光回線は戸建てタイプとマンションタイプで利用の条件、料金、通信速度が異なります。
そこで本記事では光コラボの中でも最も人気が高いドコモ光を、マンションやアパートで使う場合について詳しく解説していきます。
ドコモユーザーがドコモ光を選ぶべき理由
- ドコモスマホ1回線あたり最大1,100円割引
- ドコモを使っている家族全員に割引適用
- 全国で導入可能な光コラボ
- 工事費無料
- プロバイダ経由(GMO)ならキャッシュバックも高額
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ドコモ光をマンション・アパートで使う為の条件
光コラボであるドコモ光の対応エリアは全国となっている為、利用できない都道府県はありません。
ただマンションやアパートの場合だと、エリア内でも使えない場合があるので注意が必要です。
フレッツ光に対応したマンション・アパートである
ドコモ光を使うためには、まず住んでいるマンションやアパートがフレッツ光対応マンションでなければなりません。
電線から直接光回線を繋ぐ戸建てと違い、マンションの場合はまず共用スペースに繋げます。そして共用スペースから各戸に繋がれ、光回線が使えるようになります(下図参照)。
電線から共用スペースまで回線を繋ぐのは大家さんや管理会社が行うことであり、個人は共用スペースから各戸まで光回線をつなげることしかできません。
すなわち、マンションやアパートではあらかじめ繋がっている、決められた光回線しか使えないのです。
そして「フレッツ光対応マンション」とは、フレッツ光の回線が共用スペースまで繋げられているマンションのことを言います。
ドコモ光は光コラボでフレッツ光回線を使う為、フレッツ光対応マンションでなければ使えないというわけです。
なお、マンションやアパートがフレッツ光に対応しているかどうかは、以下のNTTエリア検索で調べることができます。
- 東日本・・・フレッツ光東日本エリア検索
- 西日本・・・フレッツ光西日本エリア検索
例外:フレッツ光対応でなくても3階以下なら戸建てタイプで利用できる可能性あり
マンションやアパートであっても、3階以下に住んでいる場合は戸建て扱いとして、電柱から宅内に直接回線を引っ張ってくることができる場合があります。
ただし電柱との位置関係などによって利用できない場合もあるので、個別に確認が必要です。
またこの場合は料金も戸建てタイプ(月5,720円)が適用され、マンションタイプ(月4,400円)よりも高くなってしまう点に注意が必要です。
もしドコモ光が使えない場合は・・・
マンションによっては残念ながらドコモ光を使うことができない場合もあります。
たとえばマンションがauひかりやeo光などにしかマンションが対応していないといったケースですね。
その場合はドコモ光を諦め、対応している光回線を使うというもちろん一つの手段ですが、もしドコモのスマホを契約しているならドコモhome 5Gを使うというのもおすすめです。
- 工事不要で使える
- ホームルーターの中だと高速(実測100〜200Mbps程度)かつ安定している
- ドコモスマホとセット割の対象となる
- 容量無制限、何GB使っても速度制限なし
セット割によるドコモスマホの割引は1回線あたり最大1,100円、家族で使っている回線数分適用されるので(4人で4回線使っていれば最大4,400円)、かなり大きいです。
その為、もしドコモ光を使えないなら同様にセット割が適用できるドコモhome 5Gが最適だと考えます。
ドコモ光をマンションで使う場合の通信速度
ドコモ光の最大通信速度は1Gbpsであるというのはマンションタイプだと当てはまりません。
マンションでは、建物内の配線方式によって最大通信速度が異なります。
光配線方式なら最大1Gbps
共用スペースから各戸まで全てが光回線で繋がっている「光配線方式」のマンションでは最大通信速度が1Gbps、実測値で100〜400Mbps程度の通信速度で使うことができます。
同マンション内での混雑がひどいといった問題がなければ、快適にインターネットを利用することができるでしょう。
もしリビングに以下の光コンセントが設置されていれば、そのマンションは光配線方式であると考えて良いでしょう。
LAN方式、VDSL方式なら最大100Mbps
マンションには、共用スペースから各戸までLANケーブルで繋がっている「LAN方式」や、電話選ケーブルで繋がっている「VDSL方式」もあります。
既存の設備を使う為、光配線方式よりも導入コストが安いので古いマンションなどはこのタイプが多いです。
そしてこれらの最大通信速度が100Mbpsとなり、実際の速度は30〜70Mbps程度となり、光配線方式よりもかなり遅いです。
20Mbpsあれば最高画質の動画も快適に見ることができる為、普通に使う分には全く問題ない速度ではあるものの、大容量のデータをダウンロード・アップロードすることが頻繁にある場合は速度に不満を感じてしまうかもしれません。
ただ配線方式は一個人で簡単に変えることができるわけではなく、受け入れるか、嫌なら光配線方式のマンションに引っ越すしかないです。
戸建てタイプなら最大1Gbps
3階以下に住んでいて、電線から直接宅内に光回線を引く戸建てタイプを利用する場合は、マンションの配線方式は関係ありません。
全てが光回線で繋がる為、最大通信速度は1Gbps。実測で100〜400Mbps程度です。
このタイプは速度が速いだけでなく、マンション内に比べて回線混雑による速度低下が起きる可能性も低いというメリットもあります。
ただ代わりに料金はマンションタイプだと4,400円のところ、戸建てタイプは5,720円と千円以上も高くなってしまうというデメリットがあります。
ドコモ光をマンション・アパートで使う場合の月額料金や工事費
ではドコモ光をマンション・アパートで使う場合の月額料金や工事費を見ていきましょう。
ドコモ光 | ||
月額料金 | 4,400円 (戸建てタイプは5,720円) |
|
プロバイダ料 | なし ※月額料金に含まれている |
|
基本 工事費 |
屋内配線有り | 22,000円 (特典で無料) |
屋内配線無し | 8,360円 (特典で無料) |
|
無派遣工事 | 3,300円 (特典で無料) |
|
転用 事業者変更 |
0円 |
月額料金は選ぶプロバイダによって220円高くなる場合もありますが、わざわざ高いものを選ぶ必要がないので安いものを選びましょう(おすすめプロバイダは下記で紹介しています)。
工事費はマンションの設備状況によって異なります。
完全新規の場合は22,000円かかりますが、屋内配線が無い場合は安くなり、さらに光コンセントがすでに設置されているなどで無派遣工事(工事担当者が自宅に訪問せずに開通)となる場合は2,200円で済みます。
また現在フレッツ光を使っている人がドコモ光へ乗り換える場合(転用)や、違う光コラボを使っている人がドコモ光へ乗り換える場合(事業者変更)は使っていた回線をそのまま使えるので工事費はかかりません。
ただ現在ドコモ光は工事費無料のキャンペーン中。新規工事であっても0円で利用できるようになっています。
ただし、土日祝工事や夜間工事による追加工事料は別途発生し、無料キャンペーンによる割引の対象になりません。安く済ませたいならなんとか時間を作って平日の昼間で工事をお願いするのが良いでしょう。
ドコモの新料金プラン「irumo」
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- ドコモ光とのセット割でさらにお得、格安SIMよりも安くなる。
- 格安SIMでは不安という人はドコモ一択
プラン | 基本料金 | 割引後 |
3GB | 2,167円 | 880円 |
6GB | 2,827円 | 1,540円 |
9GB | 3,377円 | 2,090円 |
ドコモ光の開通工事内容
ではここからは具体的にドコモ光の開通工事内容を紹介します。
光コンセントがある場合
すでにリビング等に光コンセントがある場合は、工事担当者が来ない「無派遣工事」となるケースが多いです。そして開通までは以下の流れで進みます。
- 開通予定日までにONUとの機器が送られてくる
- 開通日にONUと光コンセントを接続
- 事前に送られてくる書類に従ってルーターを接続し、設定を行う
工事がないので申し込みから開通までの期間も短期間(通常2週間程度)ですむことが多いです。
光コンセントがない場合
光コンセントが設置されていなくてもLAN方式であれば無派遣工事となる場合もありますが、基本的には配線工事が必要となります。
- 開通予定日までにONUとの機器が送られてくる
- 回線業者と工事日を調整
- 開通工事
- 事前に送られてくる書類に従ってルーターを接続し、設定を行う
マンションが光配線方式であれば開通工事のタイミングで光コンセントが設置されます。
工事自体は数時間で終わる場合がほとんどであるものの、工事担当者との空き状況によってすぐに工事ができるとは限らない為、申し込みから開通工事までは早くて4週間、長いと2ヶ月以上かかってしまう場合があります。
ドコモ光のおすすめプロバイダ、申し込み先
ドコモ光は選ぶプロバイダによって料金が異なります。
- タイプA(月4,400円)・・・OCNインターネット、GMOとくとくBB、Plalaなど計17社
- タイプB(月4,620円)・・・@TCOMなど計5社
わざわざ高い方を選ぶメリットはないので、まずプロバイダはタイプAから選ぶというのが前提です。
またドコモ光は公式経由でも申し込むことができますが、プロバイダ経由から申し込んだ方がお得です。
最もおすすめなのはプロバイダのGMOとくとくBB経由で申し込むことです。
- GMOとくとくBBは月額料金が安いタイプAのプロバイダ
- キャッシュバックが最大65,000円
- 他社光回線の解約違約金負担あり
- ドコモポイント2,000ptプレゼント
- WiFiルーターレンタル無料
正直、公式から申し込むメリットはないので、必ずプロバイダ経由で申し込むようにしましょう。
まとめ:まずはマンションがフレッツ光に対応しているかをチェック
ドコモ光を使う為にはまず、マンションやアパートがフレッツ光に対応している必要があります。
申し込みから開通までは多少時間がかかってしまうものの難しいことはありませんから、利用したいという人はまずフレッツ光のエリア検索で自分が住んでいるマンション・アパートで光コラボが利用できるかチェックしてみてください。