ワイヤレスイヤホンの中で高い人気を誇るAirPods/AirPods Proですが、iPhoneなどApple製品だけでなく、AndroidスマホといったApple以外の製品でもBluetoothでの接続、そして利用が可能です。
ただAndroidスマホではいくつか使えない機能があることに注意が必要。
本記事ではAirPodsとAndroidスマホの組み合わせでできること、できないことについて解説していきます。
格安SIMならLINEMOがおすすめ!
- 3GBが990円、20GBが2,728円
- 通信速度は速く、LINE利用時のギガ消費もなし
- キャンペーンもお得!
- 最大15,000PayPayポイント還元
- 5分以内の通話定額オプションが7ヶ月間無料
\申し込みはこちら/
LINEMOの公式サイト
AirPodsやAirPods ProはAndroidでも利用可能、ただしデメリットあり
結論から言うと、AirPodsにしろAir Pods ProにしろAndroidスマホで使うことは可能です。
下記は実際にAndroidスマホ(Pixel8)とAirPods Proを接続した状態の画面。
他のイヤホンなどと同様にBluetoothで接続でき、一度接続設定をしてしまえば後はAirPodsをケースから外す際に自動で接続されます。
音を聞くことという点ではもちろん可能で、私も頻繁にAndroidスマホで音楽、動画利用時に使っています。
ただ残念ながらAndroidスマホとiPhoneの相性はあまり良くありません。
それは後述しているように、Androidスマホだと使えない機能があるというデメリットがある為です。
AirPodsやAirPods ProをAndroidで使う際に使えない機能
AirPodsにしろAirPodsProにしろ、Andoroidスマホと組み合わせて使うと使えない機能があります。
バッテリー残量の確認
iPhoneであれば、上記のようにAirPods/AirPods Proのケース、イヤホンのバッテリー残量が確認できます。
しかしAndroidスマホではバッテリー残量の確認ができません。
一応下記の通り、AirPods自体でもバッテリー残量は確認できるものの、詳細な残量はわかりません。
【充電ケースにイヤホンが入っている状態で蓋を開閉した時】
- ランプが緑に点灯・・・イヤホン本体の充電が100%
- ランプがオレンジに点灯・・・イヤホン本体を充電中(100%未満)
【充電ケースにイヤホンが入っていない状態で蓋を開閉した時】
- ランプが緑に点灯・・・イヤホン本体を1回以上フル充電できるバッテリー残量が充電ケースにある
- ランプがオレンジに点灯・・・イヤホン本体を1回フル充電できるバッテリー残量が充電ケースにない
ただしApple公式ではないものの、「AndroPods」 など、Androidスマホでもバッテリー残量を%表示することが可能となるアプリもあります。
着脱による自動再生・自動停止機能
AirPodsをiPhoneやiPadと組み合わせて使うと、イヤホンを外した時に音楽や動画に自動停止される「自動耳検出機能」があり、設定からオン/オフを切り替えることができます。
しかしAndroidでAirPodsを使う場合はこの機能が使えず、AirPodsを耳から外しても音楽や動画の再生は止まらずに流れ続けます。
空間オーディオ再生
AirPod/AirPods Proのメリットの一つに空間オーディオがあります。
3次元的に音が聞こえることで、立体的で臨場感あふれるサウンドを楽しむことができる機能です。
しかしAndroidスマホではこの機能を使うことはできません。
会話感知(AirPods Pro)
AirPods Proでは、人に話しかけられたり自分が話した際に会話を検知し、の音量を下げ人の声を強調してくれる「会話検知機能」があります。
ただしAndroidスマホに接続している際はこの機能も使うことができません。
個人的には人と会話する際はどんな状況(コンビニのレジなども含め)でもイヤホンを外すので、使えなくてもそこまで影響のない機能です。
ヘッドフォン調整(イコライザー)
iPhoneではAirPodsを使っている際の音質などを調整する機能が使えますが、Androidスマホで使っている場合はこの調整機能も使うことができません。
デバイス間の接続先自動切り替え
個人的にAirPodsで最も便利な機能が、Appleデバイス間の自動切替機能。
iPhoneと接続された状態でも、iPadで音楽や動画を再生すると自動で接続先が変更される為、使うデバイスを変える度にBluetoothの設定行う手間がありません。
ただこの自動切り替えはAppleデバイス間のみで有効で、Androidスマホでは自動切替が行われません。
なお、Androidスマホ1台のみでAirPodsを使う場合は、毎回接続する手間はなく、自動で再接続されます。
音声アシスタントの起動
AirPodsはiPhoneと接続していれば音声アシスタントのSiriを使うことが可能。
しかしAndroidスマホでは搭載されていないSiriの利用はもちろん不可、かわりにAndroidスマホに搭載されているGoogleアシスタントを使うこともできません。
AirPodsやAirPods ProとAndroidスマホの組み合わせでできること
ではAndoridスマホでもできることはどういったことがあるでしょうか。見ていきましょう。
- 音楽が動画の音を聞く
- ノイズキャンセル等のノイズコントロール設定の変更
- イヤホン操作での再生や一時停止、次のトラックや前のトラックへの変更
- イヤホン操作での音量変更
- 通話機能
イヤホンとしての必要な機能を使うことは可能。
私自身Andoroidと組み合わせて使っていても、そこまで不便で使い勝手が悪いと感じることはありません。
AndroidユーザーがAirPods/AirPods Proを買うのって実際どう?
すでにAirPodsやAirPods Proを持っている人がスマホをiPhoneからAndroidに変えたとしても、わざわざ買い替える必要はそこまで高くないでしょう。
使えなくなる機能はあるとは言え、イヤホンとして必要な機能はこれまで通り使える為です。
では、現在Androidスマホを使っている人がAirPodsやAirPods Proを買うのは実際どうでしょうか。
基本的な機能としては使えるので、AirPodsやAirPods Proならではのデザインや装着感、音質、ノイキャン性能に強いこだわりがあるのであれば購入するのもありでしょう。
ただ強いこだわりがなく他のイヤホンでも良いというのであれば、わざわざ価格が高いAirPodsやAirPods Proを選ぶ必要はないというのが正直な印象。結局使えない機能がある為です。
AirPods Proとの比較対象としてソニーのWF-100XM5が良く取り上げられますが、Androidユーザーなら使い勝手や価格面から個人的にはWF-100XM5の方がおすすめです。