本記事では、ソフトバンクの最低利用期間や違約金といった、解約に関する情報を解説しています。
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ソフトバンクには最低利用期間や解約違約金はなし、いつでも解約可
ソフトバンクの解約時にかかるお金について解説していきます。
最低利用期間や解約違約金はなし
ソフトバンクには、最低利用期間はなく違約金もありません。
以前まで定期契約及び違約金があるのが当たり前でしたが、法改正に伴い廃止。
ソフトバンクの場合だと、2022年2月1日で廃止されています。
なお、定期契約のあった旧プランのまま使っている場合でも現在は解約違約金が発生しません。
MNP転出料など事務手数料もかからない
ソフトバンクはMNP転出料など解約に関する事務手数料もかかりません。
上述した通り違約金もない為、解約に伴って発生する費用は0円ということです。
MNP転出料は元々3,300円と設定している会社が多かったですが、現在はソフトバンクに限らずどのキャリア・格安SIMでも無料となっています。
なお、新規契約などをソフトバンクショップで行うと手数料として3,850円かかりますが(オンラインショップは無料)、解約に関してはソフトバンクショップでも無料です。
月額料金は1ヶ月分(日割りなし)
解約に関して一点注意しなければ行けないのが月額料金です。
解約月の月額料金は日割りとはならず、どのタイミングで解約しても1ヶ月分かかります。
その為、月初やデータ容量をたくさん余らせた状態で解約してしまうのは損。月末やデータ容量を使い切ったタイミングで解約した方がお得です。
ソフトバンク解約時の注意点
続いて、ソフトバンク解約時の注意点を解説します。
端末の未払い分については継続して請求
ソフトバンクの契約と同時に端末をセットで購入し、分割払いの未払い分が残っている場合は支払いが完了するまで支払いが継続します。
なお解約しても分割払いは継続され、一括で請求されることはありません。
また端末返却プログラムである新トクするサポートも継続される為、端末返却による残価の支払い免除を受けることはできます。
ソフトバンクポイントは失効する
貯まったソフトバンクポイントは、回線解約に伴い失効します。
ソフトバンクポイントはPayPayポイントへの交換もできるので、解約前に交換などで使い切っておきましょう。
なお、ソフトバンクからワイモバイル・LINEMOへ乗り換える場合はポイントは引き継がれます。
携帯電話サービスの回線を解約した場合、ソフトバンクポイントは失効いたします。ただし、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO間において転出する場合、通常のポイント残高及び当社が指定する施策により付与された限定ポイント残高のみ転出先に引き継がれます。
LYPプレミアム(LINEスタンプ使い放題)が使えなくなる
ソフトバンクユーザーは、LINEスタンプ使い放題といった特典があるLYPプレミアム(月508円)が無料で使えます。
ただし回線解約と同時に特典は終了。有料で継続されるのではなく、LYPプレミアムも同時解約となり使えなくなります。
キャリアメールが使えなくなる(必要な場合はメールアドレス持ち運びを利用)
ソフトバンクユーザーは、「@softbank.ne.jp」などのキャリアメールを使用することができますが、解約と同時に使うことができなくなります。
ただし、解約から31日以内に「メールアドレス持ち運び」を申し込めば、他社への乗り換え後も月額330円(年3,300円)で同じメールアドレスを使い続けることが可能です。
MNPで乗り換える場合は解約手続きはせずに新しい会社で契約
ソフトバンクに限った話ではないですが、同じ電話番号で他社に乗り換える場合は解約手続きをするのではなく、他社でMNPでの新規契約を行う必要があります。
MNPの場合は他社への契約が完了し開通した際に、ソフトバンクは自動解約となる為、解約手続きを行う必要はありません。
ソフトバンクで解約手続きをしてしまうと同じ番号の利用はできなくなってしまい、また解約手続きのキャンセルもできないので注意しましょう。
ソフトバンクには短期解約によるブラックリストはある?
携帯電話は、短期解約するとブラックリスト入りして再契約できなくなるというイメージを持っている人は少なくないでしょう。
事実、以前は半年(180日)以内に解約するとブラックリストに入るなんて噂もありました。
しかし2023年2月に総務省は、「短期解約を理由に、事業者が新しい契約を拒むのは電気通信事業法に違反する」と判断を示しています。
その為、現在は短期解約でのブラックリスト入りはかなり少なくなっていると言って良いでしょう。
もちろん絶対ではありません。しかし総務省の判断に対し大手キャリアのソフトバンクが逆らうことは考えにくいでしょう。
ちなみにソフトバンクは総務省開催のワーキンググループにおいて、ブラックリストについて以下のように回答しています。
不適切な案内が行われないように、販売代理店に対して注意喚起を行っている。また、当社では、短期解約のブラックリストの運用は全く行っていない。
引用:総務省「短期解約ブラックリスト」
なお、支払い遅延や未払いなどを理由にブラックリスト入りし再契約ができなくなることはあります。
ソフトバンクから他社への乗り換え(MNP)方法
ソフトバンクから他社へ乗り換える場合の流れを簡単に解説すると以下の通りです。
- MNP予約番号の取得(必要な場合)
- 乗り換え先で契約
- SIM・端末の到着(数日から1週間)、esimの場合は即日
- 設定(APN設定など)
- 回線切替・開通手続き
- 各社で必要なアプリのダウンロード
ここで覚えておきたいのが「MNP予約番号の取得」ついて。
現在はMNP予約番号なしで、すぐ申し込める「MNPワンストップ」という仕組みができています。
下記に掲載している通信会社はMNPワンストップに対応している為、MNP予約番号の取得は不要。
掲載されていない通信会社への乗り換えは、ソフトバンクで事前にMNP予約番号を取得しておく必要があります。
【MNPワンストップ対象】
- ドコモ
- ソフトバンク
- au
- 楽天モバイル
- Y!mobile
- UQ mobile
- ahamo
- LINEMO
- povo
- mineo
- IIJmio
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- センターモバイル
- LPモバイル
以下の記事で、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換え方法について詳しく書いているので確認してみてください。
まとめ
ソフトバンクには最低利用期間や違約金がなく、MNP転出料も発生しないので解約に伴う余計な出費はありません。
ただ解約月の料金は1ヶ月分かかる為、乗り換えた月は乗り換え先の携帯電話会社と合わせてスマホ代が多少増えてしまう点には注意しておきましょう。