モバイルWiFiは様々な会社から出ており、契約方法は様々。
ものによっては損してしまう場合もあるので注意が必要です。
本記事ではモバイルWiFiの契約方法、支払い方法について詳しく解説していきます。
楽天モバイル(モバイルWiFi)の特徴
- コスパ◎、容量無制限で3,278円
- 事務手数料0円、ルーター1円。お試し利用にもOK。
- 人口カバー率99.8%以上、エリア・速度も◯
- パートナー回線も無制限に変更(以前は5GBまで)
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モバイルWiFiの種類、特徴
モバイルWiFiは大きく分けると以下のタイプに分かれます。
- 3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のモバイルWiFi
- Y!mobileのモバイルWiFi
- WiMAX
- クラウドSIMのモバイルWiFi
- 楽天モバイルのモバイルWiFi
それぞれのタイプについて、簡単にメリットやデメリット、そして契約方法を解説していきます。
3大キャリアのモバイルWiFi
ドコモ、au、ソフトバンクではそれぞれモバイルルーターが端末しています。料金はそれぞれ以下の通り。
月額料金 | 端末代 | |
ドコモ | 無制限:〜7,315円 | 20,000円〜 |
au | 無制限:4,721円〜 | 22,000円〜 |
ソフトバンク | 3GB:1,408円 50GB:5,280円 |
26,000円〜 |
このうち、auはWiMAXと同様の回線(WiMAX回線、au回線の一部)を使うモバイルWiFiとなっており、その分他社よりも安いです。
これらのモバイルWiFiの特徴は以下の通りです。
- 各ショップ(店頭)、家電量販店、オンラインでの契約が可能
- 通信速度は最も速い(au除く)
- 月額料金、端末代が他に比べて高額
契約はオンラインだけでなく、店頭でも可能。相談もできます。
ただ他のモバイルWiFiに比べて月額料金や端末代がかなり高額なので、正直おすすめはできません。
Y!mobileのモバイルWiFi(ポケットWiFi)
ソフトバンクのサブブランドであるY!mobileはモバイルWiFiを契約できます。
広く使われている「ポケットWiFi」という名称は、実はY!mobileの商品名で他社が使うことはできません。
月額料金 | 端末代 | |
Y!mobile | 7GB:4,065円(5G通信可) 無制限:4,818円(4G通信のみ) |
10,000円〜 |
Y!mobileの特徴は以下の通り。
- 各ショップ(店頭)、家電量販店、オンラインでの契約が可能
- 通信速度、安定性は◎
- 月額料金がWiMAXなどよりも高い
- 無制限プランは3日で10GBを超えると通信速度が制限される場合あり
Y!mobileも契約はオンラインだけでなく各ショップでも可能。ただオンラインの方が端末代割引などの特典が良いので、基本的にはオンラインでの契約をおすすめします。
月額料金は3大キャリアよりは安いものの後述するWiMAXなどよりも高いです。また無制限プランは3日で10GBを超えると翌日18時から1時まで制限される場合があるというデメリット。
ただ回線品質(通信速度・安定性)は良いので、快適に使いたいという人はありでしょう。
WiMAX
WiMAXはKDDIのグループ会社であるUQコミュニケーションズが提供しているモバイルWiFiで、UQコミュニケーションズからはUQ WiMAXという名称で販売されています。
特徴は以下の通り。
- WiMAXの独自回線とauの一部回線でサービスを提供
- 通信速度はそこそこ、エリアが若干狭い
- 容量は無制限(3日10GB制限もなし)
- UQ WiMAX以外にプロバイダ経由で申し込みが可能
- プロバイダごとで月額料金・端末代・キャッシュバックが異なる(プロバイダ経由の方が安い)
- 店頭での契約が可能(UQ WiMAXのみ)
- プロバイダ経由はオンライン契約のみ
基本的には独自のWiMAXを使います。通信速度はそこそこ速いですが、モバイルWiFiの中では最もエリアが狭く、若干つながりにくさがあります。
ただ、以前に比べると基地局増設やau回線の一部が使えるようになったので、かなり快適になり問題ないレベルで使えるようになりました。
加えてWiMAXは元々3日で10GBを超えると翌日に速度が制限されていましたが、現在はその制限が撤廃されて無制限に使えるようになっています。
また、WiMAXは本家のUQ WiMAX以外にも様々なプロバイダから販売されていて、料金やキャッシュバックが異なります。
月額料金 | 端末代 | キャッシュバック | |
UQ WiMAX |
~25ヶ月:4,268円 26か月~:4,950円 |
9,900円 |
なし |
GMOとくとく BB WiMAX |
初月:1,089円 1〜12ヶ月:3,784円 13〜35ヶ月:4,334円 36ヶ月〜:5,104円 |
27,700円 | 25,500円 |
Broad WiMAX |
初月:1,397円 1〜36ヶ月:3,773円 37ヶ月〜:4,818円 |
31,680円 | なし |
BIGLOBE WiMAX |
1〜24ヶ月:3,773円 25ヶ月〜:4,928円 |
27,720円 | なし |
本家のUQ WiMAXは高いので正直おすすめはできません。
どのプロバイダを使っても通信速度やサービス面は同じなので、本家のUQ WiMAXは高くて正直おすすめはできません。
WiMAXの中ではGMOとくとく BB WiMAXがキャッシュバックも貰えるので最もお得です(オンラインでの契約のみ)。
クラウドSIMのモバイルWiFi
クラウドSIMとは、SIMカードを端末ではなくクラウドサーバーで管理することにより、複数のキャリアの回線を使うことができるシステムです。
現在は複数の会社からこのシステムを使ったモバイルWiFiがでています。
月額料金 | 端末代 | 特典 | |
THE WiFi | 100GB:3,828円 | 0円 |
3ヶ月無料 |
ZEUS WiFi |
30GB:2,361円 50GB:3,106円 100GB:3,212円 |
0円 | 3ヶ月割引 |
MUGEN WiFi |
100GB:3,718円 | 0円 | キャッシュバック 10,000円 |
AIR-WiFi | 100GB:3,278円 | 0円 | なし |
クラウドSIMのモバイルWiFiの特徴は以下の通り。
- 3大キャリアの回線を使えるのでエリアは最も広い
- 通信速度は最も遅い(10〜30Mbps程度)
- 月額料金が最も安い
- 契約はオンラインのみ
月額料金は最も安く、エリアも広いというメリットはあるものの、通信速度はこの中で最も遅いです。
動画視聴等は問題ないですが、大容量データのダウンロード、アップロードには向いていません。
楽天モバイルのモバイルWiFi
新キャリアである楽天モバイルでもモバイルWiFiとして販売されています。
月額料金 | 端末代 | |
楽天モバイル | 段階料金性 〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 無制限:3,278円 |
1円 |
特徴は以下の通りです。
- スマホプランと同じ、モバイルルーター端末(1円)にSIMを差して利用
- 通信速度はそこそこだが、エリアが狭い
- 料金は使った容量に応じて変動する
- 契約は基本オンラインだが店頭でも可
楽天モバイルは契約時にモバイルルーターを選択することが可能で、モバイルWiFiとしても利用できます。
新キャリアということで他に比べるとエリアが狭く繋がりにくいといったデメリットがありました。ただ現在は大幅改善。
さらにパートナー回線(au回線)の上限が5GBから無制限となったので、使い勝手はかなり良くなりました。
モバイルWiFiの契約方法(店頭、オンライン契約など)の特徴、流れなど
では契約方法について解説していきます。それぞれで受けられるキャンペーン、サービスに違いがあるので注意しましょう。
携帯ショップ(直営店舗)で契約する
ドコモなどのキャリアやY!mobileにはショップがあり、そこで契約することができます。
わからないことをスタッフに聞けるため、不安なことを直接尋ねたいという人はショップで契約するといいでしょう。
ただし混雑状況によってはかなりの待ち時間がある場合もあります。
土日は特に混みあうので、ネット上から「来店予約」をしておくと、比較的スムーズに契約を始められます。
さらにショップの契約ではそのまま端末を受け取り、すぐに使用することができます。旅行に行くから明日からすぐに使いたい、などという場合は便利です。
しかしこの場合後述する家電量販店やプロバイダでの契約と異なり、キャッシュバックなどの割引があまりよくない傾向にあります。
もし「お得に」契約をしたいのであれば、ショップでの契約は避けたほうがいいでしょう。
メリット
- スタッフに相談でき、不安を解消できる
- 端末をその場で受け取り、即日使用できる
デメリット
- キャッシュバックなどのキャンペーンがない
- 対応してもらうまでに待ち時間がある
- 直接店舗に行かなければならない
- 複数の業者で比較ができない
家電量販店やショッピングモール(販売代理店)で契約する
ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店やイオンモールなどのショッピングモールのでもモバイルWiFiを契約できます。
こういった場所では独自のキャンペーンを行っていることも多いです。
ただ注意が必要。
家電量販店ではパソコンなどの購入時に同時に契約を結ぶと割引が受けられるものや、独自のポイントを付与してくれるパターンが多いですが、オンラインで契約する場合に比べるとそこまで良い特典を受けられなかったり、WiMAXなんかは月額料金が高いことがあります。
メリット
- スタッフにわからないことを質問できる(派遣スタッフのため当たりはずれはあります)
- 端末に在庫があればその場で受け取り、即日使用できる
- 独自のキャンペーンがある
デメリット
- 月額料金が高くなる場合がある
- 対応してもらうまでに待ち時間がある
- 複数の業者で比較が難しい
プロバイダを経由してオンラインで契約する(WiMAX)
WiMAX回線のモバイルWiFiはプロバイダ経由での契約が可能です。
手続きはプロバイダの公式サイトから行うことができます。
プロバイダは販売代理店同様、独自に月額料金割引やキャッシュバックなどのキャンペーンを行っています。
販売代理店のように「高額のキャッシュバックの代わりに月額料金が高い」ということもありません。
そのためWiMAX回線を契約する場合はこのプロバイダから契約する方法が最もお得となる可能性が高いです。
また申し込みも基本的に難しいことなく、申し込みを押して住所等を入力すれば終わります。
メリット
- 店舗に行く必要がなく好きな時に契約ができる
- 複数の業者を比較できる
- キャッシュバックや月額割引などのキャンペーンが豊富
デメリット
- プロバイダがたくさんあってわかりにくい
- 契約してから端末が送られてくるまで早くても2~3日かかる
- 契約手続きや規約の確認をひとりでしなければならない
- アフターサービスが店舗で受けられない場合が多い
- クレジットカード以外の支払いができない場合がある
オンラインで契約する(クラウドSIM)
クラウドSIMのモバイルWiFiは基本的に公式のオンラインのみです。
ただ申し込みに難しいことはなく、公式ページ→申し込み→必要事項入力という流れで5〜10分程度で終わります。
メリット
- 店舗に行く必要がなく好きな時に契約ができる
- 複数の業者を比較できる
- キャッシュバックや月額割引などのキャンペーンが豊富
デメリット
- 契約してから端末が送られてくるまで早くても2~3日かかる
- 契約手続きや規約の確認をひとりでしなければならない
- アフターサービスが店舗で受けられない場合が多い
- クレジットカード以外の支払いができない場合がある
モバイルWiFiの契約って具体的に何をするの?必要なものは?
ネットで契約する場合も、店舗に赴き契約する場合も大きな流れは変わりません。
個人情報などの入力を自分でする点と、契約後に端末を受け取るタイミングが異なるため順を追ってみていきましょう。
モバイルWiFi契約の流れ
1)使うモバイルWiFiを決める
まずはどのモバイルWiFiを使うから。先ほど述べた特徴から、自分に合ったものを選びましょう。
なお、おすすめのモバイルWiFiについては下記ページで詳しく解説しています。
2)必要書類を用意する
次に本人確認書類(免許証、パスポート)など契約に必要なものを用意します。店舗契約の場合は持参しますが、ネット契約の場合はメールや郵送で送付できるよう撮影やスキャン、コピーを行う必要があります。
3)契約をする
店舗契約の場合はスタッフに「モバイルWiFiを契約したい」と伝えると、書類を書いたり説明を受けたりしながら契約を進められます。
ネットで契約する場合は、オンラインショップや各プロバイダの購入画面から契約することができます。たいていは個人情報を入力→規約を確認し同意→支払方法の選択し登録→本人確認書類の送付(オンライン/郵送)という手順で、早ければ数分で終了します。
ただしネット契約で「口座振替」を選択したい場合は注意が必要です。
契約先によって違いはありますが、そのままWEBで契約できるケースや、後日「口座振替依頼書」が送付されてきてからさらに申し込みを進めるケース、店舗でしか登録ができないケースなどがあります。口座振替ではネット契約の特典を受け取れない場合もあります。口座振替を選択する場合は規約を特に読みましょう。
4)端末を受け取る
店舗に在庫がある場合はその場で受け取ることができます。在庫がない場合やネット契約では郵送で端末が送られてきます。
電源を入れてIDやパスワードなどの設定をすればすぐに使用が可能です。
モバイルWiFiの契約に必要なもの 端末代金などお金は必要?
支払いの方法や契約方法によって少し差がありますが、以下のものがあればたいていのところでは契約できます。
- 本人確認書類(免許証、パスポートなど顔写真のあるものは1枚、保険証など顔写真のないものは+補助書類を用意するのが一般的)
- クレジットカード(クレジットで支払いする場合)
- 通帳やキャッシュカードなど口座番号や名義のわかるもの+金融機関届出印(口座振替で支払いする場合)
特に印鑑は忘れがちなので気を付けましょう。さらに家族割などを使いたい場合や契約者が未成年の場合は以下のものも必要になります。
- 戸籍謄本か住民票(続柄記載)などの家族確認書類
- 親権者同意書(未成年契約の場合)
また初期費用ですが、事務手数料は初月の月額料金に合算されて請求されるため、現金を持参する必要はありません。
契約時に確認しておいたほうがいいこと
契約する時に確認する規約はとても小さな字でずらっと書かれていてわかりにくいのがほとんどですよね。
すべてに目を通すのが一番ですが、最低限確認しておくべきことは以下の6点です。
- 契約期間(2年契約か3年契約か、契約更新のタイミング)
- 解約金(解約金の価格が不当に高くないか)
- オプション(キャンペーン条件でオプションに加入する場合は解除の方法も)
- 補償サービス(補償内容や、故障紛失の際の対応など)
- キャッシュバックなどの特典受け取り方法(受け取り期間や手続きの有無など)
オプションは家電量販店やプロバイダ経由で契約する際にキャンペーンに含まれている場合があります。
不要なオプションに加入し続けているとその分月額料金が高くなってしまうため、オプションを外すタイミングや方法は事前に確認しておきましょう。
さらにキャッシュバックなどの特典も注意が必要です。
特にプロバイダ契約の場合、「特典受け取りは契約から11か月後に送るメールから手続きが必要」などとしているところもあります。
受け取り忘れると損なので、キャッシュバック特典を選ぶ場合は受け取り方法まで目を通すようにしましょう。
もし使えなかったらどうする?
端末が手元に届き初期設定をしたら、必ず自分の生活圏内で本当に使用できるかどうか確認しましょう。
電波の状態が悪いなど不備があった場合、端末が届いてから8日以内(契約先によって異なる)は無料で解約が可能です。
通常は8日間のあいだに「初期契約解除の申請」を行い、そこから一定期間の間に端末を返品します。
契約先によっては返品が完了するまでを8日で行わなければならないところもあるため、店舗のないネット契約をした場合は特に急いで申請し、端末を郵送する必要があります。
モバイルWiFiの支払い方法
モバイルWiFiの支払方法は契約先によって対応しているものが異なります。
基本的にはクレジットカード、口座振替です。
ただクレジットカードのみとしている会社は多いです(クレジットカードNGの会社はありません)。
主要各社の口座振替への対応状況は以下の通りです。
モバイルWiFi | 口座振替 | 手数料 |
3大キャリア | ◯ | 0円 |
Y!mobile | ◯ | 0円 |
楽天モバイル | ◯ | 110円 |
GMOとくとくBB WiMAX |
× | – |
BroadWiMAX | △(※2) | 220円 |
UQWiMAX | ◯ | 220円 |
MUGEN WiFi | ◯ | 550円 |
ZEUS WiFi | ◎ atone(※1) |
0円 |
AIR-WiFi | × | – |
THE WiFi | × | – |
まとめ
契約方法がたくさんあるモバイルWiFiですが、何を重視するかで選び方が変わってきます。
- 直営店舗での契約→スタッフに質問がしたい、アフターサービスを店舗で受けたい
- 販売代理店→代理店独自のキャンペーンを受けたい
- 携帯会社公式オンラインショップ→好きなタイミングで契約がしたい、余計なオプションを付けたくない
- プロバイダ公式サイト→WiMAXを最もお得に契約したい
契約方法が違うと受けられるサービスや月額料金に差が出ます。