.モバイルWiFiを使う上で、気にしなければいけないのがバッテリー残量。
端末によっては1日持たず、夕方くらいから電池がなくなってしまい使えなくなるなんてこともありえます。
そこで本記事では各モバイルWiFi端末の持ち具合やモバイルバッテリーの必要性、電池持ちを良くする為の方法、モバイルバッテリーの必要性を紹介します。
楽天モバイル(モバイルWiFi)の特徴
- コスパ◎、容量無制限で3,278円
- 事務手数料0円、ルーター1円。お試し利用にもOK。
- 人口カバー率99.8%以上、エリア・速度も◯
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モバイルWiFiのバッテリーはどれくらい持つ?種類別に解説
ではまずはモバイルWiFiのバッテリー持ち具合について、端末の種類別に紹介していきます。
WiMAXの端末
WiMAXの端末ごとの連続通信時間、連続待受時間は以下の通りです。
端末 | 連続通信時間 | 連続待受時間 |
Speed WiFi 5G X12 (5G対応) |
9時間 | 420時間 |
Speed WiFi 5G X11 (5G対応) |
9時間 | 400時間 |
Galaxy 5G Mobile WiFi (5G対応) |
16時間 | 790時間 |
Speed WiFi NEXT W06 (2+対応) |
9時間 | 800時間 |
Speed WiFi NEXT W06 (2+対応) |
9時間 | 850時間 |
現在販売されている「Speed WiFi 5G X12」は、スペック表を見ると他に比べてバッテリーが弱いように見えます。
バッテリー容量自体は4,000mAhと他の端末に比べるとむし大きいのですが、機能面が向上している(速度が速いなど)ことがこれの主な要因でしょう。
ただ、それでも十分1日バッテリーは持つスペックであり、実際に1日中外出しても電池切れで使えなくなることはありません。
もちろんどれだけ通信を行うかによってバッテリーの持ちは変わりますから、使い方によっては1日持たないなんてこともありえますが、基本的にはそこまでバッテリー切れを心配する必要はないでしょう。
ちなみにあまり使わないと2,3日持つこともあります。
ちなみにWiMAXには通常モードと別にエコモード(省電力モード)とハイパフォーマンスモードがあります。
エコモードにすると通信速度が制限されて若干速度が遅くなる代わりにかなり電池持ちがよくなります。一方でハイパフォーマンスモードは通信速度が重視される代わりに電池持ちが悪くなります。
クラウドSIMの端末(U3、U2s)
ZEUS WiFiといったクラウドSIMでは現在、U3という端末が多く使われています。ただ会社によってはU2sという一世代前の端末を使っている場合もあります。
バッテリーのスペックは以下の通り。
端末 | 連続通信時間 | 連続待受時間 |
U3 | 12時間 | 記載なし |
U2s | 12時間 | 記載なし |
スペック表における連続通信時間はWiMAXよりも優秀ですが、連続待受時間の記載はありません。
実際に使ってみた感想としてはバッテリーの持ちは正直いまいち。新品でも朝から外出すると夕方から夜でバッテリーが切れて1日持たないなんてことは多々あり、モバイルバッテリーが必須でした。
WiMAXのように待受時に電池容量を抑えれたりしない為でしょうか。
また動画とかを見ている端末が熱くなる点が気になりました。
ちなみにU3とU2sでは、スペック上の連続通信時間は同じであるものの新しいU3の方がバッテリー持ちは良かったです。
SIMフリーのFS040W、FS030W
SIMフリーのモバイルルーターとして非常に人気が高いFS040W。
楽天モバイルやmineoといった格安SIMを差してモバイルWiFiとして使うことができる端末です。
また一つ前のFS030Wはスペックが劣るものの、FS040Wよりも安く購入することができます。
バッテリーのスペックは以下の通り。
端末 | 連続通信時間 | 連続待受時間 |
FS040W | 20時間 | 記載なし |
FS030W | 20時間 | 記載なし |
スペック表でもかなりバッテリー持ちが良いのがわかります。
実際に使ってみても、かなり高頻度に通信を行っても丸一日なら問題なし。本記事で紹介しているモバイルWiFの中では最も電池持ちが優れています。
SIMフリーのJT101(どこよりもWiFi)
どこよりもWiFiを利用すると使うことになるのがJT101というモバイルルーターです。
端末 | 連続通信時間 | 連続待受時間 |
JT101 | 8時間 | 記載なし |
非常に小型で軽い反面、バッテリー持ちは正直一番悪いです。
外出時間が長いと1日は持たず、モバイルバッテリーは必須です。
ただ他のモバイルWiFiに比べて起動が20秒程度とかなり速い(他のモバイルWiFiは通信可能になるまで1分程度かかる)ので、使わない時は電源をOFFにしておくという使い方はありかもしれません。
モバイルWiFiの為にモバイルバッテリーが必要なのは?
モバイルWiFiは電池が切れてしまったら元も子もありません。その為、以下の時はモバイルバッテリーも合わせて持ち歩くことを推奨します。
クラウドSIMのU3・U2sやJT101を使う場合
U3、U2s、そしてSIMフリー端末のJT101は新品状態でも使い方によってはバッテリーが1日持ちません。
半日だけの外出ならまだしも、朝から夜まで1日外出するならモバイルバッテリーも持ち歩くようにしましょう。
泊まりなどで2日以上充電なしで使う
比較的バッテリー持ちが良いWiMAXやFS040Wでも、基本的には毎日充電が必要。使い方にもよりますが、2日は持ちません。
その為、泊まりなどの時は充電器もしくはモバイルバッテリーを持っていくようにしましょう。
電池の劣化が進んでしまっている時
同じモバイルバッテリーを2年以上使っていると、バッテリーが劣化して電池持ちが悪くなってしまいます。
その為、電池持ちが良い端末であっても1日外出するならモバイルバッテリーが必要となってくるでしょう。
ただこの場合は以下の観点から、違うモバイルWiFiに乗り換えることをおすすめします。
- 新しい端末が手に入る
- 長期間使うと月額料金が上がるところが多いので、乗り換えで安くなる
- キャッシュバックがもらえたり、月額料金が無料になるなど新規契約での特典があるモバイルWiFiがある
料金 | 通信 速度 |
エリア | |
楽天モバイル | ◎ 無制限 3,278円 |
◯ | ◯ |
GMOとくとく BB WiMAX |
△ 無制限 3,762円〜 |
◎ | ◯ |
ZEUS WiFi | ◯ 100GB 3,212円〜 |
△ | ◎ |
Point
- 楽天モバイル・・・コスパ◎、総合点No.1
- GMOとくとくBB WiMAX・・・通信速度◎
- ZEUS WiFi・・・エリアの広さ、繋がりやすさNo.1
おすすめモバイルバッテリー
モバイルバッテリーは質が悪いものだと容量の割にすぐバッテリーがなくなったり、発火等のリスクもある為、安心して使えるものを選ばなければなりません。
ここでは、それらを考慮した上で安心して使えるメーカーからおすすめのものを紹介します。
小型・低価格で持ち歩きに適したモバイルバッテリー
Ankerという安心して使えるメーカーであり、小型で軽量なのが「Anker PowrCore10000」。
大きさはクレジットカードサイズ程度で、重さも役180gと持ち運びに適しています。
また充電容量も小型でありながらiPhone14が2回分。モバイルWiFiの充電としては十分な能力を持っています。
大容量でスマホも含めて複数回充電できるモバイルバッテリー
容量は20,000mAh(iPhone14で4回以上)、大容量の割に343gと比較的軽いのが「Anker PowrCore Essential20000」。
スマホよりちょっと大きめのサイズなので先ほど紹介したAnker PowrCore10000よりはかなり嵩張るものの、複数回の充電がいけるので充電頻度が少なくて済みます。
モバイルWiFiの電池持ちを良くする為には?
モバイルWiFi自体の電池持ちを良くする方法は以下の通りです。
使わないときは、スマホとパソコンのWiFi設定をオフにする
スマホやパソコンのWiFiをオンにしたままでいると、バックグランドで通信していたり、気付かないうちに自動アップデートしていたりして、気付かないうちにモバイルWiFiで通信していることがあります。
モバイルWiFiを使わないなら、接続端末のWiFi設定をオフにしておけば、無駄なバッテリー消費を避けることができます。
長時間使わないときは電源を切っておく
一番電池持ちが良くなるのは、使わない間はできるだけモバイルWiFiの端末の電源を切っておくという方法でしょう。
ただ、頻繁に電源を入れたり切ったりすると、電波を拾うためにバッテリーを消費してしまいます。
またモバイルWiFiは電源ONから通信ができる状態になるまで1分程度かかる為、使い勝手も悪くなってしまいます。
ですので、長時間使わないと判断した場合には切るようにしておくと良いかもしれません。
エコモード(省電力モード)の利用(WiMAX)
WiMAXの端末には電池消費を抑えるエコモードがあります。
このモードにしておけば、電池持ちがかなり良くなるのでおすすめです。
エコモード時は通信速度が通常モードに比べておさられますが、基本的な用途(WebページやSNS閲覧、動画視聴など)では問題ありません。
普段はエコモード、速度に不満を感じたら通常モードやハイパフォーマンスモードに切り替えるなど、バッテリーをうまく節約しながら使っていくと良いでしょう。
まとめ
機器が古くなってきた、最近もたなくなってきたという方は、モバイルWiFiの状態を確認したうえで端末交換やバッテリー交換、もしくはモバイルバッテリーの用意をしておくと良いでしょう。
最新端末を購入し、ほどほどに使う程度の人であればそんなに心配はいりませんが、1日中使うようなヘビーユーザーであればバッテリーのもしもの時のことは考えておきたいものですね。