楽天モバイルやmineoなど、通話用だけでなくデータ通信専用のSIMとしても安く大容量のものが出ています。
さらにそのSIMをSIMフリーのモバイルルーターに挿せば、モバイルWiFiとして使うことができるので、スマホ・タブレット・パソコンなど複数の端末が外出先でも手軽に使えるようになります。
そこで本記事では、SIMフリーのルーターについておすすめのもの、選ぶ際の注意点を解説していきます。
楽天モバイル(モバイルWiFi)の特徴
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- 人口カバー率99.8%以上、エリア・速度も◯
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SIMフリーのWiFiルーターとは
ルーターはネットの回線を無線、ないし有線でいろいろな端末機器につなげる役割を果たします。
固定回線ならモデムから接続するのが一般的ですが、持ち歩きのできるモバイルルーターや、コンセントに挿すだけのホームルーターでは端末にSIMを挿し、基地局からの電波をキャッチすることで通信を行います。
そのうちSIMフリールーターとはその名の通り、自由にSIMを選んで挿すことのできるルーターのこと。
キャリアやプロバイダで契約したルーターとは異なり回線に縛りがないため、国内のみならず海外の好きなSIMも挿して通信できるのが特徴です。
SIMフリールーターの種類
SIMフリーのルーターは形状によって種類があり、自分の使用シーンによって最適なものを選ぶようにしましょう。
【おすすめ】モバイル型
モバイル型のルーターはバッテリーを内蔵したタイプのWiFiルーターです。大きさはスマホと同程度。
モバイルWiFiとも呼ばれている通り、持ち運びできるのでどこでも使うことができるのが最大のメリットです。
とりあえず迷ったらこのタイプをおすすめします。
USBスティック型
USBスティック型はノートPCなどUSBポートを持つ機器に挿し込んで使用します。
その際機器から給電を行うため、ルーター自体にバッテリーを搭載しておらず、大変コンパクトであること、そして持ち歩きができること。
デメリットはUSBポートに挿し込んだ1台しか接続ができないこと、USBに繋ぐことができない端末では使えないこと。またモバイル型のような無線での接続より通信速度が多少速い傾向にあります。
ノートPCしか使わないことが決まっている場合はスティック型で十分ですが、個人的にはモバイル型がおすすめ。
モバイル型であれば複数端末が利用可能、持ってるだけで手間なくいつでも使えるといったメリットがあり、使い勝手が圧倒的にモバイル型の方が良いです。
据え置き型
据え置き型のルーターは、コンセントに挿して使用するのが特徴。
そのため上記のモバイル型やUSBスティック型のように外出時に持ち歩くことはできませんが、WiFiが強く電波が届きやすいです。
ただやはり持ち歩きができないというのは使い勝手としては良くありませんし、ホームルーターを使いたいなら専用のものを使った方がコスパが良いので、特別な理由がない限りはおすすめしません。
おすすめのSIMフリールーター
おすすめのSIMフリールーターを紹介します。
楽天モバイルならSIMフリールーターが1円で購入可能、安さ重視ならおすすめ
楽天モバイルではSIMを契約するタイミングであれば「Rakuten WiFi Pocket 2C」というSIMフリールーターが1円で購入可能です。
特徴は以下の通り。
- 1円で購入可能(回線の契約がない場合は7,981円)
- 下最大150Mbps
- 107gで軽量
- バッテリーはそこそこ(1日持たない場合も)
- 充電はUSB-C
スペックとしてはそこまで良いわけではないものの必要十分。
楽天モバイル自体、料金が安いので、安さ重視・かつSIMと同時契約をする予定であればおすすめです。
詳細なスペックは以下の通りです。
項目 | 詳細 |
名称 | Rakuten WiFi Pocket 2C |
サイズ | 高さ 約64,8mm ×幅 約107.3mm ×厚さ 約15mm |
質量 | 約 106g |
通信時間 | 受信時最大 150Mbps 送信時最大 50Mbps |
連続通信時間 | 10時間 |
無線LAN同時接続数 | 16台 |
SIM | microSIM |
充電用端子 | USB Type-C端子 |
スペック重視なら富士ソフトのFS040W
SIMフリールーターの中で最もおすすめなのは富士ソフトのFS040W。特徴は以下の通りです。
- 端末代15,000円程度
- 下り最大300Mbpsと他に比べて速い
- バッテリーが強く1日は余裕で持つ
- 充電はUSB-C
- モバイルバッテリーとしての利用も可能
- 楽天モバイルでも利用可
楽天のモバイルルーターに比べると多少大きくて重いものの、速度やバッテリーの持ちなど優れた点が多く一番おすすめです。
詳細スペックは以下の通りです。
項目 | 詳細 |
名称 | +F FS040W |
サイズ | 高さ 約76.0mm ×幅 約76.0mm ×厚さ 約19.6mm |
質量 | 約 142g |
通信時間 | 受信時最大 300Mbps 送信時最大 50Mbps |
連続通信時間 | 20時間 |
無線LAN同時接続数 | 16台 |
SIM | nanoSIM |
充電用端子 | USB Type-C端子 |
SIMフリールーターの選び方
SIMフリーのルーターは正しく選ばないと、SIMに合わなかったり、使えはするっけど速度が出ないということになりかねません。
ルーターを購入する際のチェックポイントを細かく見ていきましょう。
- 対応バンド
- バッテリー容量
- クレードルの有無
- 接続台数
SIMフリーでも対応バンドに注意(海外のSIMを利用する場合)
SIMフリーのルーターならどんなSIMでも挿せると思っている人は要注意です。
SIMロックのかかっていないルーターであれば、たしかにSIMカードの認識は問題なく行うことができますが、対応するバンドがかみ合っていないと、通信速度が遅くなってしまいます。
国内の利用であればたいていの主力周波数帯はカバーしているので、さほど気にすることもありませんが、海外での利用を考えている場合はあらかじめ対応バンドを調べておくようにしましょう。
バッテリー容量
モバイル型のルーターを選ぶ場合、バッテリー容量や連続通信時間は大切なポイントです。バッテリーが一日持たず、結局スマホの通信量を消費してしまっては意味がありません。
もし1日バッテリーが持たない端末を利用するなら、モバイルバッテリーも持ちあるくようにしましょう。
クレードルの有無
クレードルはモバイル型のルーターを置くための専用の台です。
3,000円~5,000円程度で別途購入が必要ですが、有線での接続ができるほか、屋内での使用に特化したビームフォーミングなどの機能を搭載し、速度が向上するものもあります。
クレードルに置いている間は充電もできるので、抜き差しによってケーブルが劣化するのも防げますね。
ちなみにRakuten WiFi Pocket 2Cはクレードル非対応ですが、FS040Wであればクレードルに対応しています(別途購入が必要)
接続台数が少ないこともあるので注意
複数端末で接続することを考えている場合は接続台数も確認しておくといいでしょう。
スティック型は1台しか接続できませんが、据え置き型は固定回線の代わりにする人も多いため10=~15台前後同時に接続が可能です。
さらにモバイル型の場合、同時に接続できる台数には大きく差があります。
たとえばGlocalMeU2sは同時接続台数が5台しかありませんが、FS040Wでは15台同時に接続することが可能。
あまり重要視する項目ではないかもしれませんが、使用用途を狭めないためにはできれば台数の多いものを選んでおくといいですね。
最大通信速度が遅いのは気にするべき?
特定の回線を拾い、キャリアアグリゲーションなどの機能で速度を出すルーターとは異なり、多様な回線に対応するSIMフリールーターは最大速度が遅いものも多いです。
たとえば富士ソフトのFS040Wの最大速度は下り300Mbps。
対して同じモバイルWiFiルーターでもドコモやWiMAXなどのものは一定の条件下で最大速度1Gbps以上もあります。
しかし最大速度がどんなに速くても、実際に出る速度はまた別の話。モバイルルーターでは100Mbpsを大幅に超えることはそう多くありません。
そもそも10Mbps程度あればたいていの通信は快適に行えるので、よほど重たいデータを扱うのでなければ150〜300Mbpsでも十分対応ができます。
SIMフリールーターと合わせて使いたいデータSIM
いくつかおすすめのデータSIMについても紹介します。
楽天モバイル
楽天モバイル | |
料金 | 〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 〜無制限:3,278円 |
通話オプション | 15分以内無料:1,100円(標準アプリ) ※専用アプリ利用時はオプションなしで無料 |
使用回線 | 楽天 |
タイプ | キャリア |
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- どれだけネットを使っても最大3,278円
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- MNPで最大12,000円分のポイント還元
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楽天モバイルは無制限に使えて3,278円という安さが最大のメリット。今のデータSIMはこの楽天モバイル以外に100GBが限度となっているので、無制限で使える点を重宝する人は多いでしょう。
以前まではエリアが狭い、パートナー回線が5GBまでといった制約がありましたが、現在はエリアが拡大しパートナー回線の上限も廃止され無制限になったことで使い勝手は大きく改善されています(人口カバー率99.9%)。
なお楽天モバイルには音声通話が可能なプラン、データ専用プランがありますがどちらも料金は同じです。どうせならとりあえず音声通話が可能なプランを選んでおくのが良いでしょう。
またモバイルWiFiとして使いたいのであれば、ルーターを1円で購入することも可能です。
mineo
mineo | |
料金 | 【マイピタ】 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 【マイそく】 スーパーライト(最大32kbps)・・・250円 ライト(最大300kbps)・・・660円 スタンダード(最大1.5Mbps)・・・990円 プレミアム(最大3Mbps)・・・2,200円 |
通話オプション | 10分以内無料:550円 かけ放題:1,210円 |
使用回線 | docomo、au、softbank |
タイプ | MVNO |
- パケット放題Plus(月額385円もしくは無料)で容量消費後も1.5Mbpsで通信可
- 通信速度が制限される代わりに無制限で使えるマイそくは音声専用端末にベスト
- 今ならどの容量でも6ヶ月間990円で利用できる
- 他社にはない便利なサービスが豊富
mineoも音声通話付きのSIMをメインと扱っている格安SIMですが、20GBのデータ通信のみ使える大容量データSIMとして利用することも可能です。
mineoの最大のメリットはパケット放題Plusというオプションが無料(5GB以内のプランは月385円)で利用できる点。
節約モードに切り替えるとデータ消費が0となる代わりに最大1.5Mbpsの通信速度となるオプションですが、最大1.5Mbpsは動画視聴もできる速度です。
動画視聴に時は節約モード、高速通信が必要な時は通常モードと切り替えて使うことで、20GB以上の大容量を使うことが可能です。
Chat WiFi
Chat WiFi | |
容量・料金 | 【1年契約】 20GB:2,100円 50GB:3,180円 100GB:3,278円 【契約期間なし】 20GB:2,300円 50GB:3,480円 100GB:3,520円 |
契約期間 | 1年orなし |
中途解約金 | 3,300円 |
- 50GB、100GBが安い
- 契約期間なしのプランでも料金差は少ない
Chat WiFiは50GBはと100GBが安いデータSIM。
楽天モバイルはエリア面で不安、だけど大容量使いたいという人にはおすすめです。
なお契約期間は1年と縛りなしを選ぶことができます。
ただ1年契約でも中途解約金は3,300円しかかからないし、逆に縛りなしでもそこまで大きく料金があがるわけではありません。どちらが得ということはないので、目的にあったものを選ぶのが良いでしょう。
まとめ
SIMフリールーターは楽天モバイルで利用するならRakuten WiFi Pocket 2C、他の格安SIMや楽天モバイルでもよりスペックが良いものを希望するならFS040Wがおすすめです。
ぜひ活用してみてください。
楽天モバイルの特徴
- 3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円
- 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
- 通話料も無料
- ワンストップMNP対応(予約番号不要でMNP可)
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