ソフトバンクの格安プランLINEMOは3GBが990円で使えます。他の格安SIMでも1,000円台で使えるところがいくつかあり、この容量であれば通信費はかなり抑えられるでしょう。
ただ気になるのは3GBってどれくらい使えるのかという点ですね。比較的少ない容量だからこそ、あっという間に制限されてしまうのを避ける為、あらかじめ把握しておきましょう。
楽天モバイルの特徴
- 3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円
- 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
- 通話料も無料
- ワンストップMNP対応(予約番号不要でMNP可)
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【結論】3GBのおすすめ格安SIM
早速結論ですが3〜5GBの小容量でおすすめの格安SIMです。
容量・料金 | 特徴 | |
LINEMO | 3GB:990円 | ・ソフトバンクの格安プラン ・最大12ヶ間実質無料 |
楽天モバイル | 3GB:1,078円 | ・通話料無料 ・楽天ポイント還元 |
IIJmio | 5GB:990円 | ・基本料金がトップクラスの安さ |
個人的に一番おすすめなのはソフトバンクが格安プランとして出しているLINEMO。3GBが1,000円以下という安さの上、新規・乗り換え時はキャンペーンにより最大12ヶ月間が実質無料(PayPayポイントで還元)となります。
思ってる以上にすぐなくなる?3GBで使えるネットサービス
3GBでできることを簡単にまとめると、以下の通りになります。
- Webページ閲覧・・・約1万ページ
- LINEトーク・・・約150万回
- LINE音声通話・・・約160時間
- LINEビデオ通話・・・約10時間
- SNS(X閲覧)・・・約12時間
- SNS(インスタ閲覧)・・・約3.3時間
- 音楽ストリーミング再生(標準音質)・・・約750曲
- Youtube(標準画質480p)・・・約5時間
- Youtube(高画質720p)・・・約3時間
- U-NEXT(高画質)・・・約1.5時間
- Zoom会議・・・約10時間
- 漫画アプリ・・・約300話
LINEのトークや音声通話であれば通信量が少ないのでそこまで気にする必要はありません。
しかし動画視聴やSNSの中でも特に画像の多いインスタは想像以上に通信量を消費する為。3GB程度しかないのであれば利用は控えた方が良いレベルです。
たとえば毎日1時間インスタを見るだけで、1週間もたたずに容量を使い切ることになります。
3GBプランのあるおすすめ格安SIM
3GBプランユーザーのあるおすすめ格安SIMは以下の3つです。
LINEMO
LINEMO | |
料金 | ミニプラン(3GB):990円 スマホプラン(20GB):2,728円 |
通話オプション | 5分以内無料:550円 かけ放題:1,650円 |
使用回線 | softbank |
タイプ | キャリア |
- 回線品質◎、混雑する時間帯も快適
- スマホプラン契約で最大15,000円分のPayPayポイント
- ミニプラン契約で、5,940円相当のPayPayポイント
- 通話定額オプションが7ヶ月間無料
softbankが出している格安プランであるLINEMO。softbank回線を使うので回線品質は◎。
3GBが990円と安く、通信速度を重視しながら安く使いたい人には最もおすすめです。
楽天モバイル
楽天モバイル | |
料金 | 〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 〜無制限:3,278円 |
通話オプション | 15分以内無料:1,100円(標準アプリ) ※専用アプリ利用時はオプションなしで無料 |
使用回線 | 楽天 |
タイプ | キャリア |
- 今だけ!初めて申し込みで10,000ポイントプレゼント!
- どれだけネットを使っても最大3,278円
- 専用アプリ利用で国内通話無料
- 端末割引あり、iPhoneの実質価格は全キャリア最安
- MNPで最大12,000円分のポイント還元
- 楽天市場でのポイント還元率アップ
新たなキャリアとして楽天が出している楽天モバイル。料金は段階制で、3GB以内なら1,078円です。
料金自体も安いですが、キャンペーンも他社に比べて充実しており、それでいて通話料は無料なので非常にコスパが良いです。
新キャリアということで他のキャリアの回線を使っている格安SIMに比べるとエリアが狭く繋がりにくいといった悪い評判がかなり目立っていましたが、現在は大幅改善。
さらにパートナー回線(au回線)の上限が5GBから無制限となったので、使い勝手はかなり良くなりました。
IIJmio
IIJmio | |
料金 | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 30GB:2,700円 40GB:3,300円 50GB:3,900円 |
通話オプション | 5分以内無料:500円 10分以内無料:700円 かけ放題:1,400円 |
使用回線 | docomo、au |
タイプ | MVNO |
- 格安SIMの中でもトップクラスの安さ
- 端末代最大54,000円割引
- 月額料金が3ヶ月間440〜1,100円割引
- 通話定額オプションが6ヶ月間410円割引
格安SIMの中でも特に安いのがIIJmio。1,000円以内で5GBと抜群の安さとなっています。
MVNOの格安SIMは遅いと敬遠されがちですが、基本的には高画質の動画を快適に見れるくらいの速度はでます(混雑する時間帯にたまに遅くなるくらい)。
そもそも小容量しか使わないのであれば、そこまで高速通信が必要となることは少ないので、よっぽど困ることはないでしょう。
3GBプランを利用する場合に気をつける点、足りない場合の対処法
3GBプランを何も考えずに使ってしまうと、あっというまに容量はなくなってしまうので注意しなければなりません。
ここでは、3GBプランを利用する場合に気をつける点、足りない場合の対処法を紹介していきます。
動画は自動画質ではなく低画質に設定するなど、少ない容量に設定する
3GBという小容量プランなら、自宅のネットやフリーWiFiに接続していない状態での動画視聴、長時間のインスタ閲覧などはおすすめできません。
ただそうはいっても使う場合はあるでしょう。その場合は極力容量を消費しないモードに設定することが大切です。
- Youtubeは低画質に設定
- Twitterやインスタは節約モードに設定
- 音楽は低音質に設定
Youtubeなどの動画サービスは「自動画質」に設定すると容量消費の激しい高画質で流れてしまう場合が多いです。容量の消費を抑える為にも、画質を低画質に設定した上で視聴するなどとにかく節約できる状態にしましょう。
こまめの容量チェックをこころがける
どの格安SIMでもアプリやマイページから現在のデータ使用量を確認することができます。
使い方にある程度気をつけていても、思った以上にデータ量を消費してしまっていることは多々ある為、容量のチェックはこまめに行い使いすぎていないかをチェックするようにしましょう。
もっと容量の多いプランがある格安SIMに変更(料金が変わらない場合も)
LINEMOは3GBプランが990円で利用できます。他にもY!mobileやUQモバイルでも光回線とのセット割を適用すると3GBが990円、povo2.0も3GBが990円です。
しかし格安SIMの中で特に安いIIJmioであれば、同じ990円で5GB使うことができます。
キャリアが運営しているLINEMOやサブブランドのY!mobileなどの比べるとMVNOのIIJmioは通信速度が多少遅いという懸念点があります。
しかし3〜5GBの小容量であれば高速通信が必要となる大容量データ通信は行わない為、そこまで気にするほどではありません。
同じ料金なら少しでもたくさんの容量を使える方が絶対に良いでしょう。
また、さらに言うとIIJmioは10GBが1,500円、15GBでも1,800円です。わずかに通信費があがるだけで使える容量が大幅に増えるのでそこまでプランを上げてしまうというのもありでしょう。
mineoのパケット放題Plusを利用する
mineoはパケット放題Plusというオプションがあります。アプリで低速モードに切り替えると、通信速度が最大1.5Mbpsに制限される代わりにデータ消費がなくなるという機能が使えるオプションです。
低速モードと言っても動画視聴やSNSも利用できるレベル。安く大容量使いたい人にはもってこいのサービスです。
このオプションは1GB・5GBがプランで月385円、10GB・20GBプランは無料で利用することができます。
mineoのマイそくを利用する
mineoのマイそくは、通信速度が以下のように制限される代わりにデータ通信が使い放題となるプランです。
最大通信速度 | 月額料金 | |
スタンダード | 1.5Mbps | 990円 |
プレミアム | 3Mbps | 2,200円 |
ライト | 300kbps | 660円 |
現在3GBプランを1,000円程度で使っているならば、マイそくのスタンダード(月990円)を利用するというのも一つの手でしょう。
通信速度はたしかに遅いものの、動画視聴やSNSは利用できる速度ですし、容量を気にする必要もなくなります。
ただしマイそくは月から金の12時台、3日で10GBを超えた場合の翌日に32kbpsに制限されるという点に注意しなければいけません。
3GBでできることの詳細
ここでは、各ネットサービス別に必要なデータ容量や3GBでできる範囲を紹介していきます。
LINEやメールなどの通信量
通信量 | 1GBあたり | 3GBあたり | |
メール | 約5KB/回 | 約20万回 | 約60万回 |
LINEトーク | 約2KB/回 | 約50万回 | 約150万回 |
LINEスタンプ | 5〜10KB/1回 | 10万〜20万回 | 30万〜60万回 |
LINE(写真) | 0.1〜0.5MB/1回 | 2,000〜1万回 | 5千〜3万回 |
LINE(音声通話) | 約0.3MB/分 | 約55時間 | 約160時間 |
LINE(ビデオ通話) | 約5MB/分 | 約3.3時間 | 約10時間 |
テキストのみの場合は通信量がほとんどかからない為、容量を全く気にせず使うことができます。またLINEスタンプについても必要なデータ通信量はわずかです。
写真を送付する場合は、写真のデータ量にもよりますがそこそこ消費します。
通話については音声のみであればデータ消費量は少ない為、毎日1時間通話しても1GBも消費しません。
一方でビデオ通話となると3.3時間で1GBでも消費。毎日1時間ビデオ通話すると10日で3GB消費することになってしまいます。
Webページ閲覧時の通信量
通信量 | 1GBあたり | 3GBあたり | |
Webページ | 0.3〜2MB | 500〜3,000ページ | 1,500〜1万ページ |
ニュースサイト | 0.3MB程度 | 3,000ページ程度 | 1万ページ程度 |
Webページは画像の量などにとって大きく異る為、通信量は大きく異なります。
ただテキストメインのニュースサイトであればデータ消費量は少なく、3GBあれば1万ページ程度見ることができる計算となり、基本的にはそこまで容量を気にする必要はありません。
TwitterやインスタなどのSNS
通信量 | 1GBあたり | 3GBあたり | |
Twitter (タイムライン閲覧) |
20MB/5分 | 約4時間 | 約12時間 |
インスタ (タイムライン閲覧) |
70MB/5分 | 約1.1時間 | 約3,3時間 |
インスタ (ストーリー) |
35MB/5分 | 約2.4時間 | 約7時間 |
インスタ (インスタライブ) |
30MB/5分 | 約2.8時間 | 約8時間 |
Twitterに比べ、画像・動画がメインのインスタはデータ消費量が大きいです。
1時間タイムラインを見ているだけでもおよそ1GBの消費、毎日1時間使うとインスタだけで1週間たたずに3GBを消費することになる為、意外とSNSの利用は注意が必要です。
インスタライブはタイムラインを見る場合に比べてデータ消費量は少ないものの、ライブはつい長時間見てしまいがちなのでやはり注意が必要です。
音楽を聞く場合の通信量(ストリーミング時)
通信量 | 1GBあたり | 3GBあたり | |
音楽 (低音質) |
約1MB/曲 | 約1,000曲 | 約3,000曲 |
音楽 (標準音質) |
約4MB/曲 | 約250曲 | 約750曲 |
音楽 (高音質) |
約6MB/曲 | 約170曲 | 約510曲 |
音楽はそこまで大きな容量を必要とせず、標準音質で1時間聞いても50MB(0.05GB)程度で済みます。
毎日2時間音楽を聞いても3GBで済みます。
ただ、もし同じ曲を頻繁に聞くのであればダウンロードした上で聞いた方が良いでしょう。
Youtubeの通信量
通信量 | 1GBあたり | 3GBあたり | |
低画質 240p |
約15MB/5分 | 約5.5時間 | 約16時間 |
標準画質 360p |
約30MB/5分 | 約2.8時間 | 約8時間 |
標準画質 480p |
約50MB/5分 | 約1.7時間 | 約5時間 |
高画質 720p |
約90MB/5分 | 約1時間 | 約3時間 |
高画質 1080p |
約170MB/5分 | 約0.5時間 | 約1.5時間 |
Youtubeで画質を自動設定している状態でスマホのモバイルデータ通信を利用すると、画質は480pとなる場合が多いです。
その為、3GBだと5時間程度しか見ることができません。
Youtubeを使う場合はできるだけ画質を下げるようにしましょう。
Amazonプライムビデオ・Netflix・U-NEXTの通信量
通信量 | 1GBあたり | 3GBあたり | |
Amazonプライム 中画質 |
約0.6GB/1時間 | 約1.7時間 | 約5時間 |
Amazonプライム 高画質 |
約1.8GB/1時間 | 約0.55時間 | 約1.6時間 |
Netflix 低画質 |
約0.3GB/1時間 | 約3.3時間 | 約10時間 |
Netflix 中画質 |
約0.7GB/1時間 | 約1.4時間 | 約4時間 |
U-NEXT 低画質 |
約0.2GB/1時間 | 約4.5時間 | 約13時間 |
U-NEXT 高画質 |
約2GB/1時間 | 約0.5時間 | 約1.5時間 |
動画配信サービスはデータ容量の消費が大きく、少しでも見ると3GBもあっという間に使い切ってしまうおそれがあります。
ZoomやSkypeなどのテレビ会議・テレワークの通信量
通信量 | 1GBあたり | 3GBあたり | |
ZOOM | 約0.3GB/1時間 | 約3.3時間 | 約10時間 |
Skype | 約0.3GB/1時間 | 約3.3時間 | 約10時間 |
ZOOMなどのテレビ会議はデータ消費量が比較的大きい為、スマホのテザリングを使ってテレワークをする場合には注意が必要です。
思った以上にデータ容量が激しく頻繁に利用するなら3GBでは全然足りません。
漫画アプリ、電子書籍の通信量
通信量 | 1GBあたり | 3GBあたり | |
漫画アプリ | 5〜10MB/1話 | 100〜200話 | 300〜600話 |
Kindle (小説) |
5〜20MB/1冊 | 50〜200冊 | 150〜600話 |
Kindle (漫画) |
50〜150MB/1冊 | 7〜20冊 | 21〜60冊 |
Kindle (雑誌) |
50〜300MB/1冊 | 3〜20冊 | 9〜60冊 |
本は白黒なのかフルカラーなのかによってデータ消費量は大きく異なりますが、基本的に大きな消費量が必要です。
漫画は読みやすくついどんどん読んでしまう為、知らないうちに大容量使ってしまうことも。時間あたりのデータ消費量は1番と言ってもいいかもしれません。
アプリダウンロード・バックグラウンド更新の通信量
アプリのダウンロードやバックグラウンド更新はアプリの種類によって異なる為、一概には言えませんがかなり大きな容量を消費する可能性があります。
特にバックグラウンド更新は注意が必要。設定で自動にしていると、知らないうちに大きな容量が消費されてしまうことになる為、3GBプランの場合にはバックグラウンド更新をOFFにしておくことを推奨します。
まとめ
LINEのトークや音声通話、Webページ閲覧といったことをメインとして使うのであれば3GBプランでも十分容量は足りるでしょう。
しかし、動画視聴やSNSも使うというのであれば注意が必要。足りない場合はプラン変更や格安SIMの変更も検討してみると良いでしょう。