ネットを利用する上で、重要となる回線速度。
最近は光回線やスマホでも、実測値として200Mbps前後となることが多いです。
そこで本記事では、200Mbpsという速度がどのくらいなのか、速いのかそれとも遅いのかについて解説していきます。
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200Mbpsは光回線、スマホ(5G接続)利用時に見られる速度
200Mbpsという速度は、光回線(1Gbpsプラン)を利用している際や、スマホで5G回線に接続されている際に見られる速度です。
回線 | 一般的な通信速度 |
光回線(1Gbps) | 100Mbps〜500Mbps |
光回線(10Gbps) | 600Mbps〜2Gbps |
スマホ(4G) | 10〜100Mbps |
スマホ(5G) | 50〜300Mbps |
光回線は最大1Gbps(実測100〜500Mbps)のプランが一般的です。
ただ現在はより高速通信が可能な最大10Gbpsのプランも広まっており、このプランを利用すると料金は高くなるものの200Mbpsを大きく超えた速度でのインターネット利用が可能となります。
なお通信速度は環境・機器などによって大きく変動する為、同じ回線種類を使っても200Mbpsを大きく上回ったり、逆に大きく下回ってしまうこともあります。
200Mbpsってどれくらい?
200Mbpsという速度は、どれほどの速度なのでしょうか。
200Mbpsでていれば高画質の動画視聴やオンラインゲームも全く問題なし
200Mbpsというのは、かなり速い速度です。
スマホ(4G接続)の通信速度は30Mbps程度となることが多いですが、高画質の動画視聴でも快適に視聴できている経験がある人は多いでしょう。
200Mbpsというのはその6倍以上。それだけでネットを使う分には十分すぎる速度であることがわかりますよね。
なお様々なインターネットサービスを快適に利用できる通信速度はおよそ以下の通りです。
- Webサイト閲覧・・・1〜10Mbps
- SNS・・・3〜10Mbps
- 動画視聴(標準画質)・・・5Mbps
- 動画視聴(高画質)・・・10Mbps
- 動画視聴(超高画質)・・・25Mbps
- ZOOM・・・5Mbps
- テレワーク・・・10〜20Mbps
- オンラインゲーム(スマホ)・・・10〜30Mbps
- オンラインゲーム(パソコン)・・・10〜100Mbps
4Kなど超高画質の動画でも25Mbpsあれば十分、オンラインゲームはゲームの種類・内容によって幅は広いですが基本的に100Mbpsでも困ること無し、200Mbpsでていれば十分です。
ただオンラインゲームのでもFPSをする場合は通信速度だけでなくPing値と呼ばれる応答速度も重要となります。光回線であれば良いのですが、スマホなどのモバイルデータ通信は通信速度が速くてもPing値が高くてラグを感じる可能性があります。
大容量データのダウンロード・アップロードもかなり速い
最近は高画質の動画などダウンロードや、自分でとった写真や動画をクラウドへアップロードなど、大容量データのダウンロード・アップロードを行う機会も増えていました。
通信速度が遅ければ当然かなり時間がかかってしまうのですが、通信速度が200Mbpsでていればかなり速く完了できます。
もちろんもっと通信速度が速ければ快適性は上がります。ただ光回線(1Gbpsプラン)やスマホ利用時にこの速度がでているのであれば、満足すべき速度であると言えるでしょう。
※スマホ(モバイルデータ通信)の場合は上り(アップロード)の速度は200Mbpsもでない
通信速度には下りと上りがあります。
- 下り(ダウンロード)・・・ネットの情報を受信する場合の速度、WebページやSNSの閲覧、動画視聴等に利用
- 上り(アップロード)・・・パソコンやスマホの情報をネット上に送る場合の速度、SNSの投稿やクラウド等へのデータ保存時などに利用
このうち、ネットでよく使われる用途は下り速度の為、通信速度として表示されるのも下りの速度です。ただ使い方によっては上りの速度も重要です。
光回線の場合、実測値に下りと上りで大きな差はなく、上りでも200Mbpsを超える速度がでます。
しかし、スマホ(モバイルデータ通信)の場合は上りの速度が遅い傾向にあります。
下記はauの通信速度を測定した結果です。
下りは約150Mbpsでているのに対し、上りは15Mbpsと10分の1。
他の携帯電話事業者で速度を測定しても、上りはだいたい10Mbps前後。よくて30Mbps程度しかでません。
200Mbpsもでないのはなぜ?
200Mbpsは光回線やスマホでもでる速度ですが常にこの速度がでるわけではなく、様々なことが要因ででない場合があります。
光回線の場合
まずは光回線の場合からです。
マンションの場合は通信速度が最大100Mbpsの場合あり
マンションの場合、建物内部が光ケーブルではなく電話用のケーブルで接続されている場合があります(VDSL方式)。
特に古いマンションの場合は多いです。
この場合の光回線の最大通信速度は1Gbpsではなく100Mbps。実測値も50〜80Mbps程度となってしまいます。
ただauひかりはVDSL方式でも下り最大664Mbps、実測100〜200Mbps程度の速度がでるタイプGというプランをできる場合があります。
回線の混雑
戸建てや光配線方式のマンション(マンション内も光ケーブルで繋がっている)でも、回線が混雑していると速度は低下。100Mbpsを切ってしまうこともあります。
特にネットの利用者が増える時間帯の夜は速度が低下しがちです。
ただ現在はほとんどの光回線がiPv6という回線混雑に強い新たな規格を採用しています(有料オプションとなっていたり、無料でも申込みが必要な場合あり)。
iPv6を利用すれば、マンションなど回線混雑に弱い環境でも比較的速度低下せずに済みます。
周辺機器が古い
通信速度が思ったよりもでない原因として、ルーターやLANケーブルといった周辺機器が古いことが原因となっている場合があります。
ルーターにしろケーブルにしろ、古いものだと通信速度が遅かったり、電波干渉を受けやすい規格となっている場合がある為です。
また上述したiPv6を利用する為には、単に回線側で契約するだけでなく、ルーターやLANケーブルはIPv6に対応したものを使う必要があります。
スマホ(モバイルデータ通信)の場合
続いてスマホ(モバイルデータ通信)の場合です。
4Gに接続している為
200Mbpsは5G接続時の速度であり、4Gに接続している時だとなかなかここまでの速度はでることがありません。
現在5Gのエリアもかなり拡大してきましたが、まだまだ繋がらないとこも多いのが実情です。
見た目は5Gをでも、4Gの周波数帯を転用している場合あり
スマホの表示が「5G」となっていても、実は4Gで周波数帯の一部を転用してものに繋がっており、それが原因で通信速度が遅いことがあります。
ドコモ、au、ソフトバンクいずれでも4Gで周波数帯の電波の5G転用はおこわれており「なんちゃって5G」なんて言われます。
参考:日経XTECH
回線が混雑している
モバイルデータ通信も回線混雑による速度低下も顕著な傾向があります。
特に平日12時台は利用者が増える時間帯で速度低下が起こりやすく、格安SIMだと1Mbpsという超低速になってしまうようなことがあるくらいです。
また回線混雑は時間帯だけでなく、人が多く集まるエリアでも起こりやすいです。
MVNOの場合は5Gでもあまり速くない
MVNO(キャリアから回線を借りて通信サービスを提供)の格安SIMでも最近は5Gオプションが利用できるようになってきました。
ただMVNOの格安SIMはキャリア系(サブブランドやオンライン専用ブランド含む)に比べて通信速度が遅く、5Gに接続できてもあまり速度が上がらない傾向にあります。
通信速度が速い携帯電話会社
200Mbpsというのは、スマホならトップクラスに速い速度です。
このような速度を利用したであれば、キャリアを除くと以下のオンライン専用ブランドやサブブランドである必要があるでしょう。
ただここまで速い速度が必要なら利用可能なデータ容量も大容量であることが必要。20GBでは足りない場合が多いです。
その為、100GBが利用できるahamo(100GBで4,950円)が無制限プランがあるキャリアのメインブランドを除くと唯一の選択肢でしょう。
まとめ
200Mbpsという速度がでていれば、ネット利用でほぼ困るようなことがなく快適に利用できるはずです。
もし速度がでない場合は、回線混雑や周辺機器の不具合を疑ってみるとよいでしょう。