速度が遅くなる(データ消費後の制限時速度となる)かわりにデータ容量が消費されなくなる低速モード。
一部の格安SIMに備わっている機能ですが、上手く使うとデータ消費を節約することができるので便利な機能です。
そして今回は格安SIMの中でも最も人気があるY!mobileの低速モードについて紹介していきます。
Y!mobileでは低速時でも最大1Mbpsでの通信が可能
Y!mobileは低速時でも他のスマホに比べて速い速度での通信が可能となる大きなメリットを持っています。
低速時の速度は利用するプラン(容量)によって以下の通りです。
- S(4GB)・・・最大300Kbps
- M(20GB)・・・最大1Mbps
- L(30GB)・・・最大1Mbps
M(20GB)プランやL(30GB)プランは最大1Mbps。これはWeb閲覧やSNSのみならず、Youtube等の動画も標準画質であれば止まることなく視聴するできるレベルの速度です。
またS(3GB)プランは最大300Kbpsですが、それでも音楽のストリーミング再生やYoutubeを低画質(144p)での視聴は可能。
キャリアスマホの制限時速度128Kbpsに比べると、できることは格段に増えています。
Y!mobileは低速モード(節約モード)への切り替えができない
速度が遅くなる(データ消費後の制限時速度となる)かわりにデータ容量が消費されなくなる低速モードは、高速通信が必要ない場合に活用することでデータ消費を抑えることができます。
ただY!mobileは残念ながら高速モードと低速モード(節約モード)を切り替えて使う機能はありません。
Y!mobileはデータ容量が残っている状態では高速モード、そしてデータ容量を使い切った時のみ速度が低速(300Kbpsもしくは1Mbps)となります。
ただY!mobileのM(15GB)プランやL(25GB)プランは速度が制限されても最大1Mbpsで通信できるので使い勝手はかなり良いです。
もちろん通常時に比べると速度が遅くなり、画像の読み込みが遅いと感じたり、Youtubeの画質も高画質から標準画質へと悪くなってしまうので全く同じように使えるわけではありません。
ただSNSを使う、動画を見るということはできるわけですから、多くの人は問題なく使うことができるでしょう。
一方でS(3GB)プランは最大通信速度が300Kbpsとなるので、使えないことが増えてしまう点に注意が必要です。
インスタ等、画像の多いSNSは読み込みが遅くて正直使い物にならないですし、Youtubeも最低画質でなんとかという状態でかなり画質が悪いです。
低速モード(節約モード)を利用できる格安SIM
低速モード(節約モード)は一部の格安SIMに導入されている機能です。
格安SIM | 低速モード時 最大通信速度 |
UQモバイル | 4GBプラン:300Kbps 15GB・20GBプランは不可 |
mineo | 200Kbps |
mineo (パケット放題Plus加入時) |
1.5Mbps (3日10GBまで) |
IIJmio | 200Kbps |
低速モード時の速度は最大200Kbpsのところが多く、なんでもできるというわけではありません。
唯一使い勝手が良いのはmineo。
mineoはオプション(月385円、10GB以上のプランは無料)に加入すると、切り替え時の速度が1.5Mbpsとすることが可能です。
mineoが格安SIMの中で人気がある理由
- 10GBが1,958円、20GBでも2,178円と安い
- 今ならどの容量でも6ヶ月間990円で利用できる
- 最大通信速度(32kbps〜3Mbps)で選ぶデータ無制限プランも人気
- 月たった250円の音声通話向けプランあり(マイそくスーパーライト)
- 通話定額も他社より安い(10分以内:550円)
- 他社にはない豊富なサービス
- パケット放題Plus:最大1,5Mbpsの節約モードが使い放題(10GB以上のプランなら無料)
- 広告フリー:広告によるパケット消費なし(無料)
- フリータンク:全国のmineoユーザー同士でパケットをシェア(無料)
\申し込みはこちら/
mineoの公式サイト
まとめ:低速モードを使いたいならmineoだが、Y!mobileでも使い勝手は良い
Y!mobileには高速モードと低速モードを切り替える機能はありません。
その為、もしこの機能を使いたいのであればmineoがおすすめとなります。
ただY!mobileも決して使い勝手が悪いわけではありません。容量を使い切っても最大1Mbpsの速度で使うことができるわけですからね。