auのサブブランドであるUQモバイルは、料金が安いだけでなく他の格安SIMに比べて通信速度が速いと評判です。
本記事では実際にUQモバイルの通信速度について調査した結果、及び他社との比較を掲載していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
auのサブブランドUQモバイルがおすすめな理由
- 4GBが1,078円〜、15GBが2,178円〜
- 自宅セット割、家族セット割利用で大幅値引
- コミコミプラン(20GB+10分以内の国内通話かけ放題)なら割引なしでも3,278円と格安
- キャリア並みに通信速度は速く、回線混雑時の速度低下なし
- のりかえ(MNP)で10,000円相当(新規契約は3.000円相当)(不課税)のau PAY残高還元※SIMのみ購入の場合
- 端末割引あり、1円スマホも
- 2GB〜5GB容量が増える増量オプションⅡ(550円)が7ヶ月間無料(初めて加入の場合)
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UQモバイルの通信速度結果、実際の快適性
UQモバイルについて、時間帯別・場所別で通信速度を測定した結果は以下の通り。
- 下り平均30Mbpsで快適性◎
- 平日昼の回線混雑時に速度低下は見られるが、10Mbps以上で問題なし
- 5G回線に繋がると100Mbps以上でる
下り平均はおよそ30Mbps、快適性は◎
UQモバイルの通信速度は、時間・場所よって変動はあるものの4G回線接続時で下り平均30Mbps程度。
一般的にスマホの通信速度は10Mbpsでていれば快適、20Mbpsでれば4K動画の超高画質動画の視聴もスムーズに視聴可能というレベルですから、UQモバイルは十分ストレスなく快適に使うことができる速度がでてくれると言えます。
当サイトでは検証の為、3大キャリア、キャリアのオンライン専用ブランド、サブブランドなど様々な通信会社を利用していますが、UQモバイルの快適性はかなり高いと感じています。
回線が混雑する時間帯(平日)での速度低下は見られるが、速度自体に問題なし
時間帯別に通信速度を測定した結果、最も回線が混雑する平日の12時台前半で13.0Mbpsとなり他の時間帯に比べて速度が低下しました。
ただそれでも10Mbps以上とネットを快適に利用できる速度の目安を超えているので、特に問題ないと言えるでしょう。
ちなみにMVNOの格安SIMも同時に測定すると、1Mbps以下とかなり遅くなることがありました。
5G回線に繋がると100Mbps以上
最近は5G回線のエリアが広がり、繋がる機会も多くなってきました。
5G回線に繋がった場合、速度は100Mbps以上と4Gに比べるとかなり高速です。
UQモバイルの測定結果詳細
ではUQモバイルの実際の測定結果詳細について見ていきましょう。
時間帯別の通信速度結果
【通信速度測定条件】
- 測定日、時間:平日10時〜21時台
- 場所:都心主要駅近くビル内
- 回線:4G回線に固定
通信速度(Mbps) | ||
下り | 上り | |
10時台 | 30.7 | 8.52 |
11時台 | 49.4 | 11.3 |
12時台前半 | 13.0 | 3.29 |
12時台後半 | 18.9 | 4.58 |
13時台 | 32.9 | 5.89 |
14時台 | 34.6 | 4.79 |
15時台 | 18.7 | 3.18 |
16時台 | 97.9 | 8.47 |
17時台 | 38.2 | 4.36 |
18時台 | 17.4 | 5.31 |
19時台 | 47.5 | 13.2 |
20時台 | 32.7 | 8.05 |
21時台 | 51.0 | 6.33 |
平均 | 37.15 | 6.71 |
サイト・SNS閲覧や動画視聴などネットの主な用途で重要となる下り速度について見ると、UQモバイルの平均通信速度は37.15Mbps(最高97.9Mbps)。
サイトやSNSの利用などはもちろん、最高画質の動画でも全く問題なく快適に利用できる速度です。
最も遅かったのが12時台前半で13.0Mbps。回線が混雑する時間帯の為、他の時間帯に比べて速度は低下していますが、それでもネットを快適に利用できる目安の速度である10Mbpsは超えています。
他の格安SIMと比較した結果は後述していますが、MVNOタイプだと昼に1Mbps以下となるものがある中で、UQモバイルのこの速度は優秀で、快適性に優れていると言って良いでしょう。
場所を変えての通信速度結果
通信速度(Mbps) | ||
下り | 上り | |
都心主要駅近くビル内 | 37.2 | 6.71 |
都心主要駅近く、外 | 45.5 | 10.6 |
都心主要駅構内 | 31.25 | 4.25 |
地下街① | 37.2 | 2.25 |
地下街② | 19.2 | 5.22 |
地下鉄構内 | 21.4 | 5.49 |
地下鉄乗車中① | 25.2 | 3.85 |
地下鉄乗車中② | 29.6 | 6.35 |
地方、市街地 | 39.5 | 8.25 |
地方、スキー場 | 60.6 | 2.95 |
地方、道の駅 | 25.8 | 2.69 |
地方、キャンプ場 | 15.9 | 7.84 |
平均 | 35.40 | 5.53 |
場所によって多少の差はあるものの、地下鉄乗車時や地方でも全く問題ない速度がでています。
UQモバイルはau回線を利用しており、エリア面での心配はないでしょう。
5G接続時
通信速度(Mbps) | ||
下り | 上り | |
都心主要駅近く | 172.4 | 5.91 |
都心主要駅構内 | 133.2 | 30.8 |
市街地 | 92.7 | 8.87 |
最近は5Gのエリアも増えてきて、繋がる機会がかなり増えてきました。
上記の測定結果の通り、5G回線に繋がると下りで100Mbps以上とかなり高速になります。
サイト閲覧、SNS、動画視聴といった主要な用途にはここまでの速度は必要ないものの、漫画や動画など、大容量データをダウンロードする際はより短時間で終わるなどのメリットがあります。
ただUQモバイルは20GBまでのプランしかなく、大容量のデータを扱う場合はデータ消費量に注意が必要です。
速度制限時、旧プランの節約モード時
通信速度(Mbps) | ||
下り | 上り | |
1回目 | 1.01 | 0.36 |
2回目 | 0.95 | 0.25 |
UQモバイルは15GBのトクトクプラン、20GBコミコミプランだとデータ容量を使い切っても最大1Mbpsでの通信が可能です。
測定結果もほぼ1Mbpsでており、快適とは言えないものの標準画質の動画視聴は可能です。
ちなみに旧プラン(くりこしプラン)では節約モードに切り替えることでデータ消費なしで最大1Mbpsでの通信が可能でしたが、現在のプランではできなくなっています。
他の格安SIMとの通信速度比較
次に他の格安SIMとの通信速度(下り)の比較結果も見ていきましょう。
場所ごとの速度
通信速度(Mbps) | ||||
都心主要駅近く | 地下街 | 地下鉄 | 地方 | |
UQ モバイル |
37.15 | 28.2 | 25.4 | 23.43 |
au | 41.12 | 31.2 | 30.8 | 49.17 |
楽天 モバイル |
27.96 | 20.90 | 25.6 | 33.57 |
Y!mobile | 228.8 | 23.5 | 29.5 | 21.4 |
ahamo | 86.52 | 41.1 | 20.1 | 28.77 |
LINEMO | 234.3 | 19.2 | 28.2 | 30.13 |
povo2.0 | 23.77 | 21.1 | 21.6 | 10.04 |
mineo (ドコモ回線) |
18.53 | 20.5 | 18.4 | 16.71 |
IIJmio (au回線) |
19.58 | 15.5 | 11.6 | 18.62 |
nuroモバイル (ソフトバンク回線) |
28.80 | 10.1 | 13.5 | 9.67 |
都心主要駅近くでは、ちょうどソフトバンク回線が速い場所だった為かY!mobileとLINEMOの速度が頭ひとつ抜けていました。
ただ他の地域を含めて考えると、UQモバイルはかなり上位の通信速度。
以下はより平均的にみる為、最も速い速度と最も遅い速度を除外して平均をだした結果です。
平均通信速度 (Mbps) |
順位 | |
UQ モバイル |
26.8 | 4 |
au | 36.2 | 1 |
楽天 モバイル |
26.8 | 4 |
Y!mobile | 26.5 | 6 |
ahamo | 34.9 | 2 |
LINEMO | 29.2 | 3 |
povo2.0 | 21.3 | 7 |
mineo (ドコモ回線) |
18.5 | 8 |
IIJmio (au回線) |
17.1 | 9 |
nuroモバイル (ソフトバンク回線) |
11.8 | 10 |
本測定だけでどこの通信会社が速いかということを断定することはできません。
ただ他の速度測定結果なども含めて考えると、傾向として以下の通りになると予想できます。
3大キャリア>UQモバイルなどサブブランド、キャリアのオンライン専用ブランド>MVNO
平日12時台の速度
続いて、回線が混雑し遅くなるとされている平日12時台の通信速度です。
通信速度 | ||
12時台前半 | 12時台後半 | |
UQ モバイル |
13.0 | 18.9 |
au | 45.0 | 10.7 |
楽天 モバイル |
12.1 | 23.4 |
Y!mobile | 286.6 | 170.0 |
ahamo | 20.1 | 71.1 |
LINEMO | 322.6 | 216.7 |
povo2.0 | 2.77 | 3.20 |
mineo (ドコモ回線) |
1.39 | 1.40 |
IIJmio (au回線) |
6.27 | 0.70 |
nuroモバイル (ソフトバンク回線) |
14.6 | 0.99 |
測定した場所がソフトバンク回線が速いところだった為、Y!mobileやLINEMOが頭ひとつ抜けた速度となっています。
UQモバイルは通常時に比べて多少の速度低下は見られるものの、速度的には問題なしとなっています。
一方、mineo、IIJmio、nuroモバイルといったMVNOの格安SIMは12時台の速度低下が顕著に見られます。
測定結果の生データ(一部抜粋)
以下は上記で紹介したUQモバイルの通信速度測定結果生データです。
【10時台】
【12時台】
【16時台】
【19時台】
【5G回線接続時】
【低速時】
UQモバイルが遅い?原因や対処法まとめ
ここまで紹介した通り、UQモバイルの通信速度は概ね30Mbps程度、かなり快適に使うことができる通信速度がでます。
ただUQモバイルに限らず、他の通信会社でも通信速度が遅くなってしまうことがあります。
ここではその理由、及び対処法について解説します。
回線の混雑(時間、場所)
平日12時台など、回線が混雑する時間帯は上記の通り通信速度が遅くなります。
またイベント時など、人がたくさん集まる場所でも回線の混雑により遅くなったり、繋がりにくくなることがあります。
MVNOの格安SIMに比べるとUQモバイルの速度低下は少ないとは言え、利用状況などでUQモバイルでも遅くなることはゼロではありません。
こういった理由の場合、混在が解消されるのを待つしかないでしょう。
遅い回線を掴んでいる
モバイルデータ用の回線は、同じ場所で使っていても掴む回線の周波数帯によって速かったり、遅かったりする場合があります。
速度が遅い場合、たまたま遅い回線を掴んでいる可能性がある為、一度掴んだ電波を変える為に一旦機内モードにするなどして、電波を切ってもう一度繋ぎ直してみてください。
バックグラウンドでアプリの更新・ダウンロード等が行われている
実際に使っているアプリとは別に、バックグラウンドでのアプリ更新や、電子書籍・ビデオ等のダウンロードが行われているとスマホ全体での通信量が多くなるため、自分が使おうとしているアプリでの通信が遅いと感じる場合があります。
遅い場合はそれらをチェックし、どうしても高速通信が必要な場合は一旦中止してみてください。
通信障害の発生
UQモバイルに限らず、通信障害の発生により繋がらなくなるなってしまうことがごく稀にあります。
通信障害は待つしかありませんが、起きているかどうかはX(Twitter)や公式ページを確認することができるでしょう。
まとめ:UQモバイルの速度は◯、快適に使えるのでおすすめ
auのサブブランドであるUQモバイルは、auに比べて安く使える上、今回の結果の通り速度・安定性も優れており快適に使うことができます。
実際に使っていても不便さを感じることはほぼありません。
auひかりやビッグローブ光などとのセット割を使うことでかなりお得に使えるので、光回線ユーザーはぜひ乗り換えも検討してみてください。
auのサブブランドUQモバイルがおすすめな理由
- 4GBが1,078円〜、15GBが2,178円〜
- 自宅セット割、家族セット割利用で大幅値引
- コミコミプラン(20GB+10分以内の国内通話かけ放題)なら割引なしでも3,278円と格安
- キャリア並みに通信速度は速く、回線混雑時の速度低下なし
- のりかえ(MNP)で10,000円相当(新規契約は3.000円相当)(不課税)のau PAY残高還元※SIMのみ購入の場合
- 端末割引あり、1円スマホも
- 2GB〜5GB容量が増える増量オプションⅡ(550円)が7ヶ月間無料(初めて加入の場合)
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UQモバイルの公式サイト