格安SIMは遅い、使い物にならない、そしてそれが嫌でキャリアのスマホを高いお金をだして使っている人は少なくないはず。
ただ選ぶ格安SIMによっては、快適な通信速度を保ったまま、通信費を大幅に下げることができるものもあることをぜひ知ってください。
楽天モバイルの特徴
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- 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
- 通話料も無料
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格安SIMの全てが遅くて使い物にならないというのは大きな間違い
多くの格安SIMが遅いというのは、決して間違いではありません。
自社の回線を使うキャリアと比較して、各キャリアの回線を借りてサービスを提供する格安SIMは、下の図のように一定の枠しか使うことができない為、特に利用者が増える時間帯は速度が著しく低下してしまうこともあります。
借りる回線の枠を増やせば回線速度は向上するものの、その場合は格安SIMのメリットである安い料金を維持することができない為、なかなか速度改善というのもできないという現状があります。
ただこれはあくまでMVNOタイプの格安SIMの場合です。
実は一言で格安SIMと言ってもこのMVNOタイプ以外にも複数あり、それほど通信速度が遅くないものもあります。
では下記で格安SIMのタイプについて紹介していきましょう。
格安SIMの3つの種類
格安SIMには、MVNO以外にもキャリアが格安プランとしてだしているもの、キャリアがサブブランドとして出しているものがあります。
それぞれの特徴をまとめると以下の通り。
3大キャリア | キャリアの 格安プラン |
キャリアの サブブランド |
MVNO | |
例 | ドコモ au ソフトバンク |
ahamo povo LINEMO |
UQモバイル Y!mobile |
IIJmio mineo他 |
料金 | 高い | 安い | 安い | 最も安い |
回線品質 | ◎ | ◯ | ◯ | × |
通信速度 (※) |
50〜 200Mbps |
30〜 100Mbps |
30〜 100Mbps |
1〜 50Mbps |
容量 | 〜無制限 | 3〜20GB | 3〜25GB | 0.5〜20GB |
データ繰越 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
※通信速度は場所、時間帯によって大きく変動します
キャリアの格安プランやサブブランドは、回線品質はかなり良く、昼休みなどMVNOだと極端に通信速度が落ちてしまう時間帯でも快適にネットを利用することができるという大きなメリットがあります。
料金はMVNOの安さに敵いません。ただ両者の差額は数百円程度であり、3大キャリアに比べるとかなり安く使うことができる為、現在ある様々なスマホの中では非常にバランスの良いタイプであると言えるでしょう。
ネットを快適に使う為の速度
ここで一旦、ネットを快適に使う為にはどれくらいの速度が必要なのかを確認しましょう。
- メール、LINE:~1Mbps
- SNS、Webサイト閲覧:〜3Mbps
- 動画視聴(低画質):1Mbps
- 動画視聴(標準画質):1〜3Mbps
- 動画視聴(高画質):5〜7Mbps
- 動画視聴(最高画質):20Mbps
- ゲーム:10~30Mbps
ネットを快適にする速度の一つの基準が「10Mbps」です。この速度がでていれば、SNSやWeb閲覧はもちろん、高画質の動画も問題なく見ることができます。
ただMVNOの格安SIMは昼休みや夕方など回線が混雑しやすい時間帯に遅くなる傾向にあり、5Mbps以下になることはしばしば、時には1Mbps程度しかでないなんてこともあります。
この速度では低画質の動画でぎりぎり、画像の多いSNS(インスタなど)は厳しくなってしまう為、格安SIMは遅くて使えないなんて感じるのは仕方ないでしょう。
ただキャリアの格安プラン(ahamoなど)や、サブブランド(UQモバイル、Y!mobile)であれば、10Mbpsをきることはほとんどありません。遅くて使えないなんてことはないのです。
勘違いしてはいけないのが、MVNOタイプが悪いというわけではないということ。
回線が混雑しない時間帯であれば何ら問題なく快適にネットはできますし、料金は最も安いです。そこまで速度を重視しない人にとっては一番おすすめであると言えるでしょう。
ただ、通信速度を重視する人がそれらの格安SIMを選んでも不満を感じる可能性大。多少高くなっても(言っても月数百円)キャリアの格安プランやサブブランドから選ぶのがおすすめです。
通信速度重視の人におすすめ格安SIM
通信速度重視の人にどの格安SIMがおすすめかは正直好みによります。ここでは各SIMの特徴を見てみましょう。
なお、povoは料金体系が特殊なので除外しています。
ahamo | LINEMO | Y!mobile | UQモバイル | |
タイプ | キャリアの 格安プラン |
サブブランド | ||
回線 | ドコモ | ソフトバンク | ソフトバンク | au |
基本料金 | 20GB:2,970円 (5分通話無料込) |
3GB:990円 20GB:2,728円 |
4GB:2,365円 20GB:4,015円 30GB:5,115円 |
4GB:2,365円 15GB:3,465円 20GB:3,278円 |
家族割 適用後料金 |
なし | なし | 4GB:1,078円 20GB:2,728円 30GB:3,828円 |
4GB:1,628円 15GB:2,728円 20GB:3,278円 |
光回線セット割 適用後料金 |
なし | なし | 4GB:1,078円 20GB:2,178円 30GB:3,278円 |
4GB:1,078円 15GB:2,178円 20GB:3,278円 |
セット割対象 光回線 |
なし | なし | ソフトバンク光 | auひかり ビッグローブ光他 |
データ繰越 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
キャリアメール | なし | なし | あり(無料) | あり(月220円) |
窓口 | なし (オンラインのみ) |
なし (オンラインのみ) |
あり | あり |
留守番電話 着信転送 |
なし | あり(月220円) | あり(無料) | あり(無料) |
サービスが充実しているのはサブブランド
Y!mobileやUQモバイルといったサブブランドは基本料金が高い反面、以下の通りサービス面が充実しています。
- データ繰越が可
- キャリアメールが利用可能
- 窓口での相談が可能
- 留守電等の通話オプションが無料で利用可
3大キャリアのスマホと遜色なく使うことができる為、使い勝手は良いです。
特にahamoなどではできないデータ繰り越しがサブブランドはできるというのは大きなメリット。これができるかできないかで使い勝手は大きく変わりますよね。
また基本料金が高くても家族割、光回線とのセット割を適用すればキャリアの格安プランと同程度の料金で使うことができるのも大きなメリットです。
割引なしで安く使えるのはキャリアの格安プラン
ahamoやLINEMOは使えるサービスがキャリアやサブブランドと比較して制限されていたり、オンラインでの契約しかできない、割引制度がないといったデメリットがある反面、そもそもの基本料金が安いという大きなメリットを持っています。
一人だけ、光回線の利用もなしで安く使いたいという場合にはおすすめですね。
家族で使うならY!mobile
Y!mobileには家族割があり、2回線目以降の割引額が大きく、ahamoやLINEMOと同程度の料金で使えるようになりますから、サービスが充実しているY!mobileが最もおすすめとなります。
自宅で光回線を使うならY!mobileもしくはUQモバイル
自宅で光回線を使っているのであれば、Y!mobileもしくはUQモバイルがおすすめです。
なおセット割対象となる光回線は以下の通りです。
- Y!mobile・・・ソフトバンク光(光コラボ)
- UQモバイル・・・auひかり、ビッグローブ光(光コラボ)、So-net光プラス(光コラボ)、eo光、コミュファ光他
これ以外の光回線を使っている場合は光回線を乗り換えてしまいましょう。特に現在光コラボを使っているのであれば、違う光コラボへの乗り換えが事業者変更で簡単にできますからさくっと行ってしまいましょう。
まとめ:快適な通信速度で使える格安SIMもある
ドコモなどのキャリアは回線品質が優れており、サービス面も充実しているというメリットはたしかにありますが、正直料金が高すぎます。
サブブランドやキャリアの格安プランであれば快適な通信速度を保った上で、スマホ代を大幅に下げることができますから、ぜひ乗り換えてみてください。