とある契約をした人のクレジットカードの明細欄に並ぶカタカナ「ハイホーサービスリヨウリヨウ」とは、「hi-hoサービス利用料」のこと。
ただ、hi-hoのサービスを利用しているつもりのない人の元に、この名目で請求された覚えが無い料金があるとしたら、それはU-NEXTか、ハイビット(Hi-Bit)絡みのサービス利用料金かもしれません。
本記事では、「ハイホーサービスリヨウリヨウ」の正体について解説します。
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「ハイホーサービスリヨウリヨウ」って何?覚えが無いんだけど?
覚えのない「ハイホーサービスリヨウリヨウ」に戸惑いますが、まずは正当な請求なのかを確かめることが大切です。
最初に自分がToppa!や光ギガなどのサービスを利用していないか確認する
「ハイホーサービスリヨウリリヨウ」の請求を不安に思っている方は、現在加入しているサービスにToppa!や光ギガ、ダントツひかりなどの契約がない確認してみましょう。
・Toppa! プロバイダーサービス
・Toppa! モバイルデータサービス
・Toppa! 各種コンテンツサービス
・光ギガ 光コラボレーションサービス
・光ギガ 各種コンテンツサービス
・ダントツひかり 光コラボレーションサービス
・ダントツネット プロバイダーサービス
・ダントツネット モバイルデータサービス
・ダントツネット 各種コンテンツサービス
・その他HB社が提供する各種コンテンツサービス
(引用:Hi-BIt公式)
もし利用しているサービスがあれば、不正請求ではありませんので安心してください。
原因は、ハイビット(Hi-Bit)によるハイホーへの事業承継によるもの
ただ、なぜこれらのサービスを利用していて身に覚えの無い「ハイホーサービスリヨウリヨウ」の請求が来るのかというと、それにはサービスの運営主体が移行したことが関係しています。
2019年6月、通信事業サービス等を運営していたハイビット(Hi-Bit)は、その事業のほとんどをhi-ho(ハイホー)に承継しました。
HB社は、2019年6月1日を効力発生日として、HBの営む飲料水に係る事業及び情報通信事業の一部を除く全事業(以下「本件事業」といいます。)を、会社分割の方法により株式会社ハイホー(以下「ハイホー社」といいます。)に承継する(以下「本分割」といいます。)運びとなりましたので、お知らせいたします。
(引用:Hi-Bit公式)
この事業承継により、それまでハイビットが提供していたサービスからの請求が終了。
事業の管轄については、下表のように変更されました。
2019年 5月31日まで |
2019年 6月1日以降 |
|
サービス 提供元 |
㈱Hi-Bit | ㈱ハイホ― |
料金・ 契約期間 |
現ご契約内容 | 変更なし |
請求元 | ㈱Hi-Bit | ㈱ハイホ― |
お問い 合わせ先 |
現お問い合わせ先 | 変更なし |
(参考:Hi-Bit公式)
サービスの料金や契約期間に変更はなかったものの、サービスの提供元や請求元がハイホーになったため、クレジットカードの請求元も合わせて変更されたというわけです。
ハイホーサービスリヨウリヨウ「1,078円」と「605円」は何?
運営主体が変わったことは何となくメール等のお知らせで知っていたとしても、請求書には契約サービスの名前がなくて金額だけ載っていますから、契約した覚えのないハイホーからの請求がきているとびっくりしてしまうものです。
そこで、よく検索されている利用料である「1,078円(税込)」や「605円」、「1,089円」に関係するサービスついてまとめました。
1,078円は「プレミアムTV with U-NEXT(受付終了)」からの請求かも
(引用:プレミアムTV公式)
1,078円(税込)という請求が来ている人は、「プレミアムTV with U-NEXT ホリデープラン(N)」の名前に見覚えがないでしょうか。
現在は新規受付を終了していますがが、以前はToppa!や光ギガ、ダントツひかりなどから申し込むことができました。
このプランの月額料金は税抜980円。消費税を掛けると1,078円です。
もしこのプラン名に見覚えがあれば、契約時の問い合わせ先(Toppa!、光ギガなど)に連絡してみましょう。
なお、Toppa!における連絡先は以下の通りです。
【連絡先】映像カスタマーセンター
【番号】0570-666-168 受付:(10:00〜 18:00)
605円はHi-Bitのスマート補償(S)(月550円)への加入歴がないか確認を
(引用:Hi-Bit公式)
次に、605円(税込)という請求が来ている人は、「スマート補償(S)」に加入していないか、契約内容の確認をしてみてください。
このサービスは税抜き月額550円のオプション。つまり消費税をプラスすると605円となります。
こちらも新規受付を終了していますが、かつてはHI-Bitが提供する通信サービスの利用者が申し込むことのできるプランでした。
解約希望時の連絡先は以下の通りです。
1,089円だと「プレミアムTV with U-NEXT動画見放題プラン(h)」
ちなみに、「hi-hoから1,089円のサービス利用料請求がある」という方は、「プレミアムTV with U-NEXT動画見放題プラン(h)」の加入経験がないか確認してみてください。
架空請求や詐欺を疑って心配になる人もいますが、hi-hoのサービス利用料が実はこのプランの中に含まれています。
月額利用料2,980円(税抜)の内訳は、動画配信サービス「U-NEXT」が1,990円(税抜)、公衆Wi-Fiサービス「hi-ho Wi-Fi byエコネクト」を含むその他付随サービスが990円です。
公式サイトに記載されている通り、このプランに申し込むとU-NEXT以外に、公衆Wi-Fiを使える「hi-ho Wi-Fi by エコネクト」の利用料が含まれています。
クレジットカードの請求欄に、2,189円(税込)に加えて「ハイホーサービスリヨウリヨウ 1,089円」の請求があったら、この「hi-ho Wi-Fi by エコネクト」の利用料なので、変な請求があったと勘ぐる必要はありません。安心してください。
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U-NEXTはどこで契約したかによって解約方法が異なるので注意
動画配信サービス「U-NEXT」は「光回線サービスのオプション」「WEBサイト登録」「アプリ登録」など様々な登録・契約方法があり、簡単に使い始めることができて便利です。
ただその一方、どの方法で契約したかによって解約方法が異なるうえに、完全に登録情報を消すには解約だけでなく「退会」手続きまで必要になるなど、結構厄介な部分もあります。
知らない請求が来て急に焦らないためにも、U-NEXTを契約する際は、「自分がどこで契約したのか」「他に付随するオプションサービスはないか」「解約はどんな手続きが必要なのか」をしっかり理解しておくようにしましょう。
U-NEXTの解約と退会の違いとは?解約方法と退会手続きをわかりやすく解説!!アプリだと退会まではできないので要注意
【まとめ】通信費の明細は毎月確認、契約内容を見直すのも大事
クレジットカードに「ハイホーサービスリヨウリヨウ」(hi-hoサービス利用料)の請求が来た時に、加入した経験がないか確認しておきたいサービスについて解説してきました。
スマホや光回線の明細をWEB化した途端、毎月の使用料や詳細をさほど確認しなくなったという人も多いでしょう。
新しくオプションにでも入らなければ、さほど料金が変動することもありませんし、マイページにログインして確認するのもなかなか面倒ですよね。
ただ、久しぶりに明細を見ると、ほとんど利用していないオプション料金を支払い続けていたことに気が付くこともあります。
できるだけ通信費の明細は毎月確認し、契約内容も定期的に見直すように心掛けましょう。