ドコモから格安SIMへの乗り換えは家族割や回線品質に注目するのが重要。
格安SIMの中には回線品質が非常に優れているものもあり、格安SIMだから遅いといった悩みを抱えることなく単に通信費を下げることも可能です。
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- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
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ドコモから格安SIMへの乗り換えで通信費は半分以下に抑えることができる
ドコモは利用者が最も多い携帯電話サービス。大手キャリアとして、通話品質・通話品質が優秀でサポートも充実しています。
ただ料金はかなり高いというのが正直なところ。
ギガライト | ギガホプレミア | |
基本料金 | 0.5GB:550円 3GB:2,167円 6GB:2,827円 9GB:3,377円 |
〜1GB:4,565円 〜3GB:5,665円 無制限:7,315円 |
割引 | 家族割・光回線セット割・dカード支払割 | |
割引後料金 (※) |
0.5GB:550円 3GB:880円 6GB:1,540円 9GB:2,090円 |
〜1GB:2,178円 〜3GB:3,278円 無制限:4,928円 |
※:家族割3人以上、ドコモ光とのセット割、dカード支払い割を適用
基本料金のみならず、通話定額オプションの料金も高めに設定されており、無制限プランで契約している人だと1台で10,000円弱の通信費がかかってしまっている人もいるでしょう。
一方で格安SIMであれば20GBでも3,000円以内というところが多数あります。
ドコモから格安SIMに乗り換える場合のチェックポイント
ドコモから格安SIMに乗り換える場合は、まず以下の点をチェックしましょう。
通信速度の重要性、快適に使いたいならキャリアの格安プランかサブブランド
格安SIMは安い代わりに通信速度が遅いというイメージを持たれている人も多いでしょう。
ただそれは間違いです。
まず一言でキャリアと言っても3つのタイプがあります。
- キャリアの格安プラン・・・ドコモなどの三大キャリアがオンライン契約に特化させて安く提供しているSIM(ahamo、LINEMO、povo)
- サブブランド・・・au、ソフトバンクがキャリアと同じ回線を使い提供している店頭契約も可能なSIM(Y!mobile、UQモバイル)
- MVNO・・・キャリアから回線を借り受け、通信サービスを提供している会社(mineo、IIJmioなど)
このうち、通信速度が遅いのはMVNO。料金は一番安いものの借りている回線に限度があり、利用者が増える時間は特に速度が遅くなってしまいます(遅い時だと5Mbps以下になる場合もあり)。
ただキャリアの格安プランやサブブランドであれば通信速度はかなり優秀。キャリアと同じく、いつでも快適にネットを使えるので安心です。
もし速度を重視するならキャリアの格安プランやサブブランドを選びましょう。
逆に通信品質が多少悪くても安い方が良いという人にはMVNOがおすすめです。
家族で何回線使っているか
ドコモでは家族で2回線以上使っていると割引される家族割がありますが、格安SIMは元々の料金が安いので基本的に家族割がありません(あってもごくわずかの割引)。
ただ例外なのがY!mobile。
Y!mobileには家族割があり、2回線以降は1台あたり1,100円の割引を受けることができます。
この割引を適用すればMVNO並、トップクラスに安い料金で利用できます。通信品質が良いことを考えると最もおすすめだと言えるでしょう。
ちなみにY!mobileは3大キャリアについで契約者数の多い携帯電話サービスです。
光回線とのセット割は関係なし
ドコモ光を使っている人はドコモで割引を受けることができていたと思いますが、格安SIMでドコモ光とのセット割を適用できるものはありません。
ドコモの格安プランであるahamoであっても光回線セット割は対象外です。
ただセット割が適用できないからと言って損というわけではありません。上述していますが、ドコモ(セット割適用)と格安SIM(セット割無し)で比較しても圧倒的に格安SIMの方が安いですからね。
ドコモから格安SIMに乗り換えるべきではない人はどんな人?
一部の人の場合、ドコモから格安SIMに乗り換えない方が良い場合もあります。
それは「毎月100GB以上の大容量を使う人」です。
ドコモでは無制限に使えるギガホプレミアがありました。キャリアの速い通信速度で、しかも無制限に使うことができるというのはやはり大きなメリットです。
一方で格安SIMにはそこまで大容量で使えるプランがありません。唯一ahamoが100GB使えますが、サブブランドのY!mobile、UQモバイルは30GB(増量オプション利用)、その他の格安SIMは20GBが最大容量プランです。
毎月100GBが以上ヘビーユーザーには、格安SIMだと選べるものがないのでドコモを使い続けるのがおすすめとなります。
ドコモから乗り換えるおすすめの格安SIM
ここでは、ドコモから乗り換える場合のおすすめ格安SIMを紹介していきます、
通信品質を求めるならahamo、LINEMO、安さを求めるならmineo、楽天モバイル。この中から使うデータ容量に応じて選ぶのがおすすめです。
ahamo|通信品質優秀、20GB・100GBの大容量プランあり
ahamo | |
料金 | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
通話オプション | 5分以内無料:0円 |
使用回線 | ドコモ |
回線品質 | ◎ |
- 回線品質◎、混雑する時間帯も快適
- 端末割引やdポイント還元あり
ドコモが出している格安プランであるahamo。ドコモ回線を回線品質は問題なし。MVNOタイプの格安SIMに比べて速度や安定性も高いですし、時間帯による制限もありません。
格安SIMに対して通信速度が遅いのではないかと不安を抱いている人も、ahamoなら安心して使うことができるでしょう。
LINEMO|通信品質優秀、3GB・20GBプランあり
LINEMO | |
料金 | ミニプラン(3GB):990円 スマホプラン(20GB):2,728円 |
通話オプション | 5分以内無料:550円 かけ放題:1,650円 |
使用回線 | softbank |
回線品質 | ◎ |
- 回線品質◎、混雑する時間帯も快適
- スマホプラン契約で最大15,000円分のPayPayポイント
- ミニプラン契約で、5,940円相当のPayPayポイント
- 通話定額オプションが7ヶ月間無料
softbankが出している格安プランであるLINEMO。softbank回線を使うので回線品質は問題なし。MVNOタイプの格安SIMに比べて、速度や安定性も高いですし、時間帯による制限もありません。
また他のキャリアタイプの格安SIMに比べて、キャンペーンなどが豊富なのも大きな特徴。安く速いかなりおすすめの格安SIMです。
IIJmio|料金を安く抑えたいならMVNOタイプがおすすめ
IIJmio | |
料金 | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
通話オプション | 5分以内無料:500円 10分以内無料:700円 かけ放題:1,400円 |
使用回線 | docomo、au |
回線品質 | △ |
- 格安SIMの中でもトップクラスの安さ
- 端末代最大54,000円割引
- 月額料金が3ヶ月間440〜1,100円割引
- 通話定額オプションが6ヶ月間410円割引
料金が安いというメリットがあるMVNOの格安SIM。さらにそのMVNOの中でも特に安いのがこのIIJmioです。
回線品質の面ではキャリアタイプ、サブブランドタイプに比べて劣ってしまうのは否めません。
ただキャンペーン等も豊富で、固定回線とのセットで安くなるといったメリットもありますから、とにかく料金重視だという人にはもってこいの格安SIMです。
楽天モバイル|【無制限】どれだけ使っても3,278円
楽天モバイル | |
料金 | 〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 〜無制限:3,278円 |
通話オプション | 15分以内無料:1,100円(音声アプリ) ※専用アプリ利用時はオプションなしで無料 |
使用回線 | 楽天 |
回線品質 | ◯ |
- 今だけ!初めて申し込みで10,000ポイントプレゼント!
- どれだけネットを使っても最大3,278円
- 専用アプリ利用で国内通話無料
- 端末割引あり、iPhoneの実質価格は全キャリア最安
- MNPで最大12,000円分のポイント還元
- 楽天市場でのポイント還元率アップ
新たなキャリアとして楽天が出している楽天モバイル。料金は段階制で、20GBを超えるとそれ以上はずっと定額で容量の制限がありません。
またキャンペーンも他社に比べて充実しており、コスパはトップクラスです。
新キャリアということで他のキャリアの回線を使っている格安SIMに比べるとエリアが狭く繋がりにくいといった悪い評判がかなり目立っていましたが、現在は大幅改善。
さらにパートナー回線(au回線)の上限が5GBから無制限となったので、使い勝手はかなり良くなりました。
まとめ:格安SIMで通信費節約、ドコモをそのまま使い続けるのがもったいない
ドコモから格安SIMに変えない大きな理由の一つに、「通信速度が遅い」「通信が安定しない」「店頭で契約できない」といったことを上げる人がいます。
しかし実際は、通信品質に関してはキャリアの格安プランやサブブランドで解決、店頭契約もサブブランドは可能と、実はドコモを使う場合と使い勝手に大きな差はなく、単純に通信費を下げることも可能なのです。
ですのでやっぱりドコモを使い続けるのはもったいない。この機会にぜひ格安SIMに乗り換えましょう。