
また、量が増えるにつれてメートルがキロメートル(km)、グラムがキログラム(kg)と単位を変化させるのと同じく、1GBも1バイトの量が増えて便宜上呼び方を変えた形です。
ただしキロは1000倍を表していますが、ギガは10の9乗倍、つまり10億倍。
1バイトはちょうど半角文字1文字分のデータなので、1GBでは10億文字のデータ量、4GBなら40億文字のデータ量です。
4GBは何MB(メガバイト)・何KB(キロバイト)?
GBのほかにもMBやKBという言葉もよく目にしますよね。
これもGBと同じ情報の大きさを表す単位で、1GBは1000MB、1MBは1000KBです。
よって、4GBは4,000MB、4,000,000KBということになります。
GBよりさらに大きい単位はTB(テラバイト)などがありますが、どれも単位があがるごとに1000倍になります。
1GBは1000MBと1024MBの2種類ある
1GB=1000MBと説明したばかりですが、実は1GB=1024MBとする場合もあります。
これはどちらかが間違っている、というわけではなく、どちらも正しいです。ややこしいですね。
1GB=1000MBとするのは、「国際単位系(SI)」という「世界共通の単位の基準」に基づく考え方です。
しかし、コンピューターの世界では、データを「1」か「0」という2進法で考えるため、ひとつの区切りが2の10乗、つまり1024倍となってしまいます。
「GB」を扱うのは主にコンピューターですから、1GB=1024倍とするケースも出てくるんですね。
スマホなどの契約で「3GBプラン」と表記されていても実際に使用できるのは、3.17GB程度(1024MB×3)だったり、はたまたハードディスクの容量をパソコンで見るとパッケージより少なくなっていたりするのはこのためです。
計算がややこしくなるので今回は1GB=約1,000MBとして扱います。
4GBは何パケット?
データ量を表す単位には「バイト」のほかに「パケット」もあります。
1パケットは128バイトを表し、ガラケーなど3G回線の頃に用いられていましたが、今ではあまり見かけません。
回線が4Gに変わり、動画など容量の大きな通信を行うことが多くなったため、単位の小さなパケットでは数字を表すのに不便になってしまったのでしょう。
1GBは約840万パケット、4GBは約3,360万パケット。たしかに数字が大きくてちょっとわかりにくいですね。
Gbps(ギガビーピーエス)との違いは?
1Gbps(ギガビーピーエス/ビットパーセカンド)は回線の速度のこと。
1bpsでは1秒間に1ビットのデータを伝送できます。(1バイト=8ビット)
1秒間に送ることのできるデータ量が多いほど「回線速度」が速く、少ないほど遅いということですね。
ビット(bit)
データの量を表す最小の単位。1ビットでは2進数の1桁が1か0か、つまりオンなのかオフなのかを示すことができる。通常データ量を数えるときは8桁(8ビット)を1セットにし1バイト(Byte)と表記する。
つまり1Gbpsは1秒間に1ギガビット(1250キロバイト)のデータを送受信できる速さです。
GBと表記は似ていますが、GBはデータの量、Gbpsはデータを送る速さと覚えておきましょう。
4GBでできることまとめ
LINEややWebページ閲覧、SNSを少しといった使い方であれば4GBでも足りるでしょう。
ただ動画等を見たい、SNSを頻繁に使いたい場合は少ない可能性が高いです。
最近は20GBでも安く使えるスマホが増えている為、足りない場合はプラン変更・通信会社乗り換えを検討してみると良いでしょう。