格安SIM

ドコモのirumo3GBプラン、もし3GBプランを超えたらどうなる?データ容量追加は可能?

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ドコモのirumoは3GBで880円〜とかなり安い料金で利用できます。

その為、他のキャリアから乗り換えをするといった人も少なくありません。

ただ一点確認しておくべきなのがデータ容量を使い切って速度が制限した時のこと。

ドコモでのデータ容量はかなり高いので、プラン選びなどをあらためて考えておくようにしましょう。

irumoの3GBプランの特徴

irumo3GBプラン
基本料金 2,167円/月
ドコモ光セット割(※) △1,100円/月
dカード支払い割 △187円/月
 家族割 なし
割引後料金 880円/月

※ドコモ光だけでなく、ホームルーターのhome 5Gでも適用可

irumoの3GBプランは通常2,167円ですが、ドコモ光とのセット利用やdカード支払い割を適用することで月880円で利用することができます。

基本料金で見ても3大キャリアとしては圧倒的に安い料金となっており、さらに割引が適用できる人にとっては格安SIM並の料金となるのでメリットがかなり大きいです。

しかし、一方で以下のデメリットがあるので注意が必要です。

  • 家族間通話が有料なので、必要に応じてかけ放題オプションに加入する必要がある
  • データの繰越ができない為、使いきれなかったデータ容量は消滅、毎月3GB以上使うには有料で追加するしかない

irumoの3GBプランで3GBを超えたらどうなる?

もしirumoの3GBで、データの利用量が3GBを超えるとどうなるでしょうか。

通信速度が最大300kbpsに制限

irumoでデータ容量を超過した場合、通信速度は最大300kbpsに制限されます(0.5GBプランのみ128kbps)。

以前で一般的だった128kbpsに比べると使える範囲は広がっており、LINEのメッセージや音声通話は利用できますし、Webページも軽いページであれば遅いながらもなんとか表示できます。

ただ動画視聴などは厳しく、使い勝手としてはやはり悪いです。

1GB1,100円でデータ追加可能

irumoでは、容量を使い切って速度が制限された場合に、有料オプションとして1GBを1,100円で購入することが可能です。

データ容量の追加はオンライン(ドコモオンライン手続き)、電話(irumo契約端末から151)、ドコモショップでできます。

ただ個人的には全くおすすめできません。

1GBで1,100円というのはかなり割高。せっかくのirumoの安いというメリットがなくなってしまっています。

もちろん緊急的に使う場合は除きますが、毎月データ容量が足りなくなるようなら一つ上のプラン(6GB:1,540円〜)に変更するようにしましょう。

また月額料金を上げたくないなら、思い切って格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。

IIJmioであれば5GBが990円、さらにデータ繰越もできますし、以前に比べて通信速度は大きく改善されているのでおすすめです。

速度制限が解除されるタイミング

irumoの速度制限は、翌月1日午前0:00に解除されます。

すなわち、月が変わった瞬間からまた高速通信ができるということです。

また解除の為に手続き等は不要で、自動で制限は解除されます。

irumoの制限時速度である300kbpsってどれくらい?できること、できないことまとめ

300kbpsでできることをまとめると以下の通り。

使い方 適正 使い方 適正
LINE/
Skype
メッセージ Youtube 低画質(144p)
通話 低画質(240p)
ビデオ通話 標準画質 ×
Twitter Hulu/
NetFlix
 低画質 ×
Instagram ×  中画質 ×
Facebook × LINE
music
低音質
WEB
ページ
地図/ニュース 中音質
通販サイト 高音質 ×
オン
ライン
ゲーム

パズルゲーム Spotify 低音質
シューティング × 中音質
アクション × 高音質
radiko データ/
アプリ
ダウンロード ×

 

先程も述べましたが、LINEのメッセージや音声通話は可能。軽いニュースサイトなどWebページも表示は遅いですがなんとか見ることができます。

動画は最低画質に設定すれば見ることができなくはないですが、画質はかなり悪くてさらに読み込みも遅いので実用的ではありません。

3GBを使い切れなかった場合

irumoはデータ繰り越しの機能がない為、3GBを使い切らずに1ヶ月が終わると残った分は消滅します。

格安SIMやサブブランドであれば、翌月に繰り越すことができるので使いすぎない分にはデータ容量をそこまで気にする必要はありません。

ただ、irumoだと使いすぎだけでなく、使わなすぎにも注意をする必要があり、さらに翌月多く使うといった汎用性のある使い方ができません。

以下はデータ繰り越しができる場合、できない場合で、毎月速度制限にかからないように気を付けて2.8GB使った場合の例。

  データ繰り越し
不可
データ繰り越し
1ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越0.2GB)
2ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越0.4GB)
3ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越0.6GB)
4ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越0.8GB)
5ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越1.0GB)
6ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越1.2GB)
7ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越1.4GB)
8ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越1.6GB)
9ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越1.8GB)
10ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越2.0GB)
11ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越2.2GB)
12ヶ月目 2.8GB 2.8GB
(繰越2.4GB)
合計  33.6GB 36GB
(繰越分含む)

データ繰り越しができないirumoは高いオプションを利用しない限り、上限は3GBまで。

それに対してデータ繰り越しができる格安SIMであれば、最初にある程度の貯金を作っておけば、万が一3GBを超えても速度が制限されることなく使えるので、安心して使うことができます。

意外とこのデータ繰り越し有無は使い勝手に大きく影響するので注意が必要です。

まとめ:データ容量追加は1GB1,100円と高いので要注意

irumoは基本料金こそ安いものの、データ容量の追加は1GB1,100円とかなり高いです。

その為、緊急時を除きこのオプションを利用することはおすすめできません。

毎月データ容量が足りないなら、一つ上の6GBプランにするか、より安い料金でたくさんの容量を使うことができる他の格安SIMの利用を検討してみてください。

 

 

 

 

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