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ARグラスは仕事に使える?VRゴーグルとどっちがいい?XREAL Air 2 Proを実際に仕事で使ってみた正直な感想

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パソコンやタブレット、スマホなどの画面を、目の前に大画面として表示することができるARグラス。

軽量ながら大画面の外付けモニタとして利用することができる為、自宅以外でも簡単に持ち歩いて仕事などにも活用できるというメリットがあります。

ただその一方で、物理モニターに比べると、視野角が狭い、細かい文字が見にくいなどのデメリットもある為、仕事として使う場合にはいくつか注意しなければいけない点があります。

ARグラスを仕事に利用は現実的?

結論から述べると、ARグラスは仕事にも十分活用できるというのが筆者の感想。

詳しく解説していきましょう

持ち運びしやすく、外出時のディスプレイとしての利用はあり

非常に軽量で持ち運びがしやすく、手軽に大きい画面を表示させることができますし、パソコンの画面とARグラスの画面でマルチディスプレイとすることで、パソコン単体で仕事をするよりも作業効率はあがります。

個人的に大きいのはマルチディスプレイにできること。

グラス上に映る画面をメインの作業用ディスプレイとし、実際のモニターを調べ物やメモ等に使うサブディスプレイとすれば、画面を切り替えるデメリットがなくなります。

物理モニターには全くかなわない

外出時や出張時の予備ディスプレイとしては活用できるARグラスですが、物理モニターに比較すると使いやすさは圧倒的に劣ります。

同じ2画面で使うとしても、物理モニターを10点とするとARグラスは3点くらい(個人的な感想です)。

理由としては以下のことが挙げられます。

  • グラス上の画面は目が疲れやすい
  • グラスをつけている為、実際のモニターが見にくい
  • 視野角が狭い

仕事として使うことは可能であるものの、効率は物理モニターの方が圧倒的に良いです。

使い勝手は人によってかなり異なる

また、ARグラスの使い勝手に関する感じ方はおそらくかなり人によって異なります。

筆者の場合は特に気になることもなく使うことができていますが、人によっては画面が見にくい、気持ち悪くなるといった人もいます。

また顔を動かしてもずっと画面がついてくること、画面の端を見る際に目線の移動だけで行わなければいけないことに慣れないという人もいます。

ですので、購入前には実際に試着して確認してみる必要はあるでしょう。

見た目の問題でカフェで使う勇気はまだない

ARグラスはサングラスのように見えると言っても、実際に装着してみると通常のサングラスに比べて目から離れた位置にあるので、違和感がないとは言えません。

加えて、他の人が見たら何もない空間を見つめながらパソコンを操作しているように見えるので、それも違和感。

コワーキングスペースならまだしもも、カフェで使うのは正直かなりの勇気が必要でしょう。筆者にはありません。

使う場所としては、ホテルやコワーキングスペース、あとは新幹線や飛行機は割り切って使うといった感じです。

もっと流行って一般的になってくれれば使いやすくなるんですけどね。

ARグラスとVRゴーグルならどっちが良い?

ARグラス以外にも仮想ディスプレイを利用する手段としてVRゴーグルがあります。

筆者はMetaのQuest3を所有しており、実際に仕事でも使っていますのでその差を紹介します。

仕事効率アップ、使いやすさを考えたら圧倒的にVRゴーグル

VRゴーグルのQuest3は、immersedというアプリを使うことで実際のパソコンを5画面に拡張し、VR空間で仕事することができるようになります。

immersedというアプリの詳細については割愛しますが、画面の見やすさ、使いやすさはARグラスと比較して圧倒的。

物理モニターが10点とすると、VRゴーグルは9点、ARグラスが3点(あくまで個人的な感想)といったところ。

ただVRゴーグルが物理モニターに劣っているのは、ゴーグル自体の重さ。筆者は頻繁に使っていてもう慣れましたが、最初は頭が重くて長時間使うのがしんどかったです。

とは言え、モニターを買わずとも5画面にできるのはやっぱり大きな利点です。

持ち運びやすさを考えたらARグラス

使い勝手という観点で言うと劣ってしまうARグラスですが、持ち運びやすさを考えたら圧倒的なメリットがあります。

VRゴーグルは思いしかさばります。

ですので、もし手軽に持ち運びたいと考えるならARグラスの方がおすすめです。

筆者も、そこまでたくさんの画面が必要としない仕事しかする予定がない短期の出張の場合はVRゴーグルではなくARグラスを持っていきます。

また、VRゴーグルはカフェはもちろんコワーキングでもつける勇気がなく、ホテルなど一人になれる場所でしか使えないので、やはり気軽さはARグラスが勝ります。

XREAL Air 2 Proを仕事用に使ってみた正直な感想

今は様々な種類のARグラスがありますが、筆者が購入したのはXREAL Air2 Pro。

Xreal Air2 Proは、はっきりいって物理モニターの見やすさにはかないません。

Nebula for macというアプリによって3画面にできるとは言っても視野角が狭いので、結局表示できるのは1画面だけ(他の画面を見るためには頭を動かす必要あり)。

ピントの関係から小さい文字がぼやけて見えるという問題もあります。

ただ、デバイスの大きさを考えればXreal Air2 Proは十分有用。

Beamを使えば画面が固定され、iPadやノートPCとの2画面にすることができるし、画面が自分だけにしか見えないのでプライバシーの観点からも◎。

出張時のホテル、新幹線や飛行機などの移動中など、いつもの違う環境で仕事をする場合には、持ち運びが非常に楽という点も含めて十分合格ライン。

ノートPCの小さい画面で作業するよりも仕事効率は上がりますし、グラス内の画面だけでも十分大画面なので、小ささを感じずに2つの画面を表示することができます。で

ARグラスは買いか、それともなしか

価格が高いARグラス。買うかどうか悩みますよね(筆者もかなり悩みました)。

ただ個人的には買ってよかったという基準は満たしてます(大成功というわけではありませんが)。

とは言え、あくまで以下の注意点は理解しておきましょう。

  • 物理モニターには全くかなわない
  • 人によって見えにくい、疲れるという場合も
  • 視野角が狭いので、アプリによる3画面表示もそこまでメリットがない

個人的には「仕事だけ」で使いたいならそこまでおすすめできないかなというところ。

スマホにつないで動画やゲームも大画面で使いたいなど、他の用途として使う方がメリットは大きいので、そういった使い道もあるならありかなというところです。

 

 

 

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