モバイルWiFi

【パートナー回線も無制限】楽天モバイルのモバイルWiFi(Rakuten WiFi Pocket 2C)を徹底解説、通信速度や料金を詳しく解説

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楽天モバイルはスマホとしてだけでなく、モバイルWiFiとしても使うことが可能。

さらに2023年6月からパートナー回線でのデータ容量上限が廃止された為、モバイルWiFiとしての使い勝手はかなり良くなりました。

本記事では楽天モバイルのモバイルWiFiの最新事情、他社比較を詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

楽天モバイルの公式サイト

格安SIMで無制限使える楽天モバイル!

楽天モバイルの特徴

  • 3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円
  • 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
  • エリア・回線速度は大幅改善
  • パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
  • 通話料も無料
  • ワンストップMNP対応(予約番号不要でMNP可)
お得情報

  • 今だけ!初めて申し込みで10,000ポイントプレゼント!
  • iPhone15シリーズ20,000円割引
  • MNPで最大12,000ポイントプレゼント(実質1年無料)
  • iPhoneの実質価格が全キャリア最安、AppleStoreよりも安い
  • 楽天市場でのポイント還元率UP
  • 楽天市場で10,000円買い物すれば実質678円〜、25,000円買い物すればほぼ無料

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  1. 楽天モバイルのポケットWiFiの主な特徴
    1. スマホと同じSIM・プラン(端末が異なるだけ)
    2. 月額料金は1,078円〜3,278円(段階料金制)
    3. データ容量は無制限(パートナー回線利用時も上限5GBから無制限に変更)
    4. エリアは人口カバー率99.9%
    5. 端末代(モバイルルーター)が1円
    6. 通信速度はそれなりに速い
    7. キャンペーンが豊富
    8. 支払い方法はクレジットカード、口座振替、楽天ポイント
  2. 楽天モバイルのモバイルWiFiと他のモバイルWiFiを比較
    1. エリアの広さ、繋がりやすさはクラウドSIMのモバイルWiFiに及ばない
    2. 通信速度
    3. 料金(月額料金・端末代・キャッシュバック)
    4. 楽天モバイルの他社比較総評
  3. 楽天モバイルのモバイルWiFiのメリット
    1. 他のモバイルWiFiと比較して料金が安い
    2. 端末代が1円、レンタルではないので返却も不要
    3. 楽天回線エリア外でも無制限に使える
    4. 初期費用0円、最低利用期間もなし
  4. 楽天モバイルのモバイルWiFiのデメリット
    1. 地下や建物内での繋がりやすさが他のモバイルWiFiに劣る
    2. パートナー回線利用時の通信速度が遅い
  5. 楽天モバイルスマホのテザリングではなくモバイルWiFiを選ぶ必要性はある?
    1. 複数の端末でデータ通信を行うなら圧倒的にモバイルWiFiが使いやすい
    2. 料金が安く済むのは楽天モバイルスマホ1台でのテザリング利用
  6. まとめ:パートナー回線のデータ上限撤廃でモバイルWiFiとしてもかなり優秀に

楽天モバイルのポケットWiFiの主な特徴

  楽天モバイル
回線 楽天回線
+au回線
通信速度 20〜60Mbps
容量 無制限
(パートナー回線利用時も無制限)
月額料金 【段階料金制】
〜3GB:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB〜無制限:3,278円
端末代 1円〜
キャッシュ
バック
3,000円分
(楽天ポイント)
特典 楽天市場の還元率最大3倍
契約期間 なし

スマホと同じSIM・プラン(端末が異なるだけ)

楽天モバイルにはモバイルWiFi専用のSIM・プランがなく、スマホで利用する場合と全く同じ契約となります。

異なるのは使用する端末だけ。楽天モバイルのSIMをスマホに挿せばスマホとして利用できるし、モバイルWiFiルーターに挿せばモバイルWiFiとして利用することができます。

月額料金は1,078円〜3,278円(段階料金制)

月額料金は以下の通り。スマホと同じで、段階料金制の1プランのみ(Rakuten最強プラン)となっています。

データ使用量 料金
〜3GB 1,078円
3〜20GB 2,178円
 20GB〜無制限 3,278円

楽天モバイル以外のモバイルWiFiは毎月容量・料金が固定されている場合がほとんどですが、楽天モバイルは段階料金制となっている為、あまり使わなかった月は料金が安くなるというメリットをもっています。

データ容量は無制限(パートナー回線利用時も上限5GBから無制限に変更)

楽天モバイルではデータ容量が無制限。

一応、無制限プランがある他社のスマホ・モバイルWiFi同様、「公平なサービス提供のため速度制御をする場合があります。」という補足があり、極端に使いすぎると速度が制限される可能性がありますが、よっぽど過剰な使い方をしない限りは制限されることなく利用できます。

また楽天モバイルでは楽天回線が繋がらないエリアだとパートナー回線(au回線)に繋がる形となっていますが、以前まではパートナー回線利用時のデータ通信は月5GBまで、それを超えると速度が最大1Mbpsに制限されるというデメリットがありました。

しかし2023年6月からパートナー回線利用時のデータ容量制限は撤廃。

現在はパートナー回線でもデータ容量制限なしの無制限利用が可能となっています。

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楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」ではau回線(パートナー)が無制限に使える!旧プラン楽天アンリミットⅦとの違いを詳しく解説
楽天モバイルは2023年6月から新プランとして「Rakuten最強プラン」が出され、従来までの「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」はなくなりました。 本記事では新プランになったことでの変更点、どういったメリットがあるか、デメリットはある...

エリアは人口カバー率99.9%

楽天モバイルはエリアが狭いという印象を持っている人は多いでしょう。確かに基地局数を見ると3大キャリアには遠く及びません。

ただ最近は基地局が増設されたこと、そしてパートナー回線も無制限で使えるようになったことで人口カバー率は99.9%とほとんどの地域で無制限に使えるように改善されています。

端末代(モバイルルーター)が1円

楽天モバイルでは、モバイルルーター端末「Rakuten WiFi Pocket 2C」が回線契約と同時に購入すると端末代が割引され1円で購入できるキャンペーンが行われています。

楽天モバイルは契約事務手数料も0円ですから、初期費用としてかかるのが1円だけとなります。

ほとんどのモバイルWiFiは初期費用で3,300円かかります。

端末代は無料でできるところもありますが、その場合は解約時に端末の返却が必要となるレンタル契約。

月額料金だけでなく、こういった点でも楽天モバイルは非常にコスパの優れたモバイルWiFiとなっています。

通信速度はそれなりに速い

モバイルルーター端末「Rakuten WiFi Pocket 2C」のスペックでは最大通信速度が下り150Mbps上り50Mbpsとなっています。
ただこの数値は端末として使える上限値であり、実際の通信速度と大きく異なります。

楽天モバイルの実際の速度は平均して20〜60Mbps程度です。

ドコモなどキャリアのスマホに比べると遅い速度ですが、高画質の動画を快適に見る為の通信速度は5〜10Mbps程度なのでモバイルWiFiとして使う上で困らない速度は出てくれます。

ただし、通信速度は利用時間帯、環境、場所によって大きく異なります。特にパートナー回線(au回線)は自社回線と異なり回線混雑による速度低下が起きやすい点には注意が必要です。

なお楽天モバイルはモバイルWiFiとしての通信速度が他社と比較してかなり優秀。

モバイルWiFiは種類によって他社の回線を借りて通信サービスを提供している関係で、5〜10Mbps程度しか出ないなんてところもあります(混雑時にはさらに低下)。

楽天モバイルの通信速度は自社回線ならではの強みであると言えるでしょう。

楽天モバイルの公式サイト

キャンペーンが豊富

楽天モバイルはスマホとして利用する場合もモバイルWiFiとして利用する場合も、プラン・契約内容に違いがありません(違うのは端末だけ)。

その為、楽天モバイルとして行われているキャンペーンは楽天モバイルをモバイルWiFiとして利用する場合でも同様に受けることができます。

  • 楽天市場での買い物によるポイントが最大3倍アップ
  • 回線契約で3,000ポイント
  • 端末購入値引き
  • 楽天モバイル2回線目以降の申し込みで3,000ポイント

楽天市場の買い物で3倍のポイントアップは大きいです。

毎月36,000円使うと獲得できるポイントは1,080ポイント増、楽天モバイルの3GBまでの料金がまかえてしまいますからね。

ただし、これらのキャンペーンは今後変更の予定が有る点は注意しましょう。

支払い方法はクレジットカード、口座振替、楽天ポイント

楽天モバイルはクレジットカード、口座振替、楽天ポイントで支払うことが可能です。

楽天ポイント払いは、利用ポイントを設定しておけば毎月自動で楽天ポイントが引かれますし(足りない場合は残額をクレカから引き落とし)、ポイントも自動で期間限定ポイントから消費されていきます。

楽天モバイルは3GBまで利用で料金が1,078円。毎月1,000ポイントは楽天モバイル利用によるポイントアップ分で十分貯まるポイント数ですから、実質0円となる人も多いでしょう。

〈PickUp〉おすすめモバイルWiFi

 

  料金 通信
速度
エリア
楽天モバイル
無制限
3,278円
GMOとくとく
BB WiMAX

無制限
3,762円〜
ZEUS WiFi
100GB
3,212円〜

Point

楽天モバイルのモバイルWiFiと他のモバイルWiFiを比較

  楽天モバイル GMOとくとく
BB WiMAX
ZEUS
WiFi
THE WiFi
回線 楽天回線
+au回線
WiMAX
+au回線
クラウド クラウド
エリア
通信速度 20〜60Mbps 20〜100Mbps 5〜20Mbps 5〜20Mbps
容量 無制限 無制限 30〜100GB 100GB
月額料金 【段階料金制】
〜3GB:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB〜無制限:3,278円
初月:1,089円
1〜12ヶ月:3,784円
13〜35ヶ月:4,334円
36ヶ月〜:5,104円

30GB:2,361円
50GB:3,106円
100GB:3,212円

(〜24ヶ月までの料金)
100GB:3,828円
端末代 1円〜 27,720円 0円
(返却要)
0円
(返却要)
キャッシュ
バック
3,000円分
(楽天ポイント)
25,500円 なし 10,000円
契約期間 なし 2年 2年 2年

モバイルWiFiは楽天モバイルの他に、独自回線で通信サービスを提供しているWiMAX、複数キャリアの回線を借りて通信サービスを提供しているクラウドSIMがあります。

それぞれ料金が安く評判の良いものをピックアップし、楽天モバイルと比較してみましょう。

エリアの広さ、繋がりやすさはクラウドSIMのモバイルWiFiに及ばない

  楽天モバイル GMOとくとく
BB WiMAX
ZEUS
WiFi
THE WiFi
回線 楽天回線
+au回線
WiMAX
+au回線
クラウド クラウド
エリア

ZEUS WiFiTHE WiFiといったモバイルWiFiは、クラウドSIMの利用により複数のキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のLTE回線が使えるようになるサービス。

回線はその場に応じて繋がりやすいものに自動的に繋がる仕組みとなっており、エリアはキャリアに準じるので非常に広く、都心部以外や地下・建物内でも繋がりやすいという特徴を持っています。

一方、楽天モバイルは楽天回線こそ基地局が少なくまだエリアは広いと言えないものの、楽天回線が繋がらないエリアではパートナー回線(au回線)を使うことができる為、エリア自体は決して狭くはありません。

ただ楽天回線で使う電波は屋内に弱く地下や建物内で繋がりにくくなってしまったり、エリアによってはパートナー回線が使えない地域もある為、エリアとしてはキャリアに準ずるクラウドSIMには及びません。

WiMAXも楽天モバイル同様、自社回線を使って通信サービスを提供しています。

またWiMAXはKDDI(auの運営会社)の子会社(UQコミュニケーションズ)が畝井していることもあり、auの一部回線(5G回線含む)が使えるようになっています。

ただWiMAX回線はキャリアに比べると狭いこと、au回線が無料で使えるのは一部エリアに限られることなどから、エリアの広さという観点ではクラウドSIMのモバイルWiFiには及びません。

通信速度

  楽天モバイル GMOとくとく
BB WiMAX
ZEUS
WiFi
THE WiFi
通信速度 20〜60Mbps 20〜100Mbps 5〜20Mbps 5〜20Mbps

モバイルWiFiで実際の通信速度が最も速いのはWiMAX。WiMAX回線自体も速いですし、auの5G回線も使えるというのも大きいです。

ただ楽天モバイルも、モバイルWiFiとして使う上で十分速いと言える速度がでてくれます。

通信速度が最も遅く、特に回線速度で不満を感じてしまう可能性が高いのがクラウドSIMのモバイルWiFi。

自社回線ではなくキャリアの回線を借りて通信サービスを提供している都合上、元々の通信速度も多少遅く、さらに回線が混雑する時間帯だとさらに速度が低下してしまうことがあります。

基本的には動画視聴などを快適に使えるレベルの速度はでてくれますが、時間帯によっては遅くてストレスを感じてしまうかもしれません。

なお、通信速度は利用場所、環境、時間帯によって大きく変わります。上記で記載した速度がでてくれない場合もあるので注意してください。

料金(月額料金・端末代・キャッシュバック)

  楽天モバイル GMOとくとく
BB WiMAX
ZEUS
WiFi
THE WiFi
容量 無制限 無制限 30〜100GB 100GB
月額料金 【段階料金制】
〜3GB:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB〜無制限:3,278円

無制限:3,784

(〜36ヶ月までの料金)

30GB:2,361円
50GB:3,106円
100GB:3,212円

(〜24ヶ月までの料金)
100GB:3,718円
端末代 1円〜 21,780円 0円
(返却要)
0円
(返却要)
キャッシュ
バック
3,000円分
(楽天ポイント)
23,000円 なし 10,000円

無制限で使えるモバイルWiFiであれば、楽天モバイルかWiMAXかという選択になりますが、料金で見ると楽天モバイルが安いです。

WiMAXはキャッシュバックがあるとは言え端末代がかかりますし、月額料金も楽天モバイルの方が安いです。

100GBまでならZEUS WiFiが安いですが、楽天モバイルと比べてもそこまで差はなし。さらにZEUS WiFiは25ヶ月目から3,828円に料金が上がります。

楽天ポイント還元があることなどを考えると最も安くお得に使うことができるのは楽天モバイルだと言って間違いないでしょう。

楽天モバイルの他社比較総評

楽天モバイルを主要項目で他社と比較した場合の結果は以下の通り。

  • エリア・・・クラウドSIMには及ばない、特に屋内が弱い。
  • 通信速度・・・WiMAXには及ばないが、必要十分な速度はでる
  • 料金・・・最安

安くて通信速度もそこそこ速いという楽天モバイル。使い勝手としてはかなり良くモバイルWiFiの中ではかなり優秀だと言えます。

懸念点はエリアの広さでしょう。ただ、パートナー回線(au回線)での利用上限が5GB⇒無制限に変更したことを踏まえるとそこまで心配不要。

そもそも万が一使えなかったとしても、初期費用なし・端末代1円・解約金なしなので、気軽に他社に変えることができるので、とりあえず使ってみて判断するのが良いでしょう。

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楽天モバイルのモバイルWiFiのメリット

ではここからは、あらためて楽天モバイルをモバイルWiFiとして使う場合のメリットを紹介していきます。

他のモバイルWiFiと比較して料金が安い

楽天モバイルは他社に比べてかなり安いです。無制限プランが3,278円というのは他にありません。

さらに楽天市場でのポイント還元率が最大3倍にアップするといった特典もついています。

楽天市場で毎月30,000円買い物すれば最大900ポイントも貰えるポイントが増えるということですから、楽天市場を頻繁に利用する人にとってはさらにコスパが良くなります。

【最新】楽天モバイル利用で楽天ポイントはどれだけ貯まる?アップする倍率やメリット、損益分岐点を解説
楽天モバイルはスマホ自体の料金が安いだけでなく、楽天市場で買い物する際に獲得できるポイントが増えるというメリットがあります。 実はこれにより、楽天モバイルの利用料金以上にポイントが増えるケースもある為、毎月一定金額以上を使う場合はたとえ楽天...

端末代が1円、レンタルではないので返却も不要

楽天モバイルでは、モバイルルーター端末「Rakuten WiFi Pocket 2C」が回線契約と同時に購入すると端末代が割引され1円で購入できるキャンペーンが行われています。

端末代を負担しなくて良いというのは大きいですよね。

また他社だと端末が0円だけどレンタルという形なので返却が必要というところもありますが、この場合は返却時に郵送料がかかる、紛失した場合などの高額請求されるといったデメリットがあります。

しかり楽天モバイルは1円での買い取り。返却不要で無駄なお金がかかる心配がありません。

楽天回線エリア外でも無制限に使える

元々の楽天モバイルは、無制限に使えるのあh楽天回線を使っている時のみ、パートナー回線は月5GBまでという制約がありました。

しかし2023年からその制限が撤廃。パートナー回線でも容量の上限がなくなった為、全国の広いエリアで無制限に使うことができるようになっています。

初期費用0円、最低利用期間もなし

楽天モバイルは初期費用もありませんし、最低利用期間がないので違約金もありません。

他社のモバイルWiFiはたいてい初期費用が3,300円、最低利用期間が2年間で違約金ありとなっているので、この点でも楽天モバイルはコスパが良いですね。

なにより一度とりあえず使ってみることにリスクがないというのも大きいです。端末代も1円ですしね。

だめならやめることができるので、迷っているなら試しに使ってみましょう。

楽天モバイルの公式サイト

楽天モバイルのモバイルWiFiのデメリット

続いて楽天モバイルのデメリットです。

地下や建物内での繋がりやすさが他のモバイルWiFiに劣る

楽天回線で使われている周波数は屋内に弱い為、都心でも地下や建物内だと繋がりにくかったり、速度が遅くなってしまうことがあります。

キャリアの回線を使うクラウドSIMに比べると繋がりやすさは正直劣ってしまっていますね。

パートナー回線利用時の通信速度が遅い

楽天回線のエリア外で繋がるパートナー回線(au回線)は、あくまで借り物。

自社回線の利用時に比べると通信速度は遅い傾向にあり、特に改善が混雑する時間帯には速度低下が起きる可能性が高くなります。

最近はかなり楽天回線のエリアが増えてきましたからパートナー回線に接続するタイミングが減ったはきたものの、利用するエリア、場所によってはまだパートナー回線を使う機会は多いので注意すべき点でしょう。

楽天モバイルスマホのテザリングではなくモバイルWiFiを選ぶ必要性はある?

楽天モバイルはスマホとして使おうが、モバイルWiFiとして使おうがプランも料金も同じです。

そこで気になるのが、「わざわざモバイルWiFiとして持つ必要があるか」という点です。

楽天モバイルはスマホのテザリングも制限なく利用可能。であればテザリングとして利用するので良いかもしれません。

そこでここでは、テザリングとモバイルWiFiをどのように住み分けるかを解説していきます。

複数の端末でデータ通信を行うなら圧倒的にモバイルWiFiが使いやすい

スマホだけでなく、タブレットやノートパソコンなど様々な端末でデータ通信を頻繁に利用するのであれば、圧倒的にモバイルWiFiの方が使いやすいです。

テザリングだと毎回毎回繋ぐ手間が必要(モバイルWiFiであれば電源ONにしておけば常に繋がってる)ですし、スマホのバッテリーも大きく消費してしまいます。

スマホ以外をよく使う人にとって、この点はわりと面倒で不満もでてしまうでしょう。

料金が安く済むのは楽天モバイルスマホ1台でのテザリング利用

一方で料金を安く済ませたいというのであれば、楽天モバイルをスマホとして1台持ち、他の端末を使う時はテザリングを利用するのが良いでしょう。

単純に「スマホ代+モバイルWiFi代」より、「スマホ代」だけの方が安いですからね。

安さをとるか、それとも使いやすさをとるかによって、自分によってどちらが良いか決めましょう。

まとめ:パートナー回線のデータ上限撤廃でモバイルWiFiとしてもかなり優秀に

楽天モバイルをモバイルWiFiとして使う上で最もネックだったのは「パートナー回線が5GB」までしか使うことができなかった点。

住んでいるエリア、よく使う場所によってはパートナー回線ばかりに繋がることもあり、そうなると大容量モバイルWiFiとしての役割をはたしてくれません。

しかし、2023年6月からこの一番のデメリットだったパートナー回線での上限が廃止。どのエリア、どの回線でも無制限に使えるようになりました。

その為、他社と比較して元々料金が安かった楽天モバイルはモバイルWiFiとしてもかなり優秀な存在となってくれました。

初期費用0円、端末代1円、解約金0円ですから、もしどのモバイルWiFiを使おうかと悩んでいるなら、まずは楽天モバイルを試しに使ってみると良いでしょう。

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