ドコモのオンライン専用格安プランであるahamoは、料金が安くドコモブランドで安心して使えるという点で非常に人気があり、満足度も高いブランドの一つです。
ahamoはドコモと違う部分がいくつかある為、注意しなければいけない点があるのも事実。
本記事ではahamoにして後悔するポイントを解説していますので、これからahamoへの乗り換えを検討している人はぜひチェックしてみてください。
ahamoにして後悔するポイント
ahamoにして後悔するポイントは以下の通り。ここでは以下の項目について詳しく解説していきます。
- 容量が20GB・100GBの2つしかない
- 家族割・光回線セット割がない
- ショップでのサポートが有料
- 問い合わせがチャットのみ
- 家族間通話が有料
- 他社格安SIMより高い
- 留守電・転送電話・キャッチホンが使えない
- データの繰越ができない
- 制限時速度の1Mbpsが思ったよりも遅い
- キャリアメールの提供がない
- ドコモの端末割引が使えない
容量が20GBか100GBしか選ぶことができない
プラン | 容量 | 月額料金 |
基本プラン | 20GB | 2,970円 |
大盛りオプション利用 | 100GB | 4,950円 |
ahamoでは基本プランの20GB、大盛りオプション利用時の100GBの2つからしか選ぶことができません。
毎月10GB以下の小容量しか使わない人だと基本プランでももったいないですし、逆に100GB以上のヘビーユーザーだと容量が足りないです。
楽天モバイルの特徴
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家族割、光回線セット割がなくドコモより月額料金が高くなってしまうケースも
ドコモ | ahamo | |
基本料金 |
【eximo】 〜1GB:4,565円 〜3GB:5,665円 無制限:7,315円 【irumo】 0.5GB:550円 3GB:2,167円 6GB:2,827円 9GB:3,377円 |
20GB:2,970円 100GB:4,950円 (※5分以内無料定額通話付き) |
割引 | 家族割・光回線セット割・ dカード支払割他 |
なし |
割引後料金 (※) |
【eximo】 〜1GB:2,178円 〜3GB:3,278円 無制限:4,928円 【irumo】 0.5GB:550円 3GB:880円 6GB:1,540円 9GB:2,090円 |
20GB:2,970円 100GB:4,950円 (※5分以内無料定額通話付き) |
※:家族割3人以上、ドコモ光とのセット割、dカード支払い割を適用
ドコモとahamoの料金を比較すると、基本料金なら間違いなくahamoの方が安くてお得です。
ただ毎月3GBしか使わないというのであれば、逆にドコモのirumoを利用した方がスマホ代は安くすみます。
また大容量ユーザーもドコモ光とのセット割、家族割を適用されるとahamoの大盛りオプションより安くなります。
ahamoにすることで逆にスマホ代が高くなってしまうケースもあるので注意が必要です。
ドコモショップでのサポートが有料
オンライン専用プランとして開始したahamoですが、現在はドコモショップでも申し込みや契約後の各種手続きなどをサポートして貰うことができます。
ただサポートは有料となっており、1回につき3,300円かかってしまいます。また有料サポート時もスマホの操作自体は利用者が行わなければなりません。
問い合わせがチャットのみ
ahamoの問い合わせは電話に対応しておらず、チャットのみ(AIチャット・有人チャット)。
AIチャットでは解決できないことが多く、一方で有人チャットは混み合って繋がりにくいことが多いですし、内容によっては文章だとうまく伝えられないこともあるので、サポート重視の人にとってはむいてないかもしれません。
家族間通話も有料
家族にドコモ・ahamoユーザーがいても、ahamoからかける場合は家族間通話が有料です(ドコモからahamoにかける場合は無料)。
ahamoは元々5分以内の通話が無料となるので短い電話しかしないのであれば問題ありません。
ただ5分以上の通話をよくするならば、かけ放題の有料オプション(月1,100円)を追加する必要があり、基本料金とあわせるとスマホ代が月4,000円かかることになります。
他社格安SIMより高い
ahamoの20GBで2,970円というのは大手キャリアの基本料金に比べるとかなり安いですが、他の格安SIMに比べると以下の通り高いです。
容量:料金 | |
ahamo (5分以内の通話無料) |
20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
楽天モバイル (国内通話無料) |
3GB:1,078円 20GB:2,178円 無制限:3,278円 |
LINEMO | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
IIJmio | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
mineo | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
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留守番電話・転送電話・キャッチホンが使えない
ahamoでは留守番電話や転送電話、キャッチホンを使うことができません(有料オプションもなし)。
なお他の格安SIMだと有料オプションで使えることがほとんどです。
もしこれらの機能を使う必要があるなら、特にahamoは避けるべきでしょう。
留守電等の料金 | |
ahamo | 留守電:利用不可 転送電話:利用不可 キャッチホン:利用不可 |
楽天モバイル | 留守電:無料 転送電話:無料 キャッチホン:無料 |
LINEMO | 留守電・転送セット:220円 キャッチホン:利用不可 |
IIJmio | 留守電:319円 転送電話:無料 キャッチホン:220円 |
mineo | 留守電:319円 転送電話:無料 キャッチホン:220円 |
データの繰越ができない
データ繰越ができれば月ごとで使うデータ容量に差があっても問題なく使えるし、余裕を持って貯めておけば月末に使いすぎて速度が制限される可能性がかなり下がります。
しかしahamoではデータ繰り越しができないため、その月々で使い切らなけらばならないし、多めに使った月は月末に速度が制限されてしまうので多少の不便さがあります。
制限時速度の1Mbpsが思ったよりも遅い
ahamoは20GBもしくは100GBのデータ容量を使い切った後でも、最大1Mbpsで通信可能です。
1Mbpsという速度はLINEはもちろん、SNSや標準画質での動画視聴もできる速度。他社の制限時速度である128kbpsや300kbpsに比べて使い勝手はかなり良いです。
ただストレスなく使えるかといえばそんなことないのも事実。SNSは画像の表示が遅いし、動画も見れるとは言え画質は悪いですし、読み込みまで少し時間がかかってしまいます。
20GBでは足りないけど使い切っても1Mbpsで通信できるからと過剰に期待すると後悔するかもしれません。
キャリアメールの提供がない
ahamoにはキャリアメールの提供がなく、ドコモのアドレス(@docomo.ne.jp)は使えません。
現在はahamoに限らずメール持ち運びサービスにより、他社に乗り換えても同じメールアドレスを使い続けることが可能ですが、このサービスを利用する場合は月330円かかってしまいます。
端末割引(5G WELCOME割、オンライン限定機種購入割引)が使えない
ドコモでは、eximoプラン契約と同時にスマホを購入することで、機種代金が5,500円〜22,000円割引される5G WELCOM割や端末購入割引があります。
また家電量販店では特典でさらに割引が上乗せされることもあります。
しかしahamoでは端末購入割引が基本的にはない為、機種購入時は割引なしで購入することになります。
※22歳以下かつMNPの場合は一部端末で割引適用あり
なおahamoでもドコモオンラインショップで機種を購入すれば、2年後に返却する残価設定型プログラム「いつでもカエドキプログラム」を利用することは可能です。
ahamoのメリットもあらためて確認
このように様々な後悔するかもしれない要因があるahamoですが、だからといっておすすめできないわけではありません。
むしろahamoは格安SIMも含めた多くの携帯電話の中で、かなりおすすめ上位。その理由を紹介します。
安いのに通信速度が速くて快適に使うことができる
ahamoは他の格安SIMに比べてかなり通信速度・通信の安定性が優秀。
通信速度は100Mbpsとドコモと同じ速度がでますし、格安SIMにありがちな昼に速度が低下するということもありません。
他の格安SIMと料金だけを比べると多少高いですが、通信品質の優秀さを考えればかなりコスパは良いと言えるでしょう。
Q、ahamoの通信速度はどのくらいですか?
A、ドコモのプレミアムプランと同じ速度になります。
引用:https://faq.ahamo.com/faq/show/1528?category_id=40&site_domain=default
引用:https://faq.ahamo.com/faq/show/1528?
5分以内の通話料が無料
ahamoは2,970円の基本プランの中に、20GB分のデータ通信容量と5分以内の通話定額が含まれています。
5分以内の通話定額は他社だと安いところでも550円ほど。それも含まれて2,970円なので、元々通話定額を利用しようと思っていた人にとってはむしろ安く使うことができます。
有料でもショップのサポートが受けられる
多くの格安SIMはショップ自体がなく、サポートはすべてオンラインです。
一方ahamoはサポートを受けることが可能。
3,300円かかってしまうとは言え、携帯ショップでのサポートはそう頻繁に利用するものではないですし、いざという時にサポートを受けることができるというのはメリットの一つです。
初期費用がかからず、初月料金も日割り
大手キャリアや格安SIMの多くは契約時に手数料として3,300円程度かかります。
しかしahamoは契約手数料はなく、初月料金も日割りとなります。
速度制限時でも動画視聴が可能な速度がでる
ahamoは速度制限時でも最大1Mbpsでの通信が可能。Youtubeも標準画質なら見ることができます。
もちろん通常時に比べるとかなり遅いし、使っていてストレスを感じないわけではありません。
ただ他社の128kbpsm、300kbpsに比べると使うことができる幅は多く、十分我慢できるレベルです。
テザリングが無制限
auやソフトバンクの無制限プランでは、テザリングは月30GBまでという制限があります。
しかしahamoは大盛りオプション利用時(100GB)でも特に制限なし。
パソコンやタブレットなどを頻繁に使う人でも安心して使うことができます。
まとめ
ahamoは通信速度は速く、それでいて速い、大容量使うことも可能となっており、他の格安SIMに比べて総合的に見るとかなり優れています。
ただ今回紹介したようにデメリットと言える面も少なからずあり、少ないながらも契約して後悔する人もいます。
ですのでこれからahamoを利用しようかどうか悩んでいる人は、あらためて後悔するポイントを把握し、自分にとって問題があるかないか確かめると良いでしょう。
- 容量が20GB・100GBの2つしかない
- 家族割・光回線セット割がない
- ショップでのサポートが有料
- 問い合わせがチャットのみ
- 家族間通話が有料
- 他社格安SIMより高い
- 留守電・転送電話・キャッチホンが使えない
- データの繰越ができない
- 制限時速度の1Mbpsが思ったよりも遅い
- キャリアメールの提供がない
- ドコモの端末割引が使えない