3大キャリアに比べてかなり安い料金で利用できる格安SIMですが、デメリットがあるのも事実。
本記事では包み隠さず、格安SIMのデメリット、キャリアと格安SIMを実際に使っていて感じる格安SIMならではの使いにくさについてまとめていきます。
楽天モバイルの特徴
- 3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円
- 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
- 通話料も無料
- ワンストップMNP対応(予約番号不要でMNP可)
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知っておくべき格安SIMのデメリット
格安SIMのデメリットを上げると以下の通り。
- 通信速度が遅い
- 回線が混雑する時間はさらに速度が低下する
- 基本的にはオンラインのみ
- 初期設定を自分で行わなければならない
- データ無制限プランがない
- 端末割引が少ない
- 購入できる端末の種類が少ない(特に最新機種がない)
- LINEの年齢確認ができない
- 口座振替が使えない場合がある
一つ一つ解説していきます。
通信速度が遅い
通信速度は時間帯や場所、そして各格安SIM会社によって異なるものの、おおよそ10~50Mbps程度です。
一方でドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアだと50~200Mbpsという速度が当たり前のようにでます。
10Mbpsでれば高画質の動画もスムーズに見ることができる為、格安SIMであっても基本的には問題ありません。
ただキャリアから乗り換えた後だとネットが遅いと感じるタイミングはあるし、比較的大きいデータ(写真や動画など)を送ったり、ダウンロードする際に時間がかかることになります。
回線が混雑する時間帯はさらに通信速度が低下する
格安SIMというくくりの中でも、自社回線を使う楽天モバイルは元々の通信速度が速いですし、回線が混雑する時間帯(特に平日の昼間)でも比較的速度が落ちずに快適に利用することができます。
ただキャリアの回線を借りて通信サービスを提供している格安SIMの場合、回線が混雑する時間帯に極端な速度低下が起こります。
実際に測定した結果だと速度が5Mbps以下となるのは当たり前、1Mbps以下となってまともに使えるとは言い難くなってしまうこともあります。
ITメディアの記事でも、調査した格安SIM全てで12時30に速度低下が発生。速度も快適に使えるとは言い難い0.5~3Mbps程度になっています。
正直言ってこれこそが、格安SIMで最も不便を感じる部分であり、最大のデメリットであると言えるでしょう。
基本的にはオンラインのみ(店舗がない)
格安SIMは基本的に店舗がない(あっても少数)で、契約はもちろんサポート・問い合わせ等もすべてオンラインのみです。
格安SIMは店舗運営による費用を抑えることで、大手キャリアに比べて安い料金を実現しています。
ただし4番目の自社回線を持つ楽天モバイルは、料金の安さから格安SIMとして位置づけられることが多いですが店舗はたくさんあり、家電量販店にも入っています。
初期設定を自分で行わなければいけない
店舗がないことに繋がりますが、格安SIMはオンライン専用となっている為、SIMや端末が届いたら自分で設定しなければなりません。
設定自体はそこまで難しいことはありませんし、手順も公式サイトでわかりやすく説明されているのでそこまで心配する必要はないでしょう。
ただ稀に設定しても繋がらないといったトラブルが起きることがあり、そんな時はオンラインしかないがゆえに不便さを感じてしまうかもしれません。
データ無制限プランがない(楽天モバイル除く)
大手キャリアから回線の枠を借りて通信サービスを提供しているMVNOの格安SIMは、回線が混雑する時間帯に極度に速度が低下してしまうくらいに枠がぎりぎり。
当然無制限プランなんて出すことはできず、多くて20GBまでのプランしかない格安SIMがほとんどです。
無制限プランがあり大容量を使うことができるのは、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアと新キャリアの楽天モバイルだけとなっています。
端末割引が少ない、端末できる購入が少ない
キャリアではMNPで契約すると端末代が割引されてかなり安く購入できますし、選べる端末も多いです。
一方で格安SIMはキャリアに比べると扱っている端末が少ない上、割引額もかなり少ないです。
特にiPhoneも含めた最新機種は格安SIMでは扱われていない為、欲しい場合は回線契約とは別にApple Storeや家電量販店等で別に購入する必要があります。
LINEの年齢確認ができない格安SIMが多い
LINEの年齢確認は、以下の携帯電話会社で契約したSIMでしかできません。
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- ワイモバイル
- UQモバイル
- ahamo
- LINEMO
- mineo
- iijmio
- LINEMO
年齢確認ができなくても基本的な問題なく使えますが、「ID検索」「電話番号検索」を使うことができません。
ただしすでにキャリア等のSIMで年齢確認を済ませていれば、格安SIMに乗り換えてもすでに年齢確認が済んだ状態が維持されます。
口座振替での支払いができない場合がある
格安SIMには、支払い方法がクレジットカードのみとなっていて口座振替での支払いができないところもあります。
クレジットカード払いを選択するならどの格安SIMも選ぶことが可能ですが、もし口座振替を使いたいなら可能なところを選ぶ必要があります。
キャリア(au)と格安SIMを実際に使ってみての感想
上記で挙げたデメリットは、人によって致命的な問題となる場合もあれば、逆にたいしたことがない場合もあります。
ここでは実際に私がキャリア(au)と格安SIM(使っていたのは楽天モバイル、mineo、nuroモバイル、IIJmio)を使っていて感じた差を紹介します。
普段の通信速度はそこまでの不便さを感じない
確かに大手キャリアの通信速度は格安SIMよりも速いと感じるタイミングはあります。
- Webサイト、SNS、動画視聴などでの表示がワンテンポ速い
- 電子書籍をダウンロードするのが速い
- 動画をLINEで送る際に速く完了する
ただ、格安SIMを使っていても特別不便を感じるほど遅いとは感じません。
ネットサービスの表示はよく比較してみれば遅いくらいで格安SIMでもう十分快適に使うことができます。
データのダウンロードやアップロードは確かに差がでるけど困るほど遅いわけでもありません。
そもそも容量の大きいデータのダウンロード・アップロードはWiFiに接続した時しかほとんど使いません。
よって、普段の速度については格安SIMでもそこまで心配する必要はないと私は思います。
回線が混雑する時間帯はかなり不便、ほぼ使えないことも
回線が混雑する時間帯、特に平日12時台の速度低下については、正直言ってかなり不便です。
日によって全く繋がらないレベルに遅いこともあり、キャリアとは雲泥の差。我慢できるレベルではありません(そもそも繋がらないことが多々あるわけですから)。
これが原因で格安SIMを避ける人がいても全くおかしくないでしょう。
会社員にとって少ない休憩時間にスマホが使えないのはきついですよね。
ただ楽天モバイルはさすがに自社キャリアなだけあって、昼でもそこまで速度が低下することなく、他の格安SIMのように使えないレベルになることはありません。
繋がりやすさはキャリアも格安SIMも同じ(楽天モバイル除く)
MVNOの格安SIMは大手キャリアの回線とエリアが同じなので、地下などでも圏外になることはありません。
繋がりやすさという点では不便さを感じることはないでしょう。
ただ楽天モバイルは除きます。
楽天モバイルは新キャリアであるが故に繋がりやすさが大手キャリアに劣っています。
サービス開始当初に比べるとかなり改善されてそこまで困るほどではないものの、地下などで繋がらない場所もたまにあります。
音声通話も不便なし
音声通話は困ることはありません。キャリアと同じ。
留守電や転送電話もオプション追加で基本的に使うことができます(ahamoやpovo2.0など使えない場合もあるが)。
むしろ通話定額はキャリアよりもかなり安く使うことができるので、音声通話に関しては格安SIMがキャリアに勝っています。
店舗がない点も特別不便は感じない
格安SIMには店舗がなくオンラインでしか契約ができない、サポートも受けられないという点については特に不便無し。
そもそもキャリアでもオンラインの方が好きな時間に待ち時間なくできて簡単なので、基本的には店舗など利用しません。
料金差と快適性をどう判断するか
もし同じ料金なら間違いなくキャリアを選ぶでしょう。
ただキャリアは快適性が高い反面、料金が高いです。一方で格安SIMは不便さ(特に平日昼の速度低下)がある反面、料金が安いです。
料金の差は通話定額なども含めたら、1台で3~4千円、下手したらそれ以上変わってきます。
料金差と快適性、どっちをとるかはそれぞれの人次第ですね。
おすすめ格安SIM
ではここからは、料金の安さというメリットがありながら、格安SIM特有のデメリットが少ないおすすめの格安SIMを紹介します。
楽天モバイル
楽天モバイル | |
料金 | 〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 〜無制限:3,278円 |
通話オプション | 15分以内無料:1,100円(標準アプリ) ※専用アプリ利用時はオプションなしで無料 |
使用回線 | 楽天 |
タイプ | キャリア |
- 今だけ!初めて申し込みで10,000ポイントプレゼント!
- どれだけネットを使っても最大3,278円
- 専用アプリ利用で国内通話無料
- 端末割引あり、iPhoneの実質価格は全キャリア最安
- MNPで最大12,000円分のポイント還元
- 楽天市場でのポイント還元率アップ
新たなキャリアとして楽天が出している楽天モバイル。料金は段階制で、20GBを超えるとそれ以上はずっと定額で容量の制限がありません。
またキャンペーンも他社に比べて充実しており、コスパはトップクラスです。
料金が安いにも関わらず、キャリアであるが故に昼の速度低下も少ないので格安SIMの中では最もおすすめです。
唯一デメリットとして新キャリアであるがゆえに地下などで繋がりにくいことがある点がありますが、以前に比べるとかなり改善。
さらに繋がりやすい周波数帯であるプラチナバンドにも対応できるようになったので、今後弱点がなくなりそうです。
LINEMO
LINEMO | |
料金 | ミニプラン(3GB):990円 スマホプラン(20GB):2,728円 |
通話オプション | 5分以内無料:550円 かけ放題:1,650円 |
使用回線 | softbank |
タイプ | キャリア |
- 回線品質◎、混雑する時間帯も快適
- スマホプラン契約で最大15,000円分のPayPayポイント
- ミニプラン契約で、5,940円相当のPayPayポイント
- 通話定額オプションが7ヶ月間無料
ソフトバンクが出している格安プランであるLINEMO。
ソフトバンク自体が出していることもあり、普段の速度は速く回線混雑時の速度低下も少ないです。
20GBプランは他の格安SIMに比べて多少高いものの許容範囲レベル。3GBのプランについては他の格安SIMと同等です。
また他のキャリアタイプの格安SIMに比べて、キャンペーンなどが豊富なのも大きな特徴となっています。
ahamo
ahamo | |
料金 | 100GB:4,950円 |
通話オプション | 5分以内無料:0円 かけ放題:1,100円 |
使用回線 | ドコモ |
タイプ | キャリア |
- 回線品質◎、混雑する時間帯も快適
- 端末割引やdポイント還元あり
ドコモが出している格安プランであるahamo。ドコモ回線で回線品質は問題なし。通信速度はかなり優秀です。
また80GB追加オプションがあり、基本料金の20GBと加えて100GB使えるというのもポイントでしょう。大容量使える格安SIMは楽天モバイルとahamoくらいです。
まとめ
格安SIMは大手キャリアに比べると料金が安い代わりに、劣っている部分は確かにあります。
ただそれだけで使えないと思い込むのはNG。
月数千円安くなることも考慮して、本当にだめなのかはよく考える必要があるでしょう。
また格安SIMによってはデメリット部分が少ないものもありますから、格安SIMの利用に悩んでいる人はぜひ検討してみてください。
楽天モバイルの特徴
- 3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円
- 楽天市場で買い物する人は実質無料とするこも可
- エリア・回線速度は大幅改善
- パートナー回線(au回線)も無制限に変更(以前は5GBまで)
- 通話料も無料
- ワンストップMNP対応(予約番号不要でMNP可)
- 今だけ!初めて申し込みで10,000ポイントプレゼント!
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- iPhoneの実質価格が全キャリア最安、AppleStoreよりも安い
- 楽天市場でのポイント還元率UP
- 楽天市場で10,000円買い物すれば実質678円〜、25,000円買い物すればほぼ無料
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