ドコモの新プランahamoが発表されたことにより盛り上がっているスマホ料金の値下げ。
中でもahamoよりさらに安い料金」を打ち出し話題となったのが日本通信の「合理的20GBプラン」です。
今回は2020年12月10日にスタートした「合理的20GBプラン」の料金や速度、他社比較や口コミなどを紹介していきます。
また、新プランを発表した楽天モバイルとの比較結果は以下の記事で確認できますので、ぜひそちらもあわせてチェックしてみてください。
- 日本通信SIMの新プラン『合理的20GBプラン』とは
- 日本通信SIMや合理的20GBプランに関するQ&A
- そもそも日本通信とは?
- 日本通信SIMとドコモの新プランahamo(アハモ)を比較するとどっちがおすすめ?
- 日本通信SIMとソフトバンクの新プランLINEMO(ラインモ)を比較するとどっちがおすすめ?
- 日本通信SIMとauの新プランpovo(ポヴォ)を比較するとどっちがおすすめ?
- 日本通信SIMと楽天モバイルを比較するとどっちがおすすめ?
- 合理的20GBプランと合理的かけほプランを比較するとどっちがおすすめ?
- 日本通信SIMとその他格安SIMを比較するとどっちがおすすめ?
- Q.合理的20GBプランの速度はどう?遅い?速い?
- Q.支払い方法はクレジットカードのみ?口座振替も可能?
- Q. テザリングはできる?
- Q.解約はどうやってするの?使わなくなったSIMは返却する?
- Q.通信制限後の速度は?使える?
- 日本通信SIM『合理的20GBプラン』の口コミ、評判
- 【結論】日本通信の合理的20GBプランは期待大!
日本通信SIMの新プラン『合理的20GBプラン』とは
日本通信SIMはbモバイルなども運営する、日本通信株式会社が運営している格安SIM。
中でも「合理的20GBプラン」という2020年12月に発表されたプランが今までのスマホ料金を覆すほどの安さであることが話題となっています。
主な特徴は以下の通り。
- 16GB月2,178円
- 月70分の通話料無料(プラン込み)
- 期間縛りなし、違約金なし
- ドコモ回線利用
- スマホとのセット販売は無し
合理的20GBプランの料金|通話70分付16GB月2,178円~
日本通信の合理的20GBプランはdocomo回線を使った通話SIM。
月70分の無料通話がセットになった16GBのプランです。ドコモの「ahamoプラン」がスタートする2021年3月以降は16GBの上限が20GBになり、より大容量で利用できます。
今までの格安SIMでは15GB前後では4,000円近く、20GBでは5,000円以上が相場だったため、無料通話もついた日本通信の合理的20GBプランは破格の安さであることがわかりますね。
合理的20GBプラン月額料金 (税込) |
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20GB (16GB) |
2,178円 | |
+1GBごと | +275円 | |
通信量上限 | 30GBまで | |
契約事務手数料 | 3,300円 |
16GB(3月以降20GB)以上使用したい場合には、「おかわり課金」で1GBずつ、最大30GBまで追加していくことも可能です。
こちらの価格も1GB275円と、従来であれば550円~1,100円が相場だった通信量の追加料金がぐんと安くなっています。
合理的20GBプランの契約期間|期間縛りなし、違約金なし
日本通信SIMには契約期間に縛りがないので解約金もありません。
多くの格安SIMは1年や2年といった最低限の契約期間が存在し、それ以前に解約すれば1,100円~10,450円ほどの解約金(事業者による)が発生してしまいます。
その点日本通信SIMでは万一使い勝手が悪い、通信速度が遅いと感じても、短期間で解約がしやすいので安心です。
合理的20GBプランの通信回線|docomoの回線とエリアで使用可能
日本通信SIMで利用できるのはドコモの回線。そのためエリアはドコモと同じく全国で使用が可能です。
ただし、速度はキャリアであるドコモの回線とまるきり同じかというとそうではありません。
格安SIMは、キャリアと同じ回線をレンタルし使っていますが、借りている回線の帯域幅には限界があるため、キャリアよりは速度が遅くなってしまいます。
基本的に動画を見たり、検索をしたり、SNSを使ったりといった際にほとんど問題は見られませんが、お昼などの利用者の多い時間帯は著しく速度が低下してしまうこともあるため注意が必要です。
日本通信SIMに関してもこういった格安SIM全般のデメリットから漏れることはないでしょう。
日本通信SIMや合理的20GBプランに関するQ&A
日本通信SIMや新プラン合理的20GBプランに関する疑問をまとめてみました。
そもそも日本通信とは?
社名 | 日本通信株式会社 |
---|---|
設立 | 1996年5月24日 |
資本金 | 4,528,440,885円 (2020年11月30日現在) |
従業員数 | 106名 |
上場取引所 | 東京証券取引所 市場第一部 |
所在地 | 本社 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス |
日本通信というありそうで、聞き覚えの無い会社。
「格安SIM」の事業者である「MVNO」というビジネスモデルを1996年の創業時より続けてきた会社でもあります。
新しく低料金プランをコロコロ出し、それによって格安SIM業界全体の価格を下げることも多いです。全体的に内容としては悪くないプランが多いのですが、知名度はいま一つ。
そのためか日本通信自体の業績は芳しくない状態が続いているのが現状です。
日本通信SIMとドコモの新プランahamo(アハモ)を比較するとどっちがおすすめ?
安いと話題になったドコモの新プラン「ahamo」。
日本通信のプレスリリースを見ると合理的20GBプランはドコモの新プランに対抗するべく作られたプランであることがわかります。
どちらがお得か比べてみましょう。
日本通信 合理的20GBプラン |
ドコモ ahamo |
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料金 | 2,178円 | 2,970円 |
通信量 | 16GB→20GB 超過後1GB275円で 追加購入可能 |
20GB 超過後も1Mbpsの 速度で使用可能 |
通話 | 月70分まで 無料 |
1回5分の通話 かけ放題無料 |
契約 期間 |
縛りなし | 縛りなし |
回線 | docomo回線 だが不安定さ有 |
docomo回線 docomo5G回線 安定して速い(予定) |
キャリア メール |
非対応 | 非対応 |
契約方法 | WEBのみ | WEBメイン 2021年3月~ |
料金だけ見ると、日本通信の合理的20GBプランの方が月700円ほど安く使うことができます。
回線は同じドコモの回線ではありますが、速度や安定性はahamoに軍配が上がるでしょう。たとえばテザリングで高画質動画を鑑賞したりする場合などは、ahamoの方が安心です。
また無料通話の範囲も異なります。
ahamoは1回5分までの通話がかけ放題ですが、日本通信SIMの合理的20GBプランでは、月70分までの上限があります。
その代わり、1回ごとの制限はないため、通話回数は多くないものの1回の通話が5分以上の場合は合理的20GBプラン、通話回数が多く5分以内の通話を月14回以上行う人はahamoの方が使い勝手がいいでしょう。
ただしahamoのプランは2021年3月スタートのためそれまでは契約ができません。いますぐ契約をしたいという場合は、候補から外れてしまうので要注意。
合理的20GBプランの方がおすすめな人 |
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ドコモahamoプランの方がおすすめな人 |
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ahamoについて詳しく詳しくはこちらから。
日本通信SIMとソフトバンクの新プランLINEMO(ラインモ)を比較するとどっちがおすすめ?
「ahamo」に次いで発表されたのが、ソフトバンクの新プラン「LINEMO」。
LINEモバイルを子会社として吸収合併し、ソフトバンクの新たなブランドとして提供します。
日本通信同様docomoのプランを受けて発表されたソフトバンクのプラン、どちらがお得か比べてみましょう。
日本通信 合理的20GBプラン |
softbank LINEMOプラン |
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料金 | 2,178円 | 2,728円 |
通信量 | 16GB→20GB 超過後1GB275円で 追加購入可能 |
20GB 超過後も1Mbpsの 速度で使用可能 LINEカウントフリー |
通話 | 月70分まで 無料 |
+550円で 1回5分の通話 かけ放題 |
契約 期間 |
縛りなし | 縛りなし |
回線 | docomo回線 だが不安定さ有 |
softbank回線 softbank5G回線 安定して速い(予定) eSIMあり |
キャリア メール |
非対応 | 非対応 |
契約方法 | WEBのみ | WEB(eKYC)/LINE 2021年3月17日~ |
合理的20GBプランとLINEMOには月額料金550円の差があります。
ahamoでは1回あたり5分間の通話定額が付帯していましたが、LINEMOでは「最近はLINEなどの利用が増え、電話番号での通話を使っている人が少ない」ことから、通話定額を基本プランに組み込まず、代わりに200円ほど安い料金にしました。
本来の通話料金は22円/30秒の従量制ですが、1回5分の通話が無料になるオプションが月550円のため、通話定額を付けた価格はahamoなどと同じになります。
合理的プランには通話月70分もついているので単純な料金面では合理的プランの方が安いです。
ただしSoftbankの新プランには、LINEの機能が使い放題のカウントフリーのシステムがあります。これによりLINEの通信量が消費されないため、LINE以外の通信で20GB使うことができるのです。
通常の通信以外にLINEを頻繁に使う人はSoftbankを検討するといいでしょう。
他にも、eSIMという物理SIMを持たないSIM形式に対応している点や、契約方法にもLINEを取り入れている点などがdocomoや日本通信SIMと異なっています。
一方、ソフトバンクは過去何度か通信障害が起き、一時的に通信ができないといった不具合が起きています。通信エリアもドコモとは若干ですが異なるため、docomo回線から乗り換えるという場合は一度エリア確認をしておいた方がいいでしょう。
合理的20GBプランの方がおすすめな人 |
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softbank 「LINEMO」の方がおすすめな人 |
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LINEMOについて詳しくはこちらから。
日本通信SIMとauの新プランpovo(ポヴォ)を比較するとどっちがおすすめ?
ドコモ、ソフトバンクに次いで発表されたauの新プラン「povo」。
基本料金でいうと3つのキャリアの中でも最安ですが、日本通信と比べてどちらがお得か比べてみましょう。
日本通信 合理的20GBプラン |
au Povo |
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料金 | 2,178円 | 2,728円 |
通信量 | 16GB→20GB 超過後1GB275円で 追加購入可能 |
20GB 超過後も1Mbpsの 速度で使用可能 |
通話 | 月70分まで 無料 |
+550円で 1回5分の通話 かけ放題 |
契約 期間 |
縛りなし | 未発表 |
回線 | docomo回線 だが不安定さ有 |
au回線 au5G回線 安定して速い(予定) eSIM対応予定 |
キャリア メール |
非対応 | 非対応 |
契約方法 | WEBのみ | WEBメイン 2021年3月~ |
料金面や通話プランに関してはSoftbankとauの新プランはほぼ同じです。
日本通信と比べても、この通話プランを取り外しができる点は有利。安定した回線で通信したい、通話もさしてつかわないという場合はauがいいでしょう。
一方で、長電話することがある場合は日本通信の方がお得なので、自分の通話時間で選ぶのがおすすめ。
ただしauには24時間通信量が無制限になるトッピングが1回220円で利用可能など、使い勝手のいいオプションが充実しているので、テレワークで通信量が増える日がある、在宅時間が長く動画をひたすら見る日があるなどライフスタイルが流動的な人はauの方が便利かもしれません。
合理的20GBプランの方がおすすめな人 |
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au「povo」の方がおすすめな人 |
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auのpovoプランについて詳しくはこちらから。
日本通信SIMと楽天モバイルを比較するとどっちがおすすめ?
第4のキャリアとして月額料金3か月無料、4か月目以降も1GB未満データ使用量であれば0円のプランを打ち出した楽天モバイル。
ポイント還元なども多く、お得さが売りの楽天モバイルの日本通信の合理的20GBプランを比較してみましょう。
日本通信 合理的20GBプラン |
楽天モバイル UNLIMIT Ⅵ |
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料金 | 2,178円 | 0~1GB:0円 1~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 (3か月間無料) |
通信量 | 16GB→20GB 超過後1GB275円で 追加購入可能 |
無制限 (au回線5GBまで) |
通話 | 月70分まで 無料 |
楽天Link利用で 無制限無料 |
契約 期間 |
縛りなし | 縛りなし |
回線 | docomo回線 だが不安定さ有 |
楽天回線 楽天5G回線 au回線 楽天回線はエリア拡大中 eSIMあり |
キャリア メール |
非対応 | 2021年夏対応予定 |
契約 方法 |
WEBのみ | WEB 店舗 |
3GB以上20GB未満で使うなら料金は変わりませんが、3GB未満の場合もしくは3か月目間は楽天モバイルが圧倒的に安いです。
楽天モバイルの懸念事項は回線エリア。自社回線の基地局は順次拡大中で、場所によっては遅くなったり、途切れたりということもあります。
ただしエリア外の地域ではau回線が月5GBまで利用できるので、移動中などに楽天エリア対応外の個所があるといった程度なら十分でしょう。
通話料金に関しては楽天モバイルの方が安く、時間制限のないかけ放題無料です。ただ、専用アプリを利用しなくてはいけないことと、ネット回線を使った通話のため、通話品質がLINE通話と同程度で電波の悪い場所だと聞こえにくくなってしまうことなどのデメリットもあります。
日本通信ではスマホをセット購入することができないため、SIMを契約するのと同時にスマホも買ってしまいたいと考えている人は楽天モバイルの方がポイント還元などの割引もありお得です。
一方、手持ちのスマホにSIMを入れる場合は楽天モバイル対応機種以外では使えない機能がある場合があるので、日本通信SIMの方が無難でしょう。
合理的20GBプランの方がおすすめな人 |
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楽天モバイルの方がおすすめな人 |
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楽天モバイルについてくわしくはこちらから。
合理的20GBプランと合理的かけほプランを比較するとどっちがおすすめ?
日本通信SIMには新しく発表された合理的20GBプラン以外に合理的かけほプランというプランが存在します。
どちらがおすすめか見ていきましょう。
日本通信 合理的20GBプラン |
日本通信 合理的かけほプラン |
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料金 | 2,178円 | 2,728円 |
通信量 | 16GB→20GB 超過後1GB275円で 追加購入可能 |
3GB 超過後1GB275円で 追加購入可能 |
通話 | 月70分まで 無料 |
かけ放題 無料 |
契約 期間 |
縛りなし | 縛りなし |
回線 | docomo回線 だが不安定さ有 |
docomo回線 だが不安定さ有 |
キャリア メール |
非対応 | 非対応 |
基本的には合理的20GBプランの方が安くたくさん使えます。
ただし、合理的かけほプランは合理的20GBプランのように無料通話に時間制限がないので、ネットはあまり使わないけれど、通話はたくさん使うという人におすすめです。
ちなみに月3GBあればLINE通話やメッセージ、地図、パズルゲームなどの検索は問題なく利用できます。
一方SNSや通信量の多いゲーム、動画の視聴になると通信量(ギガ)が足りなくなって追加しなければいけなくなるため、合理的20GBプランにしておくのがいいでしょう。
合理的20GBプランの方がおすすめな人 |
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合理的かけほプランの方がおすすめな人 |
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合理的かけほプランについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
日本通信SIMとその他格安SIMを比較するとどっちがおすすめ?
日本通信SIMと他の格安SIMを迷っているという人も多いでしょう。
格安SIMのプランは事業者ごとに多岐にわたるため、単純な比較はしづらいですが、一般的なプランと比べてみましょう。
日本通信 合理的20GBプラン |
一般的な 格安SIM |
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料金 | 2,178円 | 1GB:1,100円前後 20GB:5,500円前後 |
通信量 | 16GB→20GB | プランによる |
通話 | 月70分まで 無料 |
かけ放題は 追加オプション 1回3分以内で月660円前後 1回10分以内で月880円前後 |
契約 期間 |
縛りなし | 事業者による |
回線 | docomo回線 だが不安定さ有 |
事業者による |
キャリア メール |
非対応 | 事業者による |
基本的に現在の格安SIMプランに、合理的20GBプランより安くてたくさん使えるものはありません。
しかし、中には「20GBも使わない」「無料通話もいらない」といった人も多いでしょう。
その場合、他格安SIMでは1GBなどの少ない容量のプランを1,000円前後で提供しています。ただ安く済ませるだけならこういったプランを選んでおくのがいいですね。
反対に20GBに満たなくとも6GB程度使っている場合は月額料金が2,000円を超えてしまうことが多いため、合理的20GBプランの方がお得になります。
日本通信には3GBで70分無料通話の付いた「Wスマートプラン」もあるため、そちらを検討するというのもありです。
合理的20GBプランの方がおすすめな人 |
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他格安SIMの方がおすすめな人 |
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おすすめの格安SIMについてはこちらの記事でも紹介しています。
Q.合理的20GBプランの速度はどう?遅い?速い?
A.合理的かけほプランはそこそこの速度が出るため期待大。ただし利用者数によっては低下もありうる
前述した通り、日本通信SIMはdocomoのメイン回線を利用しているわけではないため、キャリアとまったく同じ品質の通信は難しくなっています。
これはどの格安SIMも同じことですが、利用者数や回線設備の状況、さらに使用するエリアによって、通信速度は変化します。
現在日本通信の合理的かけほプランは、格安SIMの中でもそこそこ速度が出ていて、速い時だと70Mbpsを超えることもしばしば。
遅い時には5Mbps程度(Youtubeなどは十分に使える速度)になることもありますが、他格安SIMのようにお昼に1Mbps以下となり遅くて使い物にならないという声は今のところ聞こえません。
そのため合理的20GBプランも同様期待できます。
ただし合理的20GBプランはかなりお得なプランのため、利用者が急激に増加する可能性があります。そうなると回線が混み合って、だんだんと速度低下していってしまうのです。
日本通信がどれだけがんばってくれるかはわかりませんが、とりあえず現状は十分な速度を確保していると思っておいていいでしょう。期待したいですね。
Q.支払い方法はクレジットカードのみ?口座振替も可能?
A.クレジットカードのみ
日本通信SIMの月々の支払いはクレジットカードのみとなっており、デビットカード、口座振替等での支払いは対応していません。
Q. テザリングはできる?
A.docomo回線のiPhoneで可能。Androidはdocomo回線であっても非対応の場合も
ドコモで購入したiPhoneでは正常にテザリングを使うことができます。
ただしandroid端末では、たとえドコモで購入していても利用できない機種があるため、使用する端末が対応しているかどうかを事前に確認しておかなければいけません。
動作確認済端末は公式サイトの対応端末一覧からチェックできます。(日本通信SIM対応端末)
Q.解約はどうやってするの?使わなくなったSIMは返却する?
A.マイページで解約の手続き後にSIMは返却。MNP転出は時間がかかるため要注意。
日本通信SIMを解約する場合は、会員マイページから手続きを行います。(会員マイページ)
電話やメールフォームなどからは解約できません。
また他社に乗り換えるMNPの場合も会員マイページからMNP予約番号の申請を行いますが、申請から番号の交付まで約4日ほどかかるので要注意。
他社ではその場で交付されることもあるため、乗り換え先の契約や解約のタイミングには気を付けましょう。
Q.通信制限後の速度は?使える?
A.通信制限後の速度は非公表。
合理的20GBプランでは上限の20GBを超過すると、速度が低下する通信制限の状態となります。
一般的な格安SIMでは制限時の速度を、最大128~300Kbps程度とし、LINEのメッセージや通話程度であれば利用できる程度の速さとなっています。
しかし日本通信では制限時速度は非公表。ドコモのように通信制限後も1Mbpsの速度が保たれるのであれば、宣伝しないはずがないので、他格安SIMと同程度と見ておくのがいいでしょう。
公式からは、動画視聴はできないがブラウジングなどはゆっくり使える程度と発表されていますが、正直使い勝手は期待できません。1GB275円で追加購入ができるので、そちらを利用するのがおすすめです。
日本通信SIM『合理的20GBプラン』の口コミ、評判
合理的20GBプランは驚きの料金設定だったこともあり、期待の声がたくさんみられました。
- ahamoで十分安いけど
docomoからも実質乗り換え手続きするんでしょ?
それだったらもっと安い日本通信に乗り換えた方がいいと思うんだが?(Twitter) - ahamoもいいけど、さらに安い日本通信も凄いな。使い心地どうなんだろう・・・。(Twitter)
- 日本通信のAhamo対抗SIMプラン安いですね〜🤭MVNO各社Ahamo対抗新プランを出してくるかも✨(Twitter)
- 12月10日提供開始でドコモahamoより安いやん。通信品質ある程度安定しているならこれでええな(Twitter)
速度面にどれだけ対応できるかがポイントとなりますが、合理的かけほプランではかなり良い速度が出ている人も多いので期待できます。
UQから日本通信の「合理的かけほプラン」に乗り換えた。時間帯によるんだろうけど、夕方だと普通に使うには十分な速度が出ている。
以前だとMVNOは遅いモノ、って感じなのもやや改善されてきたか。 pic.twitter.com/tP4oMNyAwU— むあい子 (@muaico) August 6, 2020
久々に速度計測
左 b-mobile合理的かけほプラン
右 ソフトバンク光 IPv6b-mobileは約20日使ったけど朝昼夜と特に問題ないですね(新宿)とりあえず使い続けてみます!#合理的かけほプラン#日本通信 pic.twitter.com/glFHJmyv5G
— ぎの (@HE0YRNytPpYJSmb) August 9, 2020
日本通信の『合理的かけほプラン』のSIMが届いた!
何と!驚きの速度‼四国・高松市でもむちゃくちゃ速いです!
今のところ、田舎では、電話かけ放題で品質も最高でベストなスマホサービス。
半信半疑でしたがビックリ😲
将来的に速度が維持されたら最高です。#日本通信 #合理的かけほ #格安SIM pic.twitter.com/ui4uIFiZyf
— モッシー (@kyoklv) September 2, 2020
20GBプランでも現状問題なく使えているという人が多く、速度面での心配はひとまずなさそう。
日本通信、合理的20GBプランにして初めてのスピードテスト。
あまり性能の高くない、TCL 10 PROでもこの速度。☺️
家の光回線が60Mbps前後だから、それより速い!😳#日本通信 pic.twitter.com/q0mUpmJHpi
— プッチーニ7110 (@Da3oZeKBRniIpK9) January 6, 2021
日本通信SIMの合理的20GBプランが契約完了→SIMも届いたので端末移行した。
ざっと速度を図ると、下り40Mbps上り10Mbpsくらいっす。LINEモバイル比較で言うと4倍速くらいで容量が6倍、
値段が一緒くらいなので今のところいい感じ。— shyachi (@blue_shyachi) January 6, 2021
このところ下り10Mbps以下という口コミも増えてきましたが、まだまだ「遅い」と体感するほどではなく実用的に問題ないという声が多かったです。
ただし速度ではなくPing値(回線の応答速度)が大きいという人も出始めてきたので、オンラインゲームをよくプレイするという人は様子を見た方がいいかもしれません。ちなみに反応速度が求められるゲーム以外の用途では正直Ping値はそこまで重要ではないので、無視してしまっていいでしょう。
口コミはこれからも随時追加していきます。
【結論】日本通信の合理的20GBプランは期待大!
ドコモのahamoプラン、楽天モバイルと安いスマホプランがどんどん出てきていますが、現状20GB使えるdocomo回線最安のプランは日本通信の「合理的20GBプラン」です。
とはいえ、格安SIMなので利用者急増などにより速度低下の懸念があるなどのデメリットはあります。
速度や通信量がどれだけ必要か考えながら、自分にとって最適なプランを選ぶようにしましょう。
また、新プランを発表した楽天モバイルとの比較結果は以下の記事で確認できますので、ぜひそちらもあわせてチェックしてみてください。