本記事では、LINEMOの最低利用期間や違約金といった、解約に関する情報を解説しています。
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LINEMOには最低利用期間や違約金はなし、いつでも解約可
LINEMOの解約時にかかるお金について解説していきます。
最低利用期間や違約金はなし
LINEMOには、最低利用期間はなく違約金もありません。
キャリアでは以前まで定期契約及び違約金があるのが当たり前ですが、法改正に伴い2022年3月をもってこれらは廃止。
現在はLINEMOに限らず、キャリア・格安SIMともに最低利用期間や違約金はありません。
ただキャリアなどで定期契約がある旧プランのまま使い続けている人は、解約時に発生する場合があります。
なおLINEMOは2021年3月からサービスが開始されましたが、当初から違約金等の設定はありませんでした。
MNP転出料など事務手数料もかからない
LINEMOはMNP転出料など解約に関する事務手数料もかかりません。
上述した通り違約金もない為、解約に伴って発生する費用は0円ということです。
MNP転出料は元々3,300円と設定している会社が多かったですが、現在はLINEMOに限らずどのキャリア・格安SIMでも無料となっています。
月額料金は1ヶ月分(日割りなし)
解約に関して一点注意しなければ行けないのが月額料金です。
解約月の月額料金は日割りとはならず、どのタイミングで解約しても1ヶ月分かかります。
その為、月初やデータ容量をたくさん余らせた状態で解約してしまうのは損。月末やデータ容量を使い切ったタイミングで解約した方がお得です。
LINEMO解約時の注意点
続いて、LINEMO解約時の注意点を解説します。
特典受取前に解約すると、受け取ることができなくなる
LINEMOでは、契約に伴い10,000円分のPayPayポイントプレゼントといったキャンペーンがよく行われています。
ただ特典を受け取る為には、受取タイミングでも継続して使っていることが条件。
8ヶ月目に貰えるのに、その前に解約してしまうとせっかくの特典が受け取れなくなってしまう為、自分が契約したタイミングでどんな特典があり、どんなタイミングで貰えるかは確認した上で解約するか決めるようにしましょう。
SIMカードの返却は不要、自分で処分を
LINEMOは解約に伴い不要になったSIMカードを返却する必要はありません。
自分で処分するようにしましょう。
ただ、SIMカードにはさまざまな情報(電話番号や連絡先が入っている場合も)が含まれている為、ハサミで切った上で処分することを推奨します。
特典でついているサービスも同時に使えなくなるまたは有料となる
LINEMOではいくつか特典としてついているサービスがありますが、解約に伴い使えなくなる場合があるので注意が必要です。
- LINEスタンプ プレミアム・・・LINEMO解約と同時に解約となり使えなくなる
- LINE MUSIC 6ヶ月間無料・・・無料期間内にLINEMOを解約した場合、特典は終了し有料に変更
- ソフトバンクポイント・・・LINEMO解約に伴い消滅
LINE MUSICは有料でも使い続ける予定がないのであればLINEMO解約前に解約、ソフトバンクポイントはPayPayポイントに交換しておくといったことを行っておきましょう。
短期解約によるブラックリストはある?
携帯電話は、短期解約するとブラックリスト入りして再契約できなくなるというイメージを持っている人は少なくないでしょう。
事実、以前は半年(180日)以内に解約するとブラックリストに入ることもありました。
しかし2023年2月に総務省は、「短期解約を理由に、事業者が新しい契約を拒むのは電気通信事業法に違反する」と判断を示しました。
その為、現在は短期解約でのブラックリスト入りはかなり少なくなっていると言って良いでしょう。
ただ絶対ではなく、短期解約を繰り返した場合に審査が通らなくなる可能性はゼロではありません。
ちなみに携帯電話事業者側は、乗り換え特典について1人1回までと限定したり、特典付与を数カ月後にするといった対策をとっています。
なお、支払い遅延や未払いなどを理由にブラックリスト入りし再契約ができなくなることはあります。
参考:総務省「短期解約ブラックリスト」
LINEMOから他社への乗り換え(MNP)方法
LINEMOから他社へ乗り換える場合の流れを簡単に解説すると以下の通りです。
- MNP予約番号の取得(必要な場合)
- 乗り換え先で契約
- SIM・端末の到着(数日から1週間)、esimの場合は即日
- 設定(APN設定など)
- 回線切替・開通手続き
- 各社で必要なアプリのダウンロード
ここで覚えておきたいのが「MNP予約番号の取得」ついて。
現在はMNP予約番号なしで、すぐ申し込める「MNPワンストップ」という仕組みができています。
下記に掲載している通信会社はMNPワンストップに対応している為、MNP予約番号の取得は不要。
掲載されていない通信会社への乗り換えは、LINEMOで事前にMNP予約番号を取得しておく必要があります。
【MNPワンストップ対象】
- ドコモ
- ソフトバンク
- au
- 楽天モバイル
- Y!mobile
- UQ mobile
- ahamo
- LINEMO
- povo
- mineo
- IIJmio
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- センターモバイル
- LPモバイル
以下の記事で、LINEMOから楽天モバイルへの乗り換え方法について詳しく書いているので確認してみてください。
まとめ
LINEMOには最低利用期間や違約金がなく、MNP転出料も発生しないので解約に伴う余計な出費はありません。
ただ解約月の料金は1ヶ月分かかる為、乗り換えた月は乗り換え先の携帯電話会社と合わせてスマホ代が多少増えてしまう点には注意しておきましょう。